未来へ



未来へ

君は羨ましいよ
「君」って 誰だって?
そんなの 今ボクのことを
ぼーっと見ている君に決まってるじゃないか

なんで羨ましいのかっていうと

君という存在は 1年後もいるだろうし
5年後 10年後の君だって きっといる
もしかしたら 100年後だっているかもしれない

未来っていう すばらしい空を君は見ることができるからさ

今 君のしていることは
確実に 未来の君へと 繋がっている
それは 止めようとしても止められない

台風の過ぎ去った後には
真っ青な空が広がるっていうように

物事は連鎖してるんだ

だから もう少しがんばってみようよ?ね?
永遠のように長くたって 時間は 確かに 流れていくんだからさ

って 冷房の効いた図書館から見える
田圃の隅に ひっそりと横たえられた
壊れた案山子が いっていた


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