平穏な日々。~ドラマCDに明け暮れて~

平穏な日々。~ドラマCDに明け暮れて~

大切な人

★*☆*(*' '*)*☆*★  大切な人 ★*☆*(*' '*)*☆*★


~決意~

「アスラン・・・。どうしたの?海をぼ~っと眺めて」

「キラ・・・。少し昔の事を思い出していたんだ」

「昔・・・?」
キラは不安そうにアスランを眺めた。

「大丈夫だよ。キラ。俺達は、決めただろ?これからも、一緒に闘うと。共に未来へ進むと」

「うん。そうだね。アスラン。昔って・・・いつの事を思い出していたの・・・?」

「ん?キラ、それはね。君と出会ってよかったなって。愛を再確認してたんだ」

「(///)アスランたらっ! 僕も・・・」

僕は何かはぐらかされたような気がした・・・

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俺は、いつも何かを失ってから大切だったもの、守りたかったものに気付く。
今度こそは、絶対に失わない。絶対に守りきる。
そう思ってたんだ。キラ。
でも、キラ?この事を言うと、きっと君は傷ついた瞳で
「守られたいわけじゃない。僕も一緒にアスランとの未来を守りたいんだ」
ってきっと言うだろ?だから、君には言わない。愛しているから。
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~再会~

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守るって・・・守るって決めたのに・・・
また、間違えたのかな、俺は・・・
シンに撃墜されて・・・俺は・・・死んだのか・・・?
まだ・・・まだ死ねない・・・でも・・・死んだらキラと会えるのか?
いや・・・キラは生きている、きっと・・・
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俺が目覚めた時に、一番に視界に入ったのはキラだった。
不安そうに、今にも泣きそうになっているキラだった。
フリーダムが落され、AAまでもが撃墜されたと知った時、全てに気付いた。
議長の思惑も何もかも。
俺は焦っていたのだな。きっと。
守りたいと想いだけで、周りが見えなくなっていた・・・
いつだって気付くのが遅い。
だが、今回は間に合ったのだろうか。まだ間に合うだろうか。
いや、今度こそ間に合わせる。間に合わせないといけないんだ。

その時、ドアの開く音がした。
「アスラン、具合はどう?」
「あぁ、大丈夫だ」
「君は、いつもそうだ・・・大丈夫じゃないのに大丈夫って。無理な時は無理だと言って欲しいよ。僕はそんなに頼りにならない?」
悲しげにキラは俺を見つめた。
「本当に、大丈夫だから、もう心配するな」
微笑みながらキラを見つめ起き上がった。
「今度ばかりはもう、キラと会えないかと思ったよ。撃墜された時、思い浮かべたのはキラだった。キラだったんだ。もう一度会いたいと」
ぽつりぽつりとキラに俺自身の思いを告げ始めた。
「俺は、必死だったんだ・・・皆を、キラを守りたいって。でも、力も何も無くて焦っていたんだ。きっと。そこに付込まれたんだな。何度もキラがそれを伝えようとしてくれたのに、俺は聞こうともしないで・・・」
「アスランっ!それはっ・・・」
キラが何か言いたそうにしていたが、俺は自分自身の思いを伝えるために続けた。
「俺が頑張らないとって。でも、間違っていたんだ。一人で何かを成し遂げるのではなくて、色々な人の力も必要だということ。そして、キラと離れて頑張っても意味が無い事を。一緒だから頑張れる。一緒だから・・・こんな、俺でも許してくれるか?まだ・・・まだ・・・好きでいてくれるか?キラ・・・」
「アスランっ」
涙一杯にしたキラが俺に抱きついてきた。
「アスラン・・・ずっとずっと寂しかった・・・でもね、アスラン。AAで僕が頑張らないとって思ってた・・・。でも、自分のしている事は正しいのだろうか、本当にこれでよかったのかって、迷ってた。本当は議長が正しくて僕は間違えているのじゃないかって」
俺はキラをそっと抱きしめた。
「キラ・・・キラが不安な時に一緒にいてやれなくてごめんな」
「ううん。いいんだ。君は、今ここにいるから。お帰りアスラン。そして、好きだよ」
「キラ・・・ただいま。ありがとう・・・」
(やっと君の元へ戻ってこれた)
そして、そっとキラに口づけた。




~誤解~

「アスラン、一緒にお風呂入りに行こう」
いきなり、キラがやってきたと思えば、一体・・・
「お風呂って・・・シャワーしかないんじゃないのか?」
「え?銭湯があるんだ~♪」
銭湯?戦艦に銭湯って、一体・・・
「前には無かったと思うんだが・・?」
「そう、ラクスが作らせたみたいだよ?戦闘中でもリラックスできる空間があったほうがい言って事で」
ラクスか。彼女ならやりそうだな。ここで納得できる所が彼女のすごい所なのかもしれないな。
そして、本当にお風呂はあった。というか、風呂というより、温泉に近いような気がするのだが・・・
緊迫感が何て無い所なんだ。
「アスラン、背中流してあげるね」
「ありがとう。キラ。カガリを連れ去った後キラたちはずっと潜んでいたんだよな?その時は何をしていたんだ?」
ずっと気にかかっていた事を聞いてみた。
「特に何もしていなかったよ。というか、何も出来なかった。見守る事しか。
何も出来ないって、すごくもどかしいものだよね。アスランはザフトで頑張ってたんだよね」
「頑張っていたというか・・・結局何も出来なかったけどな。シンのことも・・・」
きっと、あいつも話をきちんとしたら分かってくれるはずなのに。
気付いて欲しい。あいつ自身も。
「シン・・・?シンって」
キラは、何か言いたそうにしているが、黙ってしまった。
「シンは、インパルスガンダムの、今はディスティニーガンダムのパイロットだ。そして、元オーブの国民で、今はオーブを憎んでいるみたいだな。憎まないとやってられなかったのかもしれないな。」
「あの機体のパイロット・・・そうなんだ」
そういって、背中を流し、お風呂につかった。
沈黙のままお風呂をあがり、部屋に戻った。
「キラ?どうかしたのか?」
「なんでもない」
「なんでもないって顔じゃないだろう?」
「本当になんでもないから。おやすみ」
「あぁ、おやすみ」
少しキラがおかしい。俺は何か変な事言ったのだろうか・・・?



~嫉妬~

キラが、どうもおかしい・・・
何処がおかしいかと言われると答えにつまるが・・・
風呂場で話をして以来、何かがおかしい気がする。

「アスラン。体調は、もうよろしいのですか?」
「ラクス。ええ。もう大丈夫です。ところで、ラクスにお聞きしたい事があるのですが」
「まぁ、なんですの?」
ラクスとキラは仲がよいから、何か知っているだろうか・・・
「最近、キラから何か言われたりとかしませんでしたか?」
「いいえ。特にはなにもありませんが、何かありましたの?」
「そうですか。それだったらいいです。」
ラクスにも言ってないということは、俺の気のせいなのだろうか?
今夜、もう一度聞いてみよう。
******
「キラ?俺が何かしたか?お前、様子がおかしいぞ?」
「何でそう思うの?何も変じゃないよ?」
じゃぁ、何故目をそらすんだ?キラ・・・ふぅ。まったく。
「キラ、俺を見て。何を悩んでいるんだ?言わないと分からないだろう??」
「だったら・・・だったら聞くけど、シンって子はアスランの何!?」
はっ?!予想もしなかった答えがやってきたので、一瞬言葉に詰まってしまった。
「何って、言われても・・・」
「やっぱり・・・」
ちょっと待て。やっぱりって何だ?やっぱりって。というか、何か変な誤解をされているのだろうか。もしかして。
「キラ、誤解していないか?」
「誤解って?誤解って何だよ?」
「シンとのことだ」
「だって、僕と一緒の時も、たまに上の空になるでしょ?シンのこと考えてたんじゃないの?もう、僕はアスランの一番じゃない?」
やっぱり・・・誤解されてる・・・
「はぁ。キラ?俺はシンとは何も無いよ?」
ベッドに座っているキラの横に座り、髪をなでた。




~またまた誤解?~

予想もしない誤解にビックリしてしまった。
どうして、そういう思考になるんだろうか。
でも、少し嬉しくもあったが。やきもちを焼いてもらえるとは。。。

「アスランって・・自分がもてるの自覚してないよね」
また、いきなりキラから予想もしない言葉が出てきた。
一体、俺はキラに何を疑われているのだろうか?
「いきなり、どうしたんだ?キラ」
「だって、そうじゃない。絶対、シンって子も・・・それに、ニセモノのラクスも・・・」
ミーアのことか?いきなり何故ミーアが?
「誰から聞いたんだ?」
「メイリン・・・」

数分前
「メイリン。おはよ。体調は大丈夫?」
「はい!ありがとうございます。」
キラはメイリンと食堂で出会い、話をしたらしい。
「アスランさんって、ミネルバでも、すっごくもててたんですよ~~vv私も憧れていましたけど。あっ。でも、今は違いますからっ」
(だって、アスランさんとキラさんって・・・それに、すっごくお似合いだしvvふふっ)
「アスランってミネルバではどうだったの?」
言っていいものか迷っているメイリンだったが。
「そうですね。皆にやさしかったです。でも・・・どこか一線を引いているようにも見えましたけど。特にシンの事を気にかけていたようにも思いますが。でも、兄弟みたいな感じでしたよ。本当に。ラクス様・・・あ、ニセモノのラクス様とも・・・いえっ。でも、アスランさんはキラさん一筋だと思いますっ!!」
「え?」
「(あ”・・・言っちゃった。。。)え~~っと。いえっ。何でも無いです。あっ。そうでした。私、用事があったので、この辺で失礼致します。では」



~仲直り~

なるほど・・・そういうことか・・・はぁ。
「キラ。それも誤解だから・・・本当に。俺を信じてないのか?キラは。」
「違うよ!でも、不安になるじゃないか」
そんなに、俺はフラフラしているように見えるのだろうか。ちょっと考え物だよな・・・
「もし、万が一、もててたとしてもだ、別に俺はキラだけが好きなんだし、気にする事ないだろう?」
「気にするよ!!」
何を言っても今は無駄だろうか。じゃぁ・・・
「では、聞くが。俺より、そういう意味ではお前の方はどうなんだ?」
いきなり返されてビックリしたようなキラ。
「え?何もないけど・・・?」
「本当に?本当にそう?俺より、キラのほうが心配だけどな。誰かに言い寄られたりしなかったの?」
「してないよっ本当だよ?アスラン」
「キラが気付いてないだけじゃないの?」
「そんなことないもん!!」
必死な目をして訴えるキラ。ちょっといじめすぎたかな?
「信じるよ。キラ。」
そっと唇を合わせた。

(あ・・・僕・・・またはぐらかされた??でも、まぁ、いいや(///)。うん)

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後書き
一応イメージ的には、DESTINYの始まり(丁度キラ療養中)から、アスランがシンに撃墜されてキラの元へ戻ってきた時のお話を妄想していました。
やっと、アスランとキラがゆっくりとお話できたであろう数日間。てことで(^^;)
こういう、甘いひと時があってもいいかな~と思います。
キラ視点でも書けたら書いてみたいな~。
初小説なので、色々と読みづらい部分があったと思います。
読んでくださった方、ありがとうございますm(__)m

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