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平穏な日々。~ドラマCDに明け暮れて~
永遠の誓約2
。;’* + ☆,°・ ‥. 永遠の誓約2 。;’* + ☆,°・ ‥.
ユダとルカは久しぶりに手合わせをしていた。
「そろそろ、休憩でもするか。ユダ」
「そうだな」
木陰で一先ず休むことにした。
「ところで、ユダ。レイとシンについてだが……」
「シンとレイ? それがどうかしたのか?」
「最近、あの二人が仲が良すぎる。怪しいと言う噂が天使たちの間でまことしやかに囁かれているのは知っているか?」
ユダは、すごく驚いた。
「は? なんだそれは……また、何故そんな噂が流れるんだ?」
「まぁ、色々あるのでは? 俺たちの間ですら、そういった噂があるらしいからな」
驚きを越して呆れるユダであった。
「平和というのも、考え物だな……」
「確かにな……」
一方、レイとシンはというと――
昼下がり、のんびりとハーブティーを飲んでいた。
「こういった噂があるのを、シンは知っていますか?」
レイは声を潜めて続けた。
「ルカとユダが怪しいという噂……」
「!!?? げほっ……っ」
「シン? 大丈夫ですか???」
お茶を飲んでいる時に、聞いてしまったので、驚きでシンはむせてしまったのである。
「それは、一体……。確かに、ユダとルカの絆というものは、強固なものだと思いますが……」
「シンは、どう思いますか?」
「どうって言われても……」
「僕は気になります。そりゃ、二人の間には友情しかないとは思いますが、万が一……」
「万が一って……」
「シンっ! なので、自分たちの目で確かめてみましょう!!!」
レイの強い気迫に負け、少しの間、ユダとルカを見張ることとなった。
「僕は、ユダを見張ってみますから、シンはルカをお願いしますね」
「…………はぁ……」
レイは、ユダを。シンはルカを。
レイは、自分の時間があいている時は、ユダを見張っていた。
(今日は、ルカと一緒ではないのですね……)
当たり前だ。常にルカと共に行動しているわけではないのだから……。
(僕……ユダが恋人じゃなくて本当に良かった……)
ここ数日のユダの行動を見ていて、レイはしみじみと感じていた。
(シンも、苦労しますね。僕だったら、嫉妬で神経がどうにかなってしまいますよ)
確かに、ユダが歩くと、天使達は憧れのまなざしでユダを見つめている上、無意識なのだろうが……ユダも、天使に声をかけられたら、笑顔で答え、親切に色々と天使に付き合ってやっている。
それはもう、甲斐甲斐しいほどに。見ているこっちがシンの心情を思うと心配になるくらいに。
(でも……ルカと怪しいと言うことは、まったく心配なさそうですね)
ほっと胸をなでおろした時。
(あの天使は……誰でしょう?)
ユダがシンと共にいる時にしか見せない笑顔で、見かけない天使と話をしていた。
とても楽しそうに。レイの位置からは、ユダの顔しか見えない。
そして、手元に見えるのは、指輪……
(あれは、シンが言ってた指輪でしょうか? でも、それ以外は考えられませんし……だとしたら、ユダは酷いです!!!)
レイの誤解から全ては始まったのである――
その頃、シンは――
早々にルカに見つかっていた。
「シン、今日は一日、私の後ろについて何をしていたのだ?」
隠れていたつもりが、ばれていた……。
「やはり気づいていましたか……」
「私の後ろをつけるより、ユダを追った方が良いのではないのか?」
くすくす笑いながらルカはシンに言った。
「そんな……」
「ところでだ。今日に限って、何故私の後をつけていたんだ?」
先日、レイとどういう会話が繰り広げられていたかという詳細をルカに話した。
「なるほどな……そういう訳か」
「レイは可愛いですね。何にでも一生懸命で。私にも、レイくらいの積極性があれば良かったのに……」
「そうか? シンは、シンでいいと思うがな。私は」
「……そうですね。ありがとうございます、ルカ」
「いや。レイは……まったく。私からレイに注意しておこう。気にしてないとは思うが、一応言っておく。気にするなよ。シン」
「いいえ、私はレイに付き合っただけですから」
ルカと別れ、シンはレイの家へと向かった。
夕刻、シンとレイは、レイの家で待ち合わせをしていた。
「シン。遅かったですね。ルカはどうでしたか?」
よほど気になったのだろう。シンがレイの家に入るや否や訪ねてきた。
「レイ……そんなに慌てないで下さい。特に何もありませんでしたよ」
「僕の方にはありました。ちょっとシン、聞いて下さい!! ユダは酷いんですよっ!!! あの、シンがユダに渡したという約束の指輪。あれを他の天使に見せていたんですっ」
「えっ……?」
シンは何を言われたのか、認識するのが遅れた。
「しかも、にっこりと微笑んで自分から!! あの指輪はルカですらユダに見せて貰った事がないと言ってたんですよ。なのに、なんで部外者が!!!」
「他の……天使……」
(強い絆で結ばれている親友のルカにすら見せていない指輪を、他の天使に?)
「そうですっ!! あのユダが自分から動くなんてこと……僕はシンとルカ以外にはないことだと思っていました」
「そんなことはないですよ。ユダは……優しい方ですから……」
足元がぐらぐらする。自分は今、きちんと立っているのだろうか?
(二人だけの秘密の……誓約の指輪……それを見せるという事は?)
「ちょっと、シン!! 大丈夫ですかっ!? 真っ青ですよ!!」
レイが泣き出しそうな叫びをあげた。
「大丈夫……ちょっと立ちくらみがしただけだから……レイ、今日はこのまま失礼します。この後、ユダと約束がありますので」
「駄目ですっ!! こんなシンを僕はほってはおけません!!! 今日はこのまま、ここにいて下さい。心配で目が放せません!!」
「でも、ユダと……」
(このまま会って、私は平静でいられるのか?)
シンのわずかな迷いを読み取って、レイは強引にシンを寝所まで連れて行く。
「今日はここままここで横になっていて下さい。ユダにはルカから伝えて貰いますから……」
シンは反論しかけて、心配げに自分を見つめるレイの瞳とぶつかった。幼い頃から共に過ごす事が多かった、私の親友と呼べる存在。レイにまで心配をかけてはいけない。
「分かりました。レイの言葉に甘えて、今日はここにお邪魔させて貰います」
「そうして下さい。僕も安心です……」
ユダは、シンを待っていた。
(早く来すぎたか。いつもは、シンが早めに来て待っていてくれるのだが。だが、こうして待つのもいいものだな)
月を眺めながら、今宵は、シンと何を語ろうかと考えていた。
だが、その場に来たのはルカだった。
「ルカ? 何故ここへ?」
「鳥たちにレイからの伝言を頼まれてな。今日は、シンは来れないらしい。体調が少し良くないようだ。今、レイの家で休んでいるらしい」
「そうか。分かった。今からレイの家にいって、様子を見てくるとしよう。ルカも一緒に来るか?」
「あぁ、私も今から行く所だ」
そうして、ユダとルカはレイの家へ向かった。
「レイ。私だ」
「ルカ……先ほどは伝言をお願いしてすみませ……ユダ……」
ルカの背後にユダの姿を見つけ、レイは言葉につまった。
「シンは大丈夫なのか?」
「あっ、はい。今は僕の寝台で寝てますよ」
ユダが部屋に入ってきた時に、シンは咄嗟に寝たフリをしてしまった。
するとユダは、シンが眠っているベッドの側により、シンの枕もとに座った。
シンの髪をなでながら
「シン。大丈夫か? 最近、色々と忙しかったからな。無理はするなよ。明日には元気なお前が見たいものだ」
シンが起きぬよう、小声で呟いた。とても、心配そうに……。
そして、そっと部屋から出て行った。
(優しく……しないで下さい……)
ユダが出て行って暫くして、寝台のシンは己の身体を抱きしめ、丸くなって嗚咽を堪えた。
「シンはどうだったのだ? ユダ」
「シンは眠っていたよ。疲れでも出たのだろう。最近激務が続いたからな」
「そうか」
ユダは、このまま帰ろうとしたが、レイに引き止められ、ルカ達と一緒にハーブティーを飲む事となった。
「ユダ。今日何かいつもと違う事はありましたか?」
唐突にレイから質問されたユダは、不思議そうに答えた。
「今日? 特に何もなかったが……?」
「本当に? 何も?」
(何故レイは、何度も聞くんだ? 何かユダがしたとでも言いたいかのように。後で聞いておくか)
ルカはたいしたことでもないのだろうが、と思い、その場では口を開かなかった。
「あぁ、何もなかったが。何かあったとでも言うのか? そんな事より、レイ。シンは最近しんどそうにしていたか? 俺の前では元気にしてたので、気付かなかったのだが……無理をさせてしまっていたのだろうか」
「いいえ、つい先ほどまでは元気でした……これ以上は僕の口からは言いたくないです」
「いやに突っかかるな。レイ」
その時はさほど気にはとめていなかったユダであった。
話を終え、帰り際に、もう一度シンの眠っている部屋を覗いた。
「ゆっくり休め。シン」
と囁き、そっと額に口付けたその時、シンの体がびくっと反応した。
「シン。起してしまったか? すまない……」
「いえ……」
シンは、起き上がり、ベッドの脇に座った。
その隣に、ユダは座り、
「よほど疲れていたのだな。それなのに、無理して俺に付き合わせて……気付かなくてすまなかった」
「いいえ、違うんです。無理をしてた訳ではありませんから……ユダこそ、お疲れなのにこちらまで足を運ばせてしまってすみませんでした……」
ユダの顔が見れず、シンは俯いたままだった。
「シン……? どうした?」
何か物いいたげに、シンはユダを見つめた。
「……いえ、なんでもありません」
けど、結局シンは言葉にすることはなく、目を伏せた。
悪い事は重なるものだ。
翌日。ユダは、木の根に躓いた天使を助ようとした時、受け止めた体勢が悪かったせいで、自分ごと天使もろとも派手に倒れこんだのである。
ユダは咄嗟に天使を抱きかかえ受身を取ったため、天使には怪我はなかった。
「大丈夫か?」
と、ユダが天使に声をかけた瞬間――
「っ?!」
天使はユダに抱きつき、あろう事か口付けをしたのである。
「何をっ?!」
ユダは驚いて、天使を引き離した。
「すみません……どうしても……どうしても……」
天使は泣き出してしまった。
「もういいから行きなさい。」
ため息をつきながら、ユダは去っていった。
タイミング悪く、シンが遠くにいるユダを見つけたのはその時だった。
シンの位置から見えたユダは――
見知らぬ天使と抱き合い、濃厚な口付けを交わしているかのように見えた。
視界に入った瞬間、シンは踵を返した。
ここにいてはならない。あれは、見てはいけないものだ……。
「レイが言ってた指輪を見せた相手とは、あの天使なのですね……」
(ずっと一緒にいると言ってくれた。永遠の誓いだと……それをあの天使に見せていた……という事は?)
考えが嫌な方、嫌な方へと傾いていく。
(まだユダには確かめてないのに……でも聞くのが怖い……もし、大切な人が他に出来た。共に歩めないと、ユダ本人の口から告げられたら?)
どの道を通って戻ったか分からないが、気付けば自分の部屋の床の上に座りこんでいた。
(ユダから切り出されるくらいなら、自分で終止符を打とう……)
壁にもたれ掛かって、シンは放心したように虚空を眺め続けた。
その夜――
ユダはシンの体調が良くなったか心配で、シンの家を訪ねた。
「シン。俺だ」
暫くして、無言でシンが扉を開けた。ユダを見るなり、視線を逸らす。昼間決心したことが、ユダの顔を見たとたんに揺らぎそうになる。
「こんばんは、ユダ。どうされたのですか?」
「もう、体調はいいのか?」
(……何故、シンは俺を見ようとしないのだろうか?)
昨日レイに言われた事を思い出した。
(『つい先ほどまでは元気でした』とレイは言っていた。先ほどまではという事は、俺に会うまではということか……?)
「シン」
ユダは、気遣うようにシンに語りかけた。
「俺は、お前に何か傷つけるような事はしたか?」
「…………もう、貴方とは共に歩めません……指輪を……返して下さい……」
「いきなり何を?!」
呆然と、ユダはシンを見た。
「理由を聞かせてくれないのか?」
シンはそれ以上何も言わなかった。苦しそうに身体を震わせている。
「理由が分からない間は……指輪は返せない……今日は帰るが、もし、しんどくなったりしたら、鳥達に言うんだぞ? すぐに来るから……」
そう言ってユダは帰っていった。
(何故……何故急にあんなことを。あんなに辛そうに。何を思いつめているのだ?! シンは……)
シンの事を考えながら歩いているとルカが目の前に立っていた。
「ユダ。少しいいか?」
「あぁ、何か用事でもあるのか?」
ルカは、レイからシンが何故ふさぎこんでいるかという事の粗筋を聞いた。
それをユダに伝えたのである。
「なっ?! それは誤解だ!」
「だろうな……。ひとまずシンの誤解を解いたほうがいいのではないか?」
「そうだな」
と、家に戻る道と逆方向の道を走っていった。
ユダはもう一度シンの家を尋ねた。
「シン! ここを開けてくれないか?」
少し間があったが、そっと扉が開いた。
俯いたままのシンがそこにいた。
「シン。ルカから少し話を聞いたんだが。まぁ、元を正せばレイになるかな。レイから何か俺について話を聞いたか?」
「…………他の天使に、指輪をユダの方から見せていたと聞きました。ルカにも見せた事がない指輪を、他の方に見せていたのですね……」
「シン! 俺の話を聞け。それは誤解だ。」
ユダは話を続けた。あの時のことのあらましを。
『やあ、ユダ。こんにちは』
ユダは一人の天使と遭遇した。こいつは……。
相手を確認して、ユダの笑みは深くなった。
『ああ、先日はシンが世話になったと聞いている。俺からも礼を……』
『やっぱり。指輪の相手って君だったんだ』
『どうしてそう思う?』
『石を見て閃いたんだ。君たちの色をしてるな~って。調子はどうだい?』
『とても指に馴染んでいる。……ありがとう……』
『良かったら君がつけている所も僕に見せてはくれないかい? やはり、つけ
た状態を見るのが一番いいんでね』
『……構わないが』
大切にしまっている指輪を取り出して、つけて見せた。ユダの指を見て、満足
そうに頷いている。
『うん、素晴らしいね。自分で言うのもなんだが、最高の仕上がりになったと
思うよ。シンがイメージを的確に表現してくれた部分も大きいけど。それに、
サイズもぴったり
だ。シンのは測らせて貰ったが、君のはシンから聞いただけだからね、少し心
配していたんだよ』
『シンから? そうか』
すごく嬉しそうにユダは呟いた。
『それじゃ! 僕はこれで』
ユダは去っていく天使を少しの間見送った。
(そうか。シン……色々と俺のためにしてくれてたんだな。今度何かお礼をし
なければ。何をすればシンは喜ぶだろうか)
「では、指輪はあの方にお見せしてただけなのですか?」
「そういう事だ。誤解をさせた事は謝る。許してくれないか? シン」
「それは分かりました。けど……ユダには他に大切な方が出来たのでしょう?……抱き合って、口付けをかわしている所を見てしまったんです」
「口付け……? 俺が?」
ユダにとってはたいしたことがなかったので、忘れていた。
少しユダは考えて、
「あぁ。あれの事か。あれは――」
ユダの言葉を遮り、シンは首を振った。
「もう、いいのです。一緒にいるのは……もう……」
ユダは溜息をつき
「シン。お前の心が俺から離れてしまうのは仕方が無い。お前の心は、お前のものだ。俺のものではない……」
ユダは辛そうに、低い声でシンに言った。
シンが離れていくのが辛かったのか、
「お前が、離れていこうとも、俺の心はお前のところにある!! それだけは疑うな!!!」
いつもはシンに対しては穏やかにやさしく話すユダがシンに対して、初めて怒鳴ったのだった。
シンは驚いて、声もなくユダを見つめた。
「怒鳴ってすまない……お前が疑念を抱いている事は全て誤解だ。それだけは分かってくれ。お前の心が離れてしまった今、俺がこの指輪を持つと言う事はお前にとって辛い事だろう。お前に返そう……」
そう言い、シンに指輪を握らせるとユダは立ち去ろうとした。
その時、シンが背後から抱きついた。
「本当に誤解なのですね? 私が、貴方を信じられなかったから悪いのですね? 私はっ……」
「………………」
「貴方が優しいから、自分から切り出すのは辛いだろうと……いえ、私自身が、貴方から聞きたくなかったからっ」
「シン……」
「他に大切な方が出来たのなら、この指輪は重荷になってしまうから、だから返して貰おうと思ったんです」
ユダはじっとシンの言葉を聞いていた。
「私の心は離れてなどいません。私の心も、貴方の共にあるだから……」
「俺の想いはお前にとって重いものではないのだろうか。俺がお前の側にいるといつも辛い思いばかりさせているような気がする。お前が俺に指輪をくれてた時、本当に嬉しかった。だが……本当に、貰ってよかったのだろうか……それが逆にシンを苦しめているのではないだろうか、と……」
「いいえ、そんなことはありません。貴方が私を想ってくれてる事が嬉しい……貴方の傍にいるのが辛いんじゃない。貴方の傍にいられなくなると思う事が辛いのです……。
私も、ユダが指輪を受け取ってくれた時は、本当に嬉しかった。想いが通じたと、私の一方通行ではないのだと。でも、貴方が指輪を受け取ったことで、それが重荷になって
いるのではないかと思うと、私は……。ユダと共に在りたいけれど、貴方の足枷にはなりたくないから」
「前に、言ったとは思うが、お前のことに関してだけは、何故か自分のコントロールが利かない。その上、何も見えなくなってしまう。一人で悩まれると俺は何も出来なくなってしまう。これからは、直接俺に言ってくれないか? 俺も、お前だけには正直に、自分の心のままに語るから……」
「はい、もう一人で悩みません。想いは全て、貴方に伝えます……」
二人は朝がくるまでゆっくりと今までの想いを語り合った。
何があってもゆるぎない事実。
それは、ユダの心はシンの所に、シンの心はユダの元に。
この先何があろうとも――
後日――
レイは、シンにひたすら謝り続けた。
もちろん、ユダにも謝り続けた。
ユダもシンも笑ってゆるしていた……が……
レイはルカにた~んとお仕置きされた……らしい……。
~後日談~
「でもどうしてルカはユダに指輪を見せてくれと言わないのです?」
「別に見たってどうにもならないだろう?」
「でも……ユダさえルカに見せてくれたら、僕だってシンに見せてと言い易いのに……」
「シンの方も見せる気はないのではないか? そんなに気になるのか、レイ……この間の注意ではたりなかったのか?」
(注意って……そんな可愛いものじゃなかったと僕は思いますが……)
「違うんですっ!! 僕はただ……羨ましいなって思って……」
「そんなに形が欲しいのか? 私は信用されていないのだな?」
「もうっ、だから違うんですってば!!」
ぷっと膨れた顔をして、レイはそっぽを向いた。
ルカは、そんなレイをみて、くすくす笑っていたのだった――
後書き
シンに嫉妬させてみたかったので、チャレンジしてみたお話です(>.<)
ユダばっかりやきもちやくのもな~~と(爆)
レイは私のイメージは早とちりしたり、おっちょこちょいだったり、いじられキャラクターだったりします。
いつも、ルカにからかわれていそうな・・・
ルカもそれを楽しみにしていると思います(笑)
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