平穏な日々。~ドラマCDに明け暮れて~

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恋華(ルカxレイ)

*.♪。★*・゜・*♪ 恋華~れんか~ *.♪。★*・゜・*♪



---レイ、お前は今、何をしているのだろうか。

「ルカ。珍しく上の空なんだな。」
「ユダ。ちょっとな。」
ルカはレイへ想いを馳せていた。

ここ数日レイに会っていない。
この任務が終り次第会いに行こう・・・

---ルカ。あなたは今何を考えていますか。

僕は、気づくといつもあなたの事を考えています。
ルカも・・・少しは僕の事を考えていますか?
毎夜、あなたのために、料理を作って待っています。


離れれば離れるほど恋焦がれる。
そういう想いもある。
想いあうもの同士、毎日一緒に過ごす。
それもまた、とても甘美な世界であろう。
だが、そういう訳にもいかない。
互いに使命があるのだから---

ルカは、任務を終えた後、レイの家に向かっていた。
その途中。一輪の華を見つけた。
とても、華かで美しい。だけど、ひっそりと何かを見守るように咲いていた。
華を手折ってレイに・・・
が、手折った花を見て、うれしさ反面、きっと悲しむだろうと思い、止めた。
きっと、レイだったらーーー
(とても綺麗なお花ですね。ありがとうございます。)
と言ってはくれるだろうが、手折られた花を見てかわいそうと思うかもしれないーーー

「レイ。私だ。」
家の中から走ってくる足音が聞こえた。
「ルカっ戻られたのですね。」
少しだけ息の切れたレイがいた。
「あぁ。約束もなしに来てしまったのだがーーー」
大丈夫か?と確認する前に、
「とてもうれしいです。ルカ。あなたと会えるのはもう少し先だと思ってましたから。さぁ、中へ入ってください。」
うれしそうにレイはルカを部屋の中に入れた。
すると・・・
誰かが来るのだろうか。たくさんの料理が並んでいる。
「レイ?誰か来るのであれば私は帰るが。」
「いえ。これは、あなたを想って作ったのですよ。ルカ。」
少し恥ずかしげにほほを染めながらレイは言った。
「・・・レイ。もしかして、毎日作って待っていてくれたのか?いつ来れるか分からない私のために。」
「ええ。いつ来てくださってもいいようにと思いまして・・・迷惑だったでしょうか?」
先ほどまでの笑顔が消え、少し不安げに聞いた。
ルカは並べられた料理を見て、とてもうれしそうだ。
レイの心が・・・より側に感じられた瞬間でもあった。
「いや。とてもうれしいよ。レイ。」
そっと、レイに近づき、額に口付けた。
「レイの家に来る道中に、とても綺麗な華を見つけた。お前にと持って来ようと思ったのだが、手折るのがかわいそうになってな。」
「ルカ・・・ありがとうございます。とてもうれしいです。食事がすんだら、その華が咲いていた場所に連れて行ってはくれませんか?ルカ。」
「そうだな。一緒に見に行こう。レイ。」

ーーーレイ。これから先、何があろうともお前と共に・・・

ーーー何があってもついていきます。ルカ。

*********
後書き
ちょっとしっとりとしたお話になってしまいました。
ルカって激しいイメージがなくて。
ユダだったら、もっと激しい想いがあるんだけど。
どしてでしょう?
嵯倉ゆきちゃんに捧げます。
一応、ラブラブのつもりで書いたのですが、いかがざんしょ?

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