わかくさ日記

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2022年01月07日
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カテゴリ: 園芸(冬)
こんばんは スマイル

Ever greenさんに 以下 問い合わせてみました。
実生から2種の全く異なった椿が咲いた事に
納得がいかなかったからです。

私からの質問
(1)栽培か野生か:播種
(2)撮影場所の県名:大阪府
(3)撮影時期:2022年1月4日
いつもありがとうございます。
5年前、五色八重散椿を播種。
同じ木の種が 苗になり、今年初めて花が咲きました。
その一つが 1枚目12/23の肥後系だと教えて下さった椿
(友達に差し上げた椿の切り花です。
開き切る前に 萎れてしまいました。)

あと一つが 2枚目の写真で白にピンクの筋がある一重です。

椿は 挿し木すれば そのままの性質を引き継ぐが 
種を蒔くと 性質を引き継がないと聞いた事があります。
五色八重散椿は 古代椿と聞きましたので 
改良を重ねているとは思っていなかったので 
五色八重散椿と全く異なる花が出て来て 意外な気持ちです。
どうか そういうところも 合せて お教え頂ければ 嬉しいです。

1枚目:小万知さんに差し上げた苗からの花




2枚目:我が家の花




Tomoyuki Sasaki様からの解答
以前、Sandoより、「肥後椿系かも?」と回答した分ですね。
1枚目は、これだけ見ると確かに肥後っぽいですが、
あくまでも「肥後っぽい椿」であることはご承知おきください。
いずれも五色八重散椿の種を蒔かれたのですね。
そうなりますと、どちらも「名無しの権兵衛」のツバキです。

ツバキに限りませんが、
栽培品種の特徴はさまざまな交配によって生まれます。
人間でも親と子の顔が微妙に違うように、
品種の特徴をそっくりそのまま維持するには、
挿し木か接ぎ木といったクローンを作るより他ありません。
逆に、クローンでなければ同一の品種とは見なされません。
したがって、種を蒔いた結果生まれたこの2つのツバキは
五色八重散椿とは言えず、さりとて名前はついていないので
無名ということになります。
強いて言えば
「五色八重散椿の実生(みしょう)」という言い方をします。

ちなみに、出自が古いというニュアンスで使われていると思いますが、
「古代椿」という用語は一般的には使いません。
五色八重散椿は加藤清正が朝鮮出兵の折に蔚山から
持ち帰ったものだそうですから、日本への導入という点では近世で、
古代とは言い難いです。

五色八重散椿が実際にどのような過程を経て
生まれた品種かは不勉強にして存じ上げませんが、
花形や咲き分けをする特色からすると人為的に
交配・改良されたものか、少なくとも自然下で複数の株が
交雑した結果生まれたもののように見えます。
ましてや、株の中でも花色が変わる不安定さが特色の品種ですから、
結実した種を蒔いてさまざまな特徴のある花を持つ子孫が出てくるのは
決して意外なことではなく、遺伝子のミックスによって起こる現象です。

私から Tomoyuki Sasaki様へのお礼
詳しくご説明頂きまして 心からお礼申し上げます。
由来については 加藤清正が関係すると聞き、益々 美しく見えます。
きっと 五色八重散椿の美しさに 魅了されて 持ち帰ったのでしょう。
「五色八重散椿の実生」も大切にします。
姉の庭に咲く五色八重散椿も これまで以上に愛でることと思います。
本当にありがとうございました。

※     ※     ※
姉の枝をもらって 挿し木・取り木すれば
話は簡単です!
が、咲くまでには 5年程かかるので
私の歳から考えて 待てないと感じ、
5年生の蕾付きの苗を楽天市場で 買ってしまいました。
(咲けば 披露させて頂きます)

「名無しの権兵衛」もそのまま
「五色八重散椿の実生(みしょう)」として 大切に
育てるつもりです。

椿は 数限りなく種類があるらしいですが、
交配・改良を重ねて 素晴らしい花が生まれるのですね。
わびすけも 加藤清正が朝鮮から持ち帰ったと
小万知さんから 教えて頂きました。
手書きハート 五色八重散椿と信じて 苗を差し上げてしまった
友達には 申し訳ないです
ハート





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最終更新日  2022年01月07日 19時14分25秒
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