日本×カザフスタン


 先発はGK川口。DFは右から田中・松田・中澤。MFはダブルボランチ、福西・遠藤、左にサントス、右に加地、中央に小笠原。FWは鈴木・玉田の2トップ。
 日本は開始から積極的なプレスをしかけ、最終ラインあるいはボランチからのロングパスでFWと両サイドが裏を狙うという攻撃が目立った。
 先制は前半4分、加地が右サイドで攻撃をしかけ、止められたものの相手のクリアミスから小笠原がフワリと浮いたボールをペナルティエリアの中に入れる。そのボールを競り合いから玉田がキープし、右足でゴールを決めた。10分には2点目が今や日本の武器であるセットプレーから生まれる。サントスのコーナーキックから松田が冷静に決めた。そのあとも、日本は高いボール支配率で試合を優位に進め、23分にはサントスのFKが鈴木、福西の頭を超えてそのままゴールに吸い込まれて3点目。そのあとも、攻撃では何度もチャンスをつくり、守備陣も安定した守りを見せ、3-0でハーフタイムを迎えた。
 後半開始から福西に代わり、阿部が出場、A代表デビューを果たした。後半も終始日本ペースで、15分には小笠原のスルーパスから玉田が抜け出し、左足でゴールを決めて4-0とした。そして後半31分には昨シーズン20ゴールをあげ、日本人最多ゴール数の大黒が鈴木に代わってA代表デビューを果たした。その大黒は決定的な場面はなかったものの、質の高いプレーを随所に見せていた。後半終了間際には本山、藤田、坪井が交代出場。坪井は去年7月以来の代表復帰。藤田は懸命にボールを追い、アピールしていた。試合は4-0で日本の勝利と終わった。
 今回の試合は加地の攻撃に対する姿勢が目立った。去年まではサントスが攻撃、加地が守備というイメージが強かったが、この試合はゴール前にあげたクロスの数がサントス2本に対し、加地は5本という結果を見ても去年との違いが見て取れる。サントスはセットプレーでは活躍したものの、ドリブル突破も少なく、43分には小笠原からのパスにクロスをあげれるタイミングであげないなど、トータルでは活躍したとはいえない。
 ジーコは北朝鮮戦に海外組を呼ぶと思われる。招集濃厚なのは稲本、中村、高原だが、この試合で海外組と同じポジションの遠藤、玉田などはアピールしただけに北朝鮮戦のスタメンに頭を悩ますのではないだろうか。

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