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babiru_22

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October 8, 2026
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カテゴリ: 今日の一冊
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父たちのこと 一九四四年のクラスメイト [ 阿部 公彦 ]
価格:2,750円(税込、送料無料) (2026/10/8時点)






 4ヵ月間起居を共にしていた200人もの秋風乗員たちは、たまたま入れ代わりで別の船に乗艦した父の目の前で、一瞬のうちに火柱となって南シナ海に消えた…21歳、海軍経理学校の卒業後すぐに戦地に赴いた父・阿部克巳が見た「戦争」とは何だったのか。そこには、私の知らない父の姿があった。東大文学部教授の著者が父親の手記をもとに書き起こした圧巻のノンフィクション。

 本書は、東京大学教授であり英文学者の著者が、亡き父が遺した手記を紐解き、その足跡を辿った圧巻のノンフィクション。21歳という若さで戦地へ赴いた父が見た凄惨な光景と、戦後を生き抜いた父の沈黙の背後にある「戦争」の正体を、息子の視点から丁寧に描き出しています。海軍経理学校を卒業したばかりの21歳の父・克巳氏は、南シナ海での任務中、たまたま別の船に乗り移ったことで命を拾います。しかし、4か月間寝食をともにした200人ものクラスメイト・乗員たちが乗った船「秋風」は、父の目の前で一瞬のうちに火柱となって海に沈んでいき、なぜ自分だけが生き残ったのか。その問いを抱えたまま戦後を生きた父の姿が、息子の筆によって静かに、しかし力強く描き出されます。著者は、父の手記を読み解きながら、自分の知らなかった父の姿に触れていきます。その過程が、単なる事実の整理ではなく、親世代への理解、人間理解へと広がっていき、読者自身の家族史への問いかけともなっています。戦争の悲惨さを叫ぶのではなく、失われた命、生き残った命、語られなかった記憶を静かにすくい上げている点が印象的で、心に残るノンフィクションでした。

【満足度】 ★★★★☆





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Last updated  October 8, 2026 03:49:56 PM
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ゆきこ@ 日本にとって大切な参院選 初めまして、こちらのブログとは場違いな…
とおりすがり@ Re:昨日の出来事(4/20)(04/21) 逮捕は刑罰の一種ではない。刑罰の意味で…

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