ぱぴよん星人あわ~

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靴のお手入れ



革の種類によってちがいはありますが(表革(レザー)の靴の場合は、
まず保湿クリーム(乳化性あるいはジェル状のクリーム)を全体に塗ってくてください。
靴箱から取り出したばかりの新しい靴は、当然のことながら作ってから時間が経過しています。
つまり乾燥状態にあるわけです。
クリームを塗ったら、そのあとに撥水スプレーをシューッ!
ただし、起毛素材(スエードやヌバック)の靴の場合、油分は禁物です。。
クリームは省いて、ブラッシング。そして、プロテクターをひと吹き。
こうしたお手入れだけでグンと長持ちしますよ。
靴の手入れはプロテクターに始まりプロテクターに終わるとも言えるほど、ケアの基本。こまめに習慣にしてください。
履くたび、ブラッシングするたびにおこなうのが理想ですが、最低でも月に一度はぜひ(効力の目安は3週間ぐらい)
さらに最近ではファッション性のみを重視してメンテナンスを考慮していない素材も数多く見受けられますので注意が必要です。
 トラブルを防ぐためクリーム等を靴全体に使う前に見えにくい部分でテストし、異常がないかを確認してから使う事も一つの方法です。

◆◇簡単お手入れ3ヶ条◇◆

一、ブラシがけ
靴を履いて外出先から戻ったらブラシでほこりを落します。脱ぎ履きには靴べらを使うようにしましょう。
ひどい汚れは専用クリーナーで早めに落とすように習慣づけます。
その際、一緒に傷やヒールの減り具合等こまめにチェックすることが大切です
一、湿気対策
とにかく風通しのよいところで休ませること。玄関は家の中でも湿気の多いところでありがち。
靴の収納場の換気に気を配り、除湿剤を入れるなどの配慮も効果的です。(とくに梅雨時)
一、靴は交互に
同じ靴を毎日はいていたらやはり傷みははやくなってしまいます。
要因は、汗。含まれる尿素は革を劣化させ、水分はカビのもとになります。
それが抜けるのに最低3日、長ければ1週間かかります。
抜けないうちに、新たな汗が追い打ちをかけてくると靴はへこたれます。
最低でも中2日あけて休ませる、というローテーションが理想です。


◆◇雨の日のお手入れ◇◆
雨が降りそうな日にははかないことが一番ですが、もし降ってしまった。場合はお家に帰ってからケアすることが大切です。
(1) 乾いた布で革の表面の泥や水をきれいに拭き取る。内も外も、縫い目も。
(2) 新聞紙を靴の中に詰める(インクで汚れる心配がある場合は、キッチンペーパーやティッシュペーパーでくるむとよい)。紙は湿ったらまめに交換する。肝要なのは、風通しのよいところで陰干しすること。
   直射日光や火のそばは厳禁。
(3) すっかり乾いたのを見極めて(目安として3日以上)、ふだんより多めの保湿クリームでうるおいを与える(もちろん表革にかぎって)
濃い色の靴ならば、ツヤ出しクリームで色も補充する。
4) 仕上げに撥水スプレーを。およそ30センチ離し、片方の靴に2~3秒が目安。乾いたあとに塩分が白く浮き出たり、カビが生えたりするのも困りもの。
その場合、湿った布でよく拭き、すみやかに乾いた布で拭き取ろう。これを何回かくりかえします。



◆◇表革のお手入れ◇◆
革は生物です。スキンですから、うるおいを失うと柔軟性を失う。傷を受けやすくなります。
とくに表革の靴にとっては、保湿がなによりだいじ。そうお肌と同じなんです。
ハリやツヤをなくしたり、ヒビ割れしたりという老化を防いであげましょう。
革の場合、生後のちがいでいくつかの種類に分けられます。
〈カーフ〉は生後6ヶ月以内、〈キップ〉は半年から2年前後、〈カウ〉は2年くらい
靴に施されるクリームには大別してふたつの種類があります。保湿クリーム(乳化性あるいはジェル状のクリーム)と、ツヤ出しクリーム(靴クリーム)。どちらも、保護という仕事は等しいのですが、その役割が少し異なります。
保湿クリームは、化粧品にたとえるならば、さしずめ栄養クリーム。
それに対して、色落ちしたときに塗るツヤ出しクリームは、ファンデーションと言えるでしょう。
保湿クリームは、まず靴全体の汚れを落としてから、まんべんなく塗る。
しょっちゅう気にかけて塗るほどのことはないけれど、与えているのといないのとでは、歳月がたてばたつほどはっきりと差が出てくる。靴を陰ながら見守っている、というのがこのクリームの持ち味です。
保湿クリームを塗り、かるく余分な量を拭き取ってからツヤ出しクリームを。
ただし、あまりぼってり塗らないこと。やさしく円を描くように全体に広げ、柔らかい乾いた布でキュッキュッキュッ(この工程がすなわち、靴磨き)。
よく磨いた靴は晴れやかであると同時に、汚れがつきにくいという利点もあります。





◆◇起毛素材(ヌバック・スエード)のお手入れ◇◆
スエードは革の裏面を使ったもの。内側の肉のついていた部分をサンドペーパーなどで起毛したもので、ビロードのようなやさしい感触をもっています。
革の表面を起毛したもの。目が細かく、しっとりしたなめらかな感触をもっています。
細かい起毛による独特の風合いがあり、吸湿性に富み、発色がいいのが特徴です
革にはうるおいが必須・・・なのですが、起毛素材にとって、油はむしろ天敵「油分厳禁」です。
つけたその部分だけすぐに吸収してしまい、シミになってしまいます。

繊細な手入れの決め手はブラッシングです。できれば、この靴専用と決めたブラシをひとつ用意したい。
まず、目立つ汚れは消しゴム状クリーナーで優しくこすり落とす。
それから、全体の汚れをブラッシングでていねいに払い(水分を含んだ泥の場合は、かならず完全に乾いてから)ながら、アッパー全体を起毛させ風合いをソフトに整える。
仕上げはプロテクター(撥水スプレー)。
極端な汚れに対しての緊急措置として、丸洗いする手もあります。
ただし、あくまでもこれは、非常手段!です。独特の風合いが戻らないケースがあることも念頭に入れて。

ヌバックは、「ひとたび付着してしまった汚れを取り去るのは至難のわざ」と思っておくことがかんじん。
だからこそ、履く前のプロテクター(撥水スプレー)が基本。それとまめにブラッシング。ただし、消しゴム状クリーナーなどで部分的にゴシゴシやり過ぎると、そこだけ他と風合いがちがってしまうので、これは要注意。


◆◇保管方法◇◆

保管グッズでオススメしたいのがシューキーパー。アッパーの履きジワを抑え、補整してくれます。
汗を吸い込み、放置してスルメを焼いた時のように革底が反り返ってしまうのを避けるためにも、本来は毎日使って欲しいグッズです。
当たり前のようですが、ロングブーツの筒部分を折ったりしないように。ついたクセが元に戻りません。
で、梅雨から夏にかけて天気の良い日に陰干しをもう一度。ここまでできたら完璧ですが、面倒なら乾燥剤、防カビ剤で手を打ちましょう。






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