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続き・小説2
「するほうが弱いだけじゃん」
その言葉を聞いて雪見は自分の方が弱い人間だと思った。いじめを恐れてい
た・・。自分さえよければいいと思って黙っていただけだったから・・。
「あーあー次なんの授業だったっけ?」
奈央は雪見に聞いた。当たり前だが。雪見はにこっと笑いながら言った。
「体育だよ」
「体育!!うっそ大好き」
そうか?まっそうゆう性格だからしょーがない。女子は大体体育が嫌なもの
だから男子はすきだけど・・。
「私は見学です」
そう。雪見は体が弱いから走るのもだけなのだ。奈央は何にも知らなかった
が。
「そっか・・。元気だせよ!」
雪見はうなずずいた。つーか体弱くて元気だせって意味わかんねー。
「奈央はがんばって」
にこっと笑っていった。奈央は雪見の笑顔を見れば元気になった。奈央は雪
見の笑顔が大好きなのだ。
「おう!昇もやんだって。勝負!!雪見は昇の応援だろ?」
雪見は顔を赤くしておろおろしていた。その姿はとてもかわいかった。
「一年全員でやるなんてやだなー。それも体育だけだし」
奈央はべろを出した。一年全員でやるなんてすごい学校だなー普通ないと思
う。あるにはある学校もあると思うが。
「ドッヂで勝負。クラス対抗。男女混ざって。面白そーだよな?」
雪見は迷っていた。奈央はぶーっとふくれた。雪見は笑っていた。そんなこ
んなで奈央は体操服に着替えた。そして外へ。
「あっ奈央ちゃーん。こっちー」
外から声がする。新しい友達?かな。一年六組の女子。月野 留那(るな)
である。二つしばりでいい子っぽい。
「あ―・・ぁ―・・?」
名前をしらないから当たり前の反応だった。留那はがくっときて大声で言っ
た。
「留那よ!!月野留那」
奈央は手をぽんっとたたいてうなずいてにこっと笑っていった。
「留那って呼んで良い?」
留那はうなずいた。
「んじゃ留那!留那ってどっちのチーム?」
奈央は留那の方へ行こうとした。雪見の手を引っ張って行こうとしたらパン
ッと大きな音。
「え?」
奈央は雪見の方を見た。
「ごっごめん・・。でも・・月野さん苦手で」
雪見は奈央から目をそらした。苦手?あんな良い人そうなのに・・。
「何で苦手なの?」
そのまま即答に聞く奈央。雪見は下を向いた。そして何かいようとした瞬間
―・・
「奈央ちゃーん!」
留那が呼んでいる。でも雪見が奈央の服をつかんだ。奈央はよく意味が分か
らなくなり留那に言った。
「ごめーん雪見と行くわー」
「わかった―!」
そして奈央は雪見を見た。雪見は震えていた。奈央はとても留那が悪そうな
人とは思えなかった。奈央は考えた末に行動した。
「せんせー私・・お腹が痛くて・・休んでいいですか?」
「おお」
という先生。奈央はこう見えて演技は上手いほうなのだ。言葉だけじゃ分か
らないけど演技が上手い!!ひつこい・・?
「な・・お・・?」
雪見は驚いていた。奈央はそんな雪見を見てにこっと笑った。そして二人は
誰もいない保健室へ行った。奈央が腹痛いとゆうことになっていたから。そ
して二人はベットに座った。
「さー話を聞かせてもらおーじゃない?」
雪見は簡単に言った。
「月野さんって性格が悪いの。私前いじめられてて」
そうして雪見は話を続けた。おとなしくてきれいでいじめられた。昇と同じ
寮だからいじめられた。性格が男と女全然違う。そんなようなことを話し
た。
「だったら言い返せばいいじゃん?」
「だっダメだよ!そんなことしたら次は奈央まで」
奈央は雪見がそういってるのも聞かずに立ち上がった。
そう。雪見は泣いていた。両手で涙を止めようとしたのだが止められなかっ
たようだ。
「雪見、放送室ってどっち?」
雪見は奈央が何をやろうとしているかがすぐにわかった。だからもちろん教
えない。
「教えてくんないの?」
(嫌われた!!)
雪見はそう確信した。でも奈央はにこっとわらって保健室を出て行き学校中
を探しまくった。
「あった・・」
放送室が奈央の目の前に・・。もちろん奈央は中に入った。雪見も放送室に
ついたが奈央はもうマイクを持っていた。
『えーわたくしブタバといいまーす。この学校の生徒月野 留那さんにいじ
めを受けましたー。んじゃ』
雪見はボー全としていた。奈央はにこっと笑った。つーかブタバって何?
「さて雪見もドッヂらろ?たのしーぜぇ!」
雪見はうなずいた。二人は外に出た。しかし外に出たら留那が暴れた姿
が・・。留那は髪がぼさぼさになっていて木の棒を手につかんでいてみんな
留那から離れていた。
留那は奈央と雪見をにらんだ。そして襲いかかろうとした瞬間昇が止めに入
った。奈央はぴくりとも動いてはいない。怖くて固まったのか?
「何かいけないことしたか?」
奈央は自分がしたことは当たり前だと思っていた。
「したわよ!何よ転入生のくせに!!バーカ」
ドンッ
「の・・ぼる?あんた・・」
「スッキリした―。あ?何だ?」
奈央は首をふった。昇が留那に暴力をふるなんて。ちょっと感動。しかし奈
央は全然悲しくない。自分が何言われたかあんまりよくわからなかったの
だ。
「いや。なードッヂまだか?」
『え』
全校生徒全員が言った。そりゃ言うだろう。まっそんなこんなでみんなでド
ッヂをやりもちろん雪見も奈央も昇も留那は気絶中。
結果は奈央達が二位。昇達が一位。昇のクラスは強い人がたくさんいたの
だ。
弐・昇の一面
「あーまけちゃったね」
雪見がにこりとわらいながら言う。
「そのわりに落ち込んでないじゃん?」
奈央が雪見に言った。下校の時に・・。奈央はとてもくやしそうなのであ
る。
「ったくなんで昇はあんなに強いんだ!?」
叫んでいる。雪見はにこにことわらっていた。
「おーい。きいてっか?」
聞いてない。雪見は何も耳に入らなかった。昇意外のことは。そんなこんな
で寮。そこにはあの昇がいる。
「ただいまー」
言った瞬間目の前にいたのは昇。奈央はろこつに嫌なそうな顔した。
「なんだよ?」
「なんでもないですぅー」
「あっそ」
そういうと昇はすたすたと上へ上って行った。相変わらずだった。
「なにさっ!」
奈央は不機嫌だった。雪見は・・言うまでもない。想像できるだろう?して
おくれ。
「・・先に行ってるよ!」
雪見はその言葉で我にかえりつづけて上に向かった。奈央につづけて部屋に
入った。
「もうすぐ文化祭だよね?」
奈央はが雪見に言う。雪見はコクリとうなずく。文化祭・・一体何やるんだ
ろう?
「たしか・・マンガ喫茶をやるんですよね?」
今度は雪見が聞いた。奈央はうなずいた。
「マンガはどうするの?」
「みんな一人一人持ってくるんじゃないですか?」
奈央はぽんっと手をたたき部屋を出て行った。雪見もあとを追っかけた。
「昇―あけるよ」
そういいながらドアをたたいた奈央。すると昇から返事が―・・。
「おお」
これは入ってもいいとゆ意味なんだろうか?
「開けるよ―雪見も来る?」
雪見はうなずく。昇は何も言わなかった。奈央はそんなのかまわずドアを開
けた。
「んで何の用だよ?」
そこには机に座ってめがねかけている昇の姿があった。奈央はおもわずひる
んでしまった。
奈央は勉強など一度聞けば一発とゆういい能力を持っているのだから。
「あ・・んた・・何・・してんの?」
「はぁ?お前本当にバカだな。勉強に決まってんだろ」
奈央はポカーンとしていた。こんどは雪見が昇に話かけた。
「なんで勉強してるんですか?」
昇は答えなかった。
「お前に関係ないだろう」
そういったのぼるの顔は怖かった。雪見はあやまりながら部屋を出て行っ
た。
「ちょっ雪見!」
奈央はすぐ雪見を追いかけようとしたが・・もう雪見の姿はどこにもなかっ
た。
「昇、。言いすぎじゃない?どーしたよ」
沈黙…
「悪かった・・」
「彼女でもいんの?あんた」
その言葉に昇は顔を真っ赤にした。奈央はおもわずにやっとしてしまった。
「うそぉ!?いんの?へー紹介してよ♪」
昇はその質問に即答に答えた。
「ヤダ」
「なっなんで!?」
昇はその質問にはこたえなかった。奈央はため息をついて部屋を出て行き桃
子のところに行こうとした。
「桃子―?桃?」
戸をたたきながら桃子の名を呼んでいた。しかし桃子は返事を返さない。奈
央はしょうがなくドアを開けようとした。そしたら後ろから・・
「何してんだ?」
暁の声。奈央はびっくりしたが冷静に聞いた。
「桃子ってどうしたの?」
「知らん」
即答。奈央はフーンとでもいいたそうな顔をした。そして暁にお礼をして奈
央は下へ行った。
「あれ?誰もいない」
そんなことをいいながら奈央は外に出た。外はとても晴れていた。しかし夕
日はもうすぐ沈みそう。
奈央は散歩をしながら夕日を見ていた。歩いていたら海があった。とてもき
れいな海だった。
しかしその海には一人の女の人が立っていた。美人である。年上。
「何ですの?このきたない海は―。はぁー。こんな海ゴミですわ。」
ぶりっ子をしながら言う女の人。顔と性格があっていない。わがままそうな
人。しかしドレス姿。どこかのお嬢様だろうか?
奈央はその女の人をじーっとみているとなんとその女の人は海にゴミを投げ
ていた。奈央はその光景を見て走って海の方に行った。
「ちょーっとそこの女ぁ―!!!!!!!!!」
「なっな」
パンッ。奈央はその女を殴った?たたいた。
「いったーい。何すんのよ!」
奈央はそれに答えず海の中に入ってゴミを拾っていた。
「何・・しているのです!!このわたくしを無視して」
しかし奈央はそのことばにもこたえようとしなかった。ひたすらゴミを拾っ
ているだけだった。そしてゴミを全部拾い手の中いっぱいに持っていた。
「はい。あんたの。あんたが捨てたゴミ」
「いっいりませんわ!」
奈央はブチッと頭の中で切れて手に持っていたゴミをその女に投げた。
「バーカ」
奈央はその言葉を残して寮に帰って行った。女はボー前としていた。
「いい子ね」
そういってにこっと笑った。
参・新たな人
奈央が寮に帰ったらその女の話をした。食べながら。しかし雪見は元気がな
く。昇もいつもと違う。桃子はかぜだから暁が面倒見てて二人はいない。
「うぅ―・・聞いてる?二人とも」
二人ともうなずいている。そんなときガラガラ・・っと戸が開く音が。
「あら」
女の人だった。その顔。声は聞いたことがある声だった。
「あーあんた!?」
「母さん!」
ん?今母さんと・・。そう、昇が言ったのだ。雪見もさすがに驚いてその女
の人をみた。
「あなたさっき会ったわよね?こんにちは。私は昇の母です。さきほどのは
演技です」
「演技?」
「はい。いい人か悪い人かを・・」
「はっはぁ・・」
昇はその女のひとをつれて自分の部屋にすばやく入った。そのころ雪見はボ
ー全としていてやっと口をうごかした。
「あの人が・・里坂さんの・・きれいな方ですね」
奈央はうなずいていた。しかし雪見はもう機嫌がいいのか?ふつーの雪見に
戻った感じがする。奈央は勇気をもって聞いてみた。
「もう・・機嫌いいの?」
雪見はうなずいた。そして奈央に謝っていた。そんななごんでいるところと
は反対に昇達は・・。
「なんでいんだよ」
おこりながら言う昇の声。しかし女のほうはにこにこしていた。
「あんたどっちの子がタイプ?」
にまにまといいながら聞く。昇はその言葉を聞いても冷静に答えた。
「別に」
「短い髪のこ?」
「あいつはバカだ」
「んじゃ髪の長い子?」
昇は首をふった。女の人はため息をした。
「あんたまだ由宇(ゆう)ちゃんのこと気にしてんの?」
何も答えない昇。にしても由宇とはあの彼女のことか?気にしてるってわか
れたのか?それとも・・死・・んだ?のか・・
「私はあんまり由宇ちゃんのこと好きじゃないけど・・あの髪の短い子は好
きよ!」
しかし昇は何も答えなかった。女はまたため息をして部屋を出て奈央たちの
方へ行った。
「あのっ」
雪見の声。女はきずいてにこりとわらった。
「何?」
そしたら次は奈央が女に聞いた。雪見はなんだったのだろうか?
「あなた名前は?」
「私は昇の母の里坂 春海」
「は・・る・・み・・さん?」
雪見と奈央はその言葉を繰り返した。しかし昇の母。春海は昇とは似てもに
つかぬ性格であった。
しかし桃子達はこんなにうるさくしているのに下に下りてこないのはなぜ?
「あの・・里坂さんは彼女いるんですか?」
雪見はドキドキしながら勇気をだして聞いてみた。しかし春海は簡単そうに
答えた。
「ええ。いるわよ」
その言葉を聞いて雪見はショックで倒れてしまった。それをすかさず受け止
めたのはやはり奈央。
「大丈夫?その子。にしてもあなた反射神経いいのね?」
関心している春海。奈央はため息をつき雪見をイスに腰掛けた。夜は寒いの
でそこらにあったふとんを雪見にかけた。
「優しいのね」
春海は一つ一つの行動を見て一言一言いってくる。奈央はまたため息をして
春海の方を向いた。春海はにこにこしていた。
「あの・・春海さん。本当に昇には彼女いるんですか?」
(いたらおもしろいかも)
それが本音だったかもしれない。さすがわ奈央。
「いるわよ。なんかしっくりこないけど・・おとなしい子。なんかぐちゃぐ
ちゃ言って言いたいこといわないしイライラしてきて私は嫌いだけど・・」
(うじうじしている子。おとなしい子・・。昇がそんな子が好きなんて意外
だった)
しかしそれは雪見にもあてはまっているのではないか?おとなしい子。美人
だし。
「けどその女の子すっごい頭よくて・・。だからすごい勉強してる・・け
ど・・楽しそうじゃないんだよね―。まんか無理しててそんな彼女も彼女で
さー」
どんどん語り始める春海。そうとう不満があるらしい。しかしあの昇におと
ないし彼女なんて意外としかいいようがない・・。
「あのっそんなこと私にはなしていいんですか?」
「いいのいいの!」
あははと笑いながらいう春海。奈央は雪見を抱えながら上にむかった。
「よいしょっと」
階段を上っていると春海から奈央に質問が。
「あなた名前は?」
「春月 奈央」
そういって階段を上り続けた。春海はにこっと笑った。しかし奈央は部屋の
前に来たのはいいけれど・・
(あ・・開けられない)
そんなことを思っていたらどんどん雪見をおさえるのが大変になってきた。
しかし誰も気づかない。春海はなにやら下で物を作っているらしいけど。
昇もきそうじゃない。
「ちょっだれかぁ・・たっ助けて・・」
(渓!!助けて!!)
けい。渓とは誰だろう。そんなことを言っているまにどんどん雪見が危ない
状況に・・。
ガチャ。ドアのあく音。
「なっおい!大丈夫か!?」
暁だった。暁はタオルを持っていたからぬらしにいくところだったのだろ
う。ま、なにはともわれ助かったようだ。
「大丈夫じゃない。はよ助けて・・うぅ・・」
暁はタオルをろうかにおいたが何をしていのかわからずおどおどしていた。
「ドア開けるか・・雪見を助けるか・・」
その言葉を聞いて暁は迷わずドアを開けた。そしてなんとか助かった奈央。
ため息をついて雪見をベットに寝かせた。
「あんがとね暁。でもさー男だったら普通雪見を助けない?ドア開けたとき
はびっくりしたよ。まっ助かったからいいけどね」
奈央はそういいながらにこりと笑った。暁はため息をした。何で暁がため息
を?
「あのさ―桃子の具合・・悪いみたいなんだけどよー」
疑問に思った奈央は部屋を出て桃子の部屋に行った。たしかに苦しそうにし
ている桃子の姿があった。熱かと思い図ってみたら案の定。
「こりゃすごいわけだ。八度九部。なんか安心のできるものがあったら桃子
に渡してあげたら?そしたら安心すると思うわ」
暁は首をひねっていたが何もうかばないようだ。奈央も考えてみた。
「歌」
暁が口にした言葉は《歌》と言った。歌を歌えばいいのか?それとも歌・・
曲を聞かせればいいのか?いまいち意味がわからない。それは奈央も一緒
だ。
「歌?歌うの?」
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