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続き・小説3

syunn

数分後やっと歩いた。そんな時後ろから雄たけびが…

「いでっ!」

亜紀は恐る恐る後ろを向いた。そこには小石につまづいてこけている男の子

の姿があった。

同じ背ぐらいであろう。しかし同じ年とは思えない。年下であろう。

「大丈夫?えっと…名前は?」

何故が名前を聞いてしまう亜紀。こんなことをしていたら学校に遅れてしま

うのに…亜紀の周りにはもうそんなに人はいない。

「よけーなおせわだ!!オレはそんな子供じゃねぇ」

(な、何このガキぃー)

と叫びたいがコホンと手を口にあて言い、にこりと微笑みながら言った。

「大丈夫ならよかったね。これからは気をつけなよ?」

「うっせーな。さっきから」

ムカ

もう…切れた?

「あ?さっきから聞いてたら言いたいこといってくれちゃってー!!何?私

は心配してんのよ!何で怒られなきゃいけないの!?」

男はちょっとおどおどしながら下を向いた。そして後ろをむき走ってさって

いった。

「待ちなさい!」

「うわっ」

えりのところをつまんで男の足をとめた亜紀。もう完璧遅刻である。

よく見れば相手は私服。小学生だろう。

「じゃ、もう一度聞くわね!だ・い・じょ・う・ぶ?」

「はい」

「よし。ってあぁー!!完璧遅刻じゃない。

もういーや遅刻ならもう歩いていこ。

あんたも気をつけんのよ。どうせ私からみればあんたは子供なんだから」

バイバイとでもいいたそうな顔をして手を振る亜紀。男は何もいえず悔しそ

うな顔をして亜紀をみていた。

ガラッ

「ん、何だ旭日遅刻か?」

「は…はい」

「めずらしいな。まぁいい。席に座れ」

「はい」

とぼとぼお歩きながら席に向かう亜紀。亜紀は席についてから先生の話はき

かずずっとさっきあった男の子のことを考えていた。

この日は授業はそんなにない日であった。この日はみんなで帰ることに

なった。みんなとは…亜紀・亜里沙・由海・有希・杜氏である。

「ゴメン!!亜紀。今日おいてっちゃった」

「いーよーそのせいじゃないし」

「でもさーその男の子ひどいよね?心配してんのに。

うちの弟も生意気だし」

「…ねぇその弟君ってどんな子?今日の服装とか…性格とか」

「え、えっと…黒髪で今日の服装は覚えてないけど、性格は…負けず嫌いで

結構正直者で身長が小さいのが悩みみたい。そのせいでよく子供扱いされて

いやがってる」

亜紀は今日の朝の男の子の顔、性格を思い出していた。

当てはまることは結構ある。

背…はそこまで小さくはなかったけれど性格はぴったしな気がする。

亜紀は今日亜里沙の家にいけないかたのんでみた。

返事はもちろんOKであった。

「おじゃましまーす」

「どうぞどうぞ」

亜紀だけ来る予定がみんながきてしまった。もちろん亜紀がいるからーとか

杜氏がいるからーとかいうことなんだが…

「なんだよ姉貴。ダチなんかつれてきやがって」

(!?)

亜紀は目を疑った。何回も何回も目をこすった。見間違いか?記憶間違い

か?何回も何回も見た。しかし結果は一緒。そこにいたのは

朝見た男の子。あの生意気なガキ…もとい子供。

「あ…あ…あな…た…」

亜紀はその男の子を指さしながら言い放った。

「なんだよ…おっお前!?」

男の方もきづいたそうだ。お互いに指を向け合っている。しかしみんなはな

んのことやらさっぱり。

「亜里沙…この子が大樹君?」

「うん。何だ、知り合いだったの?」

二人は顔をブンブンと横に振った。亜里沙はボー全としていたが亜紀は男の

子に手を差し延べた。

「ま、いーや。朝はゴメン。はい、仲直り」

「フンッお前なんかと仲直りしたかねーぜ。バーカ」

亜紀はその言葉にムカッときた。顔はにっこりしていてもオーラが違う。

違うオーラが出ている。大樹もそのことに気付いて驚いていた。

「あのね、私怒ると記憶なくなるの。でもね?周りの人は全員私におびえて

いたの?わかる?この意味」

「うっうん」

大樹は仕方がなく手を差し延べた。亜紀はにこりと笑い握手をした。

「はい。これで仲直りだね★」

「…………」

大樹は少し照れたようだ。

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