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昨日のシカ猟は、反省するばかりです。
猟に対する真剣みというか、集中力が欠けていたような気がします。
シカということで、安易な気持ちが銃に現れたような・・・・・。
これじゃあイカン!。
もう一度、初心にかえって己を見つめ直さなくては。
と言うことで、本日は実家でイノシシ猟に参加してきました。
実家の山々は紅葉してますが、落葉は未だです。
山の中の見通しは、あまり良くないですね。

こちらのイノシシ猟は、犬を使った勢子猟。
たまには犬がイノシシを噛み止める事もありますが、大抵は犬が追い出したイノシシを待場に待機したハンターが射獲する猟法です。
今回は地元射撃場の裏手の山を狩る事になりました。
実はこの山、解禁初日に猟をしたのですが手練れのイノシシは犬をかわし、待場に出ないで中をグルグル。
最後まで待場に出ないで終わったそうです。
そんな話を聞いていたので、私はある作戦を考えました。
それは「中待ち」に入ること。
勢子猟に於いて、猟をする山を取り囲む様に待場を配置します。
そして犬を放ち、待場についた射手が捕獲す猟法。
「中待ち」というのは、待場の内側に入る事。
回りに待場あるので撃ち損じても、次の待場に獲物が掛かるので安心ですが、寝屋に近いのでひとたび犬が起こせば凄いスピードで走り抜けていきます。
猟を始めた新人ハンターは、度胸試しによく「中待ち」に配置されます。
私も新人の頃は、よく「中待ち」に配置「され悔しい思いをしましたね。
最近はハンターの数が減り、「中待ち」に配置する余裕がないので通常の待場が殆どですけどね。
今回は手練れのイノシシを何とかしたいと言う思いと、あそこなら打ち倒すことが出来るという確信みたいなものがあり、自分から志願しました。
実家のイノシシ猟グループにも内緒にしていた場所。
今は亡き父親のアドバイスや度々聞かせてもらった猟の話を元に、自分でココなら完璧だと見つけた場所です。
閉山された「金加鉱山」の坑口を一つ越え、

二つ目の坑口の近くに絶好の場所があります。

いくつもの「のて」と呼ばれる獣道か交差する場所。
ココなら確実にイノシシが来る!。
そう信じ、息を殺してジッと待ちます。
勢子が犬を放して直ぐに私の目の前を通過。
あ~、こりゃあ期待はずれだったか?。
犬は元来た道を帰り、勢子と共に移動。
暫くすると、「イノシシをおこした!」の無線が・・・・・。
かすかに犬の鳴き声がします。
そしてこちらに足音が近づき、上方藪で停止、そして聞こえなくなりました。
無線がなにやら騒がしくなり、どうやら反対側の待場に子猪が飛び出し捕獲された模様。
「一頭イノシシが獲れたから、待場を上げて終わりにしよう。」
そう勢子からの無線がありました。
しかしその時点でも、捕獲場所とは違うところで微かに聞こえる犬の鳴き声。
気になり、「犬は全て回収した?。」
そう無線するも、勢子からの返答は無し。
どうやら向こうには聞こえてないようです。
聞こえてくる無線から、各待場は引き上げて居る様子。
こちらも引き上げるか?。
しかし、何故だが引っかかる。
もう少し待とう!。
そう決めた瞬間、けたたましい足音が上方から駆け下りてきました。
イノシシ?!。
そう思った瞬間にはスコープにその姿を捉えていました。
クロスがイノシシ首と重なった瞬間に発砲!。
「ブッキィーッ・・・・・・・」
断末魔の悲鳴をあげ、丸太を転がすようにして斜面を転げ落ちていきます。

仕留めたのは18貫目ほどのオスイノシシ。
弾は人間でいうところの、肩胛骨の間辺りから入り背骨を粉砕して胸に抜けていました。
首の付け根を狙ったが、少々引き遅れたか・・・・・、
まあ、下りシシなら仕方がないか。
勢子や殆ど待場が山の裏側いて、私の格闘を知らなかったようで、引き出してきたイノシシを見て皆大喜び。
私も会心に近い出来で、満足な猟でした。