∋(。・"・)_†:*.;".*。彼方野まりあ、世界中で愛を叫ぶ!◆

闇の中で想う

 その昔、6年暮らした彼が「とりあえず離れて暮らしてみよう」と言い出した。
 『そしてどうするの?またもどるの?』
 「いや、他の人とお互い付き合ってみよう」
 『別れるって意味なの?』
 「そうじゃない」
 ずっととても仲良くしてきたのに、青天のヘキレキだった。
 私は、あなたが忙しいから5年も成長を続けながら待っていたのに・・・・。
 その時に作った詩です。
「闇の中で想う」   by Nahoko
あなたと一緒になれないなら
好きな人と一緒になれないなら
いっそのことお金や仕事の成功の為にする結婚もある
もう、誰でもいい 世の中にはそういう結婚の決め方もある
1人でいると あなたに会いに行きたくなるから 今は嘘でもいい、
錯覚でもいいから新しい恋をして あなたを自由にしてあげようか
それが私ができる最後のことならば、それもまた器量のうち?
でも、そこまで思わせるほど
   あなたの告げる「別れの理由」は真剣に私に伝わってこないの
そんな情けない理由では
二人の楽しかった日々が 一生懸命好きな私の気持ちが 悲しすぎる ・・
子供が筋の通らない逃げのいい訳をきめて
それを裏付けようと一生懸命「考えている」ように見えるわ、
あなた いくら私が一生懸命考えたって、
裏付けをとる仮定が間違っているのなら 犯人は見つからないように
原因も本当の事も見えない
 それから一週間、この詩の疑問が適確だったことが判明する出来事がおきた。  
あまりにもおかしい、言ってる事がわからない・・・で彼の携帯を夜中に見た・・・。
 私も知っている子。何度もかけてる、かかってきてる。
 彼は観念した。ホントの理由があったんだ。  
「子供が出来た」  はああ?なにそれ。  
でもそれなら、あなたの訳わからない言論のつじつまが合うわ。
 「とりあえず離れて暮らしてみよう」って言われてから1ヶ月。
さんざん悩んだから
 不思議と納得が先に来たわ(勿論驚きやショックは絶対的には大きかったけどね)


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