その昔、6年暮らした彼が「とりあえず離れて暮らしてみよう」と言い出した。 『そしてどうするの?またもどるの?』 「いや、他の人とお互い付き合ってみよう」 『別れるって意味なの?』 「そうじゃない」 ずっととても仲良くしてきたのに、青天のヘキレキだった。 私は、あなたが忙しいから5年も成長を続けながら待っていたのに・・・・。 その時に作った詩です。 |
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「闇の中で想う」 by Nahoko あなたと一緒になれないなら 好きな人と一緒になれないなら いっそのことお金や仕事の成功の為にする結婚もある もう、誰でもいい 世の中にはそういう結婚の決め方もある 1人でいると あなたに会いに行きたくなるから 今は嘘でもいい、 錯覚でもいいから新しい恋をして あなたを自由にしてあげようか それが私ができる最後のことならば、それもまた器量のうち? でも、そこまで思わせるほど あなたの告げる「別れの理由」は真剣に私に伝わってこないの そんな情けない理由では 二人の楽しかった日々が 一生懸命好きな私の気持ちが 悲しすぎる ・・ 子供が筋の通らない逃げのいい訳をきめて それを裏付けようと一生懸命「考えている」ように見えるわ、 あなた いくら私が一生懸命考えたって、 裏付けをとる仮定が間違っているのなら 犯人は見つからないように 原因も本当の事も見えない |
それから一週間、この詩の疑問が適確だったことが判明する出来事がおきた。
あまりにもおかしい、言ってる事がわからない・・・で彼の携帯を夜中に見た・・・。 私も知っている子。何度もかけてる、かかってきてる。 彼は観念した。ホントの理由があったんだ。 「子供が出来た」 はああ?なにそれ。 でもそれなら、あなたの訳わからない言論のつじつまが合うわ。 「とりあえず離れて暮らしてみよう」って言われてから1ヶ月。 さんざん悩んだから 不思議と納得が先に来たわ(勿論驚きやショックは絶対的には大きかったけどね) |