浮遊大陸1号


なぜか、前に4歩、後ろに4歩歩くだけなのに
戻ってきたら全然違う立ち位置にいるのである。
彼は、超越している。他の人とは違うのである。
久々に超越数eなるものを思い出させてくれるのである。
(理系でないとわかんないか(~_~;))
私は断言する。彼は絶対、音楽を聞いてない。
まったく、リズムと言う言葉は彼の辞書にはない。
ステップタッチでさえ、何処から始まって何処で終わっているか
分からない。なぜ、彼はエアロするのだろうか。
なぜ、彼はいきなり上級のエアロに出ているのだろうか。
そして、なぜ、彼はよそ見ばかりしているのだろうか。
なぜ、彼はいつも同じ服を着ているのだろうか。
よく、洗濯、間に合うな。それとも、実はその服がお気に入りで
10着セットで買っていて、他人に気付かれないように
着替えているのだろうか。
このように書くと私が彼の事を馬鹿にしていると
皆さん思うかもしれないが全然違うのである。
先ほども申しましたが彼は超越しているのです。
はっきり、言いましょう。彼の辞書には運動神経という文字もないのです。
彼のお気に入りは日曜のラストのジョギングエアロだが、
驚いてはいけません。彼はもう1年以上も通っているのです。
いや、2年ぐらいは通っているぞ。
普通~の人ならどんなに運動神経が悪くても
ステップタッチぐらいまともにできるはずです。
不思議を通り越して神秘的でもあります。
今日も彼はスタジオという大海原を浮遊するのです。
普通なら苦情の対象でしょう。が、彼には誰も文句を言いません。
彼の回りにはちゃんとスペースが取られています。
神秘的とは言ってもぶつかると大怪我します。
距離を取る事が必須です。
そして、私たちは今日も彼が浮遊する様を眺めているのです。

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