モノクロの少年




勿論当時もカラーばっかだったけど
小学生の頃の遠足のモノクロの写真を見つけた。
写ってる顔はどれもおちゃらけたり笑顔しかない。
いったい、いつ頃からカッコつけたり悲しんだり
悩んだり恋したりときめいたりし始めたんだろうな?なんてふと思った。
でもあの頃の俺も決して一般的ではなかったな。
変わる名字、突然いなくなった母親、名も知らない父親、
離れ々れになった兄弟、大人が遊び心で俺に刻んだ幼少時代の消えない大きな心の傷、繰り返す転校、でもあの頃は誰よりも明るく元気になることが
大切だと思ってた、誰にも気づかれない為にそうしていた。
今は何もかも前向きに生きているつもり、違う人生だったらきっと
詩も曲も書かない奴だったのかな?って思える。
親の恋愛の仕方が嫌だったからこんなに一人の一つだけの
恋愛を求めてしまうのかな?とも思う。
客観的にみてモノクロのあの写真で笑う少年は
本当の俺じゃなかったのかな?
あんなに強くもう一回なってみたいな、何もかもに・・
どうしてあんなにあの頃は一人の時は泣いていたとしても
みんなに明るく元気にクラスの中心的存在になれてたんだろう?
もう一度出会えたら・・・俺は更に強くなれそうな気がする

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