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■ハイブリッド車、どこが環境に優しいの!?


珍しくゲンダイがごもっともなご意見。

僕もそう思います。車に限らず、なんでも。

それを使う瞬間のコストや環境への影響だけでなく、
『それが造られる過程+使用する過程+廃棄される過程』
それぞれすべての過程をトータルして、それでもメリットがあるのか?を比較しなければ意味がない。

しかし、企業はそんなことはほとんど明らかにしない。
理由は明らかにすると不利だからだ、と思う。

先日の省エネ大賞を受賞した冷蔵庫の一件など偽装もあるし...


しかし、何を信じればいいんだろう?



●10万キロ以上乗らなければ効果なし

 自動車業界では“エコカー特需”への期待が高まっている。15兆円の景気対策では5万~25万円の補助があるし、4月1日に始まった「エコカー減税」と合わせればハイブリッド車は40万円も安くなる。業界はウハウハだがちょっと待って欲しい。ロコツな自動車業界支援だし、そもそもクルマを買い替えない国民には何のメリットもない対策だ。こんなものがまかり通っている理由はひとつ、エコカーなら環境に優しい。つまり、「国民全体に恩恵がある」という理屈だが、それもアヤシイのだ。ジャーナリストで「トヨタの正体」の著者の横田一氏はこう言う。

「プリウスを例にとると、買った時点では地球に優しくありません。ハイブリッド・システムはエンジンに加えて電気モーターも積むから車体が重くなり、アルミなどで軽量化していますが、このアルミはつくるのに大量のエネルギーを消費するのです。プリウスの製造段階での環境負荷は、通常のガソリンエンジン車に比べて大きくなります。製造過程の環境問題が専門の東大大学院教授の木村文彦氏も講演で、『造るのに大量のエネルギーを消費しながら、日曜日しか乗らないハイブリッド車はムダだ』と指摘しています」

 製造段階で環境に負荷がかかるハイブリッド車で、環境に好影響が出るのは、何年間も乗り続けた後なのだ。

「3年間で1万キロしか走らないようでは、とても環境に優しいとはいえません。確かに燃費はいいから、長期間乗っていれば、ガソリン車よりも環境に優しくなる場合はありますが、特定の条件より走行距離が短いと、環境負荷はガソリン車より多くなるのです」(横田一氏=前出)

 プリウスはwebカタログで、「生産から廃棄までの全段階で排出するCO2

 や大気汚染物質の総量を旧型車に比べて低減しています」と謳(うた)っているが、その条件は、「生涯走行距離10万キロ(10年)を、10.15モード(燃費測定の走行パターン)で走行した場合の結果」とある。ハイブリッド車を買って、10年10万キロ乗り続けるドライバーがどれだけいるか。

 エコカー補助はやっぱり、業界へのバラマキだ。






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Last updated  2009.04.28 18:42:12
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