江戸っ子が斬る!! 感情的起因からの論理思考

江戸っ子が斬る!! 感情的起因からの論理思考

2005年04月30日
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カテゴリ: 書籍

傑作捕物ワールド


オンラインTRPG用のネタ仕込み参考と思って読んでみた。

さらりと読める点はいいのだが、ムック形式で様々な作家がまぜこぜに掲載されている。
(例えば9巻目の妖異怪談篇だと、岡本綺堂と宮部みゆきがごっちゃに載ってる...)

この8巻で酷いのが、1話目に掲載されているのが「何処も捕物でない」
文章のソースが「加田三七捕物そば屋」(村上元三 著)に含まれているというだけで内容は捕り方の一人も全く現れず、何の事件も起きない!!

読者側にはも推理モノを読む姿勢とかってものがあると思う。
人物の相関を覚える為に名前を頭に入れたりとか、
推理の証拠になる演出を見逃さないようにするとか。

にも、関わらずこんな肩透かしを食らったのは初めてだ!

読書では珍しいケースだが「労力と時間を返せ!」って感じに思った。
もし今後目にされる方がいらっしゃれば、オーダーと違うものが出されているので、飛ばして残り2本を読むことをお薦めする。

3本目の有明夏夫の作品だが、読みながら「おや?」と思った。
タイトルが「○○○源蔵召捕記事」書籍には当事の表現と記載理由が巻末にある。
(伏字は「芳一」から推測してください。
まんが日本昔話でも2回目に流した時は「芳一物語」とかしてたし・・・)

で、これは流石に聞いたことが無かったので「フーン」てなもんだったのだが、
文中の「海坊主の親方」ってフレーズでピンと来た。
昔NHKで「なにわの源蔵事件帖」ってのが、今は亡き桂枝雀が源蔵役をやってて、結構テンポの良い作品だった。
(ちなみに「新・なにわの源蔵事件帖」ってのでは芦屋雁之介に代わったのだが、当時はアレ?って感だったが、理由とかを今となっては少々気にしてしまう。)
ともあれ、原作とはいえ流石にNHKで「○○○源蔵召捕記事」とは出せなかったのだろう。


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特に内容が進展した後に、キャラクターの特徴でも出ようものなら作者の能力を疑わざるを得ない。

これも1節目が終わった後に特徴の記述があって、これが直木賞って言うんだから、如何に文壇ってのが終わってたメディアかが解る。
昨今では話題作りにガキの作文にまで賞をくれてやる程度の組織だしな。

大体、根本的に賞ってのが痛々しいものだ。
吹き替え使ってたミュージシャンでもグラミー賞とかってのは貰える訳だし、


流石にTVは映画を流す前に映画評論家なんて下手な広告屋をつける意味が無い事は解って実践してるが、当然だろう。
日曜洋画劇場の淀川長治なんて、ボケ全開の末期には
映画が始まる前に、アシスタントに教えて貰ったであろうあらすじをみんな話しちまってたし。
おかげで奴の解説の間だけ、他チャンネルにしてた記憶がある。

昔の映画評論家ってのはどんなクソ映画でも強引に誉めて、
昨今のオカマだの自称監督ってのは貶すばっかり。
でも、奴らがどんな鳴き声出そうが、あんな輩と価値観共有なんてありえない。

この点、BlogだのSNSベースでレビューだの討論だのってのは凄く有意義なので、益々旧来のメディアのやっつけな編集屋だの文化人だのが零落するのは間違いないだろう。

但し、古典をオレは批判する気は毛頭ない。
(科学だの社会情報だの逆行がありえないモノは除くが)
逆に時代を超えて生き残った作品はそれなりの魅力や力を持ってる。
上辺だけのプロモや流行は根付かないし、文化になりえない。
刹那的快楽は文化には昇華しない。

アイディアってのはいろんな取得法があるけど、結局はニーズに対してのパズルなので、
自分は温故知新作戦はよくやる。

でも、ベネフィット優位でのコンセプトセッティングしかありえないので、
プレーヤーが推理や頭の体操がが嫌いだとそこで終わっちまうんだけどね。





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最終更新日  2007年06月15日 19時54分10秒
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Re:「大活字 明治推理篇」傑作捕物ワールド第8巻(04/30)  
お初にお目にかかります。

昔から参りましたアタシからすれば横文字が多いのがちょいと難儀ですがまた寄せていただきます。
ガキの作文云々には胸がスッといたしました。

では。
(2008年07月21日 19時58分05秒)

Re鯉口のおせんさん  
WGM  さん
どうもです。ちなみに私は下戸です。

>横文字が多いのがちょいと難儀

これ普段の会話でも言われるんですよね。仕事柄どうしてもなりがちで困ったものです。

>また寄せていただきます。

ありがとうございます。

>ガキの作文云々には胸がスッといたしました。

そう言って頂けると、毒舌も何らかのはお役に立てた様で有難いです。
>では。
-----
(2008年07月21日 20時14分57秒)

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