CSI :Miami Files Annex

女優さん、どこかで見たと思っていましたが、そうか「ワンス・アポン・ア・タイム」のアナ役だったか。
確かに、親しみやすい愛らしさがありますよね。
そして触ると相手を死なせてしまうとか、ずっと閉じ込められていたというのは、あの映画を思い出しますね。
いつもながら、レッドのうんちくはすごいですね、まさか「たこつぼ心筋症」などという言葉を聞くとは。
海外でも、大震災の被災者の話題が伝わっているのでしょうか。驚きました。



レッドの金庫番をしていたザック・スモールが変死をした。
購入しようとしていたクルーズ船会社をマグヌッソンというライバルに横取りされたのは、スモールが送金できなかったためだが、レッドが預けていた2億ドル以上の金も消えていた。
レッドは誰かに自分の牙城が攻撃されていると言い、FBIにザックを殺した犯人を探して欲しいと頼む。
ザックはマッサージ店で、急性髄膜炎の症状を示して急死した。
クーパーはそういう依頼は断れというが、ザックの遺体がCDCへ運ばれ、ルーシェン病という珍しいウイルス性髄膜炎だった事がわかったことから、捜査を始める事になった。
この病気は接触によって感染し、致死率が高いが、保菌者が死ぬとウイルスも死滅するので、大感染は起こりくいという。
ザックの唇に口紅が付いており、何者かが故意に感染させた可能性がある。
最近では、質店の店主もルーシェン病で死亡していて、防犯カメラには同じ若い女性が映っていた。
実は感染しても発病せず、保菌者として他人に感染させるタイプの人もいるという。
レッドは、子守をするトムの前に現れ、架空の殺し屋エドガー・レガートになりすまし、マグヌッソンをあぶり出して欲しいと依頼する。
レガートはレッドが作り出したキャラクターで、マグヌッソンはレッドを殺そうと雇うだろう。
トムはレッドのために人殺しはしないと断るが、家族を守るためで人殺しはしなくて良いと言われ、引き受けることにする。
2002年、モルドバでルーシェン病が流行った時に、ナタリー・ルカという少女1人が生き残った。
ナタリーはWHOの依頼を受けたホーソン・バイオ製薬会社が身柄を引き取り、治療薬開発のために研究施設で暮らしていた。
しかし、施設の担当者は、ナタリーが年頃になってどうしても外の世界で自立したいと言い出し、施設を出たという。
感染の危険のある人物だが、恋人で生物化学研究者のマリーク・ルーメンが責任を持つと言ったため、ソトでの生活を認めた。
マリークからは、定期的に報告が提出される事になっていたが、実は2人が疾走して連絡が取れなくなっているという。
しかし、会社はナタリーを治療するのではなく、別の目的のためにナタリーを捉えようとしていた。
その頃、2人で研究活動をしていたマリークとナタリーは、新たに資金が必要だとして、現金輸送車を狙い、ナタリーが警備員に接触して金を奪っていた。
トムはマグヌッソンが経営するホテルでレッドと共に殺人事件に見せかけた騒ぎを起こし、ロビーで存在感を示す。
レッドはトムの写真を持ってフロント係に「この男を探している」と告げる。
レッドの来訪はマグヌッソンにも伝わり、マグヌッソンは伝説のレガートを探せと部下に命じる。
マリークの自宅に踏み込んだFBIは、マリークがナタリーのような体になる研究をしていたことを知る。
そうなれば、愛し合う2人は触れ合うことができる。
しかし、マリークは自分の研究施設がFBIとCDCの捜査下にあることを知り、ナタリーに研究をやり直して、ホーソン社で別の仕事を引き受けようという。
マリークのPCを調べたアラムは、彼が大富豪が集まるポーカー大会を狙っていた事を突き止める。
そこでは、大金が動くという。
トムに、マグヌッソンの手下が接触し、トムは自宅に招かれる。
そこにレッドが現れ、ザックを殺したかどうか尋ねる。
マグヌッソンは、殺していないと言い、単に取引が上手く行っていないのを横取りしただけだという。
ポーカー大会の会場へ生化学処理チームが向かっている中、先に到着したレスラーとナヴァービは、ケイタリングのウェイターに扮したナタリーを逮捕する。
マリークの姿はなく、生化学処理チームの車にナタリーが乗り込んだ後、それが偽物だった事に気づく。
すぐにナタリーの乗ったトラックを追うレスラーらだったが、そこにもう一台、マリークの車が追跡し、2台は接触して道路から外れる。
トラックから這い出たナタリーとマリークが近づこうとした時、ホーソン社の部下がマリークを撃つ。
マリークはナタリーの腕の中で死亡する。
現場はFBIとCDCが制圧し、ナタリーは再び囚われの身となった。
ナタリーは、ホーソン社の化学兵器ラボが自分を利用している事を知り、施設を出たという。
警察にも通報できず、マリークと2人で研究を続けたが、金のために罪もない人を殺すべきではなかったと涙を流す。
トムが帰宅し、リズは目の前の幸せが壊れるのではないかと不安を口にする。
トムは、家族を大事にすると言い、工作員の仕事を引き受けた事でリズが感じた心配を払拭する。
レッドはクーパーの計らいで、監禁されているナタリーに会う。
ナタリーはザックをイザベラ・ストーンという女から殺せと依頼されたという。
ナヴァービは誤ってアラムの給与明細を見てしまい、アラムが自分よりも３２％も額が多いにショックを受ける。
ナヴァービはその後自ら人事課で抗議するが、クーパーからは１６％の昇給を提示されたという。
そのこともまたナヴァービのプライドを傷つけたので、断ったというが、実はアラムがクーパーに直訴し、自分の給料から半分をナヴァービに回し、同じ額になるように申し出た事がわかる。
ナヴァービはアラムの優しさにもう虚しさはないという。



ナヴァービとアラムの話は、何だか普通のオフィスの話題みたいで、クーパーも何を見ているんだろうと思います。
自分の給料を削って、あいつに回してやって下さいなんてことが、FBIであるのでしょうか。
でも確かにアラムのような優秀な分析官に代わりはなくても、ナヴァービの代わりはいるかもしれませんね。（笑）
ナヴァービはリズに腹を立てて、辞めると言ってみたり、ナタリーとマリークの悲しい運命に同情したりと、今シーズンは情緒不安定ですね。（笑）
情緒不安定といえば、レッドも影があるというか、これまで怖いものなしだったのが、死の匂いに怯えるとか言い出すし、随分弱気になりましたね。
最愛の人を失ったナタリーとの最後の会話も、胸に迫るものがありました。
リズとアグネスは近くにいるけれど、レッドの心は虚しい。
それはやはりケイトを失ったから？
イザベラさんは初出かな？
レッドは彼女と戦って、金を奪い返す事ができるのでしょうか。