T・A・K・U・M・I (匠)

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其のニ:手取川 あらばしり吟醸生酒



場所:石川県

手取川吟醸生

お酒の紹介:日本海側はお酒の激戦区。その中でも安定的に人気のある
      銘柄の手取川。全国新酒鑑評会でも常連の蔵

オフィシャルHP

http://www.tedorigawa.com/index.html

逸話:

今から13年前に兄から就職祝いで1本の一升瓶をもらいました。

いやな匂いもなく、ベタベタしない。。
学生時代に飲んだお酒とは全く違う。。。
日本酒はうまいぞ・・

そう思ってあれこれ銘酒を探して旅を始めたころにこの「手取川」に
出会いました。

このお酒は石川県まで旅をしてある酒屋さんで紹介されて購入した
一本でした。

当時の流行は辛口の酒。
淡麗辛口(どこかのビールみたいですが)のあっさりキレのいいお酒
がおいしいものだと思っていろいろと探す中、お店の人から。。

「辛口が必ずしも日本酒としていいモノではありません。
 お米はもともと甘いものですから、その甘みを十分に蓄えた芳醇な
 味わいも感じていただきたいですね。」

「突然その域まで行くのではなく、まずはこのお酒を試してください。
 元気なお米の香りとフレッシュな味の広がりがとてもさわやかな
 お酒です。」

大阪から金沢まで行って勧めてもらったお酒は4合瓶の「手取川 
あらばしり吟醸生酒」で約1600円くらいでした。

当時の私は値段が高いこと=いいお酒という感覚がありましたから
結構拍子抜けした感じがありました。

でも、家に帰り飲んでビックリ。
これまで飲んできたお酒と全然違う感じ。芳醇まではいきませんが
フルーツのような甘い香りと元気いっぱいといった感じのお酒。
飲んでいて心が躍るような気持ちになりました。

このお酒がある意味、その後の私の好みのお酒の路線を決めていった
ように思います。山鶴、琵琶の長寿、亀泉、出羽桜そして十四代と
芳醇系に走っていったのは少なからずここからの影響でした。


このお酒を勧めてくださった酒屋さんに感謝。
たしかこのときもお手紙をしたためたような記憶があります。
お店の人と話をしてお酒を買う楽しみもこのころから始まりました。

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