求めるものは・・・?

想い出の彼女


古いアルバムをだしてきた。

幼い時の私・・・

写真の私は殆ど笑っていた。

写真を見ていくうちに

私の横に何回も写っている人をみつけた。

見覚えはあるけど誰なのかわからない。

中学生の時の写真には写っていない人。



写真の人が誰なのか数日たって思い出した。

その人は私の友達、親友とも呼べる人だった。

彼女は私を庇ってなくなった。

私が生きているのは彼女のおかげなのに

忘れていた私が恥ずかしい。


『ごめん』心の中で思った。

もしかしたら声に出していたかもしれない。

私は貴方が最後に言った言葉を覚えている

「私の分まで幸せにならなくちゃ怒るよ」

今の私は幸せだよ。

貴方の分までとは言えないかもしれないけど幸せだよ。

心配しないで、天国でのんびり過ごしてね・・・。




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