◆◇◆色(いろ)・彩(いろ)日記◆◇◆

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姿勢◆“才色兼備”を目指す



 10代までの女性は、親から譲り受けた外見で勝負できます。でも、20代になると、「話が面白い」「美しい」など、多面的な魅力がなければ道を開けないと思います。これは、経験からだけではなく、「自分が仕事相手なり交際相手ならば、女性には才色兼備でいてほしい」と思うから、なのですが。
 実際、同窓会などで旧友と再会すると、昔は美人だった人でも知性がないと間の抜けたような顔になっていたり、体型が締まっていなかったりと、悪い意味で“変わって”しまっています。一方で、昔は美人扱いされなかった人(私も10代は地味でした)でも知的であれば、年齢を経るごとに洗練され、20代後半ともなると締まったルックスを得ています。当然ながら、もてて華やかにしているのは、後者の方々です。

 ただし、“才色兼備”を目指す毎日は、けっこうハードです。“才”の部分では、世の中のトレンドや政治経済に明るくなければなりません。毎日必ず1時間は、その手の勉強に費やすようにしています。“色”の部分では、腹八分目と適度な運動で、自分にとってベストに近い外見を維持しなければなりません。寝る前に腹筋をし、顔や身体に保湿クリームを塗るなど美容にも手を抜かないようにしているつもりです。

 目指す道のりは大変でも、影響力のある人物にひとたび“才色兼備な人”と評されると、一気に人脈は広がります。それに伴って、ものの見方なども勉強になります。こうなると、努力が報われた!と、どんどん目指したくなるんです。
 女として物理的にも精神的にも豊かに生きること――それが“才色兼備”を目指すことだと私は思います。

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