With you

With you

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9.
ちょっと・・・恥ずかしい気もしますが・・・・・
でも、思い出としてまたUP。

天国への手紙

You 
やっぱり私一人ではとても荷が重すぎるよ。
まだあれから二ヶ月余りで
みんなから「おちついた?」とかいろいろ聞かれるよ。
「まぁ、すこしは」ぐらいしか答えられないけど。

数日前、弟夫婦が旅行に誘ってくれて行ってきたよ。
一緒に来たかな?
・・・なんて思っちゃった・・・

私達への慰安旅行で誘ってくれたんだろうけど・・・
確かに家族が増えてからは、なかなか泊まりの旅行に行けなかったね。
日帰りでは休みのたびに たくさんたくさんありがとう。
弟夫婦との旅行でね、何回となくYouのこと思い出してばかりだった。
二人で出かけた思い出の場所方面だったせいもあるけど、
いろんな会話を思い出し・・・・・・
弟夫婦の会話を楽しく聞けなかったんだ。
たくさんの行動を重ね合わせ、比べちゃったり・・・
そんな会話はもう出来ないんだっていう悲しさを、
思い知らされたようだった。

まだまだ子供達は、これから成長していく段階
私一人できちんと育てられるか不安になってきたよ。
youが亡くなって世間から後ろ指さされるようなことはさせられないし、
やっぱり片親だからなどと言われたくないから、
余計に神経質に接してしまう。
何でも話し合える柔軟な心でもいたいし、
行動は慎重にして欲しかったりと思ったり。
youの無念な想いは、無駄にして欲しくない。
あの世に単身赴任してる感じ・・・そんな想い
たくさんの「ありがとう」です。

子供達まだまだ大人になるための基盤を作ってあげたり、
知識も身につけてもらいたいし
「お父さんがいないからね」なんて周りに言わせたくないし。
Youの分まで教えたり遊んだり
しつけ、学校、仕事、恋愛、結婚・・・
悩みはつきないね。

私も身体に気をつけなきゃ。
何かあったら・・・そういうことも今ではまだまだ早すぎるわ。
まだYouのあと、ついていけないよ。
まだ子供だけ残すわけにはいかない。
・・・すっかりお婆さんになってあの世で出会えれば
「だれだ、お前!」なんてことにも・・・わかんないか~
      2000.夏   



メール
事故直前、私はホームヘルパー2級の最終講義直前だった。
講習に行く前によく、「気をつけて」メールをしてくれた。

夫は仕事が交代勤務で、まるっきり子供たちとも会話出来ずの日もあった。
携帯メールもまだ長文ができないものだったけど。。。

「講習ガンバ!I love you!」
  「Mee too! 行ってくるね~」

「雨だから運転気ぃつけて!」
  「はいな。仕事がんばって!」

「○○(長女)は元気に学校行ってるか?
   ○△(次女)は悩んでないか?
   ○×(長男)はちゃんと食べてるか?」

  「みんな順調だよ」

長女に宛てて
「今日は雨!傘さしチャリはいかんぞ!」
「わかりました~」

「今日は休みだから、むかえにいこか~」
「うん、うん、なんか買ってくれるの?」

等など………

時々電源を入れて読んでみる残されたメール。。。


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