インディー(4)



外部からの情報は、ほとんどピッチで入手している様子だった。

ロッキンオン に林檎の記事が掲載されたことを教えてやると、
本屋に行けないのでコピーを送ってくれと返事が来たので、読んだ後、本そのものを送ってやったこともあった。


だが、林檎のプライバシーに関しては、ことに病歴に関しては、驚くほど真ぴょう性の高い情報を持っており、小出しにして私に流してくれた。

こいつが、私の林檎の理解にとても役だった。

時々、眼力のぼけたオヤジにおいて、林檎を 戸川純 あたりの類型のように語るやつがいるが、飛んだお門違いであると断言する。


林檎の大前提は
前向きに生き抜く事


これを理解できないと的外れな思い込みだけのぶら下がりファンができあがってしまう。

実際、 勝訴ストリップ が発売されたころには、そうした思い込み、勘違いファンが増大し、林檎は押し潰されそうになっていた。

本当に危うい時期もあったと思う。


だが、林檎は見事に復活した。

林檎は今回の復活だけではおさまらない。

おそらく、数十年にわたってアーティスト活動を展開して行ってくれるはずだ。


なぜなら、彼女の大前提は、生き抜くことであり、また、その自己顕示欲は ユーミン をも凌ぐはずであるから。

生き抜く
と言う林檎のテーマの根源には、彼女自身の幼少期の体験が深く横たわっているのは間違いない。

(残念ながら、これ以上は椎名真○美(だったかなあ)のプライバシーにかかわることだから、ここでは、書くことはできない)


もう一つ、良く指摘される シンメトリー へのこだわりも、幼少期の体験に起因するできごとと深くかかわっているのは、明白である。

そして、私が最初、毛嫌いしていたわざとらしいブレッシングも、同じく・・・


(つづく)



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