・サンフランシスコ編

・サンフランシスコ編


初めてのアメリカ本土。
飛行機だけ手配して、母と親戚の家に20日間滞在。
ラッキーなことに、空港でチェックインするとエコノミーは満席でビジネス
クラスにまわしてもらう。

とりあえず最初のうちは、親戚が働くスタンフォード大学や近隣を車で案内
してもらう。アダルトスクールへ通わせてもらったのだが、クラス分けのテスト
で全問正解の私と1問間違えた母が同じクラスって何?!
いくら40年前とはいえ、英語の成績は中学・高校時代は5だけだった母の
とんでもない記憶力である。

アメリカの大学を初めて見たのだが、外観はまるで美術館のようできれい
だったなー。校内に大きな教会に大きなパイプオルガン。
校内そのものが町に思えた。

せっかくだからサンフランシスコ市内へ1泊しよう、と生まれて初めて電話
による英語でのホテル予約。
ここで私は初めてあちらのホテルは1人いくら、ではなく1部屋いくら、だと
知った。
市内へは、親戚宅から地下鉄で1時間弱。
Fisherman’s Wharfでのエビのカクテルは美味しかった!
夕食はチャイナタウンで中華料理。

翌日、恐ろしい母の行為。
ホテルをチェックアウトし、買い物へ向かう途中。

「あら?今私いくらもってるのかしら?」と
道端で財布から50ドル札やら100ドル札を出し始める!

こらこらこら!盗んでほしいんかい?!
親戚と慌てて母を止めるが、母はきょとんとしている。
厚化粧に、胸には"San Francisco"のロゴが入ったトレーナー。
誰が見ても大金持った観光客である。この時の母の行動は私ではどうにも
できなかっただろう。親戚に「ここは日本じゃないのよっ!」と説教して
もらったが、母のようなタイプはたぶん1度とても痛い目に合わないと
わからないのだろうな。サイパンの100ドルなんて甘い甘い!
母の言い訳で、ああなるほど、と思ったのは、使い慣れないアメリカドルが
まるで子供銀行のお札なのだそうだ。確かに日本のお札より小さいし。
でもね、それは本物のお札なのよ、お母さんっ!!!

ふと感じたのだが、あちらの家庭の照明は日本よりも暗い。
子供の頃、暗いところで本を読んでいたりすると「目が悪くなるわよ!」
と怒られたものだが、この2つの国の照明の違いはなんなのだろう?
あれ?今まで行った国で、日本の照明が一番明るい・・・。

アメリカは広い、と思ったのは、子供たちの学校のことを聞いた時。
長女の小学校は歩いて10分ほどのところにあったが、長男の中学は歩いて
20分のところでスクールバスに乗り、ハイウェイで20分。
バス停なんか近くに見当たらなかったし、こりゃ確かに車がなかったら生活
できんわ。

週末にはモントレーまでドライブ。
親戚の子供たちには英単語を教えてもらったりした。楽しかったし、話せない
ことが悔しかった。それを親戚に言い、留学のアドバイスをもらったのである。
私の運命を変えたのはここ、サンフランシスコだった(大袈裟・・・)。



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