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2008.11.19
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 今日は一寸サボって、写真が少ししか撮れなかった虫を紹介しよう。写真が少ないと、それにほぼ比例して文章の量も少なくて済むので、書く方は楽なのである。

 インドツヤホソバエ( Sepsis indica )、ツヤホソバエの中でも明るい茶褐色と黒の色彩の豊かな種類である。体長は丁度5mm、ツヤホソバエとしては大きめと言える。

 数日前の曇天の日に、クチナシのテッペン、丁度目の高さ位の葉の上に赤っぽいツヤホソバエが留まった。すかさずカメラを引っ掴んで真横から撮ったのだが、前から撮ろうとして一寸動いたら、逃げられてしまった。その後も、クチナシの葉のテッペン等、写真の撮れない高いところに留まったりしていたが、今までのツヤホソバエが下草の上に留まるのとは、一寸行動様式が違う様に思われた。結局、撮れたのは最初の真横からの写真だけ。

 暫くしてから、下草の上にまたツヤホソバエを見付けた。しかし、それは残念ながらこの赤っぽいツヤホソバエではなく、これまでに掲載したのと同じと思われる 真っ黒な種類 であった。


インドツヤホソバエ1
インドツヤホソバエ.雄の前腿節には大きな棘がある

露出不足と絞り過ぎで酷い写真なので小さくしてある

(2008/11/15)



 勿論、このツヤホソバエを見て、直ぐにインドツヤホソバエと分かった訳ではない。ツヤホソバエに関する情報は少ない。保育社の図鑑に2種あるが、北隆館の大圖鑑には何故か1種も載っていない(検索表に科は出ている)。一番詳しいのは「日本の有害節足動物」で5種載っているが、この茶褐色のツヤホソバエに該当すると思われる種は無かった。・・・となると「一寸のハエにも五分の大和魂」に御伺いを立てる以外にない。

 早速、以前も御世話になった市毛氏より、恐らくインドツヤホソバエであろう、との御回答をいただいた。実は「一寸のハエにも五分の大和魂」の掲示板に出ているインドツヤホソバエは見ていたのだが、そこに出ていた写真とは一寸違うので、文章をキチンと読まなかったのがいけなかった。かなりの個体変異があり、その範囲内に入る様である。反省、反省・・・。

インドツヤホソバエ2
上と殆ど同じ写真だが1枚では寂しいのでもう1枚出しておく

糞食の衛生昆虫でも、見かけは綺麗

(2008/11/15)



 名前に「インド」と付くので、最近多い外国からの移入種かと思った。しかし、在来種の様である。「インド」は、単に学名の種名 indica から来ているのであろう。外国のサイトを調べてみると、東洋には広く分布し、ロシアのウスリー地方からも記録があるとのこと。

 市毛氏はその後、日本産ツヤホソバエ科の目録をチェックして下さった。日本産ツヤホソバエ科は、これまで11属35種とされていたのが1種増え、現在は11属36種になっているそうである。

 このインドツヤホソバエ、我が家で見付けた4種目のツヤホソバエである。4種とは、日本産全種の1/9に相当する。ツヤホソバエ類は見かけは綺麗だが、基本的に糞食のバッチイ昆虫である。以前にも書いたが、こう言う衛生昆虫が我が家に多いと言うのは、どう考えてもあまり名誉なこととは言い難い。ノラ猫の「ババ」からでも発生しているのだろうか?


 今年は紅葉が早い。昨年、掲載した「 シジミバナ(紅葉と花芽) 」は、12月4日撮影した写真を使っている。今、その約2週間まえの11月19日なのにも拘わらず、ほぼ同じ程度の紅葉(今年は黄葉)である。また、一昨年掲載した「 柿の葉(善寺丸:落葉) 」の写真は12月1日に撮影しているが、現在既にかなりの葉が落ちている。今年は、例年よりも寒いのだろうか。寒さに弱い私としては気になるところである。







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最終更新日  2008.11.20 10:59:11
コメント(10) | コメントを書く


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バッチイ^^;  
snowrun29  さん
>バッチイ昆虫
ここ、この言い方いいなぁ~と
いつも反応していまします(すみません!)
衛生昆虫というのも。

インドツヤバエ
クチナシの葉に比較してかなりの小さいものとは思いますが
「前腿節には大きな棘」
これは何の為にあるのでしょうか。

更に棘は小さいものですし、、
足全般が棘っぽい感じではありますが
より止りやすくなる??

その昔、魚屋さんとかには「ハエ採りリボン」がひらひらしてました。
このツヤバエがくっつく事もあったのでしょうか。
(2008.11.19 13:57:23)

Re:インドツヤホソバエ(11/19)  
ukon6624  さん
糞食のバッチイ昆虫という言い回しに
私も反応したら先客ありでした~~ (2008.11.19 17:45:15)

Re:インドツヤホソバエ(11/19)  
夢のはし  さん
この、足の表情が面白いです☆
なんていうんでしょう、なんとなくその、
爪先立っているような、
しっかり地に足をつけていない感じが、笑いを誘います☆^^☆

お尻の小さな小顔さんなのですね。
胴も細くて脚も長く、スタイルがいいのかな、と思い、
全体像を眺めてみますと、どことなく頼りない感じに見えちゃうのが、可笑しいです☆

バッチイ昆虫が飛んでくるのは、
庭木のために、質のよい土を使っていらっしゃるから、ではないでしょうか*^^*
(2008.11.19 18:26:01)

Re:インドツヤホソバエ(11/19)  
ツヤホソバエは、その名のとおり、ほっそりとした体系のハエなんですね。
ハエというより、ハチのプロポーションに近く見えます。
ハエ、ハチ、アブ。見た目は似てるとおもうのですが、種の境界線は、かなりはっきりしているんでしょうね。
(2008.11.19 22:23:20)

インドツヤホソバエ  
るる555  さん
このハエの幼虫も蜂などに寄生するのでしょうか?
成虫がフン食ですと ババ野良猫の糞を食べに飛んできたことも考えられますねー
とってもキレイなバッチイ インドツヤホソバエは、蜂と間違えてしまいそう~♪です。 (2008.11.20 06:56:03)

Re:バッチイ^^;(11/19)  
snowrun29さん
>>バッチイ昆虫
>ここ、この言い方いいなぁ~と
>いつも反応していまします(すみません!)
>衛生昆虫というのも。
-----
 最近は精神的な余裕が無いのか文章にユーモアが欠けております。せめて単語を選ぶことで、硬い文章を柔らかくしようと努めております。

>インドツヤバエ
-----
 インドツヤホソバエです!!

>クチナシの葉に比較してかなりの小さいものとは思いますが
>「前腿節には大きな棘」
>これは何の為にあるのでしょうか。
-----
 文章だけ長くなるのは避けようと思い、省略しましたが、この棘は雌をシッカと抱きかかえる為の構造であると言われています。ツヤホソバエの分類では、この雄の棘が重要な指標になります。

>更に棘は小さいものですし、、
>足全般が棘っぽい感じではありますが
>より止りやすくなる??
-----
 シオヤアブ等の棘は獲物を捕らえるのに役に立つのかも知れませんが、糞食のツヤホソバエにとってどんな意味があるのか・・・分かりません。

>その昔、魚屋さんとかには「ハエ採りリボン」がひらひらしてました。
>このツヤバエがくっつく事もあったのでしょうか。
-----
 魚屋に来るのはクロバエ、ニクバエ、キンバエ等だと思います。ツヤホソバエは糞には集りますが、魚には来ないでしょう。
(2008.11.20 10:36:33)

Re[1]:インドツヤホソバエ(11/19)  
ukon6624さん
>糞食のバッチイ昆虫という言い回しに
>私も反応したら先客ありでした~~
-----
 「バッチイ虫」の方が良かったかも知れません。硬い文章を少しでも柔らかくしようと言う苦肉の策です。
(2008.11.20 10:37:37)

Re[1]:インドツヤホソバエ(11/19)  
夢のはしさん
>この、足の表情が面白いです☆
>なんていうんでしょう、なんとなくその、
>爪先立っているような、
>しっかり地に足をつけていない感じが、笑いを誘います☆^^☆
-----
 ツヤホソバエの仲間は、多くの場合、翅をハタハタさせながら、踊る様に葉の上を行き来しています。写真を撮る方は大変ですが、見ていて結構面白い眺めです。

>お尻の小さな小顔さんなのですね。
>胴も細くて脚も長く、スタイルがいいのかな、と思い、
>全体像を眺めてみますと、どことなく頼りない感じに見えちゃうのが、可笑しいです☆
-----
 実物は5mmと小さいですが、結構シッカリした印象のある虫です。

>バッチイ昆虫が飛んでくるのは、
>庭木のために、質のよい土を使っていらっしゃるから、ではないでしょうか*^^*
-----
 堆肥は最近は使っていません。植木鉢の土を小山にしている場所があり、そこが屡々猫のババ場になっています。其処から発生しているのかも知れません。
(2008.11.20 10:42:46)

Re[1]:インドツヤホソバエ(11/19)  
あるかねっとさん
>ツヤホソバエは、その名のとおり、ほっそりとした体系のハエなんですね。
>ハエというより、ハチのプロポーションに近く見えます。
-----
 腰が括れているのでハチ的に見えるのでしょう。

>ハエ、ハチ、アブ。見た目は似てるとおもうのですが、種の境界線は、かなりはっきりしているんでしょうね。
-----
 ハチやアリは膜翅目に属し、蚊、蠅、虻は双翅目に属します。膜翅目は翅は2対、双翅目では1対です。また、頭部(眼、口、多くの場合触角も)の構造が全然違います。私などは、先ず頭を見ますから、この両者を見間違えることは有り得ません。
 また、ハバチ類(広腰亜目)を除くハチ(細腰亜目)の外骨格は固いので、外骨格の柔らかい双翅目とは、質感がまるで違います。
(2008.11.20 10:53:44)

Re:インドツヤホソバエ(11/19)  
るる555さん
>このハエの幼虫も蜂などに寄生するのでしょうか?
-----
 幼虫、成虫共に糞食だそうです。

>成虫がフン食ですと ババ野良猫の糞を食べに飛んできたことも考えられますねー
-----
 植木鉢の土を小山にしている場所があり、そこに時々猫がやって来てババをしています。其処から発生している可能性が有ります。

>とってもキレイなバッチイ インドツヤホソバエは、蜂と間違えてしまいそう~♪です。
-----
 見た目は艶やかでスタイルも良く、非常に見栄えのする虫です。ハチとの違いは、一つ上のコメントをお読み下さい。
(2008.11.20 10:57:24)

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