GMPとは?

GMPとは?

ウェルシュ菌とは?


Clostridium perfringen


「形態および特性」
・グラム陽性・桿菌・胞子あり。

・動物の腸管、土壌、水中など自然界に広く分布。

・perfringens = breaking throuth, 防御線を突破するの意味。

・以前はこの菌の発見者ウェルシュの名前をとって”ウェルシュ菌Clostridium   welshii”と呼ばれていた。

・「芽胞」と呼ばれる、栄養が周りにあまりない飢餓状態で形成される胞子を作  る。(実はウェルシュ菌は芽胞を形成しにくい)

・ウエルシュ菌は腸管の中で一旦増殖し、芽胞(胞子)を作る。そしてその何割か が芽胞形成時に易熱性エンテロトキシン(コレラ毒素同様=腸管毒)を、芽胞形 成時の余剰産物として蓄積する。つまり、腸管の中で一旦増殖したウェルシュ菌 の何割かが芽胞形成する時に放出するエンテロトキシンが悪さをする。

・本菌による食中毒は少量の菌の摂取では発症しないが、食品中で増殖した多量の エンテロトキシン産生性ウェルシュ菌が摂取されると、一部は胃内で死滅するも のの、多くは胃を通過して小腸内に到達する。小腸内は芽胞形成とエンテロトキ シン産生に適しており、芽胞が形成される際にエンテロトキシンが産生され、そ の毒素の作用で下痢などの症状が起きる。

・熱に強い芽胞を作るため、100℃、4分以上の加熱でも死滅せず生き残る。食品の 温度が50~55℃以下になると発芽して急速に増殖を始める。冷凍温度域では菌数 は時間の経過とともに徐々に減少するが、芽胞の生存率は高い。

・潜伏時間は約6~18時間。ほとんどが12時間以内に発症。

・ヒトの大便中の常在菌。

・大量に調理された食品中(酸素が少ない状態)で菌が増える(嫌気性菌)。

・他の食中毒菌に比較して発育が速い。

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