GMPとは?

GMPとは?

極限環境微生物とは?



極限環境の条件およびそれらの微生物の一般名は以下の通りである。

高温:好熱菌
高pH:好アルカリ菌
低pH:好酸菌
高NaCl濃度:好塩菌(高度好塩菌)
有機溶媒:溶媒耐性菌
高圧力:好圧菌
放射線:放射線耐性菌



好気性:通常の20%酸素存在下で生育可能な生物。狭義には地球上の空気の    酸素存在比でないと生育を示さない偏性好気性を意味する。好気性    は更に以下の分類がなされる。

偏性好気性:10~20%酸素存在下で生育可能な生物。こうした生物では、あ      る程度の酸素分圧に置かれると、全く呼吸ができなくなる。別      名、絶対好気性。

通性好気性:20%酸素でもそれ以下の酸素分圧あるいは完全嫌気でも増殖を      示す。例としては大腸菌などの腸内細菌、出芽酵母など。好気      性細菌の多くはここに含まれると考えられる。

微好気性:酸素分圧が2~10%の環境で至適生育を示す。下限の数字について     は、様々な解釈があるが、この数字は実験者の印象などによって     異なると考えられる。こうした生物ではSODの能力が低いと思われ     る。


嫌気性:酸素の非存在下で生育を示す生物。狭義には完全無酸素状態でない    と生育できない偏性嫌気性をさす。嫌気性も以下の分類がなされ     る。

偏性嫌気性:完全無酸素状態でないと生育を示さない生物。細菌等微生物が      大半である。極度に酸素を嫌う生物として、鉄細菌、硫酸還元      菌、メタン菌など。いずれも嫌気呼吸生物の代表である。

通性嫌気性:通性好気性と意味合いは似るが、実験者の捕らえ方などでこち      らが使用されることもある。どちらかと言えば嫌気度の高い環      境で良く生育するものを指す。


温度
温度は酵素活性の維持など、生物体内における化学反応にもっとも重要なパラメータである。大半の高等動物では地球の平均気温18℃を中心に、比較的広範囲の温度に対応できるが、極端な低温、高温条件では酵素の変性による化学反応効率の低下や、シグナルタンパク質の熱変性などを招き死滅する。こちらの定義も決定打とはいえないが、以下の分類が存在する。

好冷性:0℃付近で良く増殖し、20℃以上で増殖できない。好冷性に要求され    る性質は、低温環境でも化学反応を進行できる低温性の酵素群およ    び生体膜の流動性を保つための高度不飽和脂肪酸等がある。好冷性    細菌の多くがここに含まれるが、一部の高等動物(南氷洋に成育す    る魚など)などでも20℃以上での成育が不可能なものも存在する。

好熱性:45~60℃に至適至適条件を示す生物。一部のカビや好熱性細菌とい    われる生物群が含まれる。広義には45℃以上に至適増殖を示す生物    群を含む。

高度好熱性:60~80℃に至適増殖を示す生物。この用語は便宜的なもので割      愛されることも多く、好熱性にまとめられることが多い。一部      のカビや好熱菌が多く含まれる。

超好熱性:80℃以上に至適増殖を示す生物。真核生物の一切を含まず、全て     原核生物である。大半が古細菌であり、真正細菌はAquifex属およ     びThermotoga属しか含まれない。極度に高い温度を好むこれらの     生物群は、高温に耐えうる強固なタンパク質および生体膜構造を     有する。最も高い至適生育温度は121℃である。


耐冷性:15℃以下でも生育可能な生物群。
耐熱性:45℃以上でも生育可能な生物群。


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