GMPとは?

GMPとは?

AIDSとは?


こうてんせいめんえきふぜんしょうこうぐん

Acquired Immunodeficiency Syndrome:AIDS

ヒト免疫不全ウイルス(HIV)の感染によって引き起こされる免疫不全症。

一般に英語の略称エイズ(AIDS)として知られている。


「急性感染期」
HIVに感染して1~2週間程度で軽い風邪に近い症状が現れる。しかし、人によってはこういった症状に気づくこともなければ見過ごすことも多く、また症状が出ない人もいる。この症状は1週間程度で収まっていく。

また感染して数日間は血中のウイルス濃度は非常に高いが、数週間程度ですぐに抗体が産生されウイルス濃度は激減する。一般のHIV感染検査はこの産生される抗体の有無を検査するため、感染後数週間、人によっては1ヶ月程度立たないと十分な抗体が測定されないため、検査をすり抜けることがある。


「無症候期」
無症候性キャリア(AC)とも呼ばれる。

多くの人は急性感染期を過ぎて症状が軽快し、だいたい5~10年は無症状で過ごす。この間、見た目は健康そのものに見えるものの、体内のHIVウイルスは徐々に増殖を繰り返しており、免疫担当細胞であるCD4陽性T細胞に感染しこの細胞は徐々に減少していってしまう。

またこの期間に自己免疫性疾患に似た症状を呈することが多いことも報告されている。


「発病期」
血液中のCD4陽性T細胞がある程度まで減少していくと、免疫力低下症状を呈するようになる。

多くの場合、最初は全身倦怠感、疲れやすい、体重が減った、下痢気味、発熱気味などの症状を呈することが多い。大抵これらの症状によって医療機関を訪れ、検査結果からHIV感染が判明してくる。

その後、免疫担当細胞であるCD4陽性T細胞の減少と同時に多くの日和見感染を生じ、カポジ肉腫等の悪性腫瘍も生じてくる。また、脳神経が冒されると痴呆や記憶喪失を引き起こすこともある。

多くは感染症によって死に至る。



「感染・予防」
HIV自体の感染力は非常に弱く、感染するのは主に次の場合に限られる。

血液による感染 - HIVを含んだ血液などが傷口に触れた場合や使い回して汚染した注射針を使うなどの場合に起こる。患者の血液に触れないなど適切な対処方法に従えば感染を避けることができる。
性交渉による感染 - HIVが体の粘膜に触れた場合に起こる。異性間であると同性間であるとを問わず感染の可能性がある。コンドームの適切な使用によって感染をある程度防止することができる。
母子感染 - 一種の血液感染であると言えるかも知れないが、一定の確率で母子感染が起こる。アフリカでのデータではあるが、母子感染した子どもの4人に1人がAIDSを発症しないとされるのが、数少ない希望である。
以上のように、感染ルートは非常に限定され、日常の生活で感染する可能性は非常に小さい。患者に対して無用の恐怖心を抱かないことも求められる。




「治療」
現在効果的な抗HIV薬が開発され、血中の測定感度以下にまでウイルスを抑えることができるようになったが、依然ウイルスの撲滅にまでは至っておらず、エイズの発症進行を抑えているだけに過ぎない。




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