傷痕~キズアト~

傷痕~キズアト~

ふわり



~ふわり~


ふわり ふわり
風が語りかける
夏の木漏れ日の中

眩しくて目を瞑る
遠い記憶よみがえる
小さな少女に手をひかれ
駆け上がった坂道

入道雲、飛行機雲
1本の大きな木の下
町を見つめ空を見つめ
夕暮れまで手は離さない

ゆらり ゆれる
木の葉が舞い落ちる
小鳥が歌い
君も歌う中

ふわり ふれる
桃色の君の頬
1粒の涙あふれでた
飛行機雲の消えたとき



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