全118件 (118件中 1-50件目)
あるメーカーとの取引が拡大しそうな感じになってきた。昨年からすこ~しづつ、ちいさ~い仕事をして来たのですが、実績を認められて今後の提携関係を強くしたいという申し出がありました。まだ担当営業の口頭での話しの段階ですが、次回の先方の営業会議に同席を要請されています。具体的な構想も聞いていますが、これが本当に実現してうまく回っていけば我が社のある程度の仕事確保に貢献することは間違いありません。ただ、それとのトレードオフで我が社の資源をかなり提供することにもなり、うまい話しですが慎重に対応をするつもりでいます。さて、そんな話しを聞きつけてか、そのメーカーの代理店から魔の手が伸びてきました。その代理店はこのメーカーも含め競合メーカーの商品も扱っています。商社ですからメーカー関係なく色々な商品を扱うのは当然です。この代理店からは、競合メーカーの仕事もしてほしいという依頼です。現実的にはこのメーカー1社だけで我が社の仕事量の100%をまかなえるはずがありませんし、そうするつもりもなりません。得意先の分散という意味合いでは理に叶うことですが、あえて競合メーカーの仕事をする事もないだろうと思うのです。しかし、この代理店とはすでにいくつかの取引実績があり、現在も進行中の案件もあります。メーカーに操を立ててこの話しを断ると、ギクシャクした関係になりそうです。当然メーカーの担当営業からは、競合メーカーの仕事に手をつけないように暗にプレッシャーがかかっています。代理店にはこの事情は了解済みですので、我が社からの回答は保留中です。メーカーは競合についてはひどく敏感です。代理店の話しに乗るとメーカーからの道は絶たれるかもしれない、代理店の話しを断ると間違いなく今後の取引はないでしょう。天秤に掛ければ当然メーカー尊重なのですが、そういうものでしょうか。せっかく築いた代理店との人間関係はそんなものだったのだろうか。
2005年05月22日
コメント(62)
いつも同じ世界、同じ行動範囲ばかりを歩いていては見えるものが偏ってしまいますね。ビジネス的にも同じ業界内で安穏としていると外の変化に気づくのが遅れて、取り返しの付かない状況にもなりかねません。たまには、または常時違う世界にアンテナを張っていないといけない事を体験しました。今回、縁あって普段は絶対に(残念ながら・・・)宿泊することのない都内の高級ホテルに一泊することになりました。最近できたばかりの立派な建物で、私がいつも宿泊するビジネスホテルとは似ても似つかぬ異空間です。「エグゼクティブフロア」というこれまた特別なフロアで、限定した宿泊客しか立ち入れないところにある部屋です。エレベーターもルームキーを入れないとその階のボタンが押せないのです。こんなホテルは初めてでした。高層階から眺める都内の景色は、特別なものを得たような感覚を覚え、いい気分にさせてもらいました。ふと考えてみれば、毎日この部屋に宿泊する人がいる、しかも何十室も・・・たった一泊の料金も、私にとっては大きな負担。価値観の違いといって簡単に片付ければそれまでですが、広く周りを見渡せば明らかに「格差」を感じます。もう一つ、私がそういうおのぼりさん気分で乗っていたエレベーターには中国人の家族一行が乗ってきました。どうも親戚連中と一緒の団体旅行のようです。このホテルに親戚一同で宿泊できる中国人と、その遥か下層では別の中国人が違った生活をしている事を比較すると「格差」を感じます。(注:中国人を特別な対象としてみているのではありません)日常のビジネスの世界でも、明らかな格差があるから目標も立てられ、努力をしますが、努力で縮められない格差も感じています。努力や知恵や行動が万能か・・・万能であって欲しい体験でした。
2005年05月19日
コメント(0)
風邪をひいたのだろうか、数日前から声が出なくなってしまった。出ないことはないのですが、痛い、10秒も話せなく、つばを飲み込みながらかすれ声を一生懸命出すような状態です。幸い、土日が入って仕事には大きく差し支えなさそうですが、家族からは『何を言いたいのかまったく分からない』という冷たい返事。聴く気持ちがあれば、何を言おうとしているのか一生懸命聴く耳を立てるはずなのに・・・さて、どうしても連絡をしなければいけない案件が発生してしまったので、電話をしてみた。(Skypeというネット電話)いくら頑張ってもいつもの声が出るわけもなく、呼び出してから最初のうちは不審がられてしまいました。IDで相手はわかるのですが、さすがに聴き慣れない声で話し掛けられればおかしいぞ?と思うでしょうね。こんなときに、もう一方のコミュニケーション方法はまったくいつものように問題なくできているのに気が付いたのです。メールやブログなどの文字情報でのコミュニケーションです。これらを使うと相手の状態などはまったく知ることができません、また、状態が悪くてもキーボードさえ打てれば一切問題ないのです。この日記を見たってどこにガラガラ声の人間が書いていることが分かるでしょうか。改めてナルホドと思いながら、本日は日曜ですが出勤して、明日の準備や日記を書いたりしています。発声や聴覚に障害のある方の思いには到底理解が及びませんが、コミュニケーションの方法はいくらでもあるんだなぁと感じたのです。こんなちょっとしたことで、福祉関係の方へ想いを寄せるというのも良いかもしれません。ところで、明日の月曜日は東京で朝から客先での打合せです。声が戻っていることを祈るしかありません。
2005年05月08日
コメント(12)
今日は仕事が休みなので、珍しくウォーキングをしてみようと思い立ち、市内の公園を目指して歩き始めました。普段はクルマであっという間に通り過ぎてしまう道路をゆっくりと歩いてゆくと色々な新しい発見をします。特に今日はこの季節にふさわしいことを感じながら歩くことになりました。公園は市内の小高い山の山頂にあり、多くの人が集まってくるところです。そこへ続く道路の両脇にはず~っと茶畑が続くのです。ちょうど5月2日が八十八夜だったということで、どこの畑でも多くの人が刈り取り(茶摘み)の作業をしていました。おなじみの茶娘の衣装を着た人はいませんが、なかなか良い風景です。おまけに製茶工場も方々にあり、そこから漂ってくる香ばしい新茶の香りを楽しみながらのウォーキングは期間限定のお得な体験です。ところでお茶の世界は地味なものと思いがちですが、ペットボトルのお茶飲料が普及したせいで方々でバトルが繰り広げられているようですね。京都のお茶をアピールした飲料が大ヒットしたということで、静岡茶も負けてはいられないと、静岡を強調した銘柄も先週発売されました。富士山をバックにしたCMが頻繁に流れていますよね。そんな状況もあって、茶葉の取りあいも激しくなっているとの事。茶園は減っているのに需要が増えている…生産者にとっては良い傾向では?また大手の飲料メーカーではペットボトル専用の茶園を整備したそうですね。いずれにしても、一部でも需要が増えて活況を呈することはいいことです。茶園で作業する方々を眺めながら片道1時間、久しぶりに良い空気を吸いながら良い汗をかきました。あっ、片道1時間じゃウォーキングとはいえませんか…
2005年05月04日
コメント(4)
『連休はどうなっていますか?』と聞かれるのでいつも「カレンダー通りです。」と答える。と、いう事で本日も通常通りの営業日です。この言葉を言うといつも『連休にしないんですか~大変ですね~』と言われるのが通例だったが、今日会った社長は違うことを言った。『カレンダー通りでよくやっていけますね~!』そう、その通りなんです。カレンダー通りで週休二日制、国民の休日とお盆、年末年始を休むと、我が社の年間休日数は123日にも上る。稼働日数は242日。おまけに我が社の1日は7.5時間で年間稼働時間は1815時間になる。この社長の会社は年間休日は110日。稼働日数は255日で年間稼働時間は2040時間になる従って我が社はこの社長の会社よりも225時間、まるまる1ヶ月分稼働時間が少ないことになる。厚生労働省の週40時間、年間1800時間の目標を意識して設定した就業規則ですので、未達成の事業所が多い中、我が社の対応はいち早く社員募集にも有利だと考えていました。が、しかし、実情に照らし合わせて見ると・・・休みが多すぎます。この状態で有給休暇を消化していくと、いつ仕事をするのか?という状況になってしまう。我が社のように人工(時間単価で受注する)で仕事をする会社にはこの差は致命的な影響を及ぼしています。このことは以前から分かっていたことですが、是正したくても従業員の労働条件が変わることですのでエイヤッで変えることもできず、手付かずのまま。昨年の暮れには、厚生労働省の労働政策審議会で年間平均労働時間1800時間の政府目標を実質廃止したようです。各企業の実態にそぐわない事や従業員の働き方の多様化が進んだことが理由のようです。さてさて、皆さんの所ではどのようになっているのでしょうか。
2005年05月02日
コメント(6)
同業の取引先の技術者が、その上司と共に来社されました。『本日を以って退職いたしますのでご挨拶に伺いました。』って、ほんの2週間くらい前まで我が社の技術者達と一緒に仕事していたのに~、また突然な事を!これから6ヶ月間、カナダへ留学し英語の勉強をしてくるとの事。技術者としては非常に優秀で、人間的にもしっかりしている良い独身青年です。上司に聞けば、泣く泣く退職を承諾しましたと言っている。確かに優秀な人材の退職はいろいろな面でダメージが大きい、その気持ちは分かり過ぎるほど分かります。いいですね~独身は、ダイナミックな行動が取れて。留学か~カナダか~、自分の若い頃はそういう選択肢があったのかも知れませんが、まったく考えもしませんでした。今ごろになって(オヤジになって)からいろいろな事をやってみたくなるのですが、許される範囲は狭くなり・・・いやいや、決して萎縮しているのではありませんが、未知の将来に向かって自分のスキルアップに挑戦するその決意がうらやましいです。英語を手に入れて戻ってきた暁には、IT技術+英語力で間違いなく引っ張りだこでしょう。『半年後、そっちへ戻らずにウチに入社して下さいね~』と帰り際にアピールしておきましたよ。
2005年04月28日
コメント(4)
あらゆるものが集中する東京、我が社の業界もその殆どの仕事は東京に集中しています。という事で、私もしょっちゅう出掛けているのですがこの月曜日と火曜日は新幹線に乗るのが少々怖かった・・・そうです、JR福知山線の事故のことが頭をよぎる。犠牲者にはご冥福をお祈りします。さて、昨日は仕事のあと夕方から渋谷の某ホテルで面接を行いました。将来的に静岡へ戻りたいとの転職希望者がありまして、会ってきました。技術的営業を希望との事で、我が社にとってもその分野ができるなら願ったり叶ったりです。期待と不安で面接を開始しましたが、地元で採用する人材とは一味違うものを感じました。我が社の業務内容や現状の組織などを説明しながら、相手のスキルや勤務の希望などを聞き出すのが私のやり方ですが、この彼はちょっと違うアピールをしてくれました。まずは、現在の勤務先の会社概要から始まりユーザーや業務内容の詳細まで、経営方針までも説明しはじめました。どうして辞めようとする会社の「詳しい」内容を説明するのか、疑問に思いながら聞いていると、話しの焦点がようやく彼自身の方に向いてきたら、今まで説明していた数ある業務の一部署の管理を担当していると、ひとことで終了です。でも、今までの話しの内容で彼の現在の業務は手にとるように理解ができ、重責を担っている事が確認できたのです。こういう説明を聞いたのは初めてでしたので、お見事と言うしかありません。彼の現在の勤務先は我が社と同業です。大手IT系企業の子会社になっていますが規模は我が社の数倍ある会社です。話しの中で彼は、『私の現在抱えているプロジェクトを一緒にやりませんか』と言う・・・それは、現在彼が勤務中の会社から弊社が仕事を請負うということになるのですが、面接の相手から仕事のオファーを頂いたのは初めてです。なぜここでそんな提案をするのか聞くと『一緒に仕事をして自分のマネジメント力を評価してほしい事と、御社の関東へのパイプを太くするお手伝いをしたい・・・』と、ありがたい話しではありますが、実に発想がユニークだ~。最後にはどちらが面接されているのか分からなくなってしまいましたよ。
2005年04月27日
コメント(4)
自分の守備範囲と言いますか、仕事に関わる限られた狭い分野ですと、上手に相手に説明ができたり、瞬時に考えをまとめたりできるのですが、一転この範囲を少しでも出ると考えをまとめるのに時間がかかったり、話しも最後にはシドロモドロになったりして情けなくなる事があります。落ち着いている時はそんなことないのですが、ここぞという時に限ってそういった傾向が出ます。なぜだろうと分析をしても良く分かりませんが、きっと自分の中で思考が確立されていないから、迷いや不安から色々な事を考え過ぎるのではないのだろうか。短時間で的を得た話しをしようとして、かえってプレッシャーになっているのかも知れない。ものごとの思考方法をしっかりと訓練すればおのずと話し方にも変化があるのではないかと、以前に紹介していただいたロジカルシンキングという手法を身に付けようと本をあさっていました。1年ほど前に入門書を読んでみて、ナルホド理論は理解できました。これからはそれを念頭に置いた考え方をしようと、思ったのもつかの間、いつの間にかそんな事は忘れ去り、相変わらずの状態。生まれつきロジカルシンキングが身についている方もいらっしゃるでしょう、数々の苦労の上に身につけた方もいらっしゃると思います。私も是非身につけたいと思い、再挑戦を決心して、懲りずに別の書籍を入手して読み始めました。『論理ノート』D.Q.マキナニー著、水谷淳訳いや~私には難しすぎて、数ページ読むのに何十分も時間がかかってしまいます。気が付くとウトウト、良い睡眠導入剤と化しています。
2005年04月23日
コメント(4)
中小企業家同友会という団体があります。全国の経営者約4万社が加入する、経営者自らが学ぶという基本姿勢の団体です。各県、行政単位ごとに支部が存在し、昨日は私の地元の支部総会が行われました。ここで私は正式に支部長として指名され承認を受けました。もちろん内示は昨年からあったわけですが、本日まで色々と準備で大変でした。そのせいもあって今日はほっとした気分です。この支部の会員は75名、任期2年間ですがしっかりと勤めさせていただきます。さて、総会後の懇親会、本日の総会時の記念講演に対する感想などを出席者から順に求めるように私から発言して、その流れが始まったのですが、どうもやり方が悪かったのか、スムーズに発言がつながって行かない羽目に。過去の支部長経験者である相談役からきついひと言『思いつきで企画したのか知れないが、やるなら制御できる用にしなさい』と。理由はあるのですが、結果的には思い付きに他なりません。反論もせず・・・支部長第1日目、初日からへこみました。
2005年04月15日
コメント(6)
東京からの帰り、新幹線改札へ向かう通路で見慣れた光景として、ものすごい雑踏の中でお菓子などなどの東京みやげの販売合戦が繰り広げられています。何店も並ぶ店舗や販売用ワゴンからは売り子の大声が飛び交って、さながらどこかの縁日の中を歩いているようです。その中で、ふっと目に留まったのが老舗のお菓子屋さんの販売用ワゴンです。こんなに人だかりの中で誰もそこで買い物をしている人がいません。まるでそこだけ異次元の世界にいるような雰囲気をかもし出していて、店員さんが手持ち無沙汰にたたずんでいます。通り抜けながら確認すると、そこは知らない人がいないくらいに有名なお菓子店でした。どうしてなんだろう、「単に老舗というだけでは競争に勝てないのか」「今では内容よりもネーミングのインパクトが重要なのか」「あまりにも普及して飽きられたのか」などと色々なことを考えながら通り過ぎたのです。きっと創業時には斬新な商品で飛ぶように売れたんだろうなぁ、それが時間を経てもう安定期に入り・・・・我が社も何もしなければ同じような道を歩むのは明白であるから、常に考えながら行動しなければと、変に納得。その途端、踵を返してその店の前に戻り、普段は絶対に買わないお土産を一箱購入しました。店員さんに、言葉にはしませんでしたが「私も頑張るから、あなたも頑張ってください」などと訳のわからない励ましのメッセージを伝え、帰路につきました。家に戻り箱を開けて分かったことですが、このお菓子はもう100年近い歴史があるとの事。そうか、新興のお菓子の台頭などは痛くも痒くもない余裕だったということか・・・大変失礼しました。でも、ささやかな気付きをいただきましたよ。
2005年04月13日
コメント(2)
本日4月1日をもって、10年勤続者を表彰しました。そうかぁ~、もう10年も経つんですね。あのときの面接の事を思い出します。実は、その時は2名の面接を同時に行っていましたが、会社の計画では1名の採用でした。どちらも技術者で実務経験者です。能力の内容はふたを開けて見なければ分からないというのが実情で、ある意味賭けに近いものがありました。この社員を採用した決定的要素は忘れましたが、年齢の高い方を採用しました。普通は若くてこれから活躍しそうな方を選択するのですが、年齢の分多少経験が多いと判断したのかも知れません。その時30歳でしたから、今年で40歳ですね~よく頑張ってくれました。大正解でした。その後、我が社の要所要所で重要な仕事をそつなくこなしてくれて、今の我が社の礎を築いてくれたと言えるかも知れません。それに感謝して、金一封と記念品、表彰状を渡しました。しかし、しかし、私が若くて第一線でやっている時期はそれで良かったのですが、人の能力には特性と限界がありますね。私の仕事を移管して任せることができませんでした。つまりナンバー2にはなり得なかったのです。それだけの器を持っていませんでした。技術者のままでいるのが本人にとって最良のようです。現在、別のナンバー2候補を育てている最中ですがまだ数年かかりそうです。うまく行っていれば今ごろは私ももう少し自由に活動できたのかも知れません。人材採用がいかに重要なものか思い知らされています。本日は同時に、5年勤続者も2名表彰しました。本当に個性というものは面白いもので、同じ5年勤続者であってもいつまでも依存体質の仕事をしている者と自発的な仕事をする者に分かれています。仕事に対する態度が全然違いますので、実力主義の我が社では一方はリーダー、一方はスタッフというようになっています。
2005年04月01日
コメント(4)
我が社はいつも、3月の年度末はさほど混乱するような状況に陥る事はなく淡々と業務をこなしながら4月を迎えるというスタイルでした。しかし、今年度は違います。この日に焦点を合わせた大きな仕事を受注しているせいで、開発部隊は大混乱をきたしました。私自身は、忙しいなりにも事前に設定したスケジュール通りに朝から行動をしていました。特にこの日に集中した年度末の特殊要素は入っていません、2月からめいっぱい苦しんでいましたからね。社内の動きは、大まかですが携帯のメールに転送されて把握できるようになっていますので、外出先でもある程度リアルタイムに指示をしたりできるのです。開発部隊の本日の予定といえば、今まで作業してきた内容を夜までにまとめて得意先へ報告すれば完了ということになっていました。ところが、午前中から予定外の動きが始まっているのが分かりました。どうも得意先から、訪問するように求められているようです。指定された訪問時刻は今から30分後、車で1時間かかるところなのにどうやって行けというのだろうか。この得意先にはシステム販社が関わっています。どうもその担当者が得意先に対して説明不十分だったために不信感を持たれ『今すぐ来い』になったようです。要求されたものを準備して訪問するには3時間はかかります、結局4時間後に訪問ということで話しは落ち着きました。と、いうことは最終日の今日、予定していた作業はすべてキャンセルになってしまうじゃないですか!すべてが済んだ先ほど、販社から『得意先の社内の確執がありまして・・・』というお詫びのメールが入りましたが、そんなことのせいで振り回さないで下さいよ。貴重な時間をロスした我が社へのフォローはないんですね。この件で、販社に対してクレームという訳にもいかない微妙な立場の我が社は、この担当者に「借り」を作る作戦を立てましたよ。
2005年03月31日
コメント(2)
10年ほど前に、地元の市役所のある部署の設計システム開発を受託しました。土木設計にかかわるものであり、コンピュータの知識のほかに土木の高度な知識が必要でした。当然我が社にはそんなノウハウがありませんので、直接受注ができるわけがありません。このシステムはなんと東京の土木コンサルティング会社が受託して、その下請けとして我が社が受託したのです。地元を跳び越して東京からまた戻ってきたという構図。市役所職員が自分の持っているノウハウを使って地元のシステム開発業者を使えば良いのに、と常々思うのですがどうしても「東京の一流の」コンサルティング会社へ委託しちゃうんですよね。結果、100円で発注したシステムは最終的に我が社が25円程度で受託するという状況になってしまうのです。75円は東京に落ちるのです税収のことを考えたって、どれだけ無駄なことをしているのか…と、その市役所の担当者と良く話したものでした。この担当者は私と一緒に、何度も市役所へ泊り込んで徹夜でシステム開発に協力してくれた人です。私よりもかなり年上ですが、このシステムに関する「戦友」と思える人です。そして今日、久しぶりに電話がかかって来ました。『生きてるかい?』唐突に話し始めた内容は、昨年から当時の部署へ部長職として戻ってきたとの事。そして、やはり次期のシステム開発に関わる相談というものでした。『好きですね~、またやるんですか?』『今度はパッケージを買っちゃうよ、そして維持管理に地元業者を使おうと思ってさ。』おっ、やっとそういう考えが出てきたんですね。地元業者といえば、簡単な測量、施工程度のものしか発注せず、地元の産業振興・スキルアップに程遠い実情でした。ちょっとくらい難しい仕事をやらせてみてくださいよ、きっとできますって。来年度、その事業の入札に手を上げるべく(指名を頂くべく)調査、準備を始めますよ。
2005年03月30日
コメント(2)
同業の会社のシステム営業担当者が来社されました。特に目的を告げずに来訪されたので、いったい何を望んでいるのか分かりません。条件が厳しい仕事を持ってくるのではないかと警戒しながら業界の情報交換などを軽く・・・そんな話しの中で、弊社としては創業当初から固く守っていた信念がグラッと揺らいだ時間帯があり、自分の理念のもろさを反省したのです。このような業界では、技術者を得意先へ派遣するという「派遣業」の要素を多く持つ企業が非常に多くあります。我が社のように自社内のみで開発を行っている企業はむしろ少ないはずです。なぜ派遣をしないか。1.従業員と経営者のコミュニケーションが困難で帰属意識が希薄になる2.利幅が少ないために大勢の派遣が必要で得意先都合によるリスクが大きい大きくはこの2点ですが、ところがこの会社においては。1.従業員はむしろ派遣先の非常に整備された快適なかつ最新の作業環境で仕事ができる ことを望んでいる。 さらに、新しい技術を習得する場としてはこの上ない場であると考えている。 そして、通常では立ち入ることのできないその環境を提供してくれた会社(派遣元) に感謝すらする。2.月次受注単価は人のスキルにもよるが、弊社の一般的平均受注単価より少し少ない程 度。つまり、ある程度長期の派遣契約であれば、現状のような受注額の波に左右さ れることがなく、結果的に安定した収益が見込める。 そんな仕組みは昔から分かっています。との事。それは、今までに派遣業務を行っている社長と何人も話している中では、こんなに夢のような話しは一度も出てきませんでした。実際に自分で調査した中でもそんな話しはないのです。ありえない話し・・・半信半疑・・・この話しは調査が必要ですね。いや仮にそれが正しく、私の今までの認識不足だったとしても、信念=理念としていたものは貫くべきだ、ケド、朝令暮改も柔軟で有効な戦略だし。煩悩に犯されそうだ。もう一度調べれば結論が出ますけどね。
2005年03月28日
コメント(4)
年度末でどうにも余裕のないスケジュールをふぅふぅ言いながらこなしています。今週は出張続きで殆ど会社にいることができませんでした。そんな中、宿泊先のホテルで、私の加入する団体の来年度支部方針を夜中の2時過ぎまでかかって書き上げました。構想は以前から考えていましたので、肉付けしながら皆さんに分かりやすくまとめるいう作業です。この段階では方針(案)という事ですので、実際の決定稿は4月の総会で発表です。方針案は、新年度から一緒に活動予定の役員達と内容検討を行うことになっており、昨夜それを行いました。3つ掲げた方針案のうちのひとつが、どうにも意見が合わず受入れられません、論議を交わすも互いの論点を動かすことができず、若干修正したものの、私としてはまだすっきりしないのであります。「儲け」、この言葉を使わせて頂いたのです。『儲かる会社にしよう・・・』というテーマで方針のひとつが書かれているのですが、 ・会社の目的を明確にするのが先で、儲けは目的の達成によって発生するもの・・・ ・そもそも、儲けという言葉を使うと、儲かれば何でも良いというイメージが・・・このような異論が噴出して深夜までけんけんがくがく、飲みすぎました。どのような会社目的であっても、結果として利益が出ずに儲からなければその目的自体が間違っているのでしょう、それであれば、儲かるような会社目的に軌道修正していくのが正しいのではないか。従って、儲かる目的を、計画を掲げて遂行するのが現実的だと私が考えるのです。儲からない目的を掲げた会社は、ある意味存在の意味をなさないのでは。方針の趣旨は、どの会社も将来存続していくために儲かる目的を作り、行動できるように全員一緒に精進していこうというものです。企業の目的が尊い、すべてに優先ということも理解できますが、いったいどうなんでしょうかね。単に私の修行が足りないせいなんだろうか。
2005年03月25日
コメント(9)
今日は東京でした。欲張りなのか、朝早くから夜まで入れられるだけスケジュールを詰め込んで行きます。それにほぼ比例して大量の資料を持っていったので、その重みで方が痛い・・・午前中に客先訪問1件、お昼を食べながら販売店と打合せ1件、そして午後に別の販売店との打合せのために向かったのが品川です。例の新しいビル群の中で、お茶でも飲みながら打合せしましょうということで、適当な店を探しながらウロウロ。しゃれたお店がいくつもありますが、その中のイタリアンのレストランを選び、飲み物だけで打合せをしたい旨を伝え、入店しました。アイスコーヒー460円なり、さすがだね~安くないな。さて、10分ほどして『ラストオーダーですが・・・』とウェートレスの女性が聞いてきた。時刻は14時少し前です。座ったばかりなので追加のオーダーはありませんし、なぜ「ラストオーダー」?という疑問に、「ランチタイムのラストオーダーかな」と思い込み、そのまま打合せ続行しました。そしてまた20分ほどして『閉店の時刻になりましたので~』とそのウェートレス。時計を見ると14時30分前です。「へいてん」?『閉店・・・ですか?』と聞くと、そうだと言う。どうも、昼に一度店を閉めるらしい。こういったお店はよくあるので不思議ではありません・・・が、おかしいでしょ。この一連の流れ。(店と客がそれぞれ思い違いをしている)私たちは打合せをしたくて、コーヒー一杯で1時間くらい座っていたいと思っていました、今のようなカフェがどこにもある状況で、それと同じ見方をしていたのです。ところが、お店はルール通り14時30分で閉店。私たちは期待通りにならず、ブツブツ言いながら店を出ましたが、入店前に閉店時刻が迫っていることを伝えるべきではないでしょうか。きっと店の入り口に表示してあるのでしょうけれど、気付かない人もいますよね~。結果、双方の思惑の違いで、お客に誤解を残してしまったという事ではないでしょうか。相手が知っているだろう、理解しているだろうと言う前提に立った行動は相当注意しないと、簡単に誤解を生んでしまうなと思うのでありました。これもある意味での契約にあたるのではないでしょうか。えっ?オヤジがしゃれたレストランなどに行くからこうなる?ごもっとも。そのあと、どこにもあるカフェに移動してじっくり打合せができました。
2005年03月18日
コメント(8)
国内大手と言われる人材派遣会社の教育担当者の話しを聞きました。講演ではなく、少人数の会合で、ひざを突き合わせて話しを聞きましたので、生々しい話しをいろいろと聞けました。 6000名の社員に対して最新の技術教育をどのようにして行うか。 何のために教育を行うのか。 教育によって社員は何を得るのか。教育の仕組みはさすがにお金がかかっていますね。全国に社員が派遣されていますので、とても集合教育を継続的に行うことは無理です。そこで、莫大な費用を掛けてマルチメディア、ネットを駆使した教育を行っています。また、全員がそのような受講環境に対応できるとは限らないために、そういうハイテクなものと従来型の環境をミックスしたやさしいシステムになっています。特に驚いたのは、このコンテンツです。最新技術等は専門の担当者が作成しますが、その他の既存技術に対しては先輩社員が後輩社員に対して勉強会を開く(上記の環境の中で)という形態になっています。○○勉強会などと銘打って新人社員がそれに参加します。まさに技術・ノウハウの継承が行われています。このノウハウが広い分野に莫大な量で蓄積されているそうです。さて、何のための教育か。当然ですが、個人のスキルアップに他なりません。教育を受けることによって品質の向上、得意先の満足度向上につながります。加えて、社会人として、技術者としての人間教育が含まれています。このようにしてあらゆる面で教育を受けた技術者は『商品価値の高い』人になっていくのです。最後に、まったくクールなのは、その商品価値を数値で社員に公開しているということです。 商品価値=受託単価=給与この表現のように、受講実績内容によって自分の担当できる業務がはっきりと規定され、その業務にははっきりとした受託単価が示されています。従ってそこから算出される自身の給与額は明白です。教育を受けるのは自由です、自分の商品価値を高めるのも自由、落とすのも自由ということですね。これでもかというほど整備された暖かい教育システムと、反してそれを生かし切れたかどうかは、何のお世辞も無い評価システム。こういうクールなシステムでなきゃ6000人の技術者の維持をしていけないということですね。あぁ驚いた。
2005年03月17日
コメント(0)
いま、社長業をまったくしていません。社員とおなじ仕事を時間に追いまくられながら必死にこなしている状況です。なぜか・・・年度末で納期が迫ってパニック状態・・・それもありますが、問題はそれよりもっと以前の基本的体制、社長の意識の問題に関わっています。それはさておき、そういう状態で仕事に追いまくられてついに大切な会合をすっぽかしてしまいました~もう、何週間も何日も前からその日の予定は決まっていましたので、スケジュールにもしっかりと記載されていたのに、当日のその時刻になったらまったく疑いもなく別の仕事に専念してしまいました。翌日になって、『昨日はどうしたんですか?』と出席した仲間に聞かれても何の事か思い出せずキョトンとするばかり。当然ですよね、すっぽかした意識が無いのだから。事実を聞かされ、赤面、あわてて関係者にお詫びの連絡を入れる始末です。スケジュールは決定したらきっちりとこなす主義ですので(ごめんなさいもありますが)、自分にとっては大事件です。スケジュール帳を見直せはしっかりと書いてありました、残念!ところで皆さんはスケジュールの管理はどのようにされているのでしょうか?絶対にすっぽかしのない管理方法って実践されている方がいらっしゃったらアドバイスを頂きたいと思います。私は、長い間紙のスケジュール帳を使用していましたが、ちょうど1年前から電子手帳に切り替えました。ずっと電子手帳を否定していたので、勇気がいりましたが思い切って変えてみるとなかなかなものです。ただ、その機能を使いこなしていないんですよね。今回のすっぽかし防止用に、事前にアラームが鳴る設定があるのに使っていませんでした。SONYのクリエTH-55という機種です。手書き感覚のスケジュール帳に加え、デジカメ、ボイスレコーダ、メール受信、ウェブブラウザ、などなど機能豊富で、今までのシステム手帳に電卓まで挟み込んでいたのが何十分の一の容積になったのですが・・・結果がこれじゃ。
2005年03月16日
コメント(4)
土曜日から通夜、葬儀、通夜、葬儀の掛け持ちで、本日もこれから告別式への参列をしてまいります。私は今年に入りまして、これで5人の方を見送って参りました、どうか皆様からだには充分お気をを付けください。ところで、今回2件の葬儀について受付周りその他をお手伝いさせていただきました。葬儀全体の進行は会館の指示に従って行われるので一切問題も無いのですが、その中で町内の方々に依存している部分の多いことは皆様承知だと思います。参列者の受付から香典、花輪などの管理、そして斎場での接待、寺院、墓地での納骨のお手伝い・・・結構な仕事量があります。当然、葬儀は地元の人々で出すという、昔からの人との繋がりを重視したしきたりを尊重したものです。ただ、これもきっちりとしたルールがあればリーダーの指示のもと計画的に整然と処理できるのでしょうけれど、町内の人々は素人であり、そんなに何度も発生する仕事でもないので、前回の経験者であってもうまく思い出せず、結果おなじロス、ミスを繰り返しています。今では時刻がきっちりと決められた進行が求められるようになり、お手伝いの人々にもストレスすら感じさせてしまいます。おそらく会館側でもこの部分まで関与する事は何ら問題ないのでしょうが・・・葬儀全体の進行も少し地域が異なっただけで、だいぶ異なるようですね。都市部と地方でもかなりの差があるようですね。実際には、日本全国の葬儀を知るわけではないのでなんともいえませんが、特に都市部では町内の人の繋がりが希薄になったりしているようです。そんな中で、このように協力しあって事を進めるというのは、より困難に思えるのですが、どうなっているのでしょうか。葬祭会館が深く関与してシステマチックに処理している地域はあるのでしょうか、疑問です。
2005年03月14日
コメント(4)
中小企業を取り巻く問題のひとつを取り上げて、それをテーマにして集まった多くの経営者たちと討議をしています。今日もある1つのテーマを15人ほどで、あぁでもないこぅでもないとやりあいます。私としては、問題提起されるとその問題に対して知っている知識を総動員して、現状分析や解決方法等を一生懸命考えるのに没頭してしまいます。解決が第一目的となり、そのテーマにはまってしまって周りが見えなくなってしまう。そんなときに、そのテーマを斜め方向から、または裏側から眺めてその本質を明らかにしようとする参加者Aさんが出てきます。なるほど~、そういう見方をすれば、私の考えている方法よりももっと適切な解決方法がたくさん見つかります。ここで、すぐに正面から行ってしまう自分の力の無さ・方法のまずさを実感してしまいます。さて、さらにそのテーマを100mくらい離れた遠くから眺める参加者Bさんがいて、まったく次元の違う意見を提案してきます。初めのうちは何を言っているのか理解できないのですが、じっくり聞けば納得できる見方をしています。それによれば、このテーマを解決する方法を見つけること自体がナンセンスであり、問題提起者自身への分析が始まるのであります。この場に集まった人たちは、問題解決の訓練を目的としていましたが、このBさんは問題の存在自体を問題にしていて・・・マネはしたいが、とてもマネのできる思考方法ではないのです。さて、こんな人たちの、現在の業績を比較すると・・・ 私 < Aさん < ・・・・ < BさんAさんとBさんの間には大きな開きがあります。正面からしか見れない私と、ちょっとひねったAさん、次元の違う思考をするBさんの違いでした。
2005年03月07日
コメント(6)
近くの市の第3セクターが運営するレンタルスペースを見てきました。駅前の建物に設置された事務所の壁一面に作られた50cm四方の展示販売スペースです。このスペースに主婦などが趣味で作成した手工芸品を自由に展示して同時に販売もしようという、よく見るアレです。実はこの管理をしている第3セクターの担当者から、出品者の中からネット販売をしたいという要望が多く出るようになりその対応を検討すべき時期に来た。と、いうことで実際ネット販売ができるモノなのか、その他の条件などを探るために現場を見ることにしたのです。作品を見て驚きました~、ものにもよりますが、一部に芸術品じゅないの?と言えるくらいの非常に高度な加工をした作品ががあります。聞けばその出品者は講師をしながら自分の作品を発表しているとの事。(セミプロと言っていいのでしょう)外に出してもまったく問題のないものだと感じます。それらを1品あたり数百円~数千円程度で販売をしているのです。良く売れるスペースで、月間3~4万円、52個の全スペースで40~50万円の売上があるとの事。50cm四方で・・・『時給に換算すると2~300円になっちゃいます』というが、趣味と実益ということで割り切ってしまえばこのままで結構売れていくのではないでしょうか。意外なところで意外なものが意外に売れていることを知って、起業はもっと気楽にできるパターン(私たちの言う起業とは別の意味の起業)もあって良いのかなと思うのでありました。
2005年03月04日
コメント(4)
いま、我が社の抱えている仕事の納期が迫っているにも関わらず、完成度が今ひとつであるため、ほとんどの技術者をその作業に投入しています。本来は各担当が行うべき業務までほったらかしになってしまっています。従いまして、私自身がみんなが投げ出した仕事を拾い上げながら処理している状態で、多忙を極め余裕などあったものではありません。今朝もそんな雑務をこなして、飛び出すように客先へ向かいました。今日のスケジュールもまったく余裕がなく、それを思うと胃がきりきりしてきます。今日の1軒目のお客さんへはギリギリで間に合うかな?と思っていたのもつかの間、事故渋滞・・・結果45分も遅刻してしまいました。『あと15分じゃ何も話しできないじゃないですか~』と、おっしゃる通りです、では食事をしながらどうでしょう。という事で近くのしゃぶしゃぶ専門店へ。いやいや、日替わりランチ945円(税込)ですよ。遅刻のお詫びをしながら話しを始めた頃、お店の方がお茶を運んできてくれました。良く見るとお茶と一緒になにやら小皿に盛られた色とりどりの見慣れないもの。『今日はひな祭りですので、あられをどうぞ』そうだったのか、今日は3月3日ということは承知していたけれど、ひな祭りというのはまったく頭になかった。しばし、あられを眺めながら、殺伐とした自分の毎日を恨んだり反省したり、複雑な気分になりました。ああこんな季節感のある、文化的な、人間的な仕事や生活をしたいな~そんなひな祭りの日でも、仕事は待ってくれません。明日の準備のためにこんな時間まで仕事する羽目になっている自分、これもすべて自分に起因する現象、誰のせいでもない。本来望む自分の姿と、現実とのギャップを受入ながら目標に向かってヨッコラサと今日も一歩踏み出していますよ。
2005年03月03日
コメント(0)
業者の事を自分の「しもべ」とでも思っているのでしょうか、非常な対応を求めるお客さんがいます。お金を支払う→頂くという関係であってもタダで頂くのではなく正当な役務を提供し、お客様にも利益を提供しているのだから、対等であっていいはず。昨日の事ですが、朝一番にあるお客様から『システムが動かないよ~』の連絡が入り、我が社の担当者が対応をしていました。ほんの今まで稼動していたものが突然動かないとは、経験上システム的問題ではなく環境的問題(機械的問題)だと当たりをつけていろいろと質問をしながらの対応ですが、『何もしていない』『突然動かなくなった』の一点張り。何を質問してもヒステリックな答えしかなく、結局『今すぐ来い』というお決まりのパターン。この言葉を発せられるのが私は嫌いです、つまり、「来い」ではなく「来て見てくれませんか」くらいのことは言えないのかと思うのです。今日は担当者も非常に忙しく、客先へ行けるのは・・・私しかいません。40分くらいかかります、客先へ到着したとたん『すみません、直っています』と。理由がわからずに、いったい何をしたら直ったのか聞くと『この方の設定ミスのようです』と言って指差す先には見慣れない業者さんが頭を下げている。この方とは?・・・ネット関係の設定をお願いした業者との事。さっきの電話では『何もしていない』と言っていたのに、しっかりと環境をいじっているではありませんか。私たちが親身になって対応しようとしているのに不誠実なこの対応には私としては黙っておくわけに行かず、社長に一言申し上げることになりました。少しでもおかしければ、怒鳴って業者を呼び付ければ良いと言うような考えがどうしても気に入らないのです。それを許しいてる社長に、業者の立場として対等な目線でクレームです。
2005年03月02日
コメント(4)
1月中旬から眠ってしまいました。インフルエンザの高熱と悪夢にうなされた一週間から復帰できずに、あれょあれょと言う間に1ヶ月以上も日記をサボっていました。気が付けば3月、今日からまた始めます。発病してから2週間はほとんど自分が何をしているのか分からないような状態で、フラフラしながら仕事していました。その期間を含めて今まで何をしていたのか思い出して見ます。「人儲けの会」新年会 ドタキャンしてしまいました。 約束は絶対守る主義の私にとっては屈辱のドタキャン事件となりました。 その他、約1週間分のスケジュールは皆キャンセルまたは延期の大調整です。2名の中途採用者の面接 まだ熱があるのに、自分が何を質問しているのか分からないのに面接しました。 結果、この2名は現在中途入社技術者として我が社で試験採用中です。大阪行ってきました ある会合に出席のため、一泊で出かけてきました。 これをきっかけに関西方面での仕事ができないか模索するつもりなのですが、ここへ は札幌・仙台・東京・名古屋・岡山からの同業の出席もあり、競争の厳しさを感じま した。北新地で4次会まで、ヘトヘト。名古屋行ってきました 偶然、引き合いのあったお客様が名古屋です、成約まで至るかどうかまったく未知数。 十数年ぶりで本場の味噌煮込みうどんを試したから、ま、良いとしようか。新潟行ってきました 中小企業の各種経営問題を討議しようという集まりで、全国から1100名の経営者 が集まりました。山古志村の長島村長も発言をされ、その言葉に感動を覚えました。 がんばってください。ビジネス交流会やりました 30名の出席を頂き、SOHOならびに起業家のネットワーク作りと行政の産業振興 施策が地域にとっていかに必要か、勉強と意見交換、名刺交換会を行いました。 一緒に頑張ってきた交流会の仲間が開催の2週間前に急逝しました、残念なことです。いつのまにか日常のドタバタ生活に戻っております。
2005年03月01日
コメント(6)
土曜日に無理して新春パーティへ出席したら、そのあと大変なことになってしまいました。金曜日の午後から兆候があって、土曜は朝から37度くらいの熱が出ていましたがどうしても出席しなければいけないパーティーなので無理して出かけました。この時点で38度を越えていました。さて、戻ってきたらもうフラフラ、クラクラ。今日はそんなに飲んでいないはずだが・・・で、体温を測ると39度を越えているではあ~りませんか。そのまま寝込んでしまおうかと思いましたが、大事を取って隣の市の救急医療センターへ駆け込みました。今日の当直医は20代後半の若い先生。色々と説明をしながら診てもらいました。私『あの~、夕方からアルコールが少し入っていますが・・・』医『ふっ・・・、熱があるのに飲んだんですかぁ?』私『はい、どうしても外せない会がありまして。』医『そ~ですか~大変ですね~、はい分かりました、ではこうしましょう・・・』そう言って薬の処方を書いてくれたのですが、深夜も0時を過ぎているのに、しかも熱があるのに飲みに行ったバカな患者に対して理解をしてくれるとは思いもよりませんでした。きっと一言くらいは嫌みでも言われるかと覚悟していたのです。と言うのも、昨年の春頃に同じく救急病院へ駆け込んだ時、この時も若い先生だったのですが、『どうしたら早く回復するでしょう?』と、普通に質問しただけなのに、その10倍くらいの嫌みな言葉を頂いた経験があったからです。「患者は自身で判断したり治療できないのだから、医師の指図に従うのは患者の義務であり、指示が不服なら薬も受け取らずに返ってくれ。」くらいの事を言われてカチンと来たりブチッと切れそうになったり、大人でいるのが大変でした。医師という選ばれた職業であっても、お客様は神様に間違いないはず。顧客満足を意識した仕事をしなければ医師といえども淘汰されてしまうでしょう。どちらの医師がこれから幸せな医業を続けられるかは明白です。そんなことを考えながら、日曜はずっと熱にうなされていました。さて、月曜の朝になって会社の近くのクリニックへ初めてかかりました。ここの先生も若い方でフレンドリー、しかもいい人でした。顧客満足を得て、きっと多くの患者さんに支持されているのでしょう。
2005年01月17日
コメント(5)
今日は午前中に、現在海外へ開発依頼しているプロジェクトを請け負っていただいている国内業者のリーダーとブリッジSEが来社して、我が社のSEと仕様面の詳細などを確認する作業を行いました。中国企業を含めて3社が連携を取って進めるのは非常に難しく、問題だらけ。ま、これも近い将来の我が社の戦略にもリンクするものなので、投資・勉強として進めていきます。このフリッジSEは中国人です。今日は夕方まで我が社へ詰めて中国側とやり取りをしていました。Skypeってご存知ですか?インターネットを利用したIP電話ですが、朝から夕方まで接続しっぱなしでもタダです。音質も問題なく、すばらしい。こういったツールを利用することで益々ボーダレスが進みますね。彼、お昼はラーメン屋さんに行ったようです。『日本のラーメンはとってもおいしくて大好き、中国のはまずいです』と言っていました。午後は、某リクルート専業企業の営業が来訪。以前から何度か顔を出している人ですが、雑談の中でこの地区の企業の採用同行などを聞きました。いま、我が社がやっている地元から技術者を探すことは費用対効果の面や品質(技術者の意識)の面でリスクが大きいことが明らかになりました。あまり気づかなかったことですが、地元企業でも採用専門部署を関東や大都市圏に持っていったり、工夫をしているようですね。我が社は消極的過ぎたかな~そのあとは緊急に依頼のあった見積を作成しました。ある商社からの見積依頼ですが、とにかく時間が掛かるのです、技術的調査して工数を割り出して、さらにいつも求められる簡略なシステム提案書まで含めて何時間も掛けて作成しました。全神経を集中します、が、この商社の見積案件は成約率が・・・・・時間の掛かる割りに・・・と言っていては頭がカリカリ熱くなるだけです。見積書をメールで送ったあとも頭が熱い、熱っぽい、あれ、関節も痛い。年明けから一気に飛ばしたから風邪かな?雑用は山のように残っていますが、早めに帰宅としましょう。
2005年01月14日
コメント(2)
年が明けて2週間ほど経ちましたので、私の今月から来月中旬頃までのスケジュールはほぼ確定し、余裕のない状況になりました。嬉しいやら悲しいやら複雑ですが、以後の突発の予定調整に苦労することは明白です。ところで社内の作業スケジュールもイッパイイッパイで、余裕なんてありゃしません。そんな状況でも、得意先からは緊急の依頼などお構いなしに入ってきます。無理して、調整して、隙間を空けて対応をしますが、いよいよの状況になったら社員からクレームが出ます。当然です、『そんなに押し込まないでくださいよ~』わかっていて押し込むのですから軋轢が生じます。今は、開発のリーダーにスケジュールの調整は任せているのですが、どうしても社員側の立場に立ったものの考え方をします。当然です、良いものを作り上げるには必要な日程というもの、心の余裕というものが重視されますから。しかし、得意先との営業的判断からどうしても対応しなければやり過ごせない状況も多く発生しまして、このときはリーダーの頭越しにスケジュール調整してしまいます。良くない事とわかっていてやってしまいます。リーダーに言えば返ってくる答えがわかっているからやってしまいます。社長からの強権での指示ですから結果として渋々受け入れてくれるのですが、担当社員からは強硬な防衛反応を受け、リーダーからは冷ややかな目で見られ、『あぁ、やってしまったな~』と反省すると同時に、こんな調整をしている自分を戒めるのです。得意先に対してもキッパリと断れる、Noと言える会社にならなければ幸せはないのでしょうね。まだまだ物理的に請負業者という体制、意識的に請負根性というものが抜けない。『♪分かっちゃいるけどやめられない、あっそれっ、スイスイス~ダララッタ・・・』
2005年01月13日
コメント(0)
今朝は久しぶりの朝食会でした。朝7時半頃から、所定のファミリーレストランへ集まって「雑談」をしています。経営者をはじめ、様々な立場の方が集まります。ここでは開始時間と終了時間は決めてありません。大体7時頃から9時過ぎまでの間に都合をつけて参加してよいことになっています。勝手に参加して勝手に退席して行きます。もうひとつ、議題などというものも決めてありません。座った近くの話題にどんどん参加していくことになります。もちろん、どうしても話したい話題や相談も持参してかまいません。要は、経営者の井戸端会議方式ですが、単純な雑談に終始した事がないというのがすごいと思います。必ずビジネス関係や政治経済、海外情勢、投資情報、経営の相談、などなど早朝にしては白熱するものが出てきます。寝ぼけている人にはつらいかも知れませんね。昨夜、私と一緒にに午前様で帰ったある経営者が、寝不足で真っ赤な目をしていても無理して参加しましたが、この方は『ガレージ用の小さい土地がほしいんだ~』と開口一番。参加者の中に不動産を扱う社長が『ちょうど昨日相談があって今日、売り物件を見に行くいいところがありますよ~一緒に行きませんか』という情報交換がされていました。ご自宅に近い物件だったので良い話しになったかも知れませんね。タイへ移住しようと準備をしている方から色々な夢や苦労話を聞いたり、架空請求が届いてその連絡先に電話をして戦った武勇伝、人知れず儲かって困っている人の裏話し、競売物件を手に入れたときのアブナイ苦労話し・・・などなど、雑談ですが緊迫した話です。こんな場の情報交換でも、有効に実利として利用していった方はかなり多くいます。普段、仕事の戦闘体制バリバリで話すときより、まだネジが1~2本緩んでいる状態で話すのも面白いと思いませんか?
2005年01月12日
コメント(2)
新年もあっという間に11日になってしまいました。先週は例年どおりの「あいさつ回り」で明け暮れましたが、皆さんの始動はいかがだったでしょうか。あいさつ回りも毎年やっていますと、惰性であいさつされるケースがあります、今年も何軒かでそんな印象を受けましたが、せっかく時間を裂いて訪問する方のことも少し考えてみてはどうでしょうか?ところで私は、得意先の社長やキーマンに別段用事もないのに堂々と呼びつけて会うことができるいいチャンスと思って毎年続けているのですが、今年は数軒しか会えませんでした。お互い忙しいのでしょうね・・・それはさておき、皆さんは大切なデータは必ずバックアップを取っていますよね。消えてしまったときの落胆振りを経験した方ならなおさら注意している事と思います。私もその一人ですが、そんな用心もちょっとした抜け穴がありました。私のPCは会社のネットワーク上で使用できるように会社業務用のドメインへの参加をしています。これによってネットワーク上のすべての資源を利用できるわけですが、先週末のことです、事件がおきてしまいました。突然、社内のすべてのサーバーすべてのプリンタに接続できなくなるという現象が起き、何もできない状態になってしまったのです。この症状の原因を調査しても全然わかりません、まる1日以上時間をかけてもダメですから、一旦ドメインから外れて新たなドメインユーザーとしてログインすることにしました。細かいことはさておき、これによって会社業務用のドメインへの参加はできたのですが、新しいユーザーとしてWindowsにログインすることになりましたので、いままで使用していたユーザープロファイルが一切新規の状態に戻ってしまったのです。古いほうのユーザープロファイルからコピーして見ましたが、今まで時間をかけてカスタマイズしてあった使い勝手のよいデスクトップは復旧できません。メーラーも初期状態です。その他アプリケーションもなんじゃコリャの状態だし、Cookieも無効になっているものもありで、まるで知らない家の食卓にお邪魔して、その家族と一緒に夕食をご馳走になるような肩身の狭い私となっています。ちょっとわかりにくいですが、要は今までの心通じあったPCが一瞬にして他人になった状態でいます。皆さんもデータはバックアップ取っていますが、ユーザープロファイルは取っていませんよね~、うまい復旧方法などをご存知の方がいらしたら教えてほしいと思います。
2005年01月11日
コメント(4)
今日から新年の業務開始です、朝のミーティングで今年の活動方針を社員のみんなに伝えました。経営革新計画とリンクした内容となっていますし、実はやりかけのままになっている経営指針書に盛り込む内容も含んでいます。今朝、出社途中の車の中で『今年は何があっても明るく儲かっているような顔で社員にも社外にも対応しよう』と心に決めて行ったのですが・・・スケジュール確認の際に、遅れが目立ったり意識のレベルが低い事を言っているのが散見されていきなり吠えてしまいました。ほんの10分ほど前までに誓っていた事がもうだめです。年明け早々、自分を反省しました、トホホです。さて、発表した8項目はこんな感じ。 1.20周年記念行事の実施について 2.○○会支部長就任について 3.経営指針発表について 4.個人面談の実施頻度について 5.人事・人材の計画について 6.○○静岡営業所対応について 7.今後の業務計画について 8.今後目指すべき目標について1~7は業務連絡的なものですが、8は目標を「収益増大」という分かりやすいテーマ1つに絞り、それを達成するための行動計画を4階層にブレークダウンして説明を行いました。全員で意識していこうということで、原価削減、効率化、付加価値増大などのキーワードがちりばめられています。さてさて、1年後が楽しみです。
2005年01月05日
コメント(11)
我が社の仕事始めは明日からですが、私は本日より出勤です。何をしに行ったかというと、昨年の大掃除のやり残しの片付けです。保存するもの、捨てるものがごちゃごちゃになっていたので、一気に整理してきました。実は、年末から年始にかけて新年の行動方針などを策定したいのですが、毎年これができません。私的なイベントでほとんどの時間を消費してしまいますので、落ち着いてものを考えることができず、いつも仕事が始まってから色々とまとめています。ということで、一人になる時間を無理やり作るために出勤です。資料の整理をしながら、昨年から色々と頭の中に描いていた構想などを反芻しながらどのようにまとめて方針としようか考えるのですが、ついつい「仕事」の方に熱中してしまい漠然としたままの状態で帰ってきました。結局、夜中にひとり紙に書いてまとめることになります。毎年こんな感じですね。さて、これを明日の仕事始めのミーティング時に社員に発表します。今年の方針は、大きく8項目に分類しマップ形式にまとめました。この中で、確実に実施するものを発表します。もう少し研究や調査が必要なものは、その結果次第で年の途中で追加するつもりです。今回の項目の中には、この楽天日記の皆様に頂いた貴重なコメントを参考にさせていただいたものがいくつか含まれています。本当にありがたい限りです。2004年の方針は8割がた実施できました。2005年の方針も同レベルの実施ができれば来年はいい年が迎えられそうです。(鬼が笑うかな?)
2005年01月04日
コメント(0)
あっっと言う間に大晦日を迎えてしまいました。・・・しまいました、というのは、やはり「年内に」というけじめが付けられなかった事が多くあり、毎年のことですがすっきりしないものを残すことになってしまいました。しかし、今年は私にとっては、まったく違う世界・分野の方々と交流をしていただくことができて、大変有意義な日々を過ごすことができました。それは、一度もお会いしたこともない方々とこの日記を通じてコミュニケーションを取る日常を得たことであり、それまでの生活の中ではあり得ないことでした。直接的なきっかけはsoltyさんからの勧めがあった事でありますが、そのsoltyさんと知り合うきっかけは・・・と辿っていくと先祖の誰それさんまで行ってしまいます。しかし、どこかで自分自身の意識モードを、ポジティブに行動するパターンへ切り替えたときがあった気がします。このときのスイッチオンが今に繋がっているのかも知れません。おかげさまで、とても良い方々とお知り合いになれ多くの意見交換をして頂き、意識の交流をする中で、私自身の意識も少しずつまとまりが付き焦点絞れる体制ができてきた気がします。また、ネット上のバーチャルな組織でありますが、人儲けの会に参加させて頂き、人との関わり方の根本をからだで感じさせていただきました。来年はバーチャルからリアルへそして結実への道筋を辿るものと思っています。年の瀬であっても、私は問題を山積みのままであります。年明け早々に大クレームが発生するかも知れないものなど、爆弾を抱えたままですが、それもこれも自分の行動の結果であり誰のせいでもない事として受け入れるのであります。これは自戒と同時に、来年の年の瀬の目標ができたような気がしています。さて、スマトラ島付近で大災害が発生してしまいました。プーケットに島にほど近いインド領アンダマン・ニコバル島に知人が住んでおり安否がまったく不明であります。新潟の時は電話が繋がりましたが、ここは一切の通信手段がないようです。災害は時と場所を選びません、輝かしき新年を迎えるにあたり、敢えて皆様にも怠りのなき行動であるようお願いをしたいと思います。年内の私の数々の失礼をお許し頂き、新年も変わらぬ交流をお願いいたします。
2004年12月31日
コメント(12)
今日25日は久しぶりにのんびりと過ごしました。自分のペースで時間を消費できる事がどれだけ贅沢で至福であるか、改めて感じたのであります。なんて、大げさな言葉ですが、要はダラダラとすごす事のできた一日でした。朝は遅く起き出して、何もしない。映画(DVD)を観てしばし自分だけの時間を過ごしながら、『アメリカ人って、愛国心や名誉を常に意識しているんだな~』と感心したり、感動したり。あ~久しぶりに感動したと思いながらも何もしない。あっという間に時間が過ぎ、夕食を済ませいつもより早めの風呂上りにビールをキューっと、しかし何もしない。そして、ワインをチビチビやりながら年賀状のコメントを書き始めた。文字がクネクネしてきた、あっ酔ったか?。家内が『あ~飲んじゃったの!?じゃ、私は・・・』と言いながらウィスキーを手酌し始めた。家族にはヒンシュクでしたでしょうが、のんびりとできた一日でした。休日と決めた日には、携帯電話は持たないようにしています。夜、確認するとお客さんから2回の着信履歴、しかも今日の午前中だった、おまけに2回もメッセージが入っている。一気に正気に戻りました。メッセージその1『システムの調子が変です、大至急連絡ください。』うわっ、緊迫の様子だ。もう10時間以上経っているぞ。メッセージその2『お騒がせしました大丈夫です、連絡はいりません。』おぉ、良かった~。ひょっとして場合によっては、こんな一日は過ごせなかっただろうなぁ、誰かにささやかに感謝しました。
2004年12月25日
コメント(2)
毎日何をやっているのか、分からない状態に陥っています。『クリスマスプレゼントに納入してね~』と言われていたお客さんのところへシステムの納入です。約束どおり間に合わせることができて、担当の社員と一緒に訪問しました。サーバーは静岡にあるので、ここへ納入すると全国の拠点で使用できるようになっています。仙台、東京、静岡、名古屋、福岡の各拠点で一斉に稼動開始。お客さんにとっては、これによって全国の拠点の作業効率が一気に向上し、しかも全国の管理情報が1ヶ所で一瞬にして掌握できる。こんなに良い事はないでしょう。費用対効果は相当なものになるはず。これを見てお客さんからは感謝の言葉や、率直な喜びの言葉を頂いたりします。これはモノ作りを行う立場の私たちにしてみれば、この上もないほどの満足感を得る瞬間であります。しかししかし・・・永年の課題ですが、お客さんにとって絶大な費用削減効果をもたらしたとしても、我が社の受注額は最大限で社員の工数+αとなります。商社が間に入っていますので、我が社が勝手に付加価値を加味して見積額を算定すれば即刻クレームが入り、正当な価格(社員の工数+α)に調整される事になります。単なる受託を行っているからこういう疑問を常に抱く事になるのですね。この点は今後、付加価値型の商品・経営というテーマで改革を行っていますので、いくらかの変化ができると期待しています。ですから、疑問ではなく正しい現状認識として認めることとしています。さて、夕方からは加入する団体の支部長の会社へ訪問。来年2月中旬に開催される全国大会についての打ち合わせを行いました。場所は新潟で行われることになっています。通常なら、参加申込の出足はゆっくりなのですが、今回の新潟地方の地震の影響で受付開始から2週間で600名を越したとの事。もちろん、沈みがちになろうかと言う新潟を盛り立てようという意識が働いての結果だと思います。多少、時間的余裕が取れるかもしれません、お会いできる方がいらっしゃいましたらいかがですか?
2004年12月24日
コメント(8)
昨日と今日で、振り回されつつ私にとってはかなりの移動をしてきました。でもその中で、ちょっと心に残ったり『それ、頂き』と思う事がいくつかありました。昨日は名古屋で、ある特定業務を行う業者の初会合があり出席をしてきました。名古屋を中心に中部地区の10社20名ほどが集まったのですが、なんとその中に地元静岡の業者が1社あり、聞くと前職はなんと我が社の取引先の方でした。なぜまた、名古屋で地元の業者に会うのか、いつかの渋谷での出来事と同じです。ところでこの方の前職の会社は、地元である分野のソフトの大きなシェアを握っている企業という事で認知されています。100社以上のユーザーがいるのではないかとの定評でした。ところがところが、内実を聞いてみるとわずか16社しかユーザーを持っていないことが判明しました、これは驚きです!我が社にも同様分野のソフトがありますがユーザーは2社しかありません。しかし、いままでそのような固定観念から見向きもしなかった市場があると知ったからには何らかの行動を起こさなければ。来年のテーマにひとつ入れることとします。さて、この会合は各社初顔合わせというのに、いきなり忘年会へ突入したのでありました。本日は、強行軍で神奈川の相模原から東京神田、そして立川へ。立川のお客様へは、我が社のシステム提案の詳細説明を行う目的での訪問です。私の提案したシステムは、ビジネスルールを尊重したモノの流れを反映した形で作成されています。間違いない内容と自負しているのですが、お客様の反応が「あやしい」。先週確認したニーズを反映しているのになぜ?と、本当の意見を聞き出そうとするがはっきりしないのです。何か公にしたくない内容があるのでしょう、企業ですから利益確保のためにアブナイ手法もとっているかも知れません。しかし、それを言って頂かなければ私の提案は空虚なもの。でも、帰り道電車の中でだいたい結論は出ました、想像ですけど。実在庫がなくても売り上げて入金までしてしまう流れですが、商品の納入はその後1年を掛けて徐々に行っています。この時間差をうまく利用して在庫の調整をしていますね、一見予約販売のような形ですが、さらに特殊なやり取りがいくつか発生して・・・次回、それとなくこの点をついて提案してみましょう。
2004年12月22日
コメント(8)
毎年のことで承知はしていますが、なぜか年末になると急に思い出したように「会いたい」という人が出現するのでしょうかね。会いたいと行ってもプライベートじゃないですよ~何とか年内に仕事を片付けたいとか、来年の準備をしておきたいとかいう事です。来年といっても、ほんの2週間先のことなのに・・・と思うのは私だけでしょうか。ということで、急なスケジュールの割り込みなどで今日からドタバタが始まりました。通常の社内ミーティングは後回しにして、朝いちからプロジェクトリーダとメンバとのミーティングで先週の問題点の対処方法を確認し、その伝達のために協力会社に来訪して頂き直接説明。もう一社の説明には私が出向き説明と協力要請。とにかくこの2社に「おねがい」するしかないのでひたすら頭を下げる。とにかく今日は時間が無いので、おねがいしているにも関わらず、落ち着きがなくそそくさと協力会社をあとにする。我が社の納入したシステムを、『全面的に他社のものに入れ替える計画がある』という得意先へ行って、話を聞かなければならないのでどうしても気があせってしまいます。どうしてこの年末にそういう事を言い出すのでしょうかね~。我が社の対応が悪いとは思えないのですが。夏の暑い時期に見積と提案を出していたお客さんから、『○○円に価格を下げてさらに年内納入して欲しい。』と・・・えっ、発注?・・ありがたい、相当悩みましたが、事前の作業が伴なうので無理ですと断る。どう考えても年内は無理、どうしてそういう発注のしかたをするのさっ。2週間ほど前に見積を提出してあったお客さんから、『今週中に一度説明にきて欲しい。』って、今週は、う~ん、今日しかありません、19時半でどうですか?ということで、そんな時刻に約束をした。金曜日に訪問した東京立川のお客さんから、『今週中に最終説明をして欲しい、そうすれば年内に発注する。』と。困りました~、あさって東京なのでその夕方に訪問します、ということで18時に約束。皆様はこの時期どうなんでしょうか、私は毎年の風物詩と見ています。一見、繁盛しているように見えますが、単なる年末のドタバタ劇第一幕です。が、しかし、この動きは経営者としてのものではないと重々承知しています。もっともっと経営者的行動へ時間を裂けるように持っていきたいですね~。
2004年12月20日
コメント(4)
土曜日の朝から緊急の対策会議というのも、精神的に疲れます。前夜もまともに眠れませんでした、事前に私としての結論を出しておく(腹をくくっておく)必要があり、あれやこれやと悩んでいました。昨夜は賞与で悩み・・・毎晩節税のことで悩むなら寝付きもまた違いますけどね。さて、対策は何とかなりそうですが、危険がいっぱいで薄氷を踏む状態がしばらく続きそうです。根本的原因ははっきりしていますが、もう過ぎた事ですので今は対症療法しか策はありません。しかし、これは担当のリーダーも私にも良い教訓になっていると感じました。この会議の後半では、この案件の反省からリーダーと今後の仕事のあり方や会社としての姿勢、従業員としての意見交換などを行う事ができました。昨日の賞与に関するその他の社員の考えなどもリーダー経由で聞くことができ、マイナスばかりの会議でなかったと考えます。これも我々に対する神からの試練なのでしょうか、ならば乗り越えて見せましょう。来週は実質的最終週となります、しかも休日が1日入っていて実働4日しかない、そのうち出張が2日間もある。ということでこれから休日返上で最後の追い込み、システム提案書、見積書などなどを山のように作成します。今年を振り返って来年の構想を考えるのは・・・年明けにでもしましょうか。
2004年12月18日
コメント(6)
本日は賞与支給日です。賞与額の決定については昨夜遅くまで検討しながらようやく決定しました。こんなに悩んだのはめずらしいかも知れません、社員の生活に直結していますので当然です。さて、結果は不思議なことに昨年までの旧制度年間給与支給額と比較すると、新制度の年間給与支給額がほぼ一致します。多少のバラツキがあるにせよ、全員がそのような数字になるとは考えてもいませんでした。逆に考えると、今までの私の独断の評価は実績値にほぼ等しかった、つまり各社員の状況を正確に把握し反映していた、という事でしょうか。ちょっとした安心感を覚えましたが、果たして社員のみんなはどのように感じるでしょうか。本日は早朝から東京へ出向くので直接手渡しできません。来週にでも反響を聞いてみようと思います。午前中は築地、午後は立川です。新規に情報投資しようというお客さんですから、それなりに「景気の良い」お客さんという事になります。午前中のお客さんは、ある業種に特化して非常に業績を上げられているところです。特化も特化で、『へぇ~そういうモノを扱う業者さんてあるんだ~』と思うくらい特種です。全国展開で通販を行っていますが、これにWebでの受注を追加しようという提案です。午後のお客さんは、特に目新しい業種ではありませんが、いわゆる業界の中で「勝ち組み」に残った業者さんだと思います。どこにでもある商材の販売ですが、全国展開をしています。今年はこの業界から3案件のオファーがありました。なにかブームでも起きているのでしょうか、女性専用の業界なので私にはピンときません。今年を振り返ると、全国展開、商品特化、B2C、Web対応が多かったかな?と感じます。今年、ではなくこれからのトレンドでしょうか?そんな事を思っているのもつかの間、携帯のメールに我が社の抱えているプロジェクトがまた火を噴いたとの連絡が・・・途中でマネージャーとやり取りをして、土曜日にもううんざりの緊急の対策会議です。帰りの新幹線、となりでビールを煽っているおじさんに比して私は眉間にしわ寄せ・・・ただでさえあわただしい年末、胃が痛くなります。
2004年12月17日
コメント(4)
この時期にこの話題を出さないというのは不自然というものです。皆さんの所はどうですか?もうとっくに出ましたか?我が社は17日に支給予定でいます。今年度から、我が社は年俸制と成果主義賃金に移行し、今回の賞与は新制度での第一回目になります。11月末までの会社実績を含めて考慮した評価をしますので、12月に入ってから、評価の資料整理や準備でバタバタしています。そして数日前から実際の評価を開始し、本日は最終決定を行う日ですが時間的に無理でした、明日も引き続き作業します。私もはじめて、社員もはじめて、みんなどう思っているのでしょうか、期待しているでしょうね。導入時にはっきりと言ってあります。『評価によっては収入が減少する人も発生します』とは言っても、ここは経営者の責任が大いに評価される事は重々承知の上です。会社利益が出てはじめて生きる制度ですから。はっきりと誰が見ても分かる・理解できる・納得できる評価をしなければいけません。年俸の中での「賞与保証額」に加え、納入済みの仕事に関わった度合いの「作業実績」、日常の作業効率などを評価した「勤務実績」、総合的技術力や仕事に対する意識などの「情実評価」を総合して、会社の利益分配という形で支給します。作業実績、情実評価はリーダー達にも協力をしてもらい、社長の評価と統合します。機械的な評価での賞与額はカンタンに算出されます。しかし、本当にその評価は正しいの?という疑問がついてまわり、説明できる責任が発生します。ただ、いままでも社長の独断で決定してきた賞与ですから、このようにオープンで決定しようとする事だけで進歩ではないでしょうか。進歩なんかより金額ですか?ごもっともです。さて、落ち着いてこの件に関わっている時間が取れず、午後には先々週に渋谷で会った静岡の商社へ向かいます。電話しても中々つかまらず、メールで一度挨拶しましたがあくまで社交辞令です。どうしても一度会っておきたいと思い、今日は直撃してやろうという作戦です。不在でも名刺を置いてくれば次に話が展開するでしょう。ここまでしようと思うのは、やはり我が社にとってメリットが見込まれる相手だからです。さて直撃の結果は・・・また機会がありましたら書いてみます。
2004年12月15日
コメント(2)
いったい午前中に何をやっていたのかすら思い出せない日もあります。そうだ、銀行の来訪があり例のリスケの最終処理をしました。これは、銀行担当者提案の「作戦」によるもので、時間をかけて借り換えをする手はずとなっていました。その最終手続きを今日行ったという事です。ただ、永年染み付いた私の慎重姿勢からか、本当に我が社の事を考えてそうした作戦を提案しているのか、銀行・担当者の利益を優先しているのか疑心暗鬼の消化不足です。ま、利息はタップリ払いますが我が社にとって不利ではないので良しとしましょう。午後は、『暇ですからすぐに行きます』と言ってアポを取ったお客さんのもとへ。いや、こんな年末に暇なわけないですよ、実際に先約の予定は入っていました。しかし、ここでどうしても予定を天秤に掛けてしまいます。緊急性と重要性と諸々を比較して調整し、かなりの無理をして汗かきながら訪問しました。幸い、次期導入希望のシステムのボリューム(作業量)がそこそこあり、全部を受注できないにしても、無理して来た甲斐があったかな~と少し自分を慰めるのでありました。とは言え、来年2月くらいの話ですよ。手元に入金があるのは5月くらいかな?もう鬼も笑わないでしょう。実は、このお客さんと我が社で共通の得意先がありまして、雑談の中でその苦労話。『発注単価が厳しいんですよ~、全然儲けさせてもらえなくて~、お互い苦労しますね~』と意見が一致して、にこやかに会社を出ましたが。・・・ここからはギター侍、波田陽区風に・・・「儲からないって言ったって、あなたの会社のガレージにはベンツが2台、BMWの2シーターの何とかが1台、燦然と輝いていますから~、残念! 『本当は利益が出ちゃってんだな』斬りっっ!」本当に発注に関しては厳しい得意先なんです。そんな中、このお客さんは経営者以外はすべて近所のパートさんで固めておりますが、事務所も生産現場も全員責任感を持った熟練パートさんばかりであります。見習う点は多々あります。帰りの夕暮れのガソリンスタンドで、わが戦友でもある国産車の愛車に1年ぶりの洗車をふるまいました、スペシャルワックス洗車800円なり。負けるな!
2004年12月14日
コメント(8)
月曜の朝は実に緊張してあわただしいです。ミーティングもそこそこにバタバタとしていると、時間が無いというのに見積書がおかしいぞ~という連絡が・・・よく見ると先週訂正した見積書が間違えている、あわただしく訂正したので削除すべきものが削除されていなかった。なんとかごめんなさいをして再提出して許してもらう。もひとつ、先週基幹システムの提案書を提出した某社から話しを進めたいのでぜひ概算の見積をとの連絡、『オッケーです、すぐに作成します。』気持ち的には、よりによって今日ですか?という感じだが、ざっと作成して提出。う~ん、提案書の誘導に乗ってくれたようだ、いいお客さんになりそう、この話しは慎重に進めていこう。今朝は、社内のエアコンがすべて動かないと言う。状況から見てブレーカーが落ちていると思うのだが、気づいた人が調べてよ~、何でも社長じゃ私は何なの?とブツブツ。そんなこんなで、新幹線に飛び乗り今日も東京です。もう5回目の訪問になるが、まだ契約をしてくれない。会うたびに課題が出て契約が先送りになっている案件です。販売会社も業を煮やして最終確認書なるものを作ってきた。私も心の中で『よしっ、今日で決定だ、長かったな~』と思いながら感慨にふけっていると、ではxiaolinさんシステムの説明をお願いしますと、いきなり振られた。今日はそういう場ではないはず、と思いながら、職業病のうちでしょうか、何事もなかったように淡々とお客様に今までの長~い経緯と最終決定すべきシステムの説明を行いました。いきなり起こされて試験問題を回答させられたような気分でした。こういう仕事は体は使いませんが、終わるとグッタリとします、精神的にバテます。携帯を見ると、いつも訳の分からぬトラブルで呼び出されるお客さんから、電話よこせ~の連絡が。またか~と思いながら恐る恐る電話すると、新しくシステムを追加したいので一度来て欲しいとの事。『行きますよ~、さっそく明日行きます、暇ですから。』と言って約束する。しかし、社長が外でこんなにバタバタしている時に社内はどうなっているんだろう。各自の役割は明確になってはいるものの、私が行き倒れたらどうなるんだろうか。時はまさに、君主に忠誠を尽くした武士たちの美談をたたえる忠臣蔵が各所で放映されている時期、我が社の何人が遺志を継いでくれるのだろうか、いや、そもそもそう考えること自体無理があるのだろうか。缶ビールを開けながらふと思うのでありました。
2004年12月13日
コメント(2)
けれども、仰角30度程度の上は見ているぞ。我が社の製品のパッケージ化について、相当長い時間を費やして検討をしてきました。最終的には販売すると言う事で結論付けられましたが、私としては少々釈然としない、悔しさと反省を胸に戻ってきました。パッケージ商品として販売するという事は、当然ですが、ターゲットとなるモノだけではなく、売る為の仕組み、ツール、代金の回収、ユーザーのサポート、など諸々の作業などが必要です。その中で我が社ができることは何か、とした場合に、ごく一部の「製造とサポート」程度しかないのです。もちろん、売ることも回収することも何でもできますが、時間軸がそこに入ると「現在」の我が社にはできません。今から体制を整えても間に合わないのです。関東を中心に販売網を・・・などと言っても、やる気はありますが、残念で悔しい事です。今までにも何種類かのパッケージ商品として販売を行ってきましたが、やはり問題となるのはモノ本体ではなく、回りの仕組みや技術でした。しかし、餅屋は餅屋であり、我が社が手を広げてよい結果が得られるとも限りません。やはり専門家に任せるのも販売をスムーズにする秘訣かも知れないのです。今回の計画の売上額の中で、我が社は製造元という立場に専念する事にします。総売上額の20%程度が我が社の売上になる見込み。この程度でも、我が社にとっては大きなメリットであることは間違いないのですから「現在」は良しとしますか。経営革新計画の中で、提案型の商品販売が入っています。この計画が完了するときには、このような悔しい思いをしない会社になっている、ハズです。
2004年12月10日
コメント(6)
眠い目をこすりながら朝食会へ参加です。地元大学の教授と地元経営者有志の集まりで、朝7時過ぎから雑談をしています。今朝、私は流通経済学部の教授を囲んで話をしましたが、どういうわけか私の行動について寄ってたかって批評を受けることになってしまいました。この教授は前職は民間で長い間多くの中小企業の支援をしてきており、その企業隆盛についてはいろいろと見てきて経験が豊富です。その目で、我が社が20年も同じような企業形態を続けている事についてビシバシと指摘を頂きました。結論は、今のままの経営者の考え方を続けていくならばそのまま良くもなく悪くもなく続いていくでしょう。それは特別問題にはしませんが、会社を安定して大きくするためには創業と同時に強いリーダーシップを発揮して、強引にある程度まで引っ張っていかなければならないという事でした。その間には相当なワンマン振りを発揮できる経営者である必要があります。そりゃそうでしょ、と頭の中で理解しているのですが、そこで私は?と考えると、多少のワンマンでありながらも、基本的には従業員と一緒にものごとを組み立てていこう、従業員も人であり尊重すべきものだとしています。それはダメだと・・・安定している優良な企業では考えられるが、一般的な中小企業の発展の中でそういった管理をして成功した事例は少ないと。いまからワンマンになるのなら、鬼のように豹変し、失うものも相当多いが実績は確実に上がるでしょうという。納得・理解できるのですが、実際にそうやって経営を続けられるでしょうか、人がついてくるでしょうか。非常に悩みましたが、私のやってきた結果として今の我が社が、我が社の形態が、我が社の従業員が物語っているという事で、消化不良ながらも自分なりの理解をしたのです。早朝からスッキリしないままの頭で、そのまま東京に向かいました。これは、先週のある会合で我が社のソフトを製品化して販売しようという戦略会議(たいそうなものではありませんが)に出席するためです。モノを売るのには営業力を含めた商品企画力というか、総合的な能力が要求されますが、今の我が社ではきわめて狭い部分の仕事しかできないので、商社との協業という結論になるのです。しかし、ここを変革していくのが経営革新のテーマでもありますが、時間がかかる・・・ここでもジレンマ、この内容は後日日記にします。
2004年12月08日
コメント(4)
午前中、ようやく「作業」をする時間が取れたので、某社宛ての提案資料を作成した。この会社からは、IT分野に関するコンサルティングをして欲しいというオファーがあるのですが、私自身の時間的に難しいということがあり、結論は出していません。とりあえず、無償サービスとして社内の基幹システムに関する改善提案書を作成したのです。当然ですけど、我が社への利益を誘導する内容がそこここに含まれていますよ。午後も、先日渋谷で会った商社の担当に連絡を取ったり、メーカーの広島営業所へ連絡入れたり、ミーティングしたりバタバタとしていました。こんな日は来客も狙ったように続きますが、中でも酒屋さんの来訪が久しぶりの楽しみでした。毎月お任せで特選の日本酒を1本届けて頂くことにしています。今月は『瀧鯉大吟醸金賞受賞酒 限定品』720ml 3800円なり、というヤツ。ん~楽しみ、でも今夜は飲めない。夜は会合で、そして2次会へ、そして運転代行を呼ぶことに。私は昨夜の約束がありますので、彼の会社を指定して呼びました。夕べは酔っていましたが、ちゃんと約束したことは覚えていますよ~、実行しましたよ~。ところが、夕べの運転手○夫君は約束を果たしていない。翌日に掛け用のチケットを持ってくると言ったのに、来なかったじゃないか。今夜の運転手に、『無線でもう一度伝えてくれ』と言いましたがどうしたでしょうか。まさか酔っ払いの軽い約束だとは思っていないだろうな、どんな状況でも約束は守らないとお客を逃しますよ。
2004年12月07日
コメント(0)
先週から引き続き、例のメーカーのセミナー講師として今日も午後からしゃべります。午前中は社内の全体ミーティングや、ジョブ別のミーティングをこなし一路会場へ。移動時間は昼食時間となるのが多く、今日もそのパターンです。車で1時間程度かかるので、途中で買ったおにぎりをパクつく。つぎに車中から本日夕方にアポを取っている社長へ連絡。本来なら、2人で会議室でじっくりと検討したい議案でしたが、『食事しながらもう少し多くの人の意見を聞きましょう、私が手配しておきますよ。』との申し出があり、了承し会場到着です。セミナー会場では、私の説明時に2人のお客さんが食いついてきた。結構興味のある話しっぷりで好感触だなぁ~と思いながら丁寧にやり取りをしました。あとで名刺交換すると、おぉ~、地元では超有名企業2社の専務と総務担当者だった。さすがメーカーのセミナーは集客の質が違うな。フォローは怠らないようにしないと・・・私が主催者側の席へ戻ると、となりに見知らぬ人が、すかさず静岡の所長が紹介してくれた。『広島営業所の所長です。』ど~して広島から?理由はともあれ、私の説明に非常に興味を持って頂いて、しばし営業談義。広島で案件を作って招いてくれると言う。うれしい事です。でも、現在の守備範囲からはずれるなぁ、本当に具体化するようだったら色々検討する課題がありそうだ。すっかり暗くなり、会場から戻る途中に例の社長へ連絡し、本日の会場を確認。約束の時間ギリギリに到着すると、その社長すでに到着しテーブルの上にはでかいジョッキが空になって・・・、食事しながらって言ってたのに、重要な議案なんだけどなぁ。結局6人が集まり、半分は飲み会、しかし発言される意見は正当なものであり、白熱のまま有意義な議論をする事ができました。気が付けばもうすぐ午前様、さすがに帰りは代行運転を依頼です。運転手が到着すると、『xiaoliじゃん!』との呼びかけが、あれれ、高校時代の同級生でした。彼はこの代行運転会社の経営者です。『運転手は〇夫だよ。』見ればこちらも同級生。市内に10社以上あるけれど、以後の代行運転の依頼は全部お宅にお願いするよと約束。深夜0時、路上で時ならぬ同窓会となり、びっくり。私のような者でも、外に出ればいろいろな棒にあたります。出なければ何にも当たりません。良い棒もつらい棒もありますが、とにかく当たらなければ次の展開がありませんので、成すがまま毎日筋書きの無いドタバタのドラマを繰り返しています。
2004年12月06日
コメント(4)
今日はきのう一緒にセミナーをやったメーカーの静岡営業所の紹介のお客様の所へ訪問した。でもそこは東京渋谷、担当者が忙しくて、この日この場所でしか会えないという。せっかくの紹介です、朝早くの新幹線で行ってきました。会議室に着くとすでに先客が、この案件に噛んでいる商社との事。挨拶するとなんと、地元静岡の業者、『何の因果で静岡の商社と開発会社が渋谷で顔を合わすんでしょうかねぇ』そんなことを言いながらお客様との打ち合わせは問題なく完了。しかし、『クリスマスプレゼントとして納入してよ』って、24日?来週からスタートダッシュです。お客様がちょっと席を外した際にこの商社に私からひとこと『こんな所じゃなくで、静岡で一緒にやりませんか?』すると、『いろいろ頼みたいことがありますよ』社交辞令じゃないだろうな、月曜日に電話して確認します。さて次は新宿。このメーカーの本社へ技術者の立場として呼ばれている。製品開発に対して、現場の生の声を聞かせて欲しいとの事。そんなに聞きたいなら言ってあげますよ~いっぱい不満がたまっていますから。某ビルの32階、さすが東京ですね~下界を眺めていると飽きません、大好きです。会議では、なんとメーカーが出席指定したのはわずか10名だった、比してメーカー側は社長以下20名ほど。えっ、こういう席だったの?ま、言うべき事はほとんど言わせてもらいました。言い放ったあと、相手は1部上場企業の社長と幹部、私といえば吹けば飛ぶような・・・ちょっとこの構図にぞっとしたのであります。まぁまぁ、そんな事は次の懇親会でぱぁっと忘れましょう。場所を変えて某寿司店へ、えっ社長も出席じゃないですか。懇親会に社長まで来なくていいのにと思いながら、社長にご挨拶してちょっと話しをする。『皆さんのおかげです、助かります』と言って我々どもに握手をして廻る。おかげと言われても私一人の努力で、御社をあの32階へ押し上げたんじゃないですけどね。話し振りや行動は実に気さくで、とてもウン百億円長者とは思えない。しかし、このようにして多くの人に地道に握手をしていったんでしょうね、そしてついに1部上場を果たした。同じ努力でも成果として結実できる方法と無に終わってしまうやり方があるんですね。この席である販売会社の担当者と、我が社のシステムの商品化の話しが進みそうな気配になった。さっそく来週ミーティングしましょう、日時を決定して握手。しかし、私のカンでは商品化してもせいぜい2年くらいしか寿命がないんじゃないかと思うので、利益確保より安価で普及に重点を置こうなどともう勝手に戦略をぐるぐる・・・今回のこの会議、入室時に機密保持誓約書にサインさせられ、配布された資料は退出時にはすべて回収し、最後には飲ませて記憶まで消してしまおう?という、徹底した情報管理がされていました。さすがです。
2004年12月03日
コメント(8)
きょうは、県内の経営指導員研修という席で、我が社の経営革新計画の申請のいきさつや苦労話、裏話などを話す機会が与えられました。藤枝のなんとかと言う結婚式もできる会館の会議室で30名ほどの指導員の方々に経験談を話させて頂きました。私がメインではありませんが、研修の一連の流れの中でめずらしい経験をした社長の話として知り上げられたようです。そのための資料作りで昨夜は遅くまで作業をして、今朝は7時に出発し会場にあわただしく入り簡単に打合せをして・・・・私はこのあとに、我が社のセミナールームでソフトメーカーのセミナーがあり、そこでも製品紹介を話さなければいけないので、途中で失礼してトンボ帰りでした。東名高速あせりながらを行ったり来たり。セミナーが終わって、メーカーの担当者といろいろ話をしていく中で、我が社の製品に非常に興味を持って頂き、ぜひセット販売で『売らせて欲しい』という言葉を頂きました。願ってもない事です。大至急説明用資料をまとめて欲しいとの事で、また忙しい資料作りに突入です。ふっと考えてみました、なぜこうなったのだろう。1.経営革新計画承認申請をしたから、藤枝のレクチャを依頼された2.経営革新計画の考えに基づいて、社内の会議室をセミナールームに改造3.経営革新計画の考えを実施するために、メーカーとの直接取引に成功した経営革新さまさまの一日でした。(あしたもこの影響は続く)
2004年12月02日
コメント(2)
この2週間ほどは、とにかく雑務に追われて時間のない生活を続けていました。感覚的には1分1秒の余裕も無いスケジュールでしたが、実際には食事もしていますし寝てもいますから、精神的な忙しさだけかも知れませんね。そんな中で、私の関与するNPO法人主催のビジネス交流会が昨夜開催されました。幸い、41名という多くの参加者で大盛況となり主催者側としても満足するものであり、また、参加者からも喜びの言葉を頂き、ひと安心の交流会でありました。交流会ではミニ講演を4講行いまして、私も経営革新に関して少々の時間しゃべらせて頂きました。ミニですので本当に触りの部分をさっと流しただけです。にも関わらず、興味を持った方からさらに資料を求められたり質問を頂いたり、感心の深さに驚かされました。また、特筆すべきは楽天日記をされている方が5名も集まった事でしょうか。私は初対面でしたが、なんとなく親しみを感じお話しもスムーズにできた事はとても嬉しく思いました。soltyさん、mizuさん、UFOさん、チャールズさんこれからもよろしくお願いいたします。実は開催日はまさに年末直前の月末日、30日でありました。中小零細の経営者であれば、とても交流会などとうつつを抜かしている場合では無いと思いましたが、なんとこんなに多くの方の参加がありました。普通は、月末であればばんさんの言われるような状況にあるはずです。このような月末であっても一生懸命に交流、情報交換に務めることのできる経営者は、社内の心配のない立派な方々だと再認識したのでありました。
2004年12月01日
コメント(6)
どうも欧米では日本のようにITというのではなく、ICTという言葉を使っているようですね。何が違うかと言うと、ITにCつけてそれを明示していると言う事です。さてCとは、Communicationのことで、ICTとはInformation and Communications Technologyを略した事になります。このCが非常に重要で、ITは単なるベースであってそれを利用したコミュニケーションが今後の社会を根本から変えることになると言うのです。10年間でパソコンの性能は100倍になったと言いますが、コミュニケーションやネットワークの発達は10年間で100万倍になるという予測があります。このようにネットワーク内でのコミュニケーションが活発に行われると今までに考えもつかなかった情報がどこに居ても扱う事ができ、産業革命以来の新規産業が乱立状態になるのではと言い切る方の話しを聞きました。(受け売りです)確かにその通りであると思います。今後、インターネットをはじめとする通信にかかるコストは限りなくゼロに近くなっていくでしょう。さらにいわゆるブロードバンド化はさらに進み、動画であろうが高画質の映像であろうが、膨大な科学技術データであろうが一瞬にして伝達できてしまうでしょう。そして、今ではパソコンや携帯などでないとネットにつながりませんが、もうすでにオフィス機器や家庭の冷蔵庫までも知らないうちにネットに接続されていく時代に差し掛かっています。どこへでも何にでもいつでも大量に情報を伝達できるとしたら、何を伝達したいですか?ユビキタス社会というのがこの事ですが、もうすぐに実現するであろうこのような社会の中でどのようなサービスを考えますか?感情や感覚、心理なども自由に交換できるかも知れませんね。今後はCというところにウェートをかけて考えていきたいと思います。
2004年11月26日
コメント(6)
システム開発の現場にどっぷり浸かっていた頃から、経営者的行動に時間を割くように心掛けるようになって久しい。しかしまだ経営に100%の時間を使う事はできずにいつもジレンマと格闘しています。この数週間は、まさに現場技術者としての自分のみがただ忙しく動いていました。ところが自分の行動であるのに、第3者的に自身を冷静に見ることができるのはなぜだろう。『そんな事に時間を使っている場合じゃないでしょ』という自分と『いまこれをやっておかなければ、他の人にはできないよ』という自分がある。どうしても目先の利益に目が行ってしまうのはまだ修行が足りないと反省しきりです。ところで、今日は久しぶりに現場を忘れて時間を作ってある方と午前中一杯を使っていろいろな話しをしてきました。この方は某社のOBで、退職後に各企業の技術コンサルタントやベンチャーの起業を手助けしている方です。以前に何度かお会いして面識がある程度だったのですが、今回はいろいろな事をざっくばらんに話し合っていました。すると、私に対して地域の企業の景気動向や商工会議所関係の情報、個別の業界の動向などの質問が相次いだのです。今までではそういった情報はごく一部分しか聞きかじっていないので適当に答えることしかできなかったのですが、今日聞かれた内容はほとんど正確に答えることができたし、内容も多分満足して頂いたと思います。特に私は地元の業界に詳しいという訳ではありませんが、そこそこの情報は知っているんだと自分に驚いたりもしたのです。現業にあくせくしていると、知らなければならない情報に触れることはできません、思い切って現業以外のところへ時間を費やす事をしないと、どんどん置いてきぼりを食ってしまいます。ビジネスで有用な情報は、あるところに集中して川のようにして流れているのでしょう。その流れを捜し求めることに時間と努力を惜しまずに費やす事をこれからもコツコツと続けていくつもりです。そして、その本流から細くてもいいから自分のところへ流れを持って来たいですね。もちろん、その前に自分は何を提供できるかをよく考えておく事も必要です。今までに、やみくもに交流会や会合などに顔を出していて実際にどのような効果があるのか半分以上は疑問のままでしたが、ところがそれらは即効性があるのではなくボディブローのように次第に効果を発揮してくるものであると明白に感じた今日でありました。※ということでNPO法人主催で、今回で第5回目のビジネス交流会を行います。 お近くで参加できる方はぜひどうぞ。
2004年11月24日
コメント(6)
全118件 (118件中 1-50件目)