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2011年11月21日母犬と産まれたばかりの子犬6匹が管理所に収容されていました。母犬は、民家の庭で飼われてたオス犬と恋をして、毎日足しげくオスの元に通い、オス犬の小屋の中で子犬を産んだ…オス犬は、自分の小屋をメス犬に譲り、飼主からもらうご飯も、メス犬に食べさせていました。オス犬の飼主は、大変な事になったと保健所に通報した。「メス犬がうちの犬の小屋をのっとった! 子犬と一緒に捕獲してくれ!」オスは赤ちゃんを産まないから…という理由で、去勢手術に否定的な人もいます。ですが…これがその結果なんです。オス犬は、メス犬に恋をして、我子の子育てを手伝ってた…オス犬もきっと楽しかったと思う。幸せだったと思う。それを引き離したのが、人間なんです。母と父、睦まじく子犬を育てた場所には、蘭の花がたくさん咲いていたそうです。きっと、母犬が一番幸せだった場所。時間…またあのときの幸せだった気持ちになれますようにと、「ラン」と名付け、子犬と一緒にレスキューしました。よほど人間から怖い目にあわされてきたのでしょう…ランの人間を見る目は、いつもオドオドしていました。保護家の先輩犬達が人間に甘える姿や、みんなの生き生きした心が伝わったのか、ランは、ようやく尻尾を振って人間に甘えられるようになりました。控えめな大和撫子風なラン。群れを外部から守る役目「カムカム」は、ランに恋をしていました。自分から前に前にと行けないランは、玩具で遊びたい時も、割り込んで入れません。そんなときでも「はい。どうぞ」と、カムカムから玩具を取ってもらったり、ランはいつも守られていました。「守る」という意味を、ランは、いつもオス犬から教えてもらってた気がします。 だから…保護家に群れに馴染めない新入り犬が来ると、「大丈夫だよ」と言っているかのように、新入り犬と寄り添うようにしている姿をよくみかけました。優しい仔…あなたは本当に優しい仔。保護家では、七不思議の一つにありました。「なぜ、ランにはご縁がないのか」二ヶ月ほど前、譲渡会でランを…というご夫婦がいました。譲渡誓約書にも問題ない方でしたが…その場にいたスタッフ全員が違和感を感じたため、譲渡はお断りする事になりました。人間対人間。人間対犬…書面ではいくらでも嘘をつけます。誤魔化すことはできます。だから…心が繋がらなかったらお渡しできないんです。私達と犬猫達の最終目標は「譲渡」ではなく「幸せになる事」だから。スタッフ一同、いつも譲渡を断る時に心痛めます。自分の判断は間違いではなかったのかと…幸せになれるのを阻止してしまったんじゃないのかと…だけど…これで証明されたと思います。自分の心を信じても良いんだよという事が!長崎県から先住犬と一緒に保護家まで来てくれたHさん。先住犬きなこさんには、まぁぶるさんという相棒が居ましたが、ご家族の温かい介護の中、まぁぷるさんは虹の橋を渡りました。Hさんは、残されたきなこさんを想い、ずっとずっとまぁぶるさんのような仔を探してきましたが、ご縁を感じる子と出会えない日が続き、気落ちしていた時に、偶然「奇跡の母子犬」の本と出会ったそうです。家族を迎え入れるなら、絶対保護家で…と、高速に乗って、きなこさんとお友達と来て下さったんです。きなこさんと接してて思いました。絶対ランだ…!ランなら仲良くできるって…ラン、あなたが保護家に来て約二年。きっと…Hさんが来てくれるのを待っていたんですね。ラン、Hさん、遅くなってごめんなさい…やっとあなたとHさんの赤い糸の絡みを取る事が出来ました!手繰りあてることが出来ました!こんなに安心しきった寝顔…初めて見ました。やっとあなたの本当の犬生がスタートしました。ラン…卒業おめでとう。ランと出会って約二年経って、初めて感じました。あなたの名前が「蘭」ピッタリだったって事に。 皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165売上の一部が、保護家の維持費、医療費、等になります。どうか、皆様のご協力をよろしくお願い致します。http://xxinunekoxx.cart.fc2.com/↓会のHPはこちらからです↓http://xxinunekoxx.web.fc2.com/にほんブログ村にほんブログ村FB FB開設してます。個人的な内容の記事も多々ありますが、 保護活動のリアルタイムな記事を載せています。★「いのちのはうす保護家mailお問い合わせ★山下由美mailお問い合わせ
2013年07月31日

facebookで、沢山の方から温かいコメントやメッセージを頂きました。本当にありがとうございました。言葉や文章で気持ちを表すのは、とても難しく、また、誤解もあるかもしれませんが…四年前、母が癌で逝きました。カンチと同じように、余命半年~1年と余命宣告受けましたが、私は当時、県の委託譲渡施設で責任者として勤務してて、当時は、色んな面で運営がとても厳しい状況でした。今思えば…私が辞めたところで何か変わるわけでもなかったと思いますが、私には、施設を辞める事が出来ませんでした。母に会いに行くのに往復4時間という距離。その時間も取る事が出来ず、母に会えても週一位でした。母が亡くなる三か月前、「最期にお前の職場を見ておきたい」と、施設に来ました。隣接する管理所に収容されている犬を見て、「この子達は生きれんとね?」母は涙を流していました。自分も残された時間を知りながら…そのとき施設を辞めようと決心したんです。残された時間を母と一緒に居たいと思ったんです。ですが、返ってきた言葉は…「お前はこの施設を作るために、頑張ってきたんだろう? 夢が叶ったんだろう? 辞めるなんて言うな。親の犠牲になるな。 親としてこれ以上の惨めはない!」でした。私は、施設を辞める事をしませんでした。余命一週間…医者に宣告されました。でも、私は施設を辞めませんでした。休みませんでした。「いや、母ちゃんの事だから一週間で逝くはずがない。 まだまだあと数ヶ月生きれるはず」母の元に帰りませんでした。施設の犬猫をとったんです。いいえ、余命宣告受けた日からも、私は施設の犬猫をとったんです。余命を知っていながら、私は母と語る事もしなかった。近場の湯布院に旅行に連れて行っただけ。母がしたかった事、行きたかった事…母の希望を何一つ叶える事をしなかったんです。この四年間、後悔だけが残っています。残されたわずかな時間を、なぜ母に全部注がなかったのかって。わずかな時間しか残されていないと分かっていながらなぜ母と時間を過ごさなかったのかって。母は最期の最期に父に告げました。「もう私は逝くよ…ゆみには知らせたの?」朦朧とした意識の中で、私を探していたのに…そのときの後悔、カンチとの出会いで思い出しました。「いのち」には、必ず最期がある。そして、死は管理所や保健所に居る「いのち」は、決めれた時間によって、左右されてしまう。犬達は、体や性格でこれまでどんな犬生を歩んで…いいえ、歩まされてきたかが分かります。だから…生き地獄の中で生かされた犬達の最期がこれなんだと、その仔達と向き合う事が苦しくもあります。その中の一匹。保護家に来たのがカンチでした。このまま死なせたくない…足の痛みを取りたい…本当に楽しい事、嬉しい事を沢山経験してもらいたいと…たった半年で私に何が出来る?カンチは人間と一緒に居る事を望んでいます。私には、その望みに応える事ができないんです。半年という時間をポンッとカンチに捧げる事が出来ないんです。結局、母の時と同じなんです。まだカンチと出会ったばかり…これからというときに…これから今までの犬生を埋めて行こうとしてたのに…母の時の後悔を繰り返したくない…これは、自分が苦しみたくないだけの葛藤なのかもしれない…自分でもこの苦しさが分からないのですが… 皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165売上の一部が、保護家の維持費、医療費、等になります。どうか、皆様のご協力をよろしくお願い致します。http://xxinunekoxx.cart.fc2.com/↓会のHPはこちらからです↓http://xxinunekoxx.web.fc2.com/にほんブログ村にほんブログ村FB FB開設してます。個人的な内容の記事も多々ありますが、 保護活動のリアルタイムな記事を載せています。★「いのちのはうす保護家mailお問い合わせ★山下由美mailお問い合わせ
2013年07月25日

「カンチ」断脚手術…終わりました。お金の事は言うべきではないのかもしれませんが、本音言うと、今の保護家状況ではとても怖かったんです。ですが、堂々とカンチをお迎えに行く事が出来ました!カンチの手術費用にと、全国の皆さんが助けて下さったんです。違う意味で苦しかった胸の中が、安堵感、感謝…皆さんの温かいお気持ち、優しさで、胸の中に違う痛みを感じました。心地良い温かい痛みでした。全国の皆さん、本当に本当にありがとうございます。病院に迎えに行くと、いつもと変わらない笑顔のカンチが居ました。そんなカンチに、私はきっと悲しい目を向けてたと思います。「なぜ、笑顔でいれるの?」って。そんな私の心を察してか…落ち着きのないあのカンチが、私の前にスッと座り、顔をジーッと見上げました。「なぜ悲しい顔してるの?」と不思議そうに…言葉が出ませんでした…「う~・・・・なんでそんげ可愛いと~」カンチが愛おしくて愛おしくて、抱きしめて笑い泣きしました。カンチ!生きよう!全国の皆さんが、カンチを想ってくれてる!だから、絶対生きれる!だから、絶対幸せになれる!「奇跡は必ずある」信じてた。私事ですが、「ひまわり」の曲を何度も何度も聴き返した。自分を奮い立たせるために…笑顔でカンチと一日一日を過ごしていけるようにと。今夜、東京大学獣医病理学研究室から病理鑑定書が届いた。簡単に言うと…半年生きれたら凄い方。一年生きれたら奇跡。年単位ではないんだ…あ~…やっぱり神様はいないんだな~…と感じた。そんなカンチの未来を知りながら、私は病院の帰り夕飯の買い物に出た。家に帰り、普通に子供達と食卓を囲んだ。主人の晩酌のおつまみを用意して、子供達がどーのこーのと夫婦の会話をして、洗濯物畳んだり、家族の布団を敷いたり、食器を片づけたり、自宅に居る犬猫11匹と「ただいま~淋しかったやろ~」って、笑顔で触れ合ったり、普通に普通に時間が流れて行った。カンチだけに!カンチに全部の時間や愛情を注いであげれない自分に心底腹が立った。自分を憎いと思った。カンチ、私はなんであんたと出会ったんだろうね。私はあんたに何もできんとよ?痛みと引き換えに、あんたの腕を奪う事を迷わず選択した。たった数ヶ月しか延命できんのにね…沢山沢山、愛情も時間も注ぐことできんのにね…なんで私とカンチは出会ったんだろうね…理由や答えは分からないけど…これから時間がある限り、カンチ!あんたと一緒に居るからね。抜糸したら、海に行こうね!秋になったら、車泊で旅行してみようかね!冬になったら、雪遊びに行こう!春になったら、花見に行こう!カンチ、あんたはとても良い子。いつも笑顔の仔。きっとね、どこ行っても「可愛い~」って人気者やわ!夏、秋、冬、春、全部制覇しようね!そして、何周も何周も一緒に季節を感じようね!カンチ…絶対死なんで!まだ死なんで!全国の皆さんが、あんたの事を想ってくれてるとよ!私のために、みなさんのためにでも良い!まだ死んだらいかんのよ…だって、これから楽しい事沢山経験してもらわんといかんのよ…「痛かった」「苦しかった」じゃないよ?「楽しかった~」って死なんといかんのだからね。だから、いっぱい生きよう!楽しもう!いっぱい笑わかせるかいね! 皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165売上の一部が、保護家の維持費、医療費、等になります。どうか、皆様のご協力をよろしくお願い致します。http://xxinunekoxx.cart.fc2.com/↓会のHPはこちらからです↓http://xxinunekoxx.web.fc2.com/にほんブログ村にほんブログ村FB FB開設してます。個人的な内容の記事も多々ありますが、 保護活動のリアルタイムな記事を載せています。★「いのちのはうす保護家mailお問い合わせ★山下由美mailお問い合わせ
2013年07月23日

腐臭の激しい腫瘍…明らかに悪性腫瘍だと感じました。痛いでしょう…長期間痛み続けているのでしょう…それでも、この仔は檻の中でずっと笑顔でいました。「こっから出ようや!保護家においで!」保護期限が切れ、レスキューしてきました。病院での診断は…肩甲骨からの切断でした。完治するための手術ではありません…痛みを取るための手術でしかありません…保護家では、トラバサミや事故や腫瘍で、断脚手術した犬猫が5匹居ましたが、みんな完治が保証された未来に向けた手術でした。ですがこの仔は…病院の待合室でも、この仔はずっと笑顔でした。待っている犬達に嬉しそうに尻尾を振って愛想を振りまいていました。この仔は、フラットコーテッドレトリバーかもしれません。体は中型より少し大きめですが、栄養が行き届かず、大きくなれなかっただけかもしれません。病院の待合室に、この仔に似た犬が居ました。体も大きく、毛ヅヤもピカピカ…大事にされている仔だというのが一目でわかりました。同じ姿形で生まれてきたのに…なんであんたは…ボロボロになった赤い首輪、ボロボロになった毛並、最終的にこんな事になってしまって…「なんであんたがこんな目に合わんといかんかったんかね… 本当ならあの仔のようにピカピカで幸せにならなんと いかんかったとにね…」泣けてきました。病院の待合室で、この仔を抱きしめて泣きました。痛くても辛くても、この仔はいつも笑顔です。もっと怒って良いのに…唸っても良いのに…純で優しく真っ直ぐで健気なこの仔の姿は、胸が痛みます。飼主と同じ人間である自分が、とことん嫌になる…頼むから死なんで…おじいちゃんなのは分かってる!だけど、まだまだこれからもずっと生きて!これから沢山楽しい事、嬉しい事、経験してほしいから!心の底から喜べる時が来るまで…頼むから死なんで!!この仔がどこまで生きれるか、正直言って分かりません。ですが、それでも手術を受けさせたいと思いました。せめて痛みから解放させてあげたいんです。わずかな望みかもしれませんが、ワラにもすがる思いなのかもしれませんが、小さな確率でも、この仔の未来を信じたいんです。完治を諦めたわけではありません。まだ諦めたくないんです!「カンチ」という名前で、第二の犬生を突き進んでいきます。どうか、皆さんのお力をカンチに貸して下さい… 皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165 売上の一部が、保護家の維持費、医療費、等になります。どうか、皆様のご協力をよろしくお願い致します。http://xxinunekoxx.cart.fc2.com/↓会のHPはこちらからです↓http://xxinunekoxx.web.fc2.com/にほんブログ村にほんブログ村FB FB開設してます。個人的な内容の記事も多々ありますが、 保護活動のリアルタイムな記事を載せています。★「いのちのはうす保護家mailお問い合わせ★山下由美mailお問い合わせ
2013年07月16日

猫のレスキューに宮崎市保健所に行くと、大きな老犬が、猫達のケージと並ぶようにして横たわっていました。「なぜここに犬が?」犬は、捕獲や持込みがあった場合、その日か翌日には車で40分程の「動物保護管理所」に移送されます。その犬は、保健所の一角で生活している感がしたんです。「この犬は…なんでここに居るんですか?」「寝たきりなんです。 自分で食べる事も、水を飲む事もできないので、 保護期限内、保健所に置いて看ていました。 だけど…今日か明日、管理所に移送しなきゃいけないんです」それは…保護期限が切れ、ガス室での殺処分を意味する言葉でした。明日確実に殺処分される老犬。明日には消える「いのち」なのに、酷い床擦れを消毒している職員さんの姿を見て喉まで出かかった言葉を飲込みました…「特別な感情が入ったんじゃないんですか?」って。私がこの日レスキューしたのは、生後10日位の乳飲み子猫3匹でした。産まれたばかりの命…今消えようとしている命…私は迷わず乳飲み子猫3匹のキャリーに手をかけた。そんな自分に強い違和感を感じました。どのいのちも重みは同じなのに...寝たきりで、糞尿も寝たまま垂れ流し。水もご飯も介助がないと口にできない。立ち上がる事すらできない。20キロ近くありそうな老犬の介護をできるのか…保護家の仔達で手がいっぱいなのに、介護なんてできるはずがない!頭では色んな計算が過りました。だけど、心が納得しないんです。心が「じゃあ仕方ないね」って諦めきれなかったんです。正論言うと…今の私には無理。それは当たり前の答え。だけど、時間も労力も残ってる時間全部全部、老犬に捧げたいと思ったんです。あの仔の寿命を、あの仔が自分で決める日まで一緒に自然に生きて行きたいと思ったんです。介護ではなく、生きるための介助をさせてもらたい…それが、レスキューを決断した理由です。翌日、保健所に迎えに行くと…虚ろだった目が、「生」をハッキリと感じる強い目になっていました。「ウォン!・・・ウォン!」はっきりとした太く大きな声で吠えました。「ホラ!行くぞ!」と、私を外に誘導するかのように…私がこの仔を助けたんじゃないと強く思いました。この仔の「生きたい」という強い気持ちが、私を動かしてくれたんだと、この仔の目から伝わってきました。自宅の方に連れて帰り、ここが老犬の最期の部屋…そう思っていました。だけど…みるみるうちに元気になっていったんです!自分の足で立ち上がり、地面を一歩一歩確かめるように自分の足で歩きだしたんです!「生きる」という事が、楽しくて仕方ない…そんなワクワクした気持ちが伝わってきます。命名「王子」まだまだ逝きません!まだまだ生きます!王子の本当の犬生は、これからだと感じました。宮崎市保健所の職員さん、獣医師さんの懸命な介助がなかったら、王子は保護期限内に、老衰ではなく衰弱死していたと思います。以前、職員さんが何気におっしゃってた言葉が耳から離れません。「老犬でも諦めたくないんです。可能性はゼロじゃないから」だけど、宮崎市には愛護センターもなく、保健所には犬を置くスペースも限りがあり、県の施設「管理所」に移送しなければいけません。宮崎市が強く愛護センターを設立したいと動き出したのは、こういう理由があったからでした。愛護センターの事は、また後日記事に書きたいと思います。王子と同日にレスキューした腫瘍を抱えた犬、この仔に大きな運命が下されてしまいました。もう私はブログを書けない…時間も体力も気力も残ってない…そう思い、スタッフに会のブログに経過報告してほしいとお願いして書いてもらいました。※悪性腫瘍・・・それでも・・・この仔の事は、また後日必ず記事にしたいと思います。そうしなきゃいけないと、1人のボランティアさんとの出会いで心が奮い立たされたんです。私は、徹夜してでも這ってでもブログを書く事をやめてはいけない…って。また後日必ず記事に書きたいと思います。できるだけ早く… 皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165 売上の一部が、保護家の維持費、医療費、等になります。どうか、皆様のご協力をよろしくお願い致します。http://xxinunekoxx.cart.fc2.com/↓会のHPはこちらからです↓http://xxinunekoxx.web.fc2.com/にほんブログ村にほんブログ村FB FB開設してます。個人的な内容の記事も多々ありますが、 保護活動のリアルタイムな記事を載せています。★「いのちのはうす保護家mailお問い合わせ★山下由美mailお問い合わせ
2013年07月15日

今日は管理所に行ってきた。どうしても今日行きたかったから。行かなきゃいけないと思ったから…しばらく猫のレスキューが中心となり、管理所に足を運ぶ時間や、心の余裕がありませんでした。一ヶ月…この一ヶ月の間、管理所でも時間の流れは変わりなく、多くの命が往き来していたのです。往き…逝き…管理所で謝りたかったんです。あの空間で、「いのち」に謝りたかったんです。飼主からの持込みでした。ずっとずっと吠えていましたが、「ここから出して」の声ではないように聞こえました。この仔は…呼んでいるんです。飼主を呼んでいるんです。その声は、小さな体には似合わない力強い声でした。この仔の幸せは、飼い主でしかありません。飼主が全てだったんです。小柄で幼い顔したビーグルの仔。人懐っこい甘えん坊です。「食」に対して、強い執着心があるように思いますが、接し方次第でこの仔は変われます。この仔は…ブログにupする事を迷いました。咬む…この仔には、この仔が決めた自分の空間があります。その空間に入られる事が許せないんです。これ以上はダメだと、この仔なりの壁を作っているように感じました。長年そのようやって自分を守ってきたのでしょう…遠くから見ているこの仔から、強さを感じました。食もなく、弱々しい動きですが…確かな強さを感じました。力ではなく、内側からの?檻の前で立ち止まると…うな垂れる様にゆっくり近づいてきてくれました。それでも…この仔から強さを感じました。猟犬に見えるのですが、家庭犬だったような気もします。毛ヅヤがとてもキレイな仔です。ただの迷子であって欲しい…そして、飼い主さんにここまでたどり着いて欲しい…少し大きめの中型のおじいちゃん犬。黄色の布製リードを引きずったまま捕獲されましたが、散歩中に脱走したとはとても思えません。なぜなら…右手に大きな腫瘍を抱え、右手を着いて歩く事が出来ないからです。ヒョコヒョコ痛そうにゆっくりとしか歩けません。なぜここまで腫瘍が放置されてたのか分かりません。こんなに不自由で痛そうにしているのに…それでもこの仔は、可愛がられていたのでしょう…人間に不信感抱く事も全くありません。人間の事を信じてくれている仔なんです。老犬…腫瘍…費用…キャパ…お家に帰る事以外は、保護家で抱えていくにはとても厳しい仔です。譲渡を考えると、レスキューしてはいけない仔。だけど、まだまだ最期にさせたくありません。この仔のレスキューを考えています。いいえ、レスキューします。それ以外の選択肢がみつかりません。全国の皆様…私に力を貸して下さい。この仔をここからレスキューする力を貸して下さい。 皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165 売上の一部が、保護家の維持費、医療費、等になります。どうか、皆様のご協力をよろしくお願い致します。http://xxinunekoxx.cart.fc2.com/↓会のHPはこちらからです↓http://xxinunekoxx.web.fc2.com/にほんブログ村にほんブログ村FB FB開設してます。個人的な内容の記事も多々ありますが、 保護活動のリアルタイムな記事を載せています。★「いのちのはうす保護家mailお問い合わせ★山下由美mailお問い合わせ
2013年07月09日

昨年11月、管理所で出会ったローラ。何度か管理所に足を運び、ローラと心で接してきました。ローラは、猟犬として多頭飼育されてたはず。だけど、猟は苦手だったはず…だけど、ローラは猟しか知らずに生きてきました。あごの肉を食いちぎられようとも、猟をしていくしかなかった。生きるのはそういう事なんだと…ローラは何も知らなかったんです。私は、猟犬を否定はしない。だけど、猟する事を苦手とする犬には家庭犬として第二の犬生を歩んでほしい。そんな思いをローラに抱きはじめ、ほぼ連れて帰ろうと決心して、管理所を出ようとしたとき…足に大きな腫瘍を抱えた犬が、保健所から管理所に移送されてきました。その仔の犬生を知ってしまった時に、私はその仔をレスキューしたいと強く思いました。医療費…場所…一匹しかレスキューできないという現状の中、「じゃあローラを見捨てるのか?見殺しにするのか? 連れて帰るからねってローラに言うたくせに」どうして良いのか分からず、檻の前でしゃがみこんで泣いてしまった。数日悩み考えましたが、答えなんて出てくるはずがありません。自分の心を優先する事にしました。ローラを死なせたくない…。保護家に来たローラは、群れに馴染めませんでした。群れの中で生きていたローラですが、本当は、猟も群れも苦手だったんです。仲良しの犬もできませんでした。いつもポツンと一人でいました。犬達の自然な姿を記録として残してきていますが、、ローラの写真は…ほとんどが背中や横顔の物ばかりです。ローラにカメラを向ける度に、切なくなりました。「ローラ、保護家出たいっちゃろ?」声かけると、尻尾振って健気に甘えてきていました。人間は大好きだったんです。いつも外に出たそうなローラを見ていると…早くここから出してあげたい。スタッフみんながそう強く願っていました。でも、ローラはあごの肉がないし年齢も高齢だったので、ローラの良さに気付いてくれる方がいらっしゃるかな…と、正直自信がありませんでした。だけど…いらっしゃったんです!娘さんお二人が、ローラを可愛い可愛いと…ローラもまた、不思議な位娘さんにベッタリでした。こういうのが相性というのか…と感じました。8年目にして初めて、貴女自身の手で掴んだ幸せですよ。優しくて明るいお姉ちゃん達で良かったよね。これが…本当の家庭なんだよ。ローラ…卒業おめでとう!※会のブログ更新しました。「7/4 保護家ってこんな所」※緊急のお願い※ 片目に膜が張っている子猫、前片手が麻痺している子猫、保健所からのレスキューを考えています。今の現状で、どこまで私達ができるのかは分かりませんが、どうか私達に力を貸して下さい。いつもお願い事ばかりで本当に申し訳ございません…もう力もないくせに…ごめんなさい。宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165 売上の一部が、保護家の維持費、医療費、等になります。どうか、皆様のご協力をよろしくお願い致します。http://xxinunekoxx.cart.fc2.com/↓会のHPはこちらからです↓http://xxinunekoxx.web.fc2.com/にほんブログ村にほんブログ村FBFB開設してます。個人的な内容の記事も多々ありますが、保護活動のリアルタイムな記事を載せています。★「いのちのはうす保護家mailお問い合わせ★山下由美mailお問い合わせ
2013年07月03日

痛々しい体より、怯えている目に引寄せられた…交通事故?一度は病院に運んでくれた人間が居ました。ですが…手術を終え、最終的に来た場所は保健所でした。保護主さんもそれ以上の事は出来なかったのでしょう…事故の痛み、手術の痛み、この仔はこの2週間こんな小さな体で戦ってきました。あげく…殺処分?なんのために生を受けたのか分かりません。痛み苦しむためだけに生まれてきたとは考えたくもない。もしかしたら…一生半身麻痺かもしれません。人間の手がないと、一生排泄が出来ないかもしれません。それでも、この仔には生きる権利も、生きていく意味もあります。同じ半身不随の美雨さんと仲良くできるだろうか。そう思っていましたが…「エイズ陽性」。強く出ていたので、母猫の移行抗体の可能性も低そうです。緊張してパンパンに張った膀胱を絞ると、まっ黄色のおしっこと、硬いコロコロしたうんちが出てきました。まだ二ヶ月しか生きてないのに、なんでこの仔は自力で排泄する事も奪われたのかと思うと…「不憫」という言葉や同情はキライだけど、この仔にそういう感情を向けずにいられませんでした。ビビ(♂)、一緒に頑張ろうね!一日でも早く、ビビの人間への恐怖心がなくなって、ゴロゴロと甘えられるように、私も頑張るから… チンチラさんも一緒にレスキューしてきました。チンチラさんは、水曜日に正式譲渡になります。詳細は「会のブログ」※命が繋がりました にてご報告。 ※虫コナーズ、時計、ありがとうございました。お陰様で、犬達も夜はゆっくり休めます。各部屋に時計がついたので、作業も時間配分考えながら、進める事ができてます♪猫のレスキューが続いております。恥ずかしい話ですが、赤字の状態も続いております。どうか、一匹でも多くの仔がレスキューできるように、保護家の仔達の生活を守る為に、皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165 売上の一部が、保護家の維持費、医療費、等になります。どうか、皆様のご協力をよろしくお願い致します。http://xxinunekoxx.cart.fc2.com/↓会のHPはこちらからです↓http://xxinunekoxx.web.fc2.com/にほんブログ村にほんブログ村FBFB開設してます。個人的な内容の記事も多々ありますが、保護活動のリアルタイムな記事を載せています。★「いのちのはうす保護家mailお問い合わせ★山下由美mailお問い合わせ
2013年07月01日
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