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このブログ記事を最後に、しばらくお休みします。以前に会のブログにて告白しましたが、私は、「パニック障害」という病気を抱えています。「パニック障害」=「ギャー!」と暴れだしたり、本人がパニックを起こす感じの病名で誤解されやすいのですが、激しい心臓の動機、過呼吸、めまい、歩行困難、が、主な症状で、「パニック発作」という形で発作が出て来てしまいます。実は…私のパニック障害は、あくまでも「二次障害」です。いずれお話しする機会があるかもしれませんが、私は、もうひとつ生まれつきの障害を抱えています。それは完治する事は出来ませんが、緩和する治療薬はあります。ただ、その治療に入るという事は、今の自分の感覚を捨てる…という意味になります。現在は、パニック障害の治療をしていますが、どの段階で二次障害を起こした大本の障害の治療に切り替えるか…という選択で、決断が出ません。自分が自分でなくなるのでは?という恐怖心があるので…。以前にもお話した「死ぬ準備」…これは、本当の「死」ではなく、今の自分の感覚が死んだとき=治療へ前向きになったときを意味します。その意味での「死ぬ」準備だったような気がします。今、副代表が現場の管理、保護猫カフェ店長がネット関係の管理、私の感覚が死んでも、直ぐに引き継げる良いように、頑張ってくれています。私は、「いのちのはうす保護家」を放棄する事はありません。この活動を停滞させるつもりもありません。常に現場に居ますし、向き合い続けますが、徐々に裏方へと移動していきたいと思います。現場の事は、全て藤井副代表に一任しました。この個人ブログは、無期限でお休みしますが、会のブログは、通常通り続けます。会のブログは、保護猫カフェ店長トリゴエが引き継いでいきますが、ブログ記事の編集には携わっていく予定です。「ハンデのある猫達の保護猫カフェ・HOGOYA」http://www.hogoya.nyanta.jp/個人のfacebookも無期限でお休みしますが、記事のシェアのみしていくと思います。会のfacebook、保護猫カフェのfacebookは、スタッフが通常通り引き継いでいきます。今の私には、語る資格すらないんです…。いのちのはうす保護家」 http://pawstamp.com/hogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。 皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165
2018年03月22日

昨年10月に、愛護センターに収容されてた「バモス」去勢手術も終え、譲渡犬スペースに行く準備の途中だったと思います。ですが・・・お尻に腫瘍があり、摘出手術したものの、小さな腫瘍が体内に残っているかもしれないと、譲渡犬に回ることが出来ませんでした。呼んでも素通り、老犬独特のひょこひょこした歩き方がなんとも愛らしい子。老犬ホスピスで余生を…と、バモスを保護家に連れて帰りましたが、レスキューして4ヶ月後に、バモスは前庭疾患で倒れました。前庭疾患は、老犬に良くある事で、これまで復活する子も多いかったので、バモスも10日位で復活できるだろうとそう信じていました。頑固じぃさんで、抱っこはもちろんのこと、体に触れる事も、何するにも、ご機嫌を伺いながら接していた子だったのに、前庭疾患で倒れてからは、ただただ、黙って介護されている姿に、嬉しさ半面、淋しくもありました…バモスにはきっと、沢山伝えたい事があったはず…文句言いたい事も沢山あったはず…話したい事が沢山あったんだと思う…だけど、結局は「その他大勢の一匹」そんな接し方しかできないのが、多頭施設です。介護が必要になったときに、やっとお互いが真剣に向き合える…寝たきりになった仔は、床擦れが出来ないように日中は1時間置き、夜は3時間置きの体位交換をするものなのですが、バモスの場合、身体が元気なので、いくら体位交換をしても、エビのように飛び跳ねて体位交換をさせてくれないのです。幸いにも、ご支援で購入させて頂いた超高級な介護マットが二枚あったので、なんとか床擦れを作る事はありませんでしたが…寝ててもドタバタするので、バモスの介護は、介護する側も体力勝負でした。こんなに力の要する介護は初めての事で、さすがに私も24時間の介護に体力がついていけず、2日間、お休みする羽目になりました。一向に完治に向かわないバモス…おそらく脳に腫瘍があって、もう完治する事はない…そう思うようになりました。バモスは最期に何を求めているだろうか…意識がどこまであるかも分からない…感情すらなくなってしまったのか…歩く事も、立ち上がる事も出来ないバモスでしたが、答えが分からないまま、ドッグランに出してみました。何を問いかけても、今のバモスには反応がないのは分かってたけど、「ねぇ、バモス、お外久しぶりやね!気持ち良い?」そう声をかけたときに、バモスはゆっくりと尻尾を振ったんです。「バモス!分かると?」私の声に返事をするかのように、話しかける度に、尻尾を振って返事してくれました。いつもいつも反応が無くて、もうバモスがバモスでなくなったとそう思っていたけど、全部全部…バモスには分かってたんだ!この日、サポートは必要だったけど、犬らしい姿勢のままご飯を食べる事もできました。「バモス!すごい!カッコイイよ!」2月25日、いつものように寝床のベッドメーキングをして、「バモス、終わったよ!お部屋に戻ろうかね!」バモスを抱きかかえあげたとき、バモスは…既に息絶えていました…。あまりに急な事で、とっさに心肺蘇生をしてしまい、バモスを呼び戻してしまいました。「バモス、まだ逝かんで!みんな呼ぶからもう少しだけ!」バモスは、大きく息を吹き返し、介護のサポートをしてくれてたスタッフや、ボランティアさん達が来るのを待ってくれました。バモスは・・・みんなに見送られて旅立ちました…。看取ったのが私一人じゃなくて良かった…本当に良かった…脳の血管が切れたのでしょう…バモスの顔は、変形していました…。ですが、苦しみのない眠るような静かな静かな最期でした。保護家で過ごした4ヶ月、バモスにとって幸せだったのでしょうか…もっともっと、真剣に向き合えばよかった…ごめんね…という言葉しか出てこない。おかえりなさい…バモス。いのちのはうす保護家」 http://pawstamp.com/hogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。 皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165
2018年03月22日

ご報告が遅くなってしまい申し訳ございません。2月15日にレスキューした「きんぎょ」…視力も嗅覚も失い、絶望的な状態で保護家に来ました。温めても温めても、体温が上がる事はなく…食べる事すら出来ませんでした。鼻から胃チューブを通し、流動食を流す毎日…きんぎょは、目も嗅覚も失ったからなのか、聴覚がとても敏感でした。人の気配を感じると、「ミャーミャー」と、微かな声で呼ぶのです…。生きて欲しいのに、もう・・・私達に出来る事は何もない・・・命を繋げられないジレンマ、悔しさ、虚しさ、悲しみ…。きんぎょは、何のために生まれ、何のためにここに来たのか!生きるためじゃなかったのか!抱えている感情をどこに?何にぶつけて良いのか!お世話してるスタッフから、そんな苛立ちが伝わってきました。ここは猫のホスピスなんだよと、スタッフにそう伝えました。私達が出来る事は・・・体に触れ包み込む事、あなたはみんなから想われているという事、あなたは必要な存在なんだという事、それを最後に伝える事…。そして・・・死を悼む事・・・。きんぎょは、息を引き取る瞬間、毛布を剥い出て、歩き出そうとしていました。その姿を見たときに、引き止める事ができませんでした…。きんぎょが懸命に生き抜いた時間は…あのとき、最期に立ち上がり歩き出したあの瞬間に、全ての意味が詰まっているような気がしたから…いのちのはうす保護家」 http://pawstamp.com/hogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。 皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165
2018年03月22日
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