８がつ２６にち はれ
北海道旅行２日目。
今日は一日小樽観光～♪
札幌を１０時すぎの快速で出発し，一路小樽へと向かう。
この電車，途中で海岸線を通る。
かなり海に近いところを通っているので，眺めが抜群･････のはずが，みんなそれを知っているために海側の席は速攻で埋まってしまい，やむなく反対側に座る羽目になった。
えぇい。
帰りはきっちり海側に座ってやるっ。
今日も朝から快晴。
雲ひとつないいい天気。
日差しはまだまだ夏の強さで，結構ジリジリと暑い。
雲がないせいか，それとも空気が澄んでいるせいなのか。
しかし，湿度が低いので，日陰に入るとすっと涼しくなるし，風もあるので，関東のようにベタベタした暑さがない。
北海道はええのぅ。
小樽駅からまっすぐ伸びるメインストリートは，ゆるやかな下り坂になっており，真っ正面にはもう海が見えている。
水平線もくっきり見えて，なんかいい感じ。
時間的にまだお昼には早かったこともあり，ゆっくり歩きながら海まで行ってみることにした。
途中で人力車やどさん子？タクシーを発見し，すかさず撮影。
人力車もどさん子タクシーも，一人で乗ると２０００円。
特に人力車は，威勢のいい兄ちゃんが引っ張りながら小樽市内の案内をしてくれるので，私としてはかなり興味があったし，正直なところうしろ髪引かれる思いだったが，２０００円はちと高いなぁ。。。
でも，乗りたかったなぁ。。。
同じ思いを，実は京都でもしている私。
えーい，いつかどこかで，必ず乗ってやるっ！
海に出る手前には，有名な小樽運河がある。
ここでも写真をぱちり。
昼間の喧噪の中で見る運河も悪くはないけど，ここの夜景は綺麗だろうなぁと思った。
軽く一杯ひっかけて，鼻唄まじりでのんびり歩くと，いいかもしれない。
そのまままっすぐ進むと，すぐに海。
といっても砂浜があるわけではなく，港。
埠頭？とでもいうのかな。
ちょっと殺風景だけど，悪くはない。
久しぶりに潮の香りをかいだけど，はて，いつ以来かのぅ。
時間的にそろそろお昼なので，あとあとのことを考えて北一硝子を目指しつつ，小樽運河の近くで昼食を取ることにする。
当初の予定では「一心太助」という寿司屋に入るつもりでいたのだが，場所が少々微妙なところだったので，それをやめて他の店を探すことにした。
どの店を見ても，みんな美味そうに見えて，なかなか決められなかったが，すったもんだの挙げ句，ようやく決めたのが炙り焼きの店。
２１００円のコースにしたのだが，これがべらぼーに多い！
巨大なほっけ一匹，しゃけ一匹，しいたけ１，じゃがいも半分，とうもろこし６センチくらい，アスパラ１本，スペアリブ２枚，ウインナー（長いやつ）１本，ほたてのバター焼き１，つぶ貝１，焼きおにぎり１。
どう見たって一人で食べられる量ではないが，ま，たくさんあった方が目でも楽しめるっつーことで。
とりあえず，どんどん網に乗せて焼き始める。
あっという間に焼き上がったのがほっけ。
これがとにかく大きい。
でも，脂がのってて実にうまい！！
焼きたてをハフハフ言いながら一気に食べる。
は～～～～，シ・ア・ワ・セ・♪
それからシャケやウィンナー，ほたてなどは食べたけど，あとはもう無理だった。
せっかくこんなに美味しい料理があるのに，それを目の前にしながら食べられないとはなぁ。
旅行前に胃袋を大きくしておけばよかった（ｗ
食事のあとは，のんびり散策しながらヴェネツィア美術館やカレイドスコープの店，北一硝子などを観て回った。
普段は何かとバタバタしているので，美術館なんてまず観ることはないのだが，たまにはこういうのもいいもんだ。
心が穏やか～になっていく。
ような気がする。
芸術についてはまったくの無知だけど。
ぼちぼちと進路を駅方面に修正し，これまたのんびり歩きながら，点在する土産物屋をのぞいて回る。
特に小樽とは関係なさそうな，木製の湯呑みを購入。
なぜと聞かれても困るが，酒を飲むのにちょうどいい大きさだなぁと思って。
エンジュ，という北海道の木を使用しているそうで，何やら縁起がいいとかなんとか。
１７時ころまでかけて，小樽の街の主要部分は歩いた。
観光バスが走るコースはほぼ網羅したと思う。
帰りの電車では，しっかり海側の席をキープ。
夕暮れ時の海を見ながら，札幌に帰ってきた。
余談だが，昔北海道に旅行したとき，登別から函館に電車で移動したことがある。
函館本線？だったかな。
これも海のすぐそばを走っている電車で，そのときも天気がよかったから，いい眺めだったことを覚えている。
晩飯は札幌市内でスープカレー。
「ＳＰＡＲＫ」という店のチキンカレーをチョイス。
辛さが選べるということだったので，「一番辛くないやつで。」とオーダー。
最初はちょうどいい辛さだと思って食べていたのだが，中盤からハンカチが必要になり，やっぱり汗をかくほど辛かった。
札幌ではスープカレーが人気らしく，あちこちに店があるようだが，できればもう少し辛さを控えめにしてほしいもんだ。
昼，夜で結構がっつり食べたけど，その分のカロリーは消費している･･･はず。
初めて訪れた小樽だが，食べ物は美味いし，町並みも日本とも西洋とも違っていて，ちょっと新鮮な感じ。
何より，目を疑う光景に出くわしたり，大きな発見があったりと，時間は短かったけどとても印象深い一日だった。
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