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おせちもだんだん変わっていく。
暮れには方々で綺麗な御節が売られている。一度あんなのを買って済ませたいと思うが 我が家では一つ買ったのでは足りないから駄目だ。(経済的に考えても)
正月三が日とも 朝は皆でお節を頂き雑煮を食べる。
毎朝 座敷で皆銘々膳を並べ孫たちも小さい時から一人前に扱う。(祝い箸には各々の名前が書いてある)
床の間を背に主人と息子が座り両脇に年の順に…私は主人の対面の下座に…。
皆が席に着くと先ず結びコブと小梅のお茶を頂き (元旦はお年玉も) 主人から順にお屠蘇が回る。(小さい順に屠蘇を回すところがあるらしいが我が家では家長から…)
そして数の子・田作り・黒豆を頂き後は自由に重箱をつつく。(大人はお神酒を頂きながら)
若いころはかまぼこから伊達巻まで手作りで入れたが今は出来あいで…。今年は四段のお重箱二つしか出来なかった。
しかも中にはカモの燻製やローストビーフやなんとかのテリーヌと言った出来合いのものを混ぜて…若い人たち向けに…。(これは言い訳でそこまで作っていられないので)
それでも煮しめは三通り作る。いわゆる大根・人参・牛蒡・こんにゃく・こいもと言った野菜を一緒に煮たのと 少し小さく切った筑前煮(今年はギンナンを入れたら評判が良かった)と 綺麗にひとつひとつ別々に炊いた梅型に切った人参・鈴型にしたクワイ・鶴と亀に切った荒野豆腐・シイタケにユリ根や蕗等等…孫たちも結構食べてくれる。
タイの子(今年はすけそうたらのこであったが)のコブまき(りゅうひこぶですると良い) や牛肉の八幡巻きなどは手作りであるが…受けが良い。
キンカンの甘煮や栗のきんとん(全部栗で)は秋に作って冷凍したものを使う。
孫が小さい時はコブ締めの魚やなますなど残ったが今年は綺麗になくなった。皆少し大人になって嗜好が変わったのかも…。
そして最後に雑煮を頂く。
「おばあちゃんとこで正月をしないと正月の気分が出ない」 と言ってくれる孫がいて私も頑張っている。(毎年今年が最後かも…と思いながら…)