こしゃくな読書

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鏡の法則


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 許すのって難しいですよね。私に限って言えば、難しいことでした。

気にしないでいたからといって、許しているとは限らない。

 でもこの本を読んだらね、出来ましたよ、長い間許せなかった人を

許すことが。「許します」なんて言葉をいくら唱えても、許すこと

なんて出来ないはずだな、って、よくわかりました。

 素直に心を開くことって案外難しいもので、その証拠に

この本だって、半信半疑で読み始めました。それまでに何冊も

「許す」ことについて書かれた本を読んで、

「許したほうがいいのはわ かったけど、具体的にどうやったら、

 本当に許せるの?」

という気持ちになったことがあったのです。一時的に許した気に

なって、お茶を濁されているような感じがしました。

 「これならできるかもしれない」

と思ったのは、栄子の気持ちに共感できる部分が多かったから

だと思います。具体的に物語のステージが自分にも登れる場所に

あったのです。そして、現実的に似たような経験も、確かに

していました。

 その問題の原因があまりに意外なところにあったのには、

驚きました。そして、「なるほど」と心底納得がいきました。

そして、原因を手放すやり方がまた、とても簡単なのに、実際に

効力があるのです。

 怒りも悲しみ も一度受け入れることで、はじめて手放すことが

できるのですよね。こんなふうにきちんと受け止めて手放せば、

そりゃもう、いつまでも許せないでいられるわけがないですよ。

だって、泣きましたもん、思いっきり。

 物語で感動して、後半は「解説とあとがき」で、幸せになる

仕組みとステップを紹介してくれています。これさえあれば、

いくら心が迷子になっても、どんな迷路に迷い込んでも、

行き先を見渡せる展望台を見つけることが出来ますね。

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