こしゃくな読書

こしゃくな読書

ツイてる!


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 娘たちが雑誌を見つけているホンのちょっとの間に、私たちは

めぐり合ってしまいました。

 車は「空(そら)あり」の屋上に止めました。

そのショッピングセンターの4階駐車場の前にはいつも、

「空 あり」の立て看板があるのです。混雑する4階駐車場から

一台でも屋上に誘導するために立てられたものでしょう。屋上には

いつも「空き」がありますから。

「空」を「そら」と読んで、「そらのある屋上にしよう!」と、

グルグル回る通路を上がって、

「やっぱり、空は屋上に限るね〜!」

と喜ぶ、ど こまでも幸せな親子が、きょうもやってきたのです。

 その日もわざわざ、娘たちの雑誌を買うだけのために、グルグルと

「空(そら)あり」の駐車場に車を止めて、3階の本屋さんに直行。

どうして、こんなに面倒くさいことが楽しいんだろうね〜と

思いながら見ると、そこに「ツイてる!」の文字。

「わかった!この本にめぐり合うためだったんだ!」

というワケ。

 帰りの車の中でさっそく聞いたこのおまけのCDが、すごい!

「家庭内暴力とかで、(中略)殴られている人は、

 そんなに辛くないんです」

えええええ!!!!と、まず、びっくらこいて、その後の説明で納得。

「一番イケないことは・・・心はもんじゃダメだよ。いくらいい種 でも

 こうやって、(手のひらをこする音)もんじゃえば、崩れちゃうの」

そうか、そういうことなんだ、心は種なんだ。種はもむんじゃなくて

蒔くもの。だから、種を蒔く・・・心を配るんだ。それが種まきなんだ。

 ・・・と感動していると、

「このおっちゃん、江戸っ子だね、シトリさんになってるじゃん」

と、三女。出たな・・・・、照れくさいとけちつけてみる星人28号。

照れくさくなるほど晴れ渡った大空を感じる言葉だったに違いない。

このCDの一人さんの言葉こそ、「空(そら)あり」だったのです。

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