日記

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その9



あかねが雅人に別れたいと切り出した、すぐあとの日曜日。
雅人はあかねに「最後だからデートしよう」と言ってきた。
長年一緒に暮らしてきた仲なのだ。あかねは快く承諾した。
デートの最後になって、雅人が「あかね、ほんとにオレと別れても平気なのか?平気じゃないってわからせてやるよ。」と言いながら、車を二人で何度も行ったラブホテルの中に走らせた。
あかねは嫌だったけど、雅人がいつになく真剣なのが怖くて逆らえなかった。
入ったラブホテルの部屋はあかねの見たことのないような毒々しいインテリアで統一されていた。
部屋に入るとすぐに雅人が後ろから抱きしめてきた。
慣れた手つきですぐに裸に近い状態にされてしまった。
優しく胸を触られて、下半身の辺りが熱くなってきた。はりつめていた気持ちがゆるんだところを雅人に羽交い絞めにされてしまった。
「痛い!やめて」叫んだ時はもう遅かった。
気がついたときには、あかねは両腕をウエストの後ろでロープで縛られていた。
「あかね。見てみろよ、色っぽいぜ。」雅人が指差した鏡にロープで縛られたあかねが写っていた。
両腕を縛られたロープの端はあかねのわきの下とバストの下あたりに回され、妙に胸だけが強調されていた。
「どうしてこんなことするの??」あかねが涙声になって雅人に聞くと「だってこの部屋SMの部屋なんだぜ。こういうのしてみたかったんだよ。」と平然と答えた。
あかねは両腕の自由が利かないため、雅人にされるがままだった。
「あかねのこと好きなんだよ。あかね。あかね。」
雅人があかねに覆いかぶさってきた。
心とはうらはらにもうどうでもよくなって、雅人に抱かれた。
身体は正直に反応して、ロープの間にある乳首が硬くなるのを感じた。
すごく濡れて雅人を受け入れていた。

翌日、あかねは雅人と暮らした家を出た。
心が激しく雅人を拒絶したのだった。

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