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今回は初めてソロ登山に挑戦した話です。
先に気持ちの変化を説明します。
登山前 道中 山頂 下山
不安 4 9.5 0 3
楽しさ 6 0.5 10 7
と言った感じです。
正直、不安で怖くて心細くなりました。
でも、楽しいですよ!達成感半端ないですし。笑
行く価値は本当にあります!
この頃、いつメンは登山に行こうとしなくて面白くなかったんです。
1人は彼女できたとかでデレデレしてるし、
山で可愛い山ガール見つける方が有意義やろーが!
と言うことでソロ登山に挑戦しようと思い、
友人経験者の言葉を思い出しました。
「近くにある鮒田富士、割と簡単やし景色もいいしおすすめやよー」
いっちょいったりますか!
登山口がわからないので、
グーグルアースで歩き回りました。
おおよその場所がわかったあとは当たって砕けろです。
そして無事辿り着いた登山口、
鮒田富士と書いてありますが、
正式には尾子山、 標高302.9mです。

今から1人で山に入ると思うと早くも不安が襲ってきます。
その日は平日、午後からは雨の予報で、
すでに雲がかかっています。
こんな日は他の登山者もいないはず。
山に入ると誰も助けてはくれません。
しかし、いずれは行うソロ登山、ここはまだ立ち止まる場所ではないと歩みを進めます。
事前情報によってピンクのテープを目印に進めば大丈夫なのは分かっていたので安心してください。
周囲を見渡しながら進んでいきます。
いつもの倍は疲れるような気がして、息も上がります。
すぐに休憩してしまいました。
なぜこんなに疲れるのか思考を巡らせます。
今までの登山の時、経験者は前を歩いていました。
そう、彼は、歩き続けられるスピードをキープしていたのです。
彼のペースメークによって歩いていた山も、
今は自分のペースで歩いています。
僕はもともと歩くのが早く、身も軽い方なので、知らないうちにオーバーペースで進んでいたんですね。
早くも新たな気づきを得ましたね。
ペースを落とし、順調に進んでいきますが、
今までのような楽しさはありません。
会話しないからではありません。
はっきり言います。怖いんです。不安なんです。
聞こえるのは自分の呼吸音と足音、進めば進むほど人の世界から離れていきます。
景色を見る先にもし、クマがいたらどうします?
僕は基本怖いもの知らずな人間だと思って生きてきました。
しかし、圧倒的な孤独と自然の脅威のなか、自分の弱さに気づかされました。
そして見つけてしまったんです。
この木、わかりますか?

かなり鋭く抉られた傷がついています。
ここで不安はピークに達します。
もはや戻ることも怖くなってしまい、1人その場でまとまらない頭を落ち着かせることで精一杯でした。
立ち止まると際立つ周りの静けさ、自分の鼓動が聞こえる。
とても早く脈打つその音の外で、木の葉の擦れる音、恐怖が迫ってくる感覚。
とれも冷静ではいられませんでした。
せめて、鈴やラジオなどよく言われている クマ対策グッズ
を持ってくるべきでした。
実用性も兼ねているし、音があると言う事が安心感に繋がったのかもしれません。
ですが、
この木の傷はなんの傷なのかわからない、
いつ付いたものなのかもわからない、
そう自分に言い聞かせ、先に向かう決心をしました。
この時の静けさは"何もないのに何かいる"そう思わせるのには十分でした。
今思えば、ここは引き返すべきでした。
これがもし本当に危険なサインだった場合、
僕は今存在していない可能性もあったのです。
危険でなければ日を改めればいいだけなのです。
そして、先に進んでしまった僕は、とてつもない不安のなか、ただただ音や気配に怯えながら進んでいきます。
鮒田富士は今までの山とは違い、登山道の整備などはほとんどなされておらず、
自然の山の形を保っています。
厳しい角度ととても悪い足元、
削られる体力と精神、

まだかまだかと進む先に見えたのは
一際明るく日がさす場所。
「山頂だ!」心から安心しました。
人間不思議なもので、安心すると力が出てきます。
僕はその光に向かって早足で駆け上っていきます。
しかし
そこで待っていたのはなんと
P!!

心の底から思いました
「なんやねん!」
誰もいませんが、普通に喋ってました。
「Pってなんやねん、パーキング?ここで休めってこと?変な安心感与えんなや」
でも、すぐ先が山頂でした。笑
悪態ついてごめんね、P。
さぁさぁ、山頂に着いたわけですが、
本来ならここで圧倒的に安心感と達成感で涙の一つでも流しそうな勢いですが、
直前の出来事でちょっと冷静になってた僕は泣きませんでした。
やーっとついたぁーっと少し大きめに声を発したのを覚えています。
誰もいない小さな山頂。
荷物を下ろして景色を目に焼き付けます。


自分の車も見えますねー
白いのが2台並んでいるところです。
特段、絶景と言える程でもない地元の景色。
僕には特別なものに思えました。
今、たった1人でこの場に立つ自分を誇らしく思います。
そして、楽しみが一つ。
小さな水筒に一杯分のお湯。
コンビニで買った、紙コップとセットのコーヒー。
はやる気持ちを抑えお湯を注ぎます。
パーコレーターで入れたコーヒーに比べればなんて事のないもの。
話す相手もいない。分かち合う友もいない。
そんななかでも確かな幸せはありました。
雨の心配もあるので長居はできませんでしたが。
充実していたと、胸を張って言えます。
下山の頃には心も晴れ晴れとしていて、来る時の孤独感などは感じませんでした。
ただ、やはり怖いものは怖いので、
来る時には50分ほどの道を30分で降りてしまいました。
下りの方が普通に危険なので皆さんは落ち着いてくださいね。
あとは家に帰り、妻の帰宅を待ち、マシンガントークかますだけですわ!笑
登山口までの行きかたはこちら
登山道のルートはこちら
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