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2005年01月21日
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カテゴリ: 読書
 なほまるさんがやんちゃお奨め浅田本にトライしてくださるとのこと感激です。

 そういえば、[輪違屋糸里」を読んで感想を書いてなかったのでちょっと一言。

 これは同じ浅田本で映画化もされてた「壬生義士伝」が男新撰組の物語とすれば、
 その対としての女の新撰組の物語。
 作者もお雛様のおびなとめびなとして、両作品を見てもらえばよいといっている。
 輪違屋は当時の京都の島原という遊郭が集まる地の置屋。
 糸里はそこの天神。
 この島原の天神糸里と吉栄、郷士の女房のおまさとお勝、


 天神というのは、花魁の中の花魁。 
 大名や大金持ちでも嫌な奴には呼ばれても行かないスターである。
 その天神の糸里が土方歳三に恋をする。
 その恋は実らず、愛する土方に道具に使われてしまう。
 しかし、最後は誇り高く土方に対峙し、見事に生き抜いていく。
 他の4人の生き方もそれぞれに見事。
 男達が自分の保身に汲々としているのと対照的。

 やんちゃは特に芹沢鴨の愛人のお梅が好き。
 誰しもこんな風に生まれ育ちたくなかっただろう環境の中で

 その一生は哀れかもしれないけど、生き様として凄みがある。

 芹沢鴨を中心としている所も面白い。
 どこから見るかによって、人も物事も全く違って見える。
 女から見た新しい新撰組!


輪違屋糸里(上) ( 著者: 浅田次郎 | 出版社: 文藝春秋 )
輪違屋糸里(下) ( 著者: 浅田次郎 | 出版社: 文藝春秋 )







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最終更新日  2005年01月21日 09時23分34秒
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