『等級』というものをご存知だろうか?
主にフルーツの格付けに使われる指標なんだけど、もちろん野菜にもある。
A品とかB品とかいうアレだ。
野菜はともかくとしてフルーツの場合は贈答用に使われることが多い為、もっと細分化されている。
基本的にはランクの高い順に「秀・優・良・無印」の4つに分けられているんだけど、実際には産地及び品目によって更に細分化してる例も珍しくない。
主に形や果皮の色・汚れぐあいなどの見た目で、光センサー(糖度センサー)で選別している産地は糖度(甘さ)等の要素も入れて格付けがなされるわけだ。
光センサーで選別されている品目は主にスイカ・桃・梨・みかんなど。
とりあえず思いつくものでこれくらい。
もちろん上記の品目でも、非破壊光センサーを導入できているのは有名どころの大産地の共選所だけ。大産地でもしてないところもある。
なんせ非破壊光センサーは高価な上によっぽど大掛かりな設備が必要になる訳で、出荷する生産者にしても非破壊光センサーのある共選所に出荷すると1個辺りの手数料がバカにならない。
したがって、光センサー選別のフルーツは価格も高いのだ。
ちなみに新潟県の桃・梨の光センサー選別の基準は
特秀・糖度13.5度以上
秀・糖度12度以上
優・糖度10度以上
良・忘れた。今度調べておきます。
こんな感じになっている。(主に加茂・白根・三条)
それはともかくとして、今回話そうと思う件に関して光センサーは関係ない。
フルーツの格付けの話。
フルーツの場合は贈答用に使われることが多いと先ほど言ったけど、贈答品に使われることが多い品目に関しては、ある特殊な格付けがある。
時期外れだけど、洋梨の「ル・レクチェ」を例にあげると、
ランクの高い順に
秀
・ 秀
・良・無印」
とゆう感じになる。
???
秀が2つあるじゃん?
と、思うかもしれない。
では、説明しよう!
「 秀
」と表記されているものは「赤秀」といい、通常の秀品である!
対して「 秀
」は「青秀」といい、通常の優品に相当するのだ!
まあ、そんな感じ。
ご理解いただけましたでしょうか?
まあご贈答時期には「 赤秀
」も「 青秀
」も混ぜこぜにして、同じ「ご贈答用価格」で売っている大型店もあるけどね、、、
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