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タイトルと惹句
『タイトルと惹句』
昔、映画会社の宣伝マンをしていた時、突然アポなし飛び込みで女子大学生がやって来た。
うちの映画の「原題と邦題の一覧表を欲しい」というのだ。
よくよく話を聞いてみると、彼女はある在阪の外大の学生さんで、卒論に『外国映画の邦題の変遷』をテーマに選びたい、とのこと。
ほぅほぅ、なるほど。もちろん彼女が映画好きなのは他聞に漏れません。
ところがそういう資料って、あんま、外に出せるもんじゃないのね。
っというか、正直、リストアップしたものがないのよ。
外国映画の日本支社、というのは、基本的に配給部門の支社なんで、現公開やこの先公開する作品のリストはあっても、公開終了後の作品のリストアップってしないのよ。まして本国からのリストは原題しか書いてないねん。ぼくら、原題見たら何の映画かわかるからね。
「それやったら、ぴあシネマブックの巻末に、公開年ごとに作品名と原題が書いてあるよ」
と教えてあげて、個人的にボクが会社においていたブックのそのページをコピーして渡してあげました。
結局、出来上がった(のかな?)論文は見る事がでけへんかったんやけど、確かにそう言われて年代ごとに見比べてみると、その時代その時代で邦題の付け方って、面白いね~
昔の作品は、もろ直訳がそのままタイトルになっているのがほとんど。
『影なき男』
="The Thin Man"
『恐怖の報酬』
=(仏)”Le Salaire de la peur”(英)”The Wages of Fear”
中には原題のニュアンスを残したまま、雰囲気や情景が浮かんでくる名タイトルもあります。
『慕情』
=”Love Is a Many Splendored Thing"(直訳=恋はたくさんの素晴らしき事)
『荒野の七人』
=”The Magnificent Seven"(直訳=壮麗な七人)
ある時期から、原題からかけ離れてセンスのいい言葉でタイトルされ始めます。
『愛と青春の旅立ち』
="An Officer and a Gentleman"(直訳=軍人(役人)と紳士)
この作品のヒット以降、『愛と・・・』は、定番のタイトルになりましたな。
『愛と悲しみの果て』
="Out of Africa"(直訳=アフリカから外に(出て))
『愛と栄光への日々』
="Light of Day"(直訳=日の光)
こういう験かつぎはどこの映画会社でもあって、かつて松竹富士という映画会社は、
『マイ・ライフ』
="My Life" がヒットした後、自社配給作品に、
『マイ・フレンド・フォーエバー』
="The Cure"(直訳=治療)
『マイ・ルーム』
="Marvin's Room"(直訳=マービンの部屋)
『マイ・フレンド・メモリー』
="The Mighty"(直訳=力強い)などとタイトルしてましたな。
宣伝マンも『マイ・ルーム』公開時には「いやぁ、うちの“マイ3部作”完結編ですわ~!」って、
いやいや!ストーリーも原題も、全然関係してへんやん!!
そして最近は、芸がない、というか、原題(英語)がそのままタイトルになる作品が出てきます。
『リーサル・ウエポン』
="Lethal Weapon"
『コン・エアー』
="Con Air”
『セブン・イヤーズ・イン・チベット』
=”Seven Years in Tibet"
『リーサル~』なんて最初、どういう意味?なんて思ったけど、映画のヒットと相まって、ボクらにも馴染みがついてしまったもんね。
確かに初めてその映画のタイトルを聞いた時、「あっ、行きたい!」「んんっ、興味あるなぁ!」って感じること、しょっちゅうあるもん。タイトルは確かに大切!やけど、だからと言ってトバシ過ぎてしまって、タイトル倒れになる作品も多いよね~みんな、心当たりあるはずですっ!
「行きたい!」と感じさせる“言葉”の大切な部分はタイトルだけではありまっしぇん!
CMで流れるコメントやポスターとかに使われるキャッチフレーズもすんごい大切。
短いセンテンスでその映画の内容や面白さを伝えて、お客を“その気”にさせるわけですわ。
映画業界ではこれを惹句(じゃっく)と言います。文字通り“惹きつける文句”ですね。
今でこそ専門、本職のコピーライターがたまに手がけたりすることもありますが、昔は営業部や宣伝部の社員での方が、その役割、名付けをするのが当たり前の仕事の一つやってん。
かつて東映におられた伝説の“惹句師”、関根忠郎さんが、評論家の山田宏一さん、山根貞男さんのインタビューを受ける形で構成されている
『映画のこころ 惹句術』
は、物書きを生業にしている方すべてに読んでもらいたい名著。(山田氏も山根氏も素晴らしい映画論をたくさん書かれておられます)
当時の東映の2大スター、高倉健と鶴田浩二の作品にはそれぞれの惹句の付け方の違いがあって、それがそのまま彼らのスターとしての資質の違いを捉えていたり、ある意味“言葉”で見る日本映画史です!
この本でオレがハマったのは、鶴田浩二と梅宮辰夫の主演作2本立てにつけた“渡り惹句(ブリッジコピー)”。
『男を泣かせる鶴田!女を泣かせる梅宮!』
だと!
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