添乗桟敷の人々 0
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また、ひとつ季節が通り過ぎて行こうとしてるわね。ホントに、いい加減バタバタな生活を何とかしたいものなんだけど、時間は限られているわあ。そして、自分の体力や気力も、くやしいけれど限度があるしね。さて、こちらではお久しぶりです!ウーも無事に8歳を迎え、母ちゃんもまたひとつ年を重ねた秋。この一年、とっても早かったなあ~。ちょっと自分の過去日記を読み返したりして胸がね、きゅ~ってなったりしてるんだけど、親子ともども、元気にやっておりますよ~。ウーがね、いっぱしに小さな彼氏みたいになってきたんだわよ。荷物とか持ってくれようとしたり、お買い物の時にもカゴを持ってくれたり、ふとした時にね、「お母さん、頭かして」って母ちゃんの頭をいい子いい子してくれたり~~~。「お母さん、かわいいね~」って必ず一日一回言ってくれたりするし、何だか何だか、ささやかな家庭内トキメキを味わってます。ウーは、私の最終ストッパー。この子がいなかったら、とっても自堕落で、めんどくさいこと避けまくりのババアになってたなあって感じてます。ウーに限らず、子どもの存在って、待ったなしだし、予測はつかないし、思い通りになる方が奇跡だし、気が付くとね、対峙する大人の方に「待つスキル」やら「あっさりあきらめるスキル」が身につくようになっているのよね。で、これって、恥ずかしながら、若い時の自分には欠けていた要素なもんだから、ウーにはとっても、感謝してるの。行動が多少不自由な方が、うまく時間をやりくりしようと工夫するし、時短のアイデアが降ってくるし、メリハリ付けて、自分の楽しみも味わうし、きっと私は、常に最新版の私が一番いけてると思ってる次第なのよ。ひとりで子育てするようになって、いっそう、家事の要領も良くなった気がするし、案外、こういう今の暮らしはいいものですのよ~。さびしくないですか?って、訊かれることもあるけど、イエスだったり、ノーだったり。ごくたまにね、大人と会話したいわ~って感じることはあるわね。ご飯食べたり、お酒飲んだりしながら、バカ話したいわねえ。でも、自宅でやらなきゃいけない作業や勉強を抱えてる時には、ああ、旦那とかいなくて良かったわあ~、思う存分、打ち込めるんですもの~って感じるしね。まあ、こんな感じで過ごしてるのだけど、今年も、てっちゃまの命日が巡ってきて、彼が夢枕に立ったわ~。ねえ、今年はね、本当に感傷的にならずに秋を迎えてね、彼のことを、普通に懐かしんだりできるようになっているの。だからね、現れた彼に「もう!一体なんなん?」って、エラそうに言ってしまったわ~。余裕ね。「元気そうやね~」と彼は笑い、ウーを見て、大きくなったなあ~と驚いていたわ。で、さっそく、あの世からのダメ出しをいただいた私。「まだ、ちっとも目標がかなえられてないやん。どうしたの?」私が、なりたい自分に近づけていないと、厳しく指摘されて、しゅんとしてしまったのよ。「アカンで。時間は限られてるんやから、やるべきことは、わかってるはずやで。」うう~。でも、私一人じゃどうにも出来ないことだってあるねん!と、夢の彼に逆ギレてみたんですわ~。「言い訳すんなよ~、いつも自分でも言うてるやんか!動けよ~、動かな始まらんし、状況は常に変わってるもんやねんで。全てにおいて、臆病すぎるねん!イライラするわ~」すみませんねえ。出来の悪い友のために、化けてでてくるぐらい心配かけて。もう、情けないのと、チックショー、あんたが生きてる人なんやったら、マジであれこれ手伝わせたるのに~って思いやら混ざって、ふてくされて泣きながら目覚めたのでした。で、私、ちょっと思い立って、前にウーに関するヘルプの事でよい返事がもらえてなかった用件を思い出し、もっかいチャレンジしてみようと、仕事帰りに役所に寄ってみたわけ。そうしたらね、ウソみたいに、こちらの希望がアッサリ通って、希望していた制度を使えることになりました!うわあ~、てっちゃま、この事を予言してくれていたのかしら?おかげでね、少し私は気持ちにゆとりが生まれて、今後の親子の暮らしの事、自分自身の目標にどう向き合っていくのかじっくり思案できるようになったのよ。今年は、何もしなかった誕生日でしたけどね、すごすぎるプレゼントを手にしたのと同じ気持ちよ!やっぱり、この季節はもの悲しいけれど一番アナタを身近に感じるわ。なかなか、アナタが期待してくれるような私には遠くてごめんね。気長に、待っていて。私だって、アナタが望んでくれているような未来が欲しいもの。
2013.11.24
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26年前の、運命の夜に起きた事。夜中の12時に、彼はジュースを飲みに自室から出た。そして、朝日が差す頃に、「救急車をよんで」と下宿人に頼み、息絶えてしまったらしい。7時に、下宿のおかみさんが、彼の実家に電話をかけた。彼の母は気絶し、すでに出勤していた彼の父親が、彼の下宿に向かった。部屋には、喘息の症状をやわらげる薬と吸入器が転がっていたらしい。その光景を、今ようやく私は冷静に頭に思い浮かべることができる。乾いた絶望を抱きながら。涙をこぼすこともなく。アホやなあ、気いつかいの彼は、本当にダメだと思った瞬間まで人の助けを呼ばなかったに違いない。こんな時間やし、迷惑になるわと。しかし、私はその日の夜明け前に、彼の幻を見ている。遠く離れた下関のホテルの一室で。「なんで、こんなところにおるん?」とビックリした私におどけた顔をして、すまんすまんって言いながら消えたんだけど、今みたいに携帯があったら、救えた命だったかも知れない。先に書いた時系列でいうと、下宿の人に助けを求める前に、私の所にあらわれたのだ。私は、仕事を控えていたから、気になりながらもベッドに横たわり、無理やり眠ったものの、怖い夢で目覚めた。彼がおぼれている。私は、必死にその手をつかまえようとするのだけど、どうしてもつかめない。あかん!と思った時に目が覚めて、自分は涙でぐしゃぐしゃだった。そして、彼が亡くなったという連絡を、仕事の後に聞かされた。そこからの記憶が、もう、ないのだ。彼のお母さんは、お葬式に私が遅れて到着したこと、その時に体を支えられながら、号泣してよろよろしていたと話してくれたのだが、私にはまったく記憶がないのだ。真っ白のまま、時間が流れて、いなくなってしまったその人の事だけを想い続けていた。何度か、ここの日記にも書いたてっちゃまという私の亡き友は、あまりにも、強烈な人過ぎて、実際に一緒に過ごしたのは1年半ぐらいのものなのに、私だけでなく、同級生や、先輩・後輩の心の中に今でも生き続けている。おかしな話だが、私は本当に彼の死が受け入れられなくて、目の前にはいないが、地球の裏側を旅している途中で、通信手段がないゆえに音信不通なのである、という妄想に頼り切って生きてきた。やがて、死んだには死んだが、私の中の一部になって生きているのだと考えを変えた。いつも、何かを考える時に、心の中の彼に問いかけ、祈っていた。本当にいないのだと、考えるなんてできなかったのだ。彼は、毎日自宅で私の話ばかりしていたらしい。とてもユニークで、自由に生きていて、ママみたいな変わったファッションが好きやねん。ママみたいに、強そうに見えるけど、ほんまは弱い子やから、見といてあげなあかんねん。ママとそっくりやねん、で、そう言うたら、気持ち悪いねん、マザコン!って、バカにしたような顔して笑うねん。ママみたいに、黒い洋服が似合う子やねん。実は、こんな細かい事をきかされたのは、今夜が初めて。そう、夕方に彼のお母さんから久しぶりに電話をいただいたのだ。彼の命日を前にして、ちょっと話がしたかったのよと。私は、自宅からかけなおして、実はやっとこの土曜日に、友達とてっちゃまの眠るお寺にお参りに行ったのだと伝えた。お母さんはとても喜んでいた。私達仲間に感謝していると。で、唐突に「今、NHKの朝ドラを観てるのけどね、あの子とヤンスカちゃんも、こんな風になったのかしらと重ねて観てるのよ」と言われた。申し訳ないけれど、私は観た事がなく、知識もないので、すみませんと謝ったのだけど。で、お母さんは言ったの。「もうね、アナタに会ってはいけないなあと思ってね。会えば、いつも涙してしまうし、アナタに色んなものを背負わせてきてしまった。2回離婚したのも、うちの子がアナタの中にいたから、それも関係あるでしょう?もちろん、友達以上の関係ではないとわかってるけど、精神的な結びつきの方が、時として嫉妬を招くものやからね。アナタが結婚してはった時にも、私はすっかりヤンスカちゃんに依存してきたでしょ。時には、アナタは飛んできてくれたわね。本当に甘えてきてしまって、ごめんなさい。こんな事をしていたら、アナタの未来をダメにしてしまうから、もう、アナタは自分の道を歩かなくてはね。で、それは、私が言いださないといけないと思ってね。うちの子の亡くなった日は、いつもアナタの誕生日と繋がっているから、そうだ、今年はお誕生日の前に、私からの思いを伝えないとってね」。私は、本当に驚愕した。これまた、何度も書いたけれど、今年は私にとって、過去との訣別の年。ウーの父親の再婚によって、私はすっかり、心が自由になった。大好きだったけど、私を苦しめた人。その人との生活の中で、亡きてっちゃまは常に私の味方でいてくれて、私を支えてくれていた。だけど、もう、私は大丈夫。いったん、守護神のような彼とは離れて、私自身の心のままに生きていきたいと思えるようになったのだ。だから、てっちゃまとは、きちんとお別れをしなくてはいけないと素直に感じるようになったのだ。で、彼の眠るお寺へ行こうと決めたものの、でも一人で行く勇気はなかった。そんな時に、私は悪夢を再び観た。また、友達がおぼれている。てっちゃまとも一緒に、よくつるんでいた仲間。あっと思った私は、必死に手を伸ばして、なんとか手をつかむことができた。で、目覚めたらまた涙でぐしょぐしょ。あの頃と違って、今はすぐに連絡できる。とりあえず、メールを送って、数時間後にちゃんと普通に生活していることを確認し、安堵したと同時に、この人に一緒にお墓参りに行ってもらおうと即思ったのね。てっちゃま、頼むから、この人を守ってください。そういう思いもこめて。で、私たちは、土曜日の午後に、お寺を訪ねた。ろうそくと線香をお供えし、私はてっちゃまに語りかけた。てっちゃま、アナタの事だから、もう私がここに来た理由を知ってるよね。今まで本当にありがとう!だけど、いったん、私たちは離れてみましょうね。いつも、私が泣き言をいうから、アナタは旅立てなかったのよね。もう、安心してね。私は大丈夫やから。あの頃、好きでいてくれた私を取り戻したから。もう、自分の気持ちをごまかしたりしないし、悔いのないようにやっていくからね。だけど、だけどだよ。どう語りかけても、そこに、彼はいないのだ。で、友達にそれを話してみると、同意してくれた。そうなんだ。お墓なんかに納まってる彼じゃないのだ。なんだ、せっかく会いにきたのに、彼は留守じゃんか。これが、26年目の決心に対しての結末。今日、彼のお母さんから電話をもらって、わかった。彼がね、何らかの形で、母親に私の思いを伝えたんだよなと。そうしたら、本当に、私が自由になれるはずだからと。てっちゃま、ありがとう!ちゃんと、アナタのしてくれたこと、受け取ったからね。そして、アナタがいなくなった日を迎えるけれど、安らかに、なんて祈ってやんないよ。生きている私を観て、悔しがんなさいね~、ちゃんとアナタの分も楽しむからね。
2012.11.12
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添乗員時代からの友達夫婦に会ってきた。どうしても、確かめたいことがあって。この2人は、私と、元夫の共通のお仲間。私と彼とは、別々の道を行くことになったけれど、じっと見守ってくれた。で、元夫は、この夏に再婚したのだが、その結婚式にも友達は参加したと聞いていた。実は、私は、再婚相手の事を元夫にきちんと訊ねていなかった。心の中では、もしかして、あの人かな?という推測をしていたけれど、そして、元夫の言葉から、おそらくそうであろうなと確信していたけれど、まだ、どこかで、真実と言うか、現実をみたくない自分がいて。***************************************秋のはじめに、私と元夫は、数年ぶりにまともな会話をしたのだ。自分で言うのもなんだが、私は別れ方がキレイなのだ。もう、別れると決めたら、いっさい、何もきかない、言わない。ごねるなんて、あり得ない。感情を凍らせて、理性だけで、相手に向き合って最後の日を迎えた。ウーの面会の際にも、さらっと近況報告を伝えて、即、ウーを預けて私は帰るというパターン。一人になって、もうすぐ3年。私は、この夏に、久しぶりに(実に18年ぶり!)誰かを好きになり、そして失恋し、自分の中にも、まだ感情というものが残っているんだと気づけた。と、同時に、元夫と過ごした過去の日々にも、純粋に感謝の気持ちを持てるようになったのだ。先の面会日に、私は彼に「話をしたいの」と告げた。意外にも、彼は表情を明るくして応じてくれて、私たちは、穏やかに会話をした。「私は、あなたにありがとうって言わなきゃいけないと思ったの。こんな展開になったけれど、ウーを授かったこと、ちゃんと楽しかった日々も存在したのだということ、やっと私自身の人生を取り戻したことに、感謝してる」彼は、かつて私を魅了した笑顔で、応えた。「僕こそ、心から謝らないといけない。本当にあなたを傷つけたことを」「知らなかったらよかったと、思った時もあったけど、それは無理だった。私はあまりにも敏感に色んな事に気づく性質だったから」「あなたに甘えすぎてたんですよ。少しよそ見をしても、帰っていきさえすれば許してもらえるものだとね」「私は、あなたを縛り付けないようにしてきたわね。でも、それは、信じていたからよ」「本当に、許してもらえないとは思わなかったから」「残念だったわね。それに、別れる原因になった時には、私がふられたのよ。好きな人ができたといって」コーヒーカップをお皿に置いて、彼は言った。「実は、再婚した」「そう、おめでとう!」よく、そんな言葉がさらっと出せたなあと思う。いったん出たら、もう、転がるように彼への祝福と激励が口から飛び出していた。言いながら、涙があふれて、また傷口がパカッと開いた。でも、彼への未練じゃない。選ばれなかった過去の自分への自己憐憫と、選ばれた彼女への嫉妬だ。「あなたは、筋を通したわけね、なら、いいわ。そうでないなら別れた意味がないもの」単なる不倫じゃなかったということ。本気の恋愛だったということ。私はともかく、子どもと別れても手にしたかった未来があったということ。正直な人なんだわ。***************************************友達にも、訊かれた。「なんで、ごねたりせえへんかったん?」と。「だって、心変わりした人に、何ていうの?私を捨てないでって?」と私。「やっぱりね、ヤンスカさんはそういう人やね」「うん。愛情がないのに、傍にいてなんて、あまりにもひどすぎるもん」「世の中には、でも、形だけを懸命に守る夫婦も多いよ」「私は、そんなの無理。寂しすぎる」そう。私は自分が愛されているんだという(それが錯覚だとしても)実感があれば、他の事などなにも望まなかったのに。その、一番自分が大切にしているものを失って、とってもきつかったあの頃。ま、そんなわけで、今になって、友達に質問できるようになった。「ねえ、あの人の奥さんて、下の名前、○さん?」「そう」と、嘘をつかずに答えてくれた。ついでに、私はまだ、解けていなかった過去の問題を解くことにした。「もしかして、あの時に、彼は○さんと会っていたでしょう?」正解。ああ、やっぱりね。苦笑するしかないけど、いまさら。なんだか、本当にスッキリした。ホッとした。ごまかさないでいてくれた友達にも、感謝してる。まあ、私の性格を知ってくれてるからだろう。友達奥さんの方に、「どうして、そんな風に許せるの?」と訊かれた。だって、遊びじゃなかったと判ったからよ。人生を賭けて、一緒になりたいと思った女性と歩く決意をしたんだから。ある意味、誠実なオトコだったというわけね。再婚宣言を聴いた日から、私の中で、彼は急速に過去の人になっていった。答え合わせが済んでから、もう、完璧に過去の人になったわ。どうでもいい。帰り道、私はサンバを口ずさみながら夜道を進んだ。さあ、自分。今、とってもニュートラルモードやん。いらん荷物は捨てて行こう!大事なものだけ、持って行こう!そして、何度か書いた、他界した学生時代の友達てっちゃまのお墓参りにやっと行こうと思えるようになり、実行すると決めたので、「私、ちゃんと訣別できたで」と報告したいと思う。26年もの間、てっちゃまの事に関しては、冷静に考えられなかった。お葬式の記憶がないのも、そう。で、20歳の私の誕生日が、お葬式だったから、私は、ずっと自分の誕生日を、どこか悲しい気持ちで過ごしてきた。こんなに生き延びてしまったのに、てっちゃまに対して恥ずかしい人生だ!と。もう、辞める。今年は、自分の誕生日を、しっかり祝おう。私が、勝手に彼を封じ込めて、泣いていただけ。てっちゃま、いったん、あなたともお別れをしましょう。本当は、あなたこそ、それを望んでいたかもしれない。だから、私の心を変えさせたのかもね。さようなら、過去の私。かわいそうだと思い込んでいた私。今、私はあなた達=私達を、ひとりひとり、抱きしめてるわよ。あの頃には、未来の私が笑って待っているなんて思えなかったでしょ?でも、やっと、そんな時がきたのよ。
2012.11.04
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私は、あまりメールに絵文字を使わない。ママ友ができてから、使うようになったが、使わない相手には、こちらも使わない。さて、なにゆえ今さらハートマークについて書くのか。よくメディアで言われていることだが、「男性の3割は、ハートマークがメールに付いていると勘違いする」一方で、女子は、「え~だってハートがカワイイから付けてるだけ、意味ない」という意見が多いそうな。で、我が家のケース。今朝ウーが、夫の携帯を勝手にさわりメールを開けて放置していた。私は、基本自分以外の人の携帯や財布、手帳やカバンなどは見ない主義だけど開いた携帯からハートマークが見えたんじゃあ、しょうがねえ。文面はたいしたことなかった。会社の同僚で、また夫の職種は9割がた女性だから、普段のつきあいも気にしていたらきりがない。今日、仕事が終わったら食事に行こうという計画になっていたようで「楽しみにしています(ハートマーク)」となっておった。夫に確認すると、その子は別に誰にでもハートマーク付けるよ、気にするな。意味なんて深く考えて使ってないよ~とのことだった。私の怒りスイッチオン。あっしは古い女でござんす。たかがハートマークかも知れないが、意味がないなら、尚のこと使うな。正直、気い悪いですわ、私はね。ハートマークって、やはり簡単に異性に使うんじゃないっつーの。既婚男子には、絶対使うな!こうして我が家は現に荒れてるやないかい~。ま、私が一人で吠えてるんやけどさ。そういう揉め事になりかねないと想像してよ。ものを書いて送るってことに、神経はらってほしいわよ。私は、男の友人にメール出すときは、そこの奥さんが見ても絶対勘ぐらない内容しか書かないよ。用事がある時しか、やりとりせえへんもん。ああ~やだやだ。携帯のなかった時代が懐かしい昭和の女。何で、こんなに私は腹をたてているの?自分の存在が軽んじられているから?めったに日本に、いや自宅にいない夫を待ちわびている気持ちをわかってほしいの?いつも、ウーと二人で大変な場面に当たるのは私ばかり。ずるい。自分ばっかり外で楽しんでって、ひがんでいるの?私は被害妄想列車の乗客になる。そして、被害妄想列車には環状線しかないもんだから、何周も回りつくして車庫へ帰り、車掌さんに揺り起こされて、冷えた外気の中とぼとぼ帰るのだ。ね!だからお願いです。リアル夫友人・知人の女子の方。夫へのメールにハートマークは付けないでください。毎度こんなに悩むのはカンベンです。きっと、後でここを読んだ夫は爆笑し呆れるのでしょうがねえ。
2009.11.17
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え~と、一度に3本更新してます。お手間ですが「残暑お見舞い申し上げます」から「結婚式を挙げたマネキン氏」にお進みくださいまし。でないと、何のことやらわかりにくいかな。以上おねがいでした。
2009.08.17
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夫婦ともカレンダー通りに働く職種ではないゆえ、一般的な夏休みがいつからいつまでなのか、よくわからないのだけれど。たぶん、この土日あたりから故郷へ帰るために移動している人は多いんじゃないかな?私は大阪生まれの大阪育ち。両親は、北海道に熊本と南北にふるさとを持っているので盆や正月になると、やはり故郷を恋しく思い出すようだ。父方も母方も、もう私の祖父母は他界している。子どもの頃には両親に連れられて帰省したものだが、今はない。年中この大阪で過ごしている。もっとも私の町はベッドタウンで、地元民と呼べる人は少ないので今の時期になると人口が減っている(笑)。帰省に行く側であり、迎える側ではないから。今日もうちのマンションの駐車場をみると、ほとんど車が無かった。皆さん、旅立たれたらしい。いいなあと、毎度思う。いやいや…ヨメ業をやってると大変か。交通費に土産代、交際費もかかるよなあ。なにより、家族で移動するのは疲れるよな。渋滞はもれなくついてくるし。でも、帰省って響き、魅力的やねん。ないものねだりってやつよね。ともかく、移動される皆様お気をつけて~!
2009.08.09
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ご無沙汰です。前の日記から1ヶ月近くたってるよ~。仕事に加えて、ウーの園の行事がてんこ盛りで、もう疲れきってしまうし、体調もすぐれず心の状態もイマイチで、なんだかいけてない日々。でも、もう大丈夫。夏休みに入って、一気にポジティブモードになったよ。手始めに、我が家の台所兼居間を模様替えしようと決めた。カーテンを大好きなグリーンに替えた。これだけでもテンションアップ。そして、ウーが成長するにつけ荒れるこの部屋をすっきりさせるべく思い切ってキッチンカウンターを購入。冷蔵庫の整理もした。一日の大半を過ごす場所だから、自分にとって心地いい工夫をするのだ。いまさらなんだけど、どうしても賃貸ぐらしなもので、いつでも引っ越せるように大きな家具は持っていないのだ。でも、それって、よくないなあと。仮の住まいになるにせよ、自分達の家に愛をもつべきよね。(どうせいつ出て行くかわからんから)と物置のようになった部屋があって今日、すっきりした頭でその部屋に入ったらかなりショックだった。あかんあかん。雑な部屋にいたら、無気力が増す気がする。ちゃんと、私の家として扱ってやろう。夏休みの間に、居心地のいい部屋に改造すると決意。がんばるぞ~、お~!
2009.07.20
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もう、会った時からビビッときたんです。私好みのルックス。背が高くて、優しい低い声。ふるまいもキレイで、見ていて惚れ惚れするんです!でも。でも、その人、ものすごくセンスが悪くて…。変えさせたいんだけど、言う事きいてくれないんですよね~。と、見せられた写真に写る男はどう見てもネズミ男。そして、Vシネマのチンピラ役しか持ってないような服装。恋の魔法はオソロシイなあ~。彼女の目にはネズミ男が、すこぶる素敵な人に映っておる。まだ、チンピラ役の役者ならば、体も鍛えられていてそれなりに様になっているが、ネズミ男氏は、貧相な体型で(薄いのだ)ブカブカな服が痛々しい。もうどっちかっていうと、普通にメンズノンノとかの服装が似合う方。「彼ね、男らしいスタイルが好きだから」とフォローする彼女。なんや。本気で彼のスタイル変える気はないらしい。ある意味、幸せやなあ。この彼女はとてもセンスのある娘さん。程よいトレンド感を取り入れた、ナチュラルなスタイルが似合う人。この隣にネズミ男氏のチンピラもどきが並ぶとう~ん、って思うけれど、愛ゆえに彼の全てがOKなわけねん。私はというと。ルックスよりもセンス優先型か。自分に似合うものを知ってる人が望ましいが、知らずにソンしている男がいると、それはそれで手を出してしまうなあ。友人・知人男子であっても、似合うものを着ていたら口が勝手に褒めてしまう。それが自分の好きな男なら、なおのこと。愛ゆえにプロデュースしてるつもりだったけど、相手を認めるのも愛だしなあ。でもなあ…愛する男には、さらにカッコよくなってもらいたいではないか。(でもそれは私のために?)う~ん、エゴかなあ。今さらのように、ぐるぐると頭を巡る愛の正体の謎。
2009.05.21
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元来インドア人間の私なんやから、この状態は堂々と家に居られてよいではないかと思うのだが。だが…なんちゅうのか、自分で決めて家にこもってるのではなく、人さまに、ノンノン、お上に言われて「自宅待機」のような感じで家にいるのって、ちゃうんよなあ~。ああ、新型インフルエンザ。私の住む自治体は、大阪でも真っ先に感染者が出たエリア。この日曜の朝に、ウーの通うツチノコ学園から電話があって「市内でも新型インフルエンザ感染が認められたので、 本日から1週間、市内の学校や園をお休みにします」と言われた。でもって、極力外出を避けて自宅で過ごすのが望ましいとのこと。しかし。その日曜に色々と食料品の買出しに行こうと思ってたものだから、仕方なくウーを実家に預けて、一人で車で買出し。まずビックリしたのが、すでに町中マスク姿になっていたこと。スーパーの店員さんもマスク着用。私は仕事柄マスクを普段でもすることが多いのだけど、ざっと見て、その場の人の8割以上がマスク姿と言うのは異様。当然ながらマスクは手に入らないので、ネットで注文。しかし1週間もウーと自宅で過ごすとなると買い物も大変。カートに山盛りの量。ふと周囲をみると、皆、まるで震災の時のようにペットボトルの水やら、インスタント麺やら缶詰やらお菓子兼軽食になりそうなものをたくさん購入してるではないか。冷静に考えると、この市内の未成年の就学者がいる家庭は全員が1週間の自宅生活になるわけだから、ある意味非常事態よねえ。非常事態=非常食ってなイメージか。いやいや、実際に子どもがべったりと24時間家に滞在してると手抜きもさせてくれよ~ってなると思うよ。で、うちもレトルトのカレーを購入(笑)。手抜き用に。乾麺の類はたくさんあるので、まあいいか。食パンをいつもの倍買って冷凍しよう。さらに、ウーの退屈防止に、500円で売ってるDVDコーナーへ。す、すごいっす!ワゴンの半分以上が空っぽ。レジにも私と同じ事考えた人達が行列。「しんかんせん」「えすえる」を買ってウーを迎えに行き帰宅。我が家は、私にとっては最高の立地で、図書館の隣なんである。そしたら、図書館の駐車場待ちの大渋滞。だってなあ、1週間の自宅生活やもん。たくさん本借りとかなって、やっぱり思う人多いねんて。私も心が動いたけど、ウーを連れて人混みはイヤなんでパス。世間的には軽いと言われている新型インフルエンザだけどウー達のような心臓病持ちには脅威の存在やしなあ。普通の風邪でもヒトさんの数倍はキツイ思いをするのだから自己防衛はしっかりしないとなあ。昨日は、自宅にツチノコ学園の先生が訪問。休み中の子ども達の体温を記録するようにとグラフをいただく。対処法などが書かれたプリントも渡された。ひきこもり3日目にして親子でゲンナリ。遊びのネタも尽きたぜ。母ちゃんは、よっしゃそれなら本読もうと思ってもウーが「自分だけ楽しむなんてゼッタイ許さない」とばかりにまとわりつくのである。昨日も今日も、少しだけ近所の散歩をした。誰も歩いていないのよ。図書館も閉鎖しちゃったし。町内は冬眠してるみたいな静けさ。たぶん、まだまだ感染者は増えるんだろうな。学校は休みになっても、大人は仕事があるし狭い関西、周りの誰かが「うそ~あそこに行ってた」とかでしかも、兵庫から滋賀や三重あたりまでフツーに電車もつながってるし、人はがんがん動くしもう仕方ないことよねえ。とにかく基礎体力と栄養つけておかなきゃなあ。ウーのおかげで、丁寧な手洗いは我が家の習慣になってるし特別なことは何もしていないけど、まあ、暑くもなってきたしお腹こわさんようなメニューにしたりとにかくウーの体調管理ぐらいかなあ。ああ~明日の仕事が待ち遠しい。正々堂々とお出かけできるもん。マスクでいいのは、フルメイクせんでもOKってことやなあ。あと日焼け防止。効果はあるかしらんがね。知人にきくと、北摂エリアは戒厳令っぽいノリだけどミナミでは若い子がヤッターとばかりに繰り出してるそうな。よその地方の人達から、「これやし大阪は~」と思われるんやろうねえ。しゃあないねえ。
2009.05.19
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さっき、書いた日記の補足。なんやかんやいうて、三角関係の場合は上の角のヒトが一番悪いです!以上。
2009.03.13
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先日、友人とお茶をしながらガールズトーク(ってさぶいなあ、私が書くと)。内容は…【項目1】オトコの見る目のなさについて【項目2】オトコの落とし方実例について【項目3】既婚女子が夫を疑うポイントについていやいや~なんつうか「類は友をよぶ」でしたっけ、さすが私の友人だけあって、体内に備わっている各種センサーの設定レベルが似てる~(笑)。ほら、要注意人物への警報とかね、互いのトークに膝をうちまくってアザが出来るかと思った。なんでこんな話になったかというと、友人は子持ちだけど晴れてシングルに戻り色々と過去の総括を聞かせてくれたから。ほら~私もバツイチ歴あるし、配偶者の不実についての悲しさや苦しさは理解できるんだわ。友人の元夫氏の場合。どう考えて元夫氏が悪い!職場の後輩女子から言い寄られ、そっちへなびいちゃったケース。もうね、きっかけがアカン。「先輩ちょっと相談があるんですけど~いいですか」で始まったそうな。なんで他人の夫に、わざわざプライベートな相談事を持ちかける必要があるねん。仕事上のことなら、職場でやったらよろしいがな。以下、私の妄想。***********************************場所は会社近くの居酒屋。妻にはごく当たり前に「部下の相談にのるため飲みに行くから飯はイラン」と連絡済み。後輩女子「今日はお付き合いいただいてすみません~」既婚男子「いいよいいよ、で、どうしたの?」後輩女子「ええ、その~お仕事のことっていうんじゃないんですけど、 なんか彼氏とうまくいかなくって、仕事まで手につかないんです。 彼のこと、色々きいてもらっていいですかあ? こんな事、部長には聞けないけど、間抜係長だったらきっといい アドバイスもらえると思ってぇ」ここで説明しよう。後輩女子は、最初は礼儀正しく会話を始めたが、すでにちょっとタメ25%の割合になってるのだ。既婚男子「どうして僕が?」後輩女子「間抜さんて~、はっきりいって社内で女子社員の人気の的だし、 女性の気持ちがすっごくわかってる方ですもん~。あたしの彼氏が おかしいって判断してほしいんですぅ」既婚男子「小悪さん、それは買いかぶり過ぎだよ。僕はそんなもてないし ヨメさんとだって、社内婚だしね、今の若い子の恋愛事情にはうといよ」でも、持ち上げられて悪い気はしない既婚男子。そして後輩女子のダメ彼話をすっかり聞かされて…既婚男子「はっきりいって、そんな男とは別れたほうがいいよ。 小悪さんならもっといい人があらわれるよ」後輩女子「間抜さんみたいないい人、いるかなあ~あははっ!キャ~ウソですぅ」こうしてこの日は終了。しかし、可愛い部下に好意をもたれるのは悪くない。間抜氏は気分よく帰宅。数日後。勤務中に小悪嬢が泣きはらした顔で給湯室にいるのを見た間抜氏。間抜「どうしたの?何かあったの?」小悪「ひっく…うえ~ん、間抜さぁん。彼と別れました。うえっく…」間抜「落ち着いて…わかった、また今夜この間の居酒屋で話きくよ」小悪「すみません…ひっく」居酒屋にて。間抜氏が行くと、かなり飲んだ様子の小悪嬢。小悪「間抜さあ~ん、会えて嬉しい~魔子ね、もう死んじゃいたいですぅ」間抜「ちょっと、飲みすぎたんじゃないか?今日は帰りなさい」小悪「ひどいい~間抜さんまであたしのこと、見捨てちゃうんだ」間抜「タクシー呼ぶから、今日はもう飲んじゃだめだ」店の外に小悪魔子を連れ出す間抜氏。魔子の胸元が開き気味で、困りながらもチラ見。酔っ払って間抜に抱きついてくるが、若い娘だし正直悪い気はしない。なんとか車に乗せこみ見送る間抜氏。翌日。小悪嬢は間抜氏に謝罪。小悪「間抜係長。昨日は本当に申し訳ありませんでした。 私、調子に乗りすぎたようです。失礼いたしました。もうアノ話は 大丈夫です。忘れてくださいね。ありがとうございました」バツが悪かったのか、そっけなく敬語で話された事に間抜は意外とショックを受けてしまう。間抜「ああ、全然気にしていないから。でも、僕に何か力になれることがあったら いつでも言ってきて」説明しよう。もう、この段階で間抜氏は針にかかっているのだ。絶妙な小悪魔子の寄せる波・引く波の中であわれな小魚となってしまった間抜氏。小悪「じゃあ、昨日のおわびに私にご馳走させてくださいませんか?」この言葉で、小魚、飲み込まれちまったよ~~~!「おっさんホイホイ」への誘導とも気付かずに…。そして、小悪魔子おすすめのイタリアンレストランで夕食。間抜に妻や子のことを尋ね、素敵なパパなんですねと褒め上げて。「私達、会社の外ではいいお友達って関係になれそうですよね、 間抜さん、また飲みに行きましょうね」間抜氏、一気に気分が若返る。家庭は大事だけど、魔子と自分のこの関係は先輩後輩を越えた友達だから決して浮気ではないと言い聞かせて。妻とは違って、オレの趣味である釣りの話やツーリングの話題にもどんどんのってくる。バイクに乗せてくださいよ~なんて言われ、ときめいたりするオレ。いやいや、友情関係だからな、魔子はただ乗りたいって言ってるだけだよな。そんなこんなで、魔子とツーリング。初めて妻にウソをつく間抜氏。バイクで釣りに行くからといい、持たされた弁当を捨てた時の罪悪感。でも、背中越しの魔子の感触に喜びを感じ、さらに親密度を深めた二人は、やっぱし…チューするねんて!***********************************あくまで、フィクションね。友人とこがこういうストーリーやったわけではないっす。でも、大体こんな流れやろうね。無邪気な間抜氏は、きっと自宅で妻に言うのだ。いや~後輩の相談のってるだけだから。でも、妙にはしゃぎ気味の夫にセンサーが反応する妻は会社のつきあいはともかく、二人で飲みにいくなんてチョッとねと夫に発言。「バカだなあ~お前が思ってるほどオレはもてないよ。 変な勘ぐりすんなよ。」くくくっ!大笑いですわよ。私のリサーチでは、こういうケースの不実な夫たちは共通して上のカッコ内のセリフを口にしているのであ~る。ホントに見事にね。マニュアルでもあるのかと思うほど。そして、こういう男子は女子の小芝居や演出やなんかに気付かない。「私って~誰にでもハートいっぱいのメール送っちゃうもん」なオンナに弱い。天然ボケな(風な)オンナが好みで、自分の妻が気が強すぎ、そつがなさすぎるのが残念だとか思っている。女子同士はな~鑑定キビシイねんで。「天然」モノか「養殖」モノかなんて即見破ってるねん。でも、自分の夫や彼氏に害がない場合やから放置してるだけ。ちなみに私の場合、センサーが最高レベル出すオンナのタイプは以下のイメージ。小地味なオンナ。よく見ると美人なんだけど自己発信度60パーセント未満。服装も髪型もメイクも無難。皆さんの油断できないオンナはどんな感じ?
2009.03.13
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朝起きると、声が消えていた。それが今週の月曜日。しまった~、やってもうた~!と激しく後悔。土曜日に、東京のナレータースクールに行き、その日は午後2時半から9時半までぶっとおし3つのレッスン。その後、明け方までお酒は飲んでないけど居酒屋でおしゃべり。日曜日、ハスキーな声になりつつあったんで、注意して過ごしたのに。ああ~、自分無理をしすぎたんや…。声つぶしてどうするよ~。おまけに咳も激しく出だして、苦しいことこの上ない。胸もしめつけられるように痛む。何か、悪い病気なのでは?妄想列車がホームから出発し、余命わずかな私が、空気のきれいな田舎の病棟にて髪をおさげにし、浴衣を着て窓の外の木の葉を眺めている場面へワープ。この葉っぱがあるかぎり、私も生きられるのかもしれない。それにしても、まだ幼い息子を置いてゆかなくてはならない辛さよ。もう、思いつく限りの哀しいストーリーがごちゃ混ぜになり涙までこぼれてきた私。しかし、現実を受けとめなくてはいけないし。と、いうことで大阪市内のスペシャル耳鼻科へ行ってまいりました。どこが、スペシャルかっていうと、「先生あの~明日仕事でしゃべらないといけないんです」と訴えるとちゃんと声が出るようにしてくださるのよ。本当にスゴイ。自分の中では、ひょっとして声帯がやられてるのでは?とビクビク。で、鼻、のどをチェック。奥まで診ておこうということで、苦手だけど内視鏡を使って確認。すると、先生「声帯は何ともないですよ。でも」で、で、でででで。でも、なんでしょう?「胃酸過多による逆流で声が枯れてるんですよ。胸焼けはないですか? それに喘息のような苦しさもないですか?」うわ~ん、どんぴしゃりっす。2週間前から、喘息の発作みたいのがきて(ちなみに子どもの頃はたしかに喘息気味だったので、ぶりかえしたのかと思ってた)ウーの小児科にかかったついでに、自分も薬をもらってたの。でも晩から朝方がつらくて、寝不足気味だった。もう、ホントにびっくりしたわ。胃酸過多から声枯れって、あるんやねえ。喘息に似た症状まで起こすなんて。先生、お見事ですわ。耳鼻科にて、こんな診断がなされるなんてね。しかし、なんにしても声は出さなきゃいけないのでぶっとい注射と、筋肉注射、打っていただきました。そしてのどに薬を入れてもらい、吸入などして時間通りに処方された薬を飲んでいたら…あらまあ、夕方には声が出るようになってました~!この日は事務所の勉強会なんで、声が戻ってきてよかった~。実り多い勉強会を終えて、その後、後輩さん達と大阪王将で遅めの晩ごはん。あんかけチャーハンをモリモリ食べて帰宅。で、あらためて「胃酸過多症」を検索してみたらさあ~あかんやん、わし。不規則な生活に、コーヒーや緑茶の飲みすぎ。香辛料や漬物大好き。食べたら横になる…などやったらアカンことを積み重ねすぎっ!しかも…肥満によって腹部を圧迫することでも胃酸過多になるって。このところ、ダイエットを忘れていた私。昔、痩せすぎていた時には、よく体調崩してたんで小デブになってからは風邪もひかんしエエわ~と調子にのっていたツケがまわってきたのか。しょぼ~ん。しょぼしょぼしょぼ~ん。すごく反省中です。ウーのために長生きしないといけないのに。母ちゃん、本当に健康管理やり直すよ。体重落として、身体に負担かけないようにするもん。痩せたら、来月のウーの修園式に着る服だって、買わなくて済むもん。薄着の季節もやってくることだし、がんばるもん。
2009.02.24
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昨夜のみうらじゅん氏&安斎肇氏の「勝手に観光協会ショー」は楽しかった~♪午後6時に開場で、7時開演。んで10時まで。長~っ。私は、サブカルチャーにどっぷりはまった青春時代を過ごして来たので(「ビックリハウス」や「宝島」に「ガロ」やなんかね)みうらじゅん様は、私にとって特別な存在。京男らしい物腰と感性(自分のスタイルは崩さない。独自の美意識、自意識。そしてちょっぴりイケズさん)に惹かれるし、私もみうらさんと同じく仏教系の私学高校~短大(みうらさんは違うけど)ルートをたどってきたので、勝手に親近感を抱いてます。いとうせいこうさんとの「見仏記」シリーズも好き。意外がられるのだけど、これでも私の専攻は仏教文化。仏教美術が大好きで、偶像化するな~!と厳しいキリスト教とちがってなんとか、思想をかたちにして知らしめようとする仏教の世界にゆるさと深さを感じてしまうのです。学生時代も、仲のよいゼミの友人とミーハーに仏像や仏画や庭を見学し好き放題批評したり、妄想ストーリーを語り合っていたので「見仏記」は本当に面白く読んでいます。で、今回の勝手に観光協会というイベントはみうらさんと安斎さんが日本中をまわって全都道府県のPRをするというもの。ただし、あのお二人なんで、フツーには紹介されない。「東日本編」「西日本編」があり2日間にわたってあるんだけど私は昨日の「東日本編」だけ観て来ました。スライドによる各県のポイント紹介とそしてお二人による各県のテーマソング!ライブ。ほんまにね~、お連れもいない私だけど、どんだけ大声で笑ってしまったことか~。素敵よ~お二人とも。かっこいいオヤジですわ~。レオン系とは異なる「やんちゃそうな悪そうな」オヤジたち。こういう大人がいる限り日本はまだまだOKな感じがする私。つい興奮してTシャツだの、突っ込み仏像ノートだの、本だの買ってもうたわ~。帰りの地下鉄の中で、窓の中に映った自分を見て(そや、私って40過ぎててんや~めっちゃ歳忘れてたわ)と思ったなあ。みうらさん、あのパイプ椅子は腰痛かったけど、ほんまに華やいだ気分をくださって、ありがとうございます!来月の東京も、行けるものなら行きたいです。以下、業務連絡。「実妹よ、予定あけとくように。一緒にいこ」
2009.02.20
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当たり前だけど、他人と自分の心のツボは全く違う。なんとなく大多数の支持を得て「フツー、これは人として何らかのリアクションをするツボ(感動、怒りなど)ですよ~反応してね~」的な現象を感じてしまうと、もう萎えてしまって興味も持てなくなるんだなあ、私。しょうもないことで言うなら、服や身の回りのものを買いに行って店員さんに「これは定番中の定番なので無難でおススメ」的なトークをされると気に入っていても置いてしまう私。定番で無難だからおススメってなんじゃい~。素敵やから手に取ったんやで。と、実際には言わないが、萎えてその場を去ってしまう私。時に考える。本当に「大衆」とか「多くの市民」って存在するの?と。何万人が感動!何十万人が泣いた~!なんてコメントは、私をますます遠い宇宙へ運び去ってしまう。大きなスポーツイベントの時期なんかに朝のワイドショーなんかで「全国民が(深夜中継に熱中して)寝不足でしょうね」や「日本中が応援している」なんて発言にもイチイチ反応してがっかりする。いや怒る。私はちゃうから。聞き流したらいいのにねえ~(苦笑)。自分も声の表現の仕事をしているのにね。ナンギやなあ。でも、他人の価値観をどうのこうのは思わない。違って当たり前。そこは尊重すべきポイントだもんな。なんちゅうか、一くくりにされるとか、仕掛けられる感がイヤなんだろうな~自分。こんなつぶやきにお付き合いいただき、ありがとう。さ、これから大阪のなんばハッチへゴー!みうらじゅん様と安西肇様の「勝手に観光協会ショー」観て来ます。一人で行きますねん…もし、興味あったらリアル知人・友人の皆様こんど一緒に行きません?
2009.02.19
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もうひっさしぶりに、映画館で映画を観た。しかも定価で。還暦すぎたおかんと中年娘の二人連れで。きっついでしょ。「チェ 28歳の革命」なんと館内のお客は私達含めて12名!最近の映画館って、ほんまに椅子もフカフカ、足元も広々飛行機のビジネスクラス級。でもって、どの席からでも見やすくなってるもんなんですね~。って一体いつから私は映画館に行ってないねん。私の母は、女子には珍しく共産主義国の研究だの、軍事だの、秘密警察だの、革命家の物語が大好きであります。ま、私もまったく影響を受けてないわけではないけれど母のように図書館から、北の国の将軍様の著書を借りたり文化大革命だのソビエト崩壊だののネタだけで楽しく過ごせるほどマニアではありません。母いわく革命家は大宗教家と同じ。人を魅了する要素がないと天下はとれないらしい。チェ・ゲバラはアルゼンチン生まれのお医者さん。カストロに影響されて革命家への道を進んだお方。よく中南米ではお土産のTシャツに葉巻をくわえてベレーかぶったゲバラの顔がついてるのがあるしたくさんのアーチストが彼を支持しているから何となく風貌は知ってる人も多いんじゃなかろうか。今回の「チェ」はパート1、2と二部作になっています。パート1はキューバを舞台にしたもの。本当に見事なくらい色恋沙汰のエピソードはなし。戦闘とゲリラ生活が描かれるのみ。もっとゲバラという人を持ち上げるのかと思いきや、そうでもなく比較的ありのままっぽいタッチで彼という人を浮かび上がらせてます。ものすごく厳しい方。規律とかいうレベルじゃなく、本当に「人として」立派でいましょうという感覚で自分にも他人にも厳しい。そして、革命というのは武力のみならず、教育が大切という姿勢を貫く。無学の兵士のために、学校も作り自らも読み書きを教える。とても紳士で、敵の捕虜に対しても汚い言葉づかいをしないよう丁重に扱うよう部下に命じたりする。意外だったのは、彼がぜんそくに苦しんでいたこと。よく悪条件のジャングルや高地を行軍できたものだわ。でも、目的の為には容赦ない部分もあって…。正直この理想的なリーダーを部下はどう思っていたのかなあと興味深い。女子の兵士も出てきたが、ゲバラを誘惑したいと思わなかったかしらん。あらら気がつけば私はすっかりゲバラの虜。あれやな、私の中ではあの人に似てる感じ。理想のリーダーとしてよく出てくる、上杉鷹山。「民のために」がんばる方。まあ、上杉さんは産業の発展がクローズアップされるけど欲も無く、ひたむきに世直ししようとする姿がかぶるわ~。おかんも満足したようで、また続編を観にいこうと約束。きっと当分キューバの歴史やゲバラ関係の読書ブームが続くはず。私も近いうちに「ゲバラ写真展」観にいくつもりやし。この晩、私は眠りながら豪快に笑っていたらしい。夫に何がそんなに嬉しかったのか聞かれた。いや~実は夢の中で私はボリビアに革命を起こしていた。作戦は大成功で、高笑い。そう語ると、素敵な奥さん系には程遠いと遠い目で言われた。ホントだな。素敵な奥さんは、もっと違う映画観るよなあ。
2009.01.23
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ああ、今日は激しく一人の学生を叱りつけてしまった。もうすぐ卒業なのに、まだ提出できていない課題が100枚以上。遅刻率80パーセント。で、無連絡。もう本当にダメダメちゃん。何度も何度も、話してきたけど全く応えてくれないもんだから、「もう帰りなさい」ってついに言うてしもうた。でも、帰らない。めげてはいるけど、クラスメートの実習を眺めているし興味も持っている。じゃあ、なんでちゃんとやらないの?決して才能がないわけでなく、センスのよさは持っている子。学校だから、大人は根気良くこの子を見守っているけれど春からは社会人。どんなによい内面を持っていても、遅刻や期限を守れないってところで相手にされないだろう。何より、芸能の道に進むのに、そんな事では「ただのカモ」にされてしまうだけ。あまたある声優養成所やタレントスクール。本当に使えると思って採用するケースと、これは延々レッスン料を納めてくれるに違いないっていうカモさんグループとして「合格」させるパターンがあるのは皆さんご存知よね。もちろん、カモにも下克上の可能性はないとは言えない。それが芸能界の面白いところ。でも、カモが「もしかして自分ってカモだったの?」と気付かない限りカモの池から飛び立てないのよね。中にはカモでいる事が好きという子もいるのでカモ=かわいそう、ではないけれど。専門学校は、養成所とは違う。プロとして通用するような基礎的な知識と実技は提供するけどその道に行かなくても全然かまわない。「教養」のひとつとして通学する子もいる。でも、ダメダメ子ちゃんは「声優になりたい」といい何とか先生方や教務スタッフが必死に行き先を探して春からはとある養成所に入ることが決まったわけ。フツー、こんな遅刻魔は通用しない!だけど、この子の中のまだ信じてあげたい可能性や(どこかで変わってくれたらいいなあ)養成所とのパイプになってあげた講師やスタッフの人柄や努力でカバーしてもらえてたりとか、色んな要因でおさまったんだから自分でそれを帳消しにするような言動は、本当にかなしい。辛い。先生はね、先生業というお仕事をやってるだけかと思う?講師と学生という関係だけど、仕事だけで授業してるんと違うよ。これでも、何とか皆の良いところを引き出して、自信をつけてもらえるように素敵な表現者になってもらえるように、私が若い頃こうやっておけば良かったと切に感じてることを伝えてるねん。表現以前のことで、いっぱい説教もするけど表現は、作るものじゃなくてさらけ出されてしまうものだからみんな自身で、自分の手で磨かないと仕上がらんものだから時間やチャンスを無駄にしてることにいら立って、怒鳴ってしまうねんよ。私自身は、「もう一人のオカンまたはおせっかいやけど甥姪を愛してるオバ」の気分で皆を見つめています。やっぱり自分の身内には幸せになってほしいねんで~。今日は、ダメダメ子を叱ったあと、学年主任の先生に報告しました。そしたら、その先生が「ヤンスカ先生、辛かったでしょう。正論で諭し、怒ってるわけやけど きっと、今心がヒュ~って気分でしょ」と、おっしゃった。うわ~ん、先生!そうなんです。私、きっと間違ったことは言ってないし、感情で叱ったりは絶対してないです。でも、ダメダメ子に「今すぐ帰りなさい」といった事は後悔してるんです。誰かを殴ると殴った方の手も痛いというけど、私も心が痛かったです。こういう思いを吐き出した私。主任先生は、「本当はね、そんな事で揺れていたらいけないのかも知れないけど 僕は、ヤンスカ先生がそこで揺れていることに対して、人として信頼するし そういう先生もありと思います。うまく気分転換して帰ってくださいね」というお言葉。感謝感謝です。今日はこの後事務所に行き、控えている仕事の原稿をもらい他の件でも打ち合わせがありました。モヤモヤを吹き飛ばさなくては!放心状態で歩く私を、誰かが見てる。いや、目にバッチリ飛び込んでくる何か…。ふらふら~と私は吸い寄せられ。なんと、それはバーゲンをやってるブティックのショーウインドウ。か、可愛いコート♪試着しなきゃ~「すみませ~ん」数分後、私はグレーのコートと明るい朱赤のストール紫のはおり物ニット、オフホワイトのカットソーをお買い上げ~ふう。気分転換終了。そんなんでいいんかい!と突っ込まれそうだけど。勘弁してください(笑)。
2009.01.21
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この季節、キンモクセイの香りを感じて、さまざまな秋の記憶を取り出してみる人は多いに違いない。澄み切った空気や、光の中で久々に開けてみる記憶の箱の中身は何…?こんにちは、ヤンスカです。思わず妄想番組のオープニングナレーションやってしまいました。や~、私は秋が好き。なんてったって、気候がよろし。食べる事も、読書も、遊びもすべて「ナントカの秋」とくくって大目にみてもらえそうだし。さて、この秋は「恋愛の秋」ですわよ~。昨日の朝、いきなり恋の炎は燃え上がったの。っても、他の人の恋でしてよ。そう、その方はポアロさん。我が家の朝7時以降はウーがチャンネル権を制圧しております。教育テレビオンパレード!もう母ちゃんも全ての幼児番組を把握し、♪ぐるぐるどっか~ん なんて、ラクラク歌って踊れる。しかし、腰痛のおかげで実家の父母がウーを2日ほど預かろうと言ってくれたので母ちゃんは、久しぶりに朝7時からミステリチャンネルを観た。この時間は「名探偵ポアロ 短編」(吹き替え版)をやってます。しかもポアロさんの故国ベルギーが舞台になっている【チョコレートの箱】という作品。そうそう、これを観て、「ベルギー行きてえ~、この作品に出てる場面に自分も行きてえ」と3年前旅立つことになったんだった。(うう~旅日記。忘れてへんのよ。書けてないだけ)ネタバレにはならんストーリー紹介をば。今はイギリスにて私立探偵をしているポアロだが、昔はベルギー警察で大活躍をしていた。「灰色の脳細胞」があらゆる事件を解決してきたがたったひとつ、ベルギー警察時代に解決できなかった事件があって…。それを回想するのがこの作品。原作とは設定が異なっていて、ドラマではジャップ警部がベルギーの「金のナントカ(ごめんなさい)」という名誉ある会員に認められ授賞式に出るためポアロとブリュッセルへ来ているという状況です。そこで、ジャップに昔話を聞かせているってな感じ。それがブリュッセルを舞台にしたある政治家の死亡事件。彼は実母と亡くなった妻の従姉妹と暮らしている。理想主義者であるがカトリック教会への反発も激しく敵も多い。ある仲間内の夕食会のあと、彼はチョコレートを食べて倒れる。心臓発作だと処理されるが、疑問を持つ妻の従姉妹がポアロに調査を依頼する。一警察官だからと断るポアロだが、彼女の願いを聞き入れて休暇をつかって捜査していく。で、でね、若いポアロはこの依頼人ヴィルジニーに淡い恋心を抱くのね。はっきり、そうですと語られていないけど、二人の場面には、ポワロの柔らかな思いがいっぱいちりばめられていて観ている私がドキドキしてしまう。ヴィルジニーの方は亡くなった従姉妹の夫である被害者に惹かれていたらしい。そして、被害者の実母もそのことは気にかかっていた様子。完全に一方通行の恋に思えたけど、熱心に事件の解明に取り組むポアロの姿にヴィルジニーも心を開いていき…。ポアロにささやかなプレゼントをするのね。いつもドラマ版のポアロさんが胸につけている花瓶(というかアンフォラの壺っぽい)型のブローチ。本当の生花を飾れるそうな。この時のポアロの笑顔といったら!トレビア~ンですわ。でも、まあ彼女にしたら、ただの「感謝のきもち」だけかもしれんしい。そして、事件は解決。ここまでジャップに語っていたところに、この事件にも登場し、ポアロに力を貸したある男性が登場。懐かしい再会を喜ぶポアロにこの男性がいう。「息子達を紹介するよ」2人の息子のうち、なんと一人の名前はエルキュール。びっくりするポアロの前にあらわれたのはヴィルジニー。笑顔でお互いを見つめあうポアロとヴィルジニー。あかんねん。私ここで、いっつも泣いてしまう。なんや~、ヴィルジニーもポアロのこと好きやったんちゃうん~?どうせ、ポアロの方が、踏みとどまって恋愛関係には至らなかったんやろ。そんな潔癖なポアロのこと見抜いたから、ヴィルジニーも追いかけへんかったと。で、今の夫も、そんな妻の思慕をすべてわかって受け入れてると。ええねえ~、恋の幻は。幻おかずに何杯でもご飯が食べられる。泣きながら、私はウーのいない平和な食卓でモリモリと朝食をたいらげたのでした。このストーリーは、ドラマのオリジナル。原作とは違うんだけど、めちゃ好き。だって、ポアロさんがいつもつけてるブローチの謎明かしでもあるし本当にセンチメンタル。あらゆる意味で。
2008.10.09
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今日、ウーの通う療育園での母たちの話題はあの福岡の事件が中心でした。なんかね~イヤやけど、最近事件発生時から加害者は、ホントは「この人」じゃないのかなあ?って感じるケース多くないですか?このニュースも、モヤモヤしながら見ていて、もちろん私の中のポアロさんも、「彼女ですよ、モナミ」ちゅうて言うてはりました。でも、どうか違いますようにって願ってたんだよなあ。ものすごく、ものすごく残念です。亡くなった男の子、本当に可愛らしい子でしたね。事件が起きた当初、男の子が支援学級だと報道された事に対しても色々と意見があったらしい。そんな事までいう必要があるのか?と。私自身は、事件発生の背景がわかるという点で報道した新聞や局を評価しています。母親が手をかけて命を奪ったんじゃなかったとしても、色んな危険なことに巻き込まれやすい子供達がいるのだと知って欲しいから。うちのウーなんて、絶対カンタンにひっかかってしまうだろう。食べ物や犬猫でつられてしまいそうだわ。今までの凶悪な事件でも、障害児が犠牲者になっているケースがありますよね。また逆に加害者になってクローズアップされることもね。ウーも知的障害児、発達障害児と呼ばれるグループの一員なのでこういうニュースは本当に辛い。あ、赤ちゃんポストにも障害を持った子が入れられてるなんて聞くと、私は本気で泣いておりますから。私だって、たかだか3年しかダウン症児の母やってませんけどね、そんな悪いもんじゃないですよ。もちろん、しんどい事や悩みは尽きないけれども、でも、それは健常児の母だって同じでしょう?確かに、よそのお子さんよりは何かにつけて時間がかかったり扱いにコツやら必要だったり、医療的なケアがついてくるかも知れないけど、我が子だけ見てる分には、それが当たり前のパターンだし、それであきませんかねえ~。我が子を中心に据えて世間を観てみると、あらあら不思議、他の方には見えないもの、感じられないものが自分達には伝わってくるではないですか。それは、確実に親としての自分達を豊かにしてくれますよ。健常児が親に与えてくれるのとは又ちがう親孝行っていうのかなあ。とにかく、ウーやウーのお友達が平和に暮らせる状況というのは社会の成熟さの証だと思うので、胸をはって過ごそうよ~って言いたいなあ。今回の福岡の事件のお母さんについて思うのは…我が子の命を奪った点では絶対に許せないけれど、彼女のしんどさには同情もするかなあという事。よほど、きつかったのかなあ。バカ話して盛り上がれる友達はいなかったのかなあ。夫さんにも「ほんまにキツイの!助けて」って言えなかったのかな。いつも動き回るお子さんに注意を向けて迷惑かけてないかと気をつかいまくり、ああ~たまには、一人でのんびりもしたいって思ったんじゃないかなあ。そう、この点に関しては健常児の母だってそうじゃない?子供は可愛いけれど、たまには自分ひとりだけの時間が欲しい。ゆっくり眠りたい。熱いものを熱いうちに、食べたい。おしゃれな喫茶店やレストランで過ごしてみたい。ぶらっと、街を歩きまわりたい。じっくり美容院で髪の手入れがしたい。映画を映画館で観たい。女友達と温泉に行きたい。ざっと書いてみたけど、よく私が療育仲間の母達と話す「ささやかな希望」である。誰か、少し子供を見てくれる人がいたならば、上のことならカンタンに叶えられる。カンタンな上に、けっこうリフレッシュ効果大である。甘ったれているとお怒りの声もあろうが、無駄な(と、思える)モノや事というのは実はめちゃくちゃ大切だと私は訴える。子供を育てる人間こそ、よく遊び、内面の引き出しにたくさん詰めておかなくてはあかんとさえ思っている。ま、何事にも限度というものはあるだろうが、それだって各家庭のルールでいい。母ちゃんが日々ご機嫌でいるならば、子供だってそのパワーをもらえるもん。で、何が言いたいかって?どうか、日本にこれから子供をたくさん増やしたいなら、保育所&学童保育、保育士や指導員をたくさん増やしてくれい!仕事してる人はもちろん、家庭にいる人も気軽に利用できるようにしてよ。私は自分が外に出る機会があるから自信を持って言えるけど、ずっとウーと家で過ごさなきゃいけないなんて状況だったら、キツイ。たとえ仕事とはいえ、外の空気を吸えるからこそメリハリがついて楽しくやっていけるのだもの。専業主婦の方で子供さん数名という状況の方を尊敬してますわ。家事が好きとか、家でできる趣味が豊かな方であってもずっと子供とべったりなんて、しんどかろうと思います。仕事をしてないのに、子供を預けるのは抵抗があるなと思う人も多いでしょうね。ましてや、自分が遊びに行ったり、美容院へ行くのになんて~とかね。どうか、こんな理由でも罪悪感を持たずに預けられる保育所を作ってください。数時間の「自分だけのひととき」が確保できることで乗り切れる母達が世の中にはごまんといるはず。昔のように大家族で、みんなで子供を育てることのできた時代じゃないから現代に合ったやり方で母達を助けてほしい。「子育てってしんどそう」「なんか既婚者子供ありの友人はくたびれてしまってる」「もう結婚そのものがめんどくさそう」って、独身の女達は気付いてしまってるよね。家族を持つって、色々あるけど、面白そうだとか自分一人でがんばらなくてもいいなら産んでみるか~とかそういう辺りから意識を変えさせないと、結婚しない人、子供を産まない人は益々多くなりそう。そして、私も日々ご機嫌に過ごすことで、障害児の母だって、まあ悪くないで~とアピールし続けたい。たま~に「えらいですね、頑張ってください」と言われずっこけそうになるが私の理想としては、そんなコメントをもらわないような存在になることかな。
2008.09.22
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え~と、ほとんど独り言なんですけど、意見したろうやないのっちゅう女子の皆さん、大歓迎です。先日聞いた知人のグチ。職場の上司Aという男性(既婚者)がいて、違う部署のBという女性(既婚者)とアヤシイ。もともとAは、Bが新人として入社した時の指導担当でありその頃からずっと気に入ってはいたらしい。知人がいうには、当時はホントに二人の間には恋愛感情はなかったそうだがここにきて、あからさまに「不倫?」疑惑が持ち上がってるとか。A氏は、女子社員からも人気のある家庭的な人。厳しいけど、分け隔てなく誰とも同じように接するあたりが人気のポイントやったらしい。B嬢は、目立つような美人じゃないが男子の扱いがうまい人。入社以来、国際部の花形男子や広報部の美男や企画部のチーフなど、おいしそうなポジションの男子と付き合っては別れてきた。で、結局、社外の誠実な地味な男子と結婚。案外、おさまったやないの~と周りが思っていたら…。Bは、Aに急接近。結婚しても、キャリアをめざします!という事で部署は違えど色々教えてくださいとのこと。*********************************と、別にこの辺りの話までは私も「別に他人のこと、かまへんや~ん」とB型らしく思ってました。倫理的に不倫はよろしくないけれども、ささやかに、ときめく事もあろう。芸能人にキャ~♪っちゅうのも、擬似恋愛のひとつであろう。え?我が家にふりかかってきたら?あ~、私には浮気はありえない。私はグレーゾーンが大嫌いな性分なので、浮気という概念はなく本気しかない。だから、これからそんな対象が出てきたら、きちんと離婚して、その対象者へアタックするだろう。想像するだに、大変そうではないか。夫もだけど、対象者だって、ここまで突撃な私を受けとめるとは限らない。家族も失い、恋は実らずというパターンになるかも。でも、二股はずっこい。潔くない。私の考えでは、「二人」を好きなんじゃなくて、二人を行き交う「自分」が好きなんだろう。人に支えられてるんじゃなく、状況に支えられてる気がするのだわ。ドラマティック症候群という感じか。おおっと、話が大幅に横道にそれましたが本編に戻る******************************さて、BがAに接近してから、堂々と二人で過ごす姿が見られるように。まあ、Bは昇進試験のためにレクチャーしてもらってると公言してるし周りもそう思っている。Aはさらに地位をあげて、会社でも重要なポジションについた。多忙なスケジュールの中でもBとは会っている。B以外の部下もAに教えを乞いたいのに、Aはどんな席にもBを同伴するようになってきた。そのうち、休日のゴルフにもAに付き添うBの姿が。Bの部署のバーベキュー会にも、Aが飛び込み参加したり。知人は、この辺りからAがBを見つめる姿でアヤシイ~と感じるようになったそうな。Bは、まったく態度が変わらない。どう見ても、Aの方がBに片思いっぽい感じにうつったらしい。知人は、もしかしてBはそんな気がないのに上司であるAにきっぱりした態度がとれないのかいな?と思った。そこで、「最近すごく社内でも噂になってるから、気をつけて」とBに言うたわけ。Bの返事は、「そうやねん、私も困ってるの」。それから、社内リクレーションがあってみんなでキャンプへ出かけた時のこと。車何台かに分かれ、目的地へ向かうことになった。知人も車を提供することになった。Bが、乗せて欲しいと言ってきたので、いいよ~と快諾。そうすると、Aがやってきて、自分も乗りたいと。知人からすると、Aはもっと自分の部署の同等の人の車で行けばいいのに~って感じやったけどBが乗るから、やってきたんだな~Bは迷惑がってるようだし、自分が守らなきゃなあという結論に至ったようで。ここで、事件発生。知人がハンドルを握り、当然同僚であるBが助手席にくると思いきやBはAと後ろのシートに隣り合わせて出発!しかも…めっちゃ楽しそうやん、自分ら~っ!な空気。知人も会話に加わろうとするも、見事にはずされてる。雪だるまのように転がり、はずむ二人の会話。知人は、ぐっとこらえてサービスエリアに入る。「すみません、運転かわってもらえますか?」と切り出すとさすがにAも、ごめんごめんと交代を申し出た。で、Aが運転席に。これでBと会話ができるかと思っていたらおいっ!Bも前に座るんかい~知人は、まるでデート現場のお邪魔虫な気分だったらしい。で、悟った。Bは、困ってなんかいない。充分にAとの関係を楽しんでいる。冷静に楽しんでいる。知人の観察では、二人はまだ一線をこえてないかと思われる。しかし、あの尊敬していた上司Aが、こんなに入れ込んで、Bしか目に入ってない状況が腹立たしい。しかも、社内でみんなが狙っている企画の担当にAがBを推薦しといたからと、車の中で話が展開。知人は、自分だって必死に企画書を出したのに~と悔しがる。清々しいまでに、移動中、知人の存在を忘れ、二人はモヤモヤした濃厚な空気を放出。できる男と思っていたAさんがこんなアホやったなんてショックだった~と連発。Bはずるいわ~。むかつくわ~。**********************************私がむかついたのは、知人にである。「あんた、黙ってハンドル握ってないで、放りださんかいなあ~」私の怒りのポイントは、お二方の不倫なんかではなくそこにいる自分を完全に無視した態度である。さあ、皆さんなら、どこにむかつく?
2008.09.13
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月刊かと思ったら、まとめて書いてるやんと夫につっこまれてます。ホントは、ホントはね、こんな事してる場合じゃないんですよねえ。まずは、療育園の卒園文集の原稿を書かなくてはならない…。もちろんウチは今年も在籍するんですが、ここの園では毎年、卒園児(就学まで在籍しているパターン)修園児(これは歩けるようになって他の施設や保育園、幼稚園に移籍していくというパターン)のみならず、在園児や先生、スタッフの方も文集作りに協力し、何か発表しなくてはいけないのです。え?私なら得意そうって思ってはりますう?ノンノンノン、モナミ~。参考までに去年の文集を読ませていただくと、ちゃんとしてるっていうか…どなたも真面目に思いのたけを綴っておられて、正直どうしようって感じなのよ。なんというか、「人柄」と「言葉」ってひとつもんでしょう。決して茶化す気はないんだけど、あるお母さんが、ダウン症児や他の障害をもったお友達を称して「ピュアで天使のような」と書いていらっしゃるのね。その方は、見るからにふんわりと優しい可愛らしい方で、毒舌とは縁遠いし、そのコメントを口にされても違和感がないタイプ。でもなあ、私が同じような言い回しをしたら、「うそ~ヤンスカさん、またまたあ~」(そう、私がものすごい皮肉屋で毒舌家であることはバレてきている)と、同じクラスの母達に冷やかされるだろうな。誤解のないように、弁解しておくけれど。「ピュア」と表現される、子供の持つ神秘的な力には私だって感服してるのよ。素のままっちゅうのか、無邪気そのものとでもいうのか、悪く言えば、だまされやすそうな無垢な感じ。で、ものを斜めから見る私は、「ピュア」の危なっかしさに目がいってしまい素直にいい言葉だわ~と感じられなかったりするのさ。「天使」に関しては、我が子ウーを見て(こんなぶっさいくな天使おるかい!)と常に思ってるので「ダウン症の子ども達は、みんな天使」みたいな事を言われるとムズムズしてしまうし。ただ、あるお年寄りが、ウーを見て「この子はお地蔵さんに似てる。なんまんだぶ」と手を合わせてきたのは笑えたし確かに体型といい、顔立ちといい地蔵っぽいから、納得して受け入れられたので、「天使」という言葉のビジュアル感にとらわれてるんだろうなあ。そうそう、何が言いたいかっていうと、そういう「子ども達への思い」をやはり自他共にスッキリ納得できる私ならではの表現で語らなくては!ってこと。と、まあ、悩む間があればとっとと書きなさいって感じよね。療育園で私の正体というか、性格がバレてきたことで、「ヤンスカさんだもの~、フツーの作文は書かないわよね」的な周りの期待が押し寄せてきてるのですわ。あっさり白旗揚げろよ~私。仕事の原稿を書くんじゃないんだから、別にええやん。とは、やっぱり思えないのね~はあ。自分に興味を持ってくれている人がいるのは正直嬉しいし、どうせなら、泣かせるよりも面白がってもらえるものを書きたいという欲も出るし。**************************************文集と同じくらいに、私を悩ませているもの。それは、来週うちのマンションで行われるスプリンクラーの点検。我が家の台所、寝室、もう一部屋、洗面所には火事の際に可動するスプリンクラーが付けられています。いいことよね~。で、数年毎に大家さんと業者さんが各家庭を点検するらしい。ドアポストに、お知らせのチラシが入ってました。「各お部屋ならびに押入れ、クローゼット内のスプリンクラーも点検します」ええっ?そんなところに付いてたんですかあ~?天井見せるくらいは屁のカッパだよ~んと余裕だったけど、お、お、押入れとは…。我が家の押入れは小宇宙です。突然の来客のたびに、見られたくないものを大小つっこんでいくうち、立派なブラックホールと化しました。片付けるのが、こわい。めんどくさいし。でも、その宇宙の神秘をひとさまに悠々とお見せするほどの根性は、ない…。さっき、少し開けてみました。なぜか、プラスティックのザルと期限のきれたお茶のパックが一袋、片方だけのゴム手袋、最近見ないと思っていたウーのエプロン、ウーのミニカーが数台、マニキュア落とし等が予備の枕の奥から登場。やんぴ~やんぴ~!掃除の神様が降臨されてくるまでは、できませぬ。ああ、でも、こんな魔窟を放置したままでよいはずがない。************************************皆さんなら、どっちから先に手をつけますかね?
2008.02.12
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新年ぐらい、ばしっと更新しろよな~!私。今さらですが、皆様、どうぞ今年もよろしくお願い申し上げます。早々に年賀状をいただいた皆様、本当にありがとうございました。私は、昨年末からぐずぐずと気管支炎を患い、持ち越して正月もダウン。はじめてウーと夫と3人で「家」で過ごすお正月だったのに地味に過ごしておりました。んで、新年早々パソコンがストライキ。どないしても動いてくれず、あきらめて放置。(だってサポートセンターとか手薄そうじゃん)先ほど、イチかバチかで電源入れたら動くではないの!自然治癒ってことかなあ???まあ、いいか。私はイマイチなコンディションですが、ウーはすこぶる快調です。考えてみたら、今シーズン全く風邪もひかず、食欲も旺盛、快便野郎。母は毎夜、布団に入るとゼコゼコ咳が出て寝不足なのに気にせず隣で熟睡してます。最近、私が咳で苦しくて胸や口をおさえるジェスチャーをマネるように…。(ん、ん、とウソ咳をする)そうそう、ウーは年末12月27日、ついに最初のアンヨを見せてくれました!おもむろに立ち上がって、3,4歩。私に倒れこんできて、自分で大拍手。見ていてハラハラしますが、毎日自分で練習?しています。あと今年の元旦の夜にあったウィーンフィルのニューイヤーコンサート。ウーは、なぜかクラシックコンサートの演奏画面が大好きで、指揮者になりきっていたり、ティンパニ奏者になったり観客になって大騒ぎ。特にワルツやポルカなどダンス曲がお気に入りなんです。去年も1歳にして、ラデツキー行進曲にはまり、車でも流してましたが今年はどうかなあと思ってました。しかし、2時間あまり、2歳のやんちゃ盛りの男子がきちっと姿勢をただし(椅子の背もたれにも、もたれず)前のめりで食い入るように画面を観ているではありませんか~!手足はリズムをとりっぱなしで、時折頭や身体ごとゆすって踊ってました。演奏が終わると泣き笑いをしながら拍手&歓声。あまりに面白いので、ウー父が動画におさめたのですが。なんか夫の様子が変。ふっと観ると、夫の目に涙。いつもの私なら茶化すポイントですが、夫が泣く事など、本当にありませんものでね~。ここは優しくどうしたん?と聞くと、「こんなに集中して全身で楽しんでる姿に感激した」んだそう。ずっとこの熱意が変わらないならば、いつか数十万払ってでもウイーンフィルのニューイヤーコンサートに連れてくぞ~っとバカ夫婦は誓いをたてましたとさ。このニューイヤーコンサートの録画。もう、めっちゃ役立ってます。ぐずってる時、ウーを放置して家事をやっつけてる時に流すとあ~ら不思議☆すぐに画面のトリコとなって、ごきげんです。ほんまにウィーンフィルの方に、この姿見てもらいたいものです。日本の茶の間から、ダンケシェーンと言わせてくださいね。あと、我が家のニュースとしては、ついにテレビを買い替えた!薄型だあ~、キレイな画面だあ~。調子にのってケーブルテレビにも加入したし~。地上波はほとんど見ない私だが、ミステリチャンネルや懐かしい昔の番組にはまりまくってます。ポワロさんに毎日会えるんですわ~。原語版、それと吹き替え版。どっちもチェック。ああ~ポワロさんのドラマの吹き替えやりてえ~。妄想も豊かになるテレビライフを送っております。おしまいに、今年の目標。痩せる。というか肉のつき方に気をつける。(年末どうにもこうにもジーパンがきつくて買い替えたんですが、2サイズ増)あの~、体重は落ちたんですよ。だのにお腹に肉が全員集合~ってことなんでしょうか。足腰は元のサイズでいけるのに、ボタンがしまらない!いつもお世話になるジーパン屋のお姉さんも、この一点集中脂肪にびっくりしてたわ。本当にぶっさいくで、まずい状態です。再来週に、今年度の写真撮影があるというのに。(仕事で使うプロフィール用)あと、何より大切な「発言する前に5秒考える」。特に私生活でね。正論だと思っても、こらえなあかんよ、私。見ていてイライラしても、「ほな私がやりますから」と簡単に言うなよ、私。ということで、こまめな更新も目標に入れつつ今回はこれで。
2008.01.08
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本当に、本当に、お久しぶりでございます。え~と、ウーの気管支炎復活から後…またまたウーは熱を出したり、口内炎作ったり、そして私がチャドクガにやられ、体中かぶれて熱も出し2週間あまりぐったりだったり。そんな状況の中で、療育に仕事に追われて、ぷっつ~んと壊れておりました。ちょっと、待てよ。3月で前の事務所を辞めて、この春からは「のんびり」過ごせるはずだったよね~?だのにだのに、ブログを更新する時間も作れないほど、現実はドタバタや~ん。予想外に疲れてるのが、療育での人間関係。いや厳密にいうと、意識の相違によるカルチャーショックかな。また改めて書きたいけど、四月の頃には、丸腰で戦場の最前線に放り込まれてしまった気分を味わってました。今、かなり上手に環境にとけこんでるつもりであるけれど、少ししんどいなあ。でも、母の状況はおいといて、ウーは達者に過ごしておりますよ。ウーは昨日で1歳9ヶ月になりました。先週やっと「つかまり立ち」ができるようになりました!(遅っ!)現在 身長が75センチ 体重は8700グラム です。いったい、いつになったら9キロ越えられるのか~?あきらかに言葉として使ってるらしき単語は「おとたん」(ウー父のこと)「まんま」(食べ物ばかりとは限らず、お茶も、おもちゃを取ってほしいときも眠い時も発する。プリーズ的な意味強し)の2語のみ。私の事は「あーちゃん」ぽい発音で呼んでます。その他は、意味不明の発音でべらべらおしゃべりをしています。ソラミミでは、かなり本格的なフランス語を話してます。「オー・ルヴォワール」のヴォ音なんて、たいした鼻息の抜き方ですし、「セヴォ~ン♪」「サヴァ~」「アレ~」たいしたものでございます。今、週に3~4日療育に通ってます。行動の見通しがたってきたというのか、朝の「おかあさんといっしょ」がすんだらバギーにのっておでかけだと理解してるよう。そして通園バスがくると大喜びで乗り込み、園に着いたらお茶を飲む。朝のあいさつの歌、そして訓練、保育、給食という流れに完全に慣れたようです。そのかわり、イレギュラーな行動になるとメロメロに弱く大泣き。公園での遊びや、粘土遊び、2クラス合同での音楽療法など、私にしがみついて大変。そして、園でできなかった悔しさや苛立ちが、かんしゃくになって表れたり、家での大暴れになったり。そうだ。きっと疲れの理由のひとつにはウーから目が離せないってこともあるなあ。こたつのテーブルに上ってみたり、網戸をあけてベランダへ出ていたり、風呂場に入りバスタブにつかまり立ちしていたり、ヒヤ~っとする場面が急増したから。成長は本当に喜ばしい。でも、それに伴う暮らしの見直しを迫られている現在。今まで大人だけで気ままに過ごす事に慣れていた私にとっては、予想以上にキツイ事態なんだよなあ~。「何言ってるんだよ~、たかが一人の子どもによ~っ。 もっと気楽にいきゃあいいのよ~ん」ベテランママさん方は笑顔で上記のような励ましを下さる。そういう人は元々子どもを持つ事に、より適性が備わっているのに違いないですわ。私はね~、いけてないっす。自分の本をびりびりに破いたウーの手をぺちっと叩いて怒ってしまいます。食事をひっくりかえす我が子に本気で腹をたててしまってます。おでかけ服によだれ垂らされて、むか~っときてます。久々の日記だというのに、ローテンションですね。教えに行ってる専門学校が夏休みに入り、やっと少し気持ちにゆとりがでたというのに書き出すと、これなんだもんなあ。また皆さんとこを訪問して、パワーをいただきます!それから、もう今は昔って感じの「ブログ1周年企画」プレゼントですが、ゆうみゆちゃん、ころちゃん本当にお待たせしていてごめんなさい。今日はせっせと詰め合わせをしますね。こんな駄目駄目な私ですが、どうぞ今後ともよろしくです。
2007.07.22
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いやあ~、ながらくの放置となってしまいました。皆様お元気でしょうか?昨日で、ブログを始めてから1年を迎えました。たった1年ですが、ものすごく中身の濃い時間だったと思います。ブログを通じて、すんばらしい~出会いもたくさんあり、お友達もできて自分の世界がぐんと広がったことが何より良かったなあと感じてます。本当に本当に、訪ねてくださった皆様、ありがとうございます!****************************************さて、感謝の気持ちをこめて【1周年記念プレゼント企画】を開催します。どうぞ、お友達の皆様、よかったらご参加くださいね。参加資格は、楽天ブログでリンクしていただいてるお友達の方、またはコメントを書いてくださったことのある方、読み逃げの方でも、これを機にヤンスカと友になってもいいかな~って方なら大歓迎。さてさて、カウプレにしようかとも思ったのですが、最近はクイズが流行ってますね。私も今回はクイズ形式でいきたいと思います。■問題■1.ウーからの出題です。 「ぼくの苦手な食べ物は次の3つのうちどれでしょう?」 A.ハヤシライス B.グラタン C.カレーライス2.ウーは最近新しいバギーに乗り換えました。 次のどの色? A.赤 B.青 C.黄色3.最後は、ウーの身長当て です。 現在1歳7ヶ月ですが、ダウン症児なので小柄ちゃんです。 この週明けに測定するんで、予想してみてくださいませ。 単位は小数点まで(○○.○センチ)でご記入ください。 ちなみに、体重は8.5キロです。 ヒントになってるかなあ?以上3つの問題の総合点で当選者を決定させていただきます。ご参加いただける方は、ここに「参加します!」と書き込みしてくださいね。クイズの答えは、恐れ入りますが私の私書箱にお願いします。ヤンスカ賞&ウー賞をご用意させていただきます。中身は、ウー父の海外添乗のお土産プラスαです。(いやげ物も若干あるかも)ご応募お待ちしています。締め切りは今月末日。
2007.05.25
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先日、私が講師をしているアナウンス学校の一期生が卒業しました。そして、謝恩会。まさか自分がセンセの立場でこういう場に参加するとはねえ。人生ってわからんもんです。会場は大阪・梅田のおしゃれなビルの中のこじゃれた居酒屋。なんせ。卒業生はたったの3人ですから講師の方が多い、総勢11名での飲み会になりました。主催してくれた学生達は緊張しまくり。聞けば、普段もあまりお酒を飲まないそうで、とても健全な学生生活を送っていたらしい。だからか、席割りもすっごくとんちんかん。片側に男性5名、そして女性6名が向かい合わせ。お見合いみたい。出入り口に近いところに、私の席。いや、いいんですよ。添乗員やし、慣れてますからね。でも店の人は全部私にいろいろ聞いてくるではないか。完全に幹事様と思われてる。聞けば、時間制限ありの飲み放題らしいし、こういう仕切りは添乗員なら得意やもんね。さてメンバーは講師陣が役者、演出家、女性はダンサー、アナウンサー、声優。さ、注文の時も、みんな受身であるんで(きっと自分のフィールドでは後輩がやってくれるんでしょう)、私は声も高らかに「はい、まずは乾杯、ビール飲まれる方」と手をあげさせ、そのほかのドリンクをききお店のお姉ちゃんに、コップを多めにもってきてもらうよう頼みました。さ、じゃ誰が挨拶するのかな?学生の一人がもじもじとみんなに謝辞をのべて乾杯。ほら、いきなりビールが減り始めたよ。そして、学生達が無言なんで、つい話題をふる私。目はドリンクの確認をし、ピッチャーで頼もうと考えてます。食事もきました。取り分け皿も私のところに置かれるので、せっせと取ってまわしてもらう。そして、場所をとる大きな皿を取り除いて、係りのお姉さんに渡す。灰皿、そろそろ替えてもらおう。ハッ!ああ、ああ、いけない。またやってもうた。こういう場面で、みんなが王子・姫やったら自分も合わせとく方が楽やのに「セバスチャン」とか「ジョルジュ」っぽい執事モードに入ってしまう自分。何か場が持たない事も辛いので、せっせとおしゃべりしてしまうし、みんなに一言ずつふらないとって、わたしゃ島田紳介かっていうくらいに気いも遣うんでしんどいのです。だのに、当たり前だけど、この姿を見て周りは「ヤンスカ先生はほんまに酒の席が大好きなんだな」って思ってます。しゃあないんですけどね。流れが滞る事が苦痛なだけ。言い方は冷たいけど、仕事がらみの飲み会はキレイに流れてさっと解散が理想だから。そして、仕事話ばかりも嫌なんで、添乗で見つけた小ネタや誰もが参加できる子ども時代にはまったものの話や、テレビの話題なんかを使う私。今日の場合は卒業生が主役だから、必死に話題をふってるのに反応のない彼ら。かなしくなる私。次第に、他の先生方も盛り上げてくださるようになってきたけどおとなしく会は終わってしまいました。お酒が苦手ならばティーパーティでもよかったのにね。主催する側が自然に気楽におもてなしできるスタイルでよかったのになあ。***************************************私の好きな「飲み方」。最近は家飲みがメイン。育児のご褒美にウー父が買ってきてくれるワインと焼酎が主役。しっぶ~い赤ワインが好きなんで、チーズと、オリーブオイルで漬け込んだ野菜のマリネをおつまみにするのがお気に入り。ウー父が作るトマトのブルスケッタは、なかなかイケますよ。ホワイトアスパラのバターゆでも最高。夏場はワインに氷も入れるし、ちょっと具合のイマイチの時は(飲むなよって)ミネラルウォーターで割って飲んだりもします。家飲みの良さは、ジャージかなんか着て、ごろごろしながら飲めること。ものすごく飲む友達がいるんだけど、絶対、外だと帰るのが大変なんで、最初から家で飲もうって誘う事にしてます。彼女とは、遅くまで(寝てしまうまで)飲んだくれて記憶を失い、で、朝、また飲みなおし。一方、外飲みだったら「焼き鳥」「揚げ物」など家でやりたくないものが食べられる店がいいなあ。適当に雑多な雰囲気で、話してる声が響かないようなところ。私にはあんまり「名物おかみ」「おやじさん」みたいな店は魅力がないです。なんで客で来てまで、アナタに気に入られたり気をつかわなアカンの的な状況がいや。きちっとサーブしてくれて、あとは放置してくれる店がいいな。こうして希望を細々と書いているものの、実はリアル・ヤンスカは誰かとお出かけして入る店を決めるのが苦手。あんまり好き嫌いがないので、かえって人に合わそうとするあまり「決めてちょ~だい」って言葉が出てしまうんだなあ。一人行動だと逆に、どこどこでアレを買ってコレを食べてとテキパキできるのに。だから、ご飯でも飲み屋でも、パッパと決めてくれる友達が一緒だと嬉しい。ホッとします。さらに、上にあげたような私のツボにはまった店に案内してもらおうもんなら一生ついていきます!ってくらいその友達に尊敬と愛を感じてしまいます。「集団飲み会」での姿とは大違いでしょ。最後に、私の記憶に残る「酒のある風景」ベスト3。第三位 真冬の定山渓温泉にて 後輩と一人8本くらい缶ビール、チューハイを飲み、 雪合戦をしてるうちに悪酔いし、部屋の中や廊下にコロポックルの大行進が 見えてしまったこと第二位 ギリシャのミコノス島で 豚肉の串焼き(スブラキ)ばかすか食べつつ飲んだ ビールの味。ギリシアと酒はよく似合う。海でも、へんぴな山村でも。第一位 南イタリアのマテーラという廃墟の町。横穴式住居が残るところで、今も 無気味でいて魅力的なオーラをはなつところ。 私は「サッシ」と呼ばれる横穴を利用したホテルに泊まり、ライトアップ された廃墟を眺めながら渋いワインを飲み、オリーブをつまんだ。 そういう事がしたくて、旅に出たんだなと思ったなあ。ブログ友達の方とも、いつか一緒に飲みたいものです。
2007.03.25
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今日は、アナウンス学校の補講でした。そう、「めんたいきょう」な教え子達の中で、あまりにも単位が難しそうな学生を対象に補習をやり、再試験を実施したのです。私の実技テストでは、必ず自己PRを1分間でやってもらうんですが、一年前よりは上達したとはいえ、具体性に欠けるのは否めないわけです。たしかに、人前で自分のよいところをスピーチするだなんて、シャイな日本人には向かないことなのかも知れません。ここで、ヤンスカ先生のアドバイスですが…スピーチは短く!(1分バージョン、30秒バージョンを考えておくとよい)言葉はハッキリ。目線は、よく相手の目を見よう、もしくはネクタイのあたりを見ればいいなど言われますが、ネクタイまでいくと自分の目線が落ちてしまうんで、シャイな方は逆に相手の額のあたりに目をやるといいですよ。で、話す内容については「ワントーク・ワンエピソード」が必須です。1分の中で起承転結つけなきゃいけないわけですから、欲張らずにひとつのことを丁寧に語るのが大切。前向きな、明るい、面白い、聞いていてニコニコ、にんまりできるような話題で。ひとつのセンテンスも短くするのがいいです。だらだら接続詞でつなぐトークは聞くのもしんどいから。そして、自己PRなわけなんで、自分のマイナスな事は言わない。「本当は苦手なんですが応募した」とか、「自分は人と合わせるのが苦手だ」なんてのはNG。好きな言葉や、旬の話題を引用しても必ず自分自身とすり合わせて話を着地させる。でないと、「好きなもの紹介」でおわってしまうから。と、ざっと書き出してみましたが、これは声優を目指す子達だから一般レベル以上に基準をきびしくしています。言葉を扱う商売の人間が、言葉で相手に自分の事を伝えられないというのは問題。普通に就職試験の面接なら、気の効いたトークよりも、素直に自分自身のことを伝えられればいいと思います。珍しい姓名ならその由来でもいいし、自分の趣味のこと、家族のこと、語りやすいことを話すのです。もう、いよいよ緊張して話せないなら、その思いを伝えて再度自分の名前を言って頭を下げたっていいと私は思っています。ある程度年季のはいった人ならば、初対面でも多少は相手の本質を見抜けます。本当に緊張して言葉を発せない人と、準備が出来ていなくて言葉を発せないくらいの違いはわかってもらえると思うんで、ここは誠意でがんばれるはずだと。ただ、なんにでも例外ってあるんですよね。たとえば、スピーチのルールも無視、態度も服装もズレてる。だのに、人を魅了する雰囲気を持った人が登場すると、上のアドバイスも効かなくなってしまいます。さてさて、話がなかなか進みませんが、補習を受けた学生から質問を受けました。「存在感のある奴が結局勝ってしまう気がする。 どうすれば、魅力だとか存在感は身につくんでしょうか?」難しい質問でした。たしかに、コツコツ勉強や訓練や研究を重ねたからといって、必ず報われるとは限らないこともありますね。特に彼が目指す役者などは、報われない率が高いような気がします。魅力の問題もなかなかやっかいですね。美男美女に生まれついても、必ずしも惹きつけられるかといったらそうじゃないですしね。お金のあるなしで、魅力度数のかわるケースもあったりしてね。存在感。これもね、前は常にオーラのようなものを出してなきゃいけない!って思ったものですが、ある時、新幹線の中で和田アキ子さんを見かけて発見をしたのですよ。背も高く、テレビで見る以上にすらりとして目立つ方なのに、自分の存在感というか気配を必死に消そうというか、コントロールされてるわけです。ああ、スターさんは自分で存在感のコントロールができるんや!って感動したものです。だから私は学生の質問に対して、「必要な瞬間に、自分のすべてをさらけだせる勘の良さも才能じゃないかな。 いつも、どこでも、自分を出しまくりというのは存在感っていうのと違う気がする」って(まとまっていない情けない返答ですが)返しました。通りかかった別の先生が我々の会話をきいて加わってきました。その先生いわく、「存在感とは、苦渋をなめて、それを自分で克服できた人間に備わるもの」だそうです。だから、日常の生活すべてを大切にこなすことが自分の存在感をあげていくことになると。ふむふむ。すると学生、「でも、お気楽にやってる人でも目だって、得してるように見えるじゃないですか」と納得の行かない様子。「だから、それは存在感やなくて【魅力】やろうな」と私ともう一人の先生が同時に発言。話してるうちに、こういう結論になったんですが…必ずしも「存在感」は=「魅力」ではない。マイナスなイメージの持ち主にも存在感はある。あらためて考えていると、難しいものですね。この学生は、存在感と魅力を身に付けたいという事だけど、正直、他人に評価されてはじめて「魅力的な人」になれるわけでねえ。ほんま、いい回答ができなかったのが悔しいです。ただ、努力で「好感度」はあげられるような気がしますね。身奇麗にしたり、立ち居振る舞いや言葉遣いをきちんとするとか、自分に似合うものを身に付けるとかね。人との関わり方の中で、約束はまもるとか、相手を尊重するとか、いつも笑顔でいるというのもひとつのやり方でしょうか。しかし好感度も追求すると、「いい人だけど本音が見えない」に突っ走りそうですね。それじゃあタレント稼業は難しい。また今日も学生に「考える事・見つめなおす事」を教わったなあ。
2007.03.05
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先週は私が担当しているアナウンス学校の期末試験週間でした。私の授業は、アクセントやナレーションを主にやるんですが、本当に最近の子は漢字に弱くて、課題の原稿を渡しても字の読み方がわからないというパターンが多いのです。たしかに、難読漢字までいくと仕方ないです。でも、毎日のニュースや新聞で取り上げられている話題のキーワードぐらいは読めてほしいし、地名・人名などに強くないと現場で困ります。そこで一般常識と漢字の筆記試験も導入しました。回収してびっくり!満点はおろか、半分の50点もとれていないのです。ありゃりゃ…。もし、皆さんのお子さんが声優やアナウンサーになりたいっておっしゃったら、なにより「漢字に強くなっておいてね~」とアドバイスさせていただきます。小学校の国語で満点とれるレベルならまあ大丈夫。まあ採点の楽しかったこと!珍回答でも、愛すべきものとそうでないものがありますよね。あんまりにも面白いと、逆に点の一つもあげようと思える私です。ここで一例を。地名にふりがなをつける問題。「東京駅八重洲口」 とうきょうえきはちじょうじまぐちうへえ~。電車ではちじょうじまへ行けるなら、先生もいってみたいです。「錦帯橋」 めんたいきょう私のベスト・ハマリ賞です!めんたいってアナタ、うまそうやないですか。他、一般常識では【GDP】を説明してくださいに対してゴールデンデリシャスプレシャス だとか、ゴールドデンジャラスポイント とかゴージャスデラックスプール など頭をひねってくれていました。心惹かれるのはゴージャスデラックスプールですかね。叶姉妹が寝そべってそうですね。【バグダッド】のある国はどこ?アフガニスタン。うん微妙ですね。パリ。え!パリは国ですか。北京。絶句。今回は「めんたいきょう」の学生に特別賞をあげることにしました。笑わせてくれて、感謝してるからです。計算で笑わせようとする子は多いのだけど、やはり天から降ってくる笑いは最高。先生やっててよかったよ、私。
2007.03.01
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今日は、お花見なんかするあたりの気候を思わせる北大阪です。朝からウーと近所の小児科へ。カテーテル検査の報告と、麻しん・風しんの予防接種を打ちに行きました。4月からの療育の母子通園の準備のため、書類物をそろえるのにバタバタです。今日も先生に「アレルギーについての連絡表」というのを書いていただく依頼をしました。その足で、いったんウーを実家に預け、市役所と税務署へ。確定申告がパソコンでできる時代になったとはいえ、「あの~病院の領収書って、提出したら、後で返してくれるんですか?」という質問をしたところ、直接きて処理しましょうとのこと。だから、出向いたわけなのよね。係員は「医療費控除のための領収書類はお返しできません」という。え~じゃ、捨てるのかな?いちおう個人の情報が記載されてるものでしょう。私がお願いしたのは、ウーのかかってる病院が府外のものもあるんで、乳幼児医療証が使えずいったん立て替えて領収書をもって市役所で精算するパターンなので、その分はある程度まとめて請求しているわけだから、提出したまま返ってこないのは困りますということでした。全部が無理なら、該当する分だけチェック後返してほしいという、それだけのことです。だのに、感じの悪いおっさんが、診察内容にまで口出ししてきたりして、(どうしてウーはこんなに病院ばかり行くのか、何をしてるのか)だんだんムカムカしてきました。要は、返して欲しい領収書の分だけ、別に書き出してチェックしないといけないのが面倒でならんのでしょう。ネチネチ文句を言ってました。「今度から気をつけてほしい」うっかり文書代も計上していたら、(診断書分)おっさん、「いくら障害者でも、同じように申告してください。そういうところで特例はありませんから」なんてほざくんですよ。はあ?何でそういう口のきき方ができるのか?障害者やから提出したんやなくて、私がうっかりものというだけのことです!それに、その領収書の内容をいちいち手書きでうつしてるもんだから、つい「あの、どこかでコピーとってきましょうか」と言ってしまった私に「そんな事わかってるんなら、はじめからコピーとってきはったらええのに」ですって。ちゃうやん!おっさん!領収書が返ってこないってわかってたら、最初からそうしてる。今年はあまりにも医療費がかさみすぎて、項目も微妙と思うものを一応入れておいたし、市役所にも提出しないといけないから、どうしたらいいの?って尋ねたやん。私。では、お越し下さいって、おっさんあてがわれて、一方的にあかんたれ扱いしてるのはそっちじゃないでしょうか。ほんまに気い悪い!あ~、これ以上おっさんがしょうもない言動をしたら、関西テレビの「モーレツ怒りの相談室」に投書するぞと頭から湯気を出していたら、若い女の係員が交代しますとやってきました。おっさんは、その彼女にも、偉そうに「忙しいのだから手早くやるように」と私という客の見ている前で一言いって退場。交代した係員さんは、にこっと笑って、「自分が本来担当する業務だったんですが、お昼で席をはずしてましてすみませんでした」と謝ってこられ、おっさんの処理した紙を確認し、「本当にお忙しいところ長々と失礼いたしました。来年度も市役所で使う領収書はあらかじめコピーをおとりいただければ、原本は見せていただくのみで結構です」と説明してくれ、気持ちよく送り出してくれたので怒りの炎はおさまって終了となりました。あと、おっさんはウーの続柄のことも(今って「子」って記載されてるでしょ)、「子じゃわからん。長男?次男?どっち?」って聞いてきて書類に書き込んでたので、女性の方が、失礼しましたと訂正してました。まったく、あのオヤジはなんなのか?税務署OBなんかの手伝い要員だろうか?すごく感じの良い人もいるのに、久々に出会った嫌なおっさんでした。出口のところで、吠えているおばちゃんを目撃。「そうでなくたって税金払うのめっちゃイヤやのに、もうちょっとコマシな人を担当にし~や、こんな仏頂面のおっさんに何で私のお金を托さなアカンの?あああ~男前にやったら、気分よく払ったってもいいねんけどなあ!」けなされてるのは、私の、おっさんではありませんか。ウヒャヒャ~♪おばちゃんは、おっさんの態度が悪すぎる、感じ悪いと連呼し、もう少し若い男の職員になだめられておりました。こういう時、私は神や仏の存在を信じたくなりますわ。おばちゃん、アナタは降臨してこられた女神様に違いありません。私に笑いをもたらし、ささやかな幸せを与えてくださいました。ありがとうございます。ほんまに、ほんまに感じることなんやけど、ギリギリでカツカツな時こそ、大声で笑わないとあきませんね。
2007.03.01
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ウー父が復活し、私の日常が戻ってきました。やっと落ち着いたので、いまさらではありますが…ウーの検査結果やなんか、振り返って書いてみます。まず、去年ウーは心室と心房の孔、動脈管の孔をパッチで閉じたり、縛ったりして3ヶ所手術しています。孔もですが、一番問題だったのが、肺高血圧でした。「常にマラソンしてる状態」で生活してるようなものと最初に説明された時には呆然としてしまったものです。すぐに処置しないと、命を縮めると言われて生後2ヶ月で体にメスを入れてもらう決心をしたのでした。今回のカテーテル検査は、その術後を確認するのが目的でした。そして、肺高血圧は見事によくなっておりました!動脈管も奇形なんですが、それなりに機能ははたせているようで、経過観察のままいけそうです。と、嬉しい事もありましたが、嫌なこともわかるのが辛いところ。まず、去年心室の筋性部に1つだけ残しておいた孔がありまして。大きさは1ミリと大した事はないんですが、まあ、いつか状況によっては塞げる時も来るさと思ってたわけです。そしたら、その孔は触れない場所にあるため、今後もオペをすることはできませんと「きっぱり」宣言されました。自然に閉じることも期待したいけど、逆に開いてしまうこともあるかもしれない。でも、どうなっても処置できないというのが何か切なくてつらい気分です。あと、去年はどうもなかった肺動脈が少し狭くなってること。今すぐどうこうしなきゃいけないものじゃないので、定期的にエコーで見ていきます。ああ、ウーちゃんごめんよ。母として本当に申し訳ない思いです。カテーテルの画像も見ました。ほんの小さな孔ですが、心臓が膨らむとプシューって血液が流れ込むのが確認できました。確かに、ささやかなレベルだけど、一滴の水だって打ち続ければ岩に穴を開けるじゃありませんか。先生にも、「細菌性心内膜炎」が今後ウーにとって怖い存在になるのでという話をされました。要は、この孔からプシューの血液にウイルスや細菌が混じったりして心臓にまわってしまうと大変なことになるってことです。歯科や呼吸器、消化器の外科的治療を受けるときには抗生剤の予防投薬をしなくてはいけません。例えば、歯だと歯石をとったりという程度のことにも気をつけないといけないそうです。虫歯にさせないこと、風邪はひかせないこと、少しでも異変があれば即病院へ行くこと。ま、救いなのは、その3つにさえ気をつけていれば普通の生活をしてもかまわないということでしょうか。「先生、飛行機に乗せてもいいですか」「よく温泉に【心臓病の方はご遠慮ください】とありますが、ダメですか」「スイミングに通わせてもいいですか」はは、お気楽クエスチョンで、すみません。同室だったダウンちゃんのママが、退院時に質問したら「大丈夫」って言われたと聞き、同じように私もウーの担当医に聞いてみました。うちもオーケーでした。ほんまに実行するかは別としても、やってもいいんだと思える気持ちの余裕が大切なわけ。はあ、本当に認識が甘かったなあ。根治術と言われてやっても、それで万事オーケーってわけじゃないのよね。去年の退院証明書には「治癒」と書かれていたのが、今回は「その他」。(この項目は「治癒」「治癒に近い状態」「その他」となってます)だからといって、心臓病の中では軽度だと思うんで、小児慢性疾患もとれないレベル。昔はうちの子クラスでも通ったそうですが、今は本当に基準がきびしい。ああ、乳幼児医療が切れたら、こういうカテーテル検査、心エコー検査の費用、どうなるのかなあ。先の事も考えてへこむ私。そうそう、こちらの病院で甲状腺機能の血液検査もやってもらえました。しかし、結果に関しては別の病院できくようにとのこと。ウーは退院した日、その足で甲状腺のチェックをしに大阪市内の別の病院へ移動。心臓カテーテル検査のカルテももらい、甲状腺の担当医に見せました。数値は落ち着いていて、問題なし。しかし、ウーは一生甲状腺の薬を飲み続けなくてはいけないと言われました。これも、いつかは治るんじゃないかなと淡い期待をしていただけに、少しショック。だけど、先生は「薬さえ飲んでいたら普通に生活できる」と励ましてくださり、甲状腺の方では小児慢性疾患をとれるだろうから、すぐに書類を申請なさいと指導していただけて、ひとつ心配事はクリアできました。しかしね~、幼稚園や保育園って「お薬はNG」とか「心臓病児はちょっと」って断るケースも多いそうですね。心臓病仲間のママさんが、やはり心臓病の子は何かあったら大変だからと保育園を断られたと聞いて、めちゃくちゃ憤慨してます。はあ…色んなハードルが待ち構えてますよね。だけど、少しづつでもいいから、飛び越えて、そして変えていかなきゃね。私に賢い頭と莫大なお金があったら、病児のための教育機関や保育所、学童も全国に作るわ、絶対。と、たまにはまともな妄想もしてみました。
2007.02.28
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前回は、ずず~んと重たいものを書いてしまってすみません。皆さんからのコメントを読みながら、涙、涙でした。今日は終日お仕事デーですんで、これから出かけます。昨夜のうちにめいっぱい気持ちの整頓をして、実妹に長電話して吐き出し、今日は、朝から長風呂をしました。元気に声を出してきます!お返事、帰宅してから書かせてくださいね。でないと、涙で化粧はげそうなんで…。でも、こういう時、ブログはじめて本当によかったと思います。一人で色んなことを抱え込んでいたら、壊れてたかもって想像してしまいます。誰かがいて、言葉をくれる。リアルで私を知らなくても、私にとって本当にありがたく嬉しいメッセージがいただける幸せをかみ締めています。今日の仕事は、ここでのお友達の皆さんすべてに捧げます。って、いらんか。
2007.02.19
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ああ、そわそわ。親もそわそわ、子もそわそわ。今日から私もウー父も「息子が心臓カテーテル検査をいたしますので」休暇をとっています。何度も入院の持ち物を確認し、持ち込むスプーンに名前シール貼ったり、お風呂グッズにも名前書いたり、入院の書類をもう一回読んでみたり…。本当に、なんか、はあ~って気分です。ウーも昨日からグズグズ甘えたモードに入ってます。少しでもかまってやらないと、おおげさにウソ泣きしたり、やたら抱っこをせがんだり昼寝も夜寝も、私かウー父のお腹にのって「ラッコねんね」をしています。もしかして、何か察してるのかなあ?とにかく、ものすごくベタベタしたがるんですよね。ぎゅっと抱きしめていると、明日から夜は離れるんだなあと考えて、涙ポロポロ状態。おかしいですよね。ベルギー・パリへの旅では平気で離れていたけど、でもじいちゃん・ばあちゃんが一緒だったし問題なかったもんなあ。今度は、しんどい検査を受けるのに、ずっと側にいてやれない。ウーの家族とよべるメンバーが誰も添い寝してやれないんですよね。ま、それを言うと、うちの子だけじゃなくて、みんな他の子達もがんばってるのだから仕方ないんだけど…。は~、去年は何もわからん赤ちゃんだったけど、今年は違うもん。きっと面会終了後、私の姿がないって理解できた時に、裏切られたよ~って泣くなあ。それを想像すると、もうたまらんのですよ私。ちょっと前までは、やった~♪久々に夜はぐっすり寝れるやん!なんて思ってたのに。明日は午前10時に病院へ行きます。ぐずぐずと夫婦で起きていて、何杯もコーヒーやお茶を飲み、去年の入院時に撮った動画を見たり、隣の部屋で眠るウーの寝姿をチェックしたりしています。とうとうきてもうた…この日。3人で逃げ出したい。でも、でも、行かなきゃ、ね。しばらく日記、書けないかもしれませんが、また報告いたします。皆様、お元気でね!
2007.02.06
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昨日は私、健康診断を受けてきました。40代になり、メニューに胃の検査が加わりました。あれです。白いウンが噂される、バリウム飲みを初めてやってきました。いやあ~、しんどかったです。粘土とか石灰水(イメージ)を飲むとこんな感じかなあと想像しました。バリウムもですけど、胃を膨張させるために炭酸粉を口に含み、おちょこに一杯くらいの水で一気に飲み込む!という過程がきつかったなあ。昔、食べた駄菓子の「ドンパッチ」みたいに口の中が炸裂してました。それで、決してげっぷを出さないでくれと言われるのです。おまけにバリウムの辛さはよく聞かされてきたが、撮影そのもののしんどさは聞いてなかったよ~って感じでした。オエ~ってふくらんだ胃を膨らませたり、ひっこめたり息をとめたりしながら、裏表ひっくり返されて焼かれる魚のような体勢で撮られるなんて夢にも思わなんだわ。でも、ウーが受けるカテーテルに比べたら、こんなの苦労のうちに入らないよと自分に言い聞かせて気合い入れてました。結果が届くまで、ドキドキは続きますが、ひとまず終了でホッとしています。*****************************************さて、東京地区のブログ友達の皆様!私はこの秋10月31日に上京いたしま~す。よければ、ぜひお茶やご飯に行きませんか~?ははは、気が早いですね。というのも、サントリーホールで上演されるテノール歌手、ホセ・カレーラスのコンサートに行く事が決定したからです。実妹と行くのですが、なにぶん貧乏なんで一番安い席(なんと舞台の背面!)ホセの後姿を見ながら歌やピアノを楽しむ予定です。少し前、3大テノールとして脚光を浴びてましたが、私はホセの歌声が好きなのです。正直、ドミンゴやパバロッティに比べて、声が細いし、声量もあまりないなあと思いますが、歌うことに対する真摯な姿が圧倒的な存在感を生み出してる気がします。20代のうちに、たくさんのオペラの主役を務めてスターになったホセ。だのに、白血病が彼を襲いました。歌手生命を絶たれるかという目に合いましたが、彼自身と彼を支えた人達の力で見事にカムバック。特に前はライバルとして仲がよくなかったドミンゴが、こっそりホセのために支援団体を作って陰で彼の復活を応援していて、後でそれを知ったホセがドミンゴの舞台にあがり、彼に許しをもとめ、親友になったというエピソードも、ベタやけど好き。芸術家というのは、生き方そのものが表現につながっているけれど、数年前にテレビでホセが歌う姿を見て感激したんですよ。この人は生きている喜びを歌っているんだなあと。優しそうな目だけど、弱さも苦しみも知った後に、それでも希望を忘れなかった人の強さが光りかがやいてるなあと。ウーがお腹の中にいた時に、よく聴いたホセの歌声。オペラの曲だけでなく、イタリア民謡やスペインの歌も素敵です。今、少し疲れモードの私にものすごいパワーをくれるに違いないと思って東京まで聴きに行くことに決めました。ウー父も快く、行っておいでと言ってくれたんで秋まではこのイベントで頑張れそうです!*****************************************しかしコンサートホールで、舞台の背面席なんてねえと夫に話すと、先日ウイーン国立歌劇場でオペラを楽しむツアーから帰ってきた彼は笑ってそんなのは常識だと教えてくれました。彼のツアーでは「舞台は少ししか見えません」と最初からうたって、オペラを観に行ったそうです。そのかわり席代はたったの10ユーロ。それで、ウイーン国立歌劇場のプログラムを堪能し(つまりウイーンフィルの演奏もね)、ゴージャスな空気を体験できるんだから激安ですよね。(サントリーホールの私の買った席は一番安くて15000円でございます)やはり、演者の仕草や表情も見たいところですが、夫の「いや~その場の空気のすごさは、どこにいても感じ取れるよ」という言葉を信じようと思います。ウイーンフィルといえば、ニューイヤーコンサート。すっかりおなじみの「ラデツキー行進曲」に手拍子を送る観客の姿をテレビで見てハマったのは、我が家のお調子者ウー。ホセと並んで胎教がわりによく聴いたのがウイーン少年合唱団、あとシュトラウス父子のワルツやポルカなどなど。お腹での記憶があるのかは謎ですが、彼は「ラデツキー行進曲」のトリコ。今年のニューイヤーコンサートも、ノリノリで楽しみ、手足をばたばたして膝の上で踊っていましたが、映像があるから楽しいのだろうと思ってました。しかし、今日。車の移動が1時間ほどかかるからと、ウーのために「ラデツキー」をかけてやると…。喜びのおたけびをあげ、手をパチパチたたいている。うそ~!もう一回かけてみると、やはり、手足をバタバタさせて大喜び。わかっているんだろうか?夫とびっくりしながら、違う曲をかけてみると、不機嫌なだみ声でブーイング。偶然よねえと笑いながら、再び「ラデツキー」オン。けけけけ~と笑いながら、手をたたくウー。もうそこから繰り返し繰り返し車内は「ラデツキー行進曲」。今も頭の中にジャカジャカと賑やかなマーチが流れております。こりゃあ、いつかウイーンに行かねばなるまいよと、妄想にふけるバカ夫婦でした。
2007.02.03
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ああー、またホルモンが暴走する一週間がやってきました(-.-;)最近では、その日が近付くと無性にチョコレートが食べたくなる私。昨日は、わざわざコンビニまで買いに行きました。だって、コンビニでしか見かけない品があるんやもん。えー、抹茶のトリュフに、キャラメル味と二箱購入。帰るなり紅茶を入れて抹茶味を頬ばりました。あぁ~おいしい! おーい、私。ダイエットはどこに行ったの?だって、どうせホルモン暴走期は痩せないもーん。居直ってみる。抹茶チョコレートもですが、ほうじ茶チョコレートはご存知ですか?梅田のお茶専門店で見つけて以来ハマったんです。最近、人へのお土産もコレですわ。今年のバレンタインはほうじ茶チョコレートに決定。身内の男子に配り、自分もつまませてもらうという作戦。そんなことを考えながら抹茶トリュフ完食。で…晩ごはんが入らなかった。夜中3時。チョコレートの禁断症状で目が覚めた。布団から這い出し、キャラメルチョコレートを開封。とりあえず一個だけと自分に言い聞かせて、口にほうり込む私。しかし、チョコレートの誘惑にはかなわないっす。誰か、止めて~と思いながら完食。そして、朝ごはんが入らない…。そのまま仕事にでてきて、時間がないので昼は食べられそうにない。仕方なく、コンビニでパンでもと思いながら手はチョコレートを握ってもうた。チョコレートだけで生きていくつもりか?私。でもね、でもね、チョコレートってたいていの心身疲労に有効だと思うんだけどなあ。八つ当たりするよりチョコレート。これ素晴らしい解決策じゃありませんこと?では、がんばって働くぞ。
2007.01.29
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いやあ~我ながら長くて深い落ち込み期間でした。皆様には、本当に優しい励ましのお言葉をいただきありがとうございました。やっぱ…ホルモンのせい?って気もしないではないですが、まずは解決策その1として、この日記を読んだ夫が私をお出かけに誘ってくれました。あ、でも「えべっさん」です。以前の日記に書いた西宮神社(勝手にダウンちゃんの守護神と決めて一度参拝に行きたいという話です)の本えびすへ行ってまいりました。わが実家は商売をしてるんで、毎年近場のえべっさん参りはしています。でも本家本元へ行くのは初めてでした。関西では、毎年この神社の境内で行われる「福男」選びの競争はおなじみですね。そして奉納される巨大マグロとかね。私の住んでいる所から西宮神社へは、梅田で阪神電車に乗り換えをします。阪神電車に乗るのは久しぶり。さすが阪急と一緒になったからか、阪急グループの広告が駅や、車内に掲示されてます。不思議な感じ~。ま、そのうち慣れるんでしょうが。さて大阪の人なら「阪神」ときいてトラ以外のものならば、「イカやき」「生ジュースのスタンド」を思い浮かべる人が多いと思います。デパートも、食べ物は阪神の地下!ってひいきにしてる話もよく聞くし。この日も私はイカやきの「デラバン」(卵入り)を立ち食いし、続いてミックスジュースを立ち飲みしてから電車に乗り込みました。夕方から出て行ったんで、西宮に着いた頃は人出のピーク。駅からすでに混み混み。なんとか神社の門前にたどりついたら、そこで警察による入場制限。はあ?これ、ネズミーランドの人気アトラクションじゃないですよね?15分くらいは待たされたかなあ。いらちな関西人が怒り出さないのは、やはり福の神の前だからでしょうか?暴れてもおかしくなさそうな風貌のいかついお兄さん方も身を縮めて苦笑してます。それどころか、「この人ごみのおかげで、体がぬくいわ」とコメントされ、そばのおじさん(他人)も、「ほんまに、えべっさんの前でイライラしたら、福も逃げてしまうもんな」と返事。「みんなスリに気いつけやあ~」と注意の割にはのんびりした誰かの声もかかる。そばのみんなも小さく笑い、朝の満員電車なら不愉快な他人との密着も、今ならまんざら嫌じゃないって感じの空気を共有してます。不思議な気分でした。祭りの夜の特別な光景なんでしょうね。拝殿にたどりつくにも、まだまだ行列は続きましたが、お賽銭を投げてお参りする頃には、なぜか気分が晴れ晴れとしておりました。そして福笹を購入。参道の両側に福娘さん達がずらっと並んでいます。どの娘さんも、やはりキビシイ選考をクリアしただけあって、べっぴんさんです。ここは、夫に好みの娘さんを選ばせてあげることにしましたよ。彼の選んだ福娘さんは、ものすごい美人っていうのではないけど(失礼!)見るからに幸せそうな表情で笑っている可愛い娘さんでした。そして、周りでも誰から笹をもらおうか悩んでいる様子が展開されてます。ああ~、福娘同士で、(あの子ばっかりお客が殺到するのよね)とか(絶対あいつには負けたくない)なんて女の戦いはあるのかなと妄想モードに突入。もっと観察していたかったけど、お腹もへったんで帰りました。屋台を食い尽くすつもりでいたんですが、ベビーカステラとフランクフルトのみ。なんだか人の多さに疲れてしまって、地元に帰ってから食べようということに。ウーは実家にお泊りなんで、夫とラーメン食べに行きました。その名も「開運丸」という店。開運丸ラーメンをすすって、お参りは完璧なものになった気がしました。単純!そして後日。解決策その2として、一人で岩盤浴に行きました。これで、かなり背中や腰の痛みは緩和。肌もつるつるになった気が。解決策その3。髪の毛をカットしてトリートメントをしてもらう。この時、ブログのお仲間で素敵なお洋服&雑貨を販売されてるジャスミンさんのラップドレスを着て行き、お店の方や他のお客さんにほめられいい気になる。「ありがとうジャスミンさん!」やっぱり洋服や雑貨は心のビタミン&回復薬ですよね。もっとかっこよく着こなせるようになりたいんで、ダイエットもガンバローという気分が盛り上がってきました。成功した暁には夫がリッツカールトンのデザートバッフェに連れてってくれるらしい。(あかんや~ん!)解決策その4。添乗時代の同僚と、もうすぐ飲み会に行きま~す。さっき痩せるって言うたくせに…ですけど、控えめに楽しんできます。そして今週から仕事も始まり、見る見る間にウーが可愛く思えてきた私。ジャスミンさんの服によだれつけられようが、帰宅後ムギューって抱きしめるのは最高です。そろそろ放置してるベルギー旅日記も続き、書きますね。
2007.01.17
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コメントもお返ししないまま、新年が明けてもうたわけで…。改めまして、「あけましておめでとうございます!」どうぞ、こんな私ではございますが、よろしくお願い申し上げます。私の予想(希望)ではこんな年末年始になるはずでした。以下、ごらんください。クリスマス終了後、ただちに正月用料理のプランと仕込みに入る。掃除は29日で完璧に仕上がる。買い物も30日で全て終え、煮物や漬物などの準備。31日は余裕で、夕食を食べて家でくつろぐ。元旦は近所へ初詣。2日は夫実家へ自分の実家族と遊びに行き、ドンチャン騒ぎ。3日は実妹とお出かけ。4日。夫、帰国の為、も一度家で正月っぽい事をする。はずだった…はずだったんですわ。実際。以下のとおり。クリスマスイブ、なぜか私はノドにくる風邪に見舞われ2日寝込む。27日。それでも、ウーの年内最後の療育があるんで、気合いで起きる。そして、前回、「そろそろリンゴは薄切りにして、手にもたせて食べさせよう」と言われた事を思い出し、朝やってみたの。最初は、面白そうに食っていたウーでしたが、突如、ンググググワ~ん!!!と大泣きして、グエーっと吐きたそうにするではないですか。ノドにつっかえたようです。すぐに指をつっこんで、一部は出てきましたが、ずうっとゲエゲエやるんで、ついに私まで一緒に大泣き。「私がリンゴなんか食べさせたからや~、うわあ~ん」ずっと終始冷静なウー父が、怒りもせず(こういうとこ大好き)私達を耳鼻科に連れていってくれました。今回は、ウーと一緒に診察台に座った夫。赤子にこんなパワーがあるのかという暴れっぷりを初体験。内視鏡で診たところ、りんごのかけらは溶けたかして見当たらず、一安心。シナジス(両腿に打つ筋肉注射)でも泣かないのに、耳鼻科ではいつもどんなに大変かを分かってもらえてよかった。涙、涙のウーを連れて、療育施設へ。思い出しては、えずいて床に唾液をはきまくるウー。ドタバタと終了。28日。先週で仕事納めだったはず。なのに夜から仕事。この日はメチャクチャ寒かった。またまた帰宅後ダウン。29日。だらだら寝て過ごす。何も出来ない。いつも通りの掃除をしたり、洗濯するのが精一杯。そこへ実家から「助けて」の電話。わが実家は生花店。年々お花の需要は減っているとはいえ、年末はそれなりに忙しく、配達の手が足りないので市内の病院へアレンジフラワーを届けてきて欲しいとのこと。うぐぐ…。仕方なく出動。そして帰宅後バタンキュー。30日。帰省中の実妹と、やっと買い物へ。とにかく食べる我が実家の胃袋を満たすのは大変なのであります。車で隣の市の市場へと向かいました。お煮しめの仕込みと、大根なます、千枚漬けが私の担当。しかし、このなますにしても大食い一家の食べる量が、家族4人で大根二本。ニンジンも二本。お煮しめにしても、通常のレシピの4倍くらいは使います。買い物が終わった段階で実妹は遊びに出かけたんで、私は夕食後一人で下準備開始。野菜を洗う。皮を剥いたり、刻んだり、酢につけたり、ゆがいたり、下ゆでなど。あ~~~~、しんどすぎ。明け方までかかって作業し、その後、毎週自宅で担当している添乗員さん達のモーニングコールの仕事もやる。31日。朝3時間のみ寝る。電話で起こされて、なんと急な仕事。ハイハイ、出動!帰宅後、実家に顔を出し、みんなで準備。こんな時にお腹が痛くなり、月のものがやってくる…。しんどすぎ!色々しようと思ったのに、やりたかったのに、結局みんな忙しすぎて夕食は買ってきたお寿司になりました。チャンチャン。その後私は再び寝込み、ゆすり起こされて年越しそば(わが実家はニシンそば)をすすり、自宅へ帰って倒れこんで(風呂にも入らず)寝てしまいました。それでもって、先ほど起床。たいした正月ですわね。ウーは、昨夜から実家へお泊り。またウーも後から日記を書くようです。
2007.01.01
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こんにちは!いや~放置プレイもたいがいにしなくてはね。本当に私は、時間のやりくりが下手な上に肝心な時に体調崩すダメダメさんです。近況報告から。ウーの血便ですが、やはり腸の中で炎症をおこしていたようでした。細菌とかではなかったので、一安心です。さかのぼって、この一月のこと思い出すと…。ウー父 ベルギーから帰国後2日あけて再び添乗でチェコへ。 それで帰国後ウイーンへ。 その後は毎年のお楽しみ「ホノルルマラソン」へ参加。 (ただし、出発時に38度の熱があった彼。行くなといっても行くので 薬だけはしっかり飲めとだけ言って、送り出した) 現在は、パリへ添乗中。 私 アナウンス学校の2年生の卒業制作の準備に大忙し。 1年生のオーディション用デモ作品にもとりかかる時期なんで、 一人ひとりの原稿をチェックしたりする地味で根気のいる作業中。 加えて、とあるプロダクションの新人タレントさんにもニュース原稿の 読み方、ナレーションのコツなど教える仕事が入り、自分の勉強も必死 でございます。実際に仕事してる子たちですから、むこうも私に対する チェックは厳しくなることはもちろんですからね。 教える仕事は楽しくて、若い人からもらうパワーも素晴らしくて好き! でも…やっぱり自分も現場でしゃべりたい。 録音の仕事は最近入らなくて、自分でもイライラしています。 何度か、この日をあけておいてねと連絡はくるんですが、直前に 「やっぱり違う人にこの仕事決まりました」 「もっと若い子を希望してるから、今回はなしで」などガツーンなふられ方 をしています。 こーこーで! 本来ならばマネージャーさんがクライアントに 「若い声なら何歳でもどんなタイプでもできます」と言ってくれなあかんと 思うんだけど、でも、ふられる自分に魅力がないのだと反省もしてしまい 悶々とした日々。 しかし、今年は地元のダウン症の会のクリスマスパーティーの司会を担当 させていただき、さらに紙芝居の上演も依頼されました。 もちろんボランティア。 私にとっても、自分の腕試し的なところがあるし楽しみに取り組みました。 当日。私の想像以上にダウンちゃん達はくいついてきてくれました。 ずっと側にいて離れない子や(こういうのって可愛くてたまらんね) ゲームの時にアシスタントやってくれたり、自分もマイク持ちたくて興味 しんしんだったりと積極的にかかわってきてくれました。 紙芝居もね、幼児向けに「ミミのまほう」という幼稚園を舞台にしたものと 「サンタクマースがこないわけ」というクリスマスもの2本上演。 マイク使って、アニメ吹き替え風にやってみました。 (すんません!よく読み聞かせの勉強会では「声音は使わずナチュラルに声を 出しましょう」とか指導されますよね) 結果、すかしてた高校生の男子までが接近して観てくれたんでまあよしと しましょう。 ある女の子が「おばちゃんみたいになりたい」と泣かせるようなコメントを 発してくれて、これだけで充分仕事のストレスが吹き飛んだのでした。 他にも私、最近は地域の知り合いも増え、なんとうちの町内ってね、 100メートル四方の区画の中にダウンちゃんのいるお家が4件! みんな男の子という事もあって仲良くなり、プラス同じマンションの中にも 知的障害を持つ女の子のお家があって、こちらも加えてみんなでお付き合い しています。 私以外は皆さん3~4人のお子さんを持つ(プラス仕事をもつ人も)ママ。 ホントにすごい。 そして、各お宅で持ち寄りランチとかするんですが、家もきちんとしてるし ママ自身も可愛いとか、おしゃれとか感心するポイントだらけ。 私は自分の人生設計に「ママ友とランチ」てな項目はなかったもんだから、 いきなり放り込まれたこの世界が新鮮でならないよ~。 料理だってね、お手製のグラタンだの、チキンのハーブ焼だの、カフェランチ みたいっす。私みたくワインぶらさげて参加する人はなかったようで、 それはそれで受け入れていただけて嬉しいっす。 そして最後に ウー 週に一回の療育も機嫌よく通っています。 先週は、初のグループ保育にも参加しました。リトミックや手遊び、 布をかぶって遊んだり、警戒しながらも楽しんでおりました。 月に一本のシナジスも、2週間に一回のアレルギー外来もがんばって通院中。 三種混合の三回目もやっと終わりました。あとは年明けに麻しん・風しんの 接種ですが、これも卵アレルギー児には怖いので接種前にまたまた別の薬を 10日間ほど飲んで体を整えてから打つそうです。 毎日の生活の中では… 食べる量がすごく増え(出す量も)、足りないと大泣きします。 そういや、お腹が減って泣いてる時には 「ん~まんまんまんまあ~」と言うようになりました。 ウンチで嫌な時は「うぎゃーーーーー」気づくまで繰り返します。 振り回したり、空中に放り投げたりと荒っぽいプレイが大好き。 寝相が悪すぎて、毎夜回収するのが大変。 嬉しいと奇声を発するんだけど、キーって硬直するような仕草をするんで 気になってます。次回の療育相談で要確認。 嬉しい事。 ウー父が発見したんだけど、 ご飯の前に「いただきます」と手をあわせられるようになりました。 そして自分の両手をぱちぱち拍手できま~す。 でも体重はいまだ7500グラム。 よく動くから仕方ないのかもね。 まだハイハイはせず、つかまり立ち&大人にささえられて「ウソあんよ」が 大好き。自分で移動する時は高速寝返りで自由自在。 方向転換だって、壁をキックしてうまくやってるのを見て感激もんでした。 手よりも足の方が器用で、ウエハースを足にはさんで食べていたり、欲しい ものを足の指でつまんで手元に引き寄せるなど、なんていうかうまいこと 自分で解決してますねえ。 とまあ、だらだら書き連ねてみましたが、今週で私のほとんどの仕事納めで ございますんで、必ず今までの皆さんのコメントへのお返事書きますね。 そして旅行記もね。 では、今から仕事に行ってきま~す。
2006.12.18
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ああ~、一週間後にはベルギー&パリ旅行じゃないですか。実は…ああ、実はね、パスポートが見当たらなくて焦ってま~す!ウー父にはまだ言ってません。連日、発掘作業に励んでるんですが、まだ出てきません。仕事の引継ぎ、家事のプラン(冷蔵庫内のものを食べつくす!)などやる事はいっぱい。歯医者もねコツコツと通ってます。虫歯自体は2回で治ったんですが、なまじ歯の丈夫な私は、逆に歯ぐきが疲れることが多くて、診てもらったら歯周病予備軍とわかり、週に一回歯科衛生士さんの掃除を受けてます。旅立つ前になるたけ終わらせたいです。そして、今日からウーの「慣らし合宿」です。実家に一人でお泊りしてるんですよ。何度か電話を入れてみましたが、結構はしゃいだ声が聞こえてきて私の方がさびしくなっております。しかし、ぽかっと空いた夜。明日は朝から予定があるから飲みには行けませんが、歯医者の帰りそのまま車を走らせて、飛行機を見に行きました。伊丹空港です。かつての香港のカイタック空港と並んで「世界で最も危険な空港」かなんかに選ばれている街中の空港。 離着陸をほぼ真下から、大迫力で見られるスポットがあるんですよ。北大阪の方なら、デートで行った方も多いよね、きっと。(私はデート利用はありません)ふと、大音響と光を感じたいなあと思ったのです。案の定、カップルだらけでしたが、おばさんは窓を開け、飛行機が降りてくる様子を無心に眺めました。このところ、私はクサクサした気分が続いてました。理由は、ウーの体調。はやく落ち着きたい!ってあせりがでてしまうんですよね。本人はなあんにも要求してないのに。きーーーーーーんごおおおおおおおお自分の周りの空気が震えて、音と光に一瞬飲み込まれるような錯覚をおぼえます。飛行機の機材をチェックし、これは九州からかなあ?とかオタクな推理もします。不思議なんですが、添乗時代は飛行機に乗ると、「早く降りたいなあ」なんて思ってました。もっと落ち着いた暮らしをするんだって、思ってました。それが、陸上で過ごしてはや3年。「機上の人になりたいなあ」と憧れるどうしようもない私。一週間後には、乗れるくせにね。ウーは、ちゃんと大きくなるかなあ?いつまで、お母さんって甘えてくれるのかな…。色んな思いが脈絡なく、ごったまぜに押し寄せては引き、またゆるやかに繰り返します。何機か頭上を通り過ぎ、私の気分も落ち着きました。そうしたら、お腹がへってきてね~。もう少し遠征してダイヤモンドシティというショッピングモールへゴー!コーヒーとサンドイッチでもつまんで夕食にしようって思ってたのに、フードコート前を通過(するつもりだったのに)できずに、おいしそうな匂いにつられてしまったや~ん。平日の夜。中年女が一人フードコートで食べたものは?韓国冷麺とキムチチャーハンセットなり。あかんて!もうすぐ40歳。マダム・ヤンスカは絶対こんなメニュー食わんよ。でも、私の隣で細くてキレイなおネエちゃんが、ビビンバと鉄板焼肉を私にまけないぐらいがっついていたので、負けてられへん!って思いました。その後、靴を2足、色違いで大人買い。っていっても、1足2千円のサボです。つっかけ。黒&ベージュウーが生まれてから、難儀な靴は履けない。ファスナーだの、ホックだの、ひもだの…。赤子を抱いて靴を脱ぎ履きするには、かかとのないスニーカーが便利っす。運転もできるし。病院関係も靴脱いであがる所、多いし、今まで履いてきたものがもう限界に達していたんで、卒業させることにしました。ささやかな買い物でも、とっても気晴らしになったんで、帰りの車内ではCDをかけて大声で鼻歌うたいました。大好きなおバカ映画『オースティン・パワーズ』のサントラです。運転しながら、(こんな事してるから、「キミは一人でも生きていける」とか言われるんやん)と、なぜか過去をふりかえるはめに。たしかに。言われてもしゃあないわねえ。あの頃は、そんな事言われて泣いたっけ、かわいい私。おばさんの私は、家族と一緒も大好きやけど、こうして一人も、かなり好きよ。
2006.11.01
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何が怖いって、歯医者ほど嫌なものはない私。数年前に親知らずを4本抜いたのが、人生最大の恐怖でした。私は髪の毛も頑丈ですが、歯もかなり強く、そのせいでかえって歯ぐきに気をつけないといけないそうなんです。だから、定期的にケアしてねと、あの時言われていたのにフェイドアウトしたんだなあ。親知らずは、普通に抜けず地元の歯医者から大学病院に移され、切開手術しました。たがが歯やのに~、なんか書類にサインして、オペ台に乗ってたくさんのインターンに囲まれながらとったのでした。「ぜ、全身麻酔してください」って泣きながら頼んだのに、当たり前ですが却下。顔に布は被されてるけど、教授がインターンに事細かく説明してるんで、私はそんなにスゴイものが自分の奥歯だったんかと震えまくりでした。痛くはなかったですけどね、メスが入る感触や(おお~というギャラリーの声)、先生のとまどい(うん?思ったより根深いなあってつぶやき)、あれこれ器具を試したあげく、なんだか砕いてるのかあ?って思う振動もあり、抜けた瞬間のまた周囲のざわめきなどキツイ体験でした。それにね、傷を縫う糸が(本当に糸が奥歯のところにびろーんとある)気になって吐き気もします。さずがにこの時は5キロやせました。一度の手術につき、片側の上下2本をとる。2週間あけて、もう片方同じことをやる。抜いた歯は、なんか獰猛な生き物の牙みたいで、でかかったです。教材にもらえるかと聞かれ、いらんので差し上げました。その時に他の虫歯も治療しましょうと言われ、詰め物を入れるとこまでは頑張ったんです。あとひとつ治療を残すのみとなったところで、ある出来事が起きました。治療は何人かの先生がチームでやってくださっていたんですが、ある男の先生が、病院を出た私を呼び止めて、「あのー、良かったら今度食事にでも…」と言わはったんです。その頃、すでにウー父と付き合ってた私。それに元々こちらが好きでもない人に誘われたりすると、へこむ私。おかしいって言われるんですが、「私に隙があったんだろうか…」「なんか誤解させるような言動をしたのだろうか?」「なんか裏があるんでは…」と、自分を責めてしまうんですわ。ましてや、汚い口の中見られ、きっと鼻の穴から毛穴までチェックされてるだろうに、なんで誘えるんやろか。きっと変態…(ってかなり失礼な妄想ですが)。「ありがとうございます。でも私付き合ってる人がおりまして。ごめんなさい」必死に伝えると、先生も丁寧に謝ってこられました。あああ~、めんどくせえ。こういう展開になってもうたら、今までみたいに口さらせないってば。この日以来、歯医者から遠ざかっていたわけです。で、詰め物はとれ、歯石もたまり、ぬるいお湯やお茶がしみてきました。怖いけど、痛い。ついに、ウー父が通っている所へ行きました。受付ですでに声が震え、涙目になった情けない私です。親切に、あれこれリクエストを聞いてくれて「とにかく痛くないようにしてほしい。怖いのイヤ」を最優先しますという事で、呼ばれた部屋は。小児歯科のお部屋でした~♪アンパンマンやくまのプーさん、ミッキーもミニーも私を応援するかのようです。先生も、おだやかーな、おじさん先生。しかし、口の中にエアーを感じただけで、背中にじと~っと汗をかいてしまいました。ああ、怖い。やっぱり怖いわ。目をつぶっててくださいね~と言われても、音が怖いです。もう身体中キンキンに固まってしまって、このまま気絶しそうです。そうこうしてるうちに、削られて、次回は詰め物しますねという段階まで進んでました。あー、良かった。で、歯型とり。苦しかったです。妄想で。柔らかい餅みたいな感触だったんで、年寄りが喉につめて亡くなるのってこんな感じかと思うとパニくってしまい、また怖くなって、看護師さんに身体を起こしてもらいました。ええ歳して、みっともないと思います。ご迷惑をおかけしました。再来週に詰め物をして完了です。もう懲り懲りなんで、いっそう歯磨きには力を入れたいと思います。
2006.10.03
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台風接近のせいか、蒸し暑いです。珍しくウーが、長昼寝してくれたんで、さかのぼって12・13日の日記を書きました。また、この後、「秋休み計画」の中間報告を書きまーす。
2006.09.17
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昨日はさすがに疲れ果てて、ウーと一緒にネンネばかり。夫よ、本当にありがとう!そんなわけで、今日は夫のリクエスト「お好み焼きが食いたい」を叶えてさしあげることにいたしやしたの。夫は「豚玉」派。お店やったら、モダンも食べるけど、家で焼くならシンプルなのが好き。親子三人で、買い物に出かけました。夫はオムツを買いに別行動。私とウーは、食料品売り場を巡ります。豚肉ゲット、ソースもカゴに入れ、他のおかずも選びながら野菜コーナーへ。あ、そうや、キャベツはあるけど、ネギを買おう!と思ってネギのそばへ。年のころ私と同じくらい(40前後ね)の男性がいて、九条ネギを手にしています。九条ネギってブランド品やから、ここの家はリッチやねんなあと心の中で思っていたら、男性がすごく嬉しそうに、「あのー、タイムサービスで、このネギ110円やそうですよ」って教えてくれました。「えー、ほんまですか!じゃあ、うちもこれ買おう」と笑顔で返す私。「やっぱり、ちゃんとした野菜はうまいですよね」と男性。「ん~でも、つい節約しやなって、安いの手にするんですよ」と私。料理が好きな男って、かっこいいと思いません?こんな人の奥さんはいいなあ~と思ってたら、ほんまに奥さん登場!「あかんでえ!」いきなり一喝。え?え?何があかんのん?私の存在など無視して、「あかんあかん、こっちのネギしか、あかんよ」と、彼女が持っているのは、99円の小ネギ。男性は、一瞬ひるんだものの、「そんなん、これかて値段さげてるねんから、今日はこれにしよ」と応戦。奥さんは、へっと鼻で笑い、「あかんもんはあかん。11円も高いねんで!うちの家計がきっついのんわかってるやろ。はよ、置いて」あちゃー、こんなん目の前で見せられると、困るよね。私はさっと移動すべく向きを変えました。背後から、小さく聞こえてきました。「俺のプライドも考えてくれよ!」いやはや、ほんまですわ。一枚五千円のステーキ肉買ってというてるわけやなし、110円のネギやもん。「俺はそんなに甲斐性ないんか」遠ざかってるのに、まだ男性の悲痛なコメントが耳に入ります。この人の家に、傘地蔵みたくこっそり九条ネギを置いてあげたくなりました。
2006.09.06
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今日は、仕事で奈良へ行っておりました。車で出かけていたので、帰り道、「岩盤浴」という看板に誘われてスーパー銭湯へ立ち寄り、帰宅しようとしたところへ…。携帯が鳴り、電話に出てみると、学生時代のクラブの後輩でした。「今ね、京都でOB会やってるんですけど、案内いってませんでした?」あはは…(冷汗)。だから~、忘れ物&なくし物の常習犯なんで、その手の名簿も引越しの際どこかへ消えてしまったわけで。その会場で、「行方不明者リスト」の発表があり、私の名前が入っていたので、たまたま電話番号を知っていた後輩がその場からかけてくれたわけです。************************************私が入っていたのは、放送部。そこで、アナウンス室に所属して、校内外のイベントの司会や、学内放送などやっておりました。母校は京都にある仏教の宗門大学なんで、すごく変わったノリでした。今は全然違いますが、私が入学した時は女子が少なくて、女子トイレの数も数えるほど。坊さんや尼さんがたくさんいて、作務衣でキャンパス歩いてるし、かと思えば、すごくマッチョなムードも漂っていて、学ランに下駄姿の男子もおり、クラブにもバンカラな空気が満ち溢れてました。あの、文化系のクラブなんですけど、うちのクラブのコンパは男子は学ランかスーツ。女子も紺か黒のスーツ着用で、後輩は先輩が来るのを玄関で直立不動で待ち、クラブの旗を白手袋はめて構える旗手もおりました。他の体育会系クラブの幹部をよぶ時には、コンパの時間内でお互いのエール交換をやり(いかつい)先輩が注いだ酒は一気で飲み干す。丼や、すき焼きの鍋やらに注がれた酒も、もちろん飲み干す。ヘルメットに入ったのを、奈良・西大寺の「大茶盛り」(でっかいお椀に入った抹茶をまわしのみする行事)のごとく、のみほしていったものです。今、こんな事したら、かなり問題ですよね。また、わが部は学園祭の時、金魚すくいの屋台を出すのが伝統でした。1回生は必死に売らなくてはいけません。なぜなら、売れ残った金魚を飲まなくてはいけないからです。もう、書いていて吐きそう。そして2回生も、指導の責任を問われて飲まなきゃいけないんで、懸命にフォローしました。おかげで、完売!と、思いきや、「お疲れ。やっぱりこの行事がないとOBも許してくれへんから取っておいたで」と、優しい声で奥からバケツにキープされた金魚を出してくる最上級生。貢献の度合いによって、コップ酒の中に金魚が数匹入れられます。時には、小鮒もまじってました。「押忍!いただきます!」と、挨拶してから一気飲み。こんなの書いてたら、動物愛護団体からクレームきそうです。(今はやってないそうですから、ご安心ください)私の代は、「新人類」(懐かしいね!この言葉)と言われていた世代なんで、猛烈に反発しました。私も提案しました。「金魚じゃなくて、ヨーヨーすくい・スーパーボールすくいにしよう」と。会議で必死に意見を述べると、意外にも「ええで」やった~☆って喜ぼうとしたら、「飲むのはお前らやから、好きなんにしたらええ」え?ヨーヨーを、飲む、ん、ですか。結局その年も金魚でした。**************************************他にも、深夜の伏見稲荷へ根性試しの山登りさせられたり(ホント怖いんだってば)近所の女子大へ先輩がナンパしに行く時、車のトランクに入れられて、目当ての子が通りかかると、ふたを全開にし、びっくり箱のように飛び出して気を惹くような芸をせえと言われた事もありました。ひどいねえ。でも、こんなに変なクラブを辞めなかったのは、一応、活動のレベルは高かった事と鬼のようでもある先輩方は、徹底的に後輩の面倒を見てくれたからだと思います。ビンボー下宿生にご飯を食べさせるのはもちろん、おこづかいまでやったり、私もよく奢ってもらいました。教科書もくれたり、試験前にはレクチャーもあったなあ。学生時代の思い出は、強烈なものになっています。**************************************そうそう、かかってきた電話の向こうで、後輩が申し訳なさそうな声を出してます。「すんません、ヤンスカさん。★★さんが代われっていうんで…」私の一期上の先輩です。数年ぶりに声を聞きます。「おう!今どこや~」「ご無沙汰しております、自分、今奈良におります。」「ごっつう近いやないけ~」(嫌な予感)(それに「近く」はないって!)「仕事終わりでして、風呂にも入ったところで(しどろもどろ)…」「そおか~、で、何時につきそうや、こっちに」キタ~~~~~~!!!パブロフの犬のように、先輩の命令を飲み込む私。「ハイっ!一時間ください」「おっしゃ~」プチ。ツー・ツー・ツー。一人で大笑いしてしまいました。もう、大人やねんから、断ればいいやんか~私。これで怒らせたって、かまへんやん。…いやいや、結局、私もどこかで、こういうノリが好きなんでしょうね。懐かしいし。奈良から京都への道のりは、さびしい。対面通行の高速、じゃなくて自動車道をぶっとばす私。♪顔はすっぴん~ さっきまで、小奇麗なカッコしてたのに~ 今はもっさいシャツ姿あ~(ウーのおもらし対策用の予備服を車に積んでいて それを風呂あがりに着ている) ま~いいか~、そうや彼氏やないねんしい~♪でまかせのメロディを大声で歌いながら、宇治川を超え、伏見を抜けて、京都駅を渡り、どんどん北上。目的地は今出川近くの京都Bホテル。素敵なホテルに、ぶちこわし女の到着。アルファロメオの隣に、私のライフを停めて、会場へ。こじゃれたバーの雰囲気を台無しにしている、わがご一行様との対面。でもでも、おっさんになった先輩・同期・後輩が大歓迎してくれて不覚にも涙が出そうになりました。もう10年以上会ってない人もいました。近況報告やら終えた後、お開きになったんですが、また先輩がラーメンを食べに行こうと言い出しました。私もお腹が減っていたのでこれには賛成。時間はすでに夜の12時前。タクシー&私の車で、北白川の「天下一品」へ移動。(京都で学生生活した人なら、こういう設定、懐かしいでしょ)昔は、二人前だの、三人前だの、麺500グラム食べたりしていた男達が、みんな「普通サイズ」を注文しているではありませんか。さらに、二人は、半分食べたところで、「あかんわ~、年いったなあ。もう食えんわ」と箸を置きました。「僕はいけます」と食べたのは後輩くん。私も、こってりではなく、あっさり・にんにく無しをオーダーしましたしね。ちょっぴり、さびしい空気が流れました。「ああ~楽しかったなあ」先輩が何度もくりかえし、私を呼びつけた侘びを入れてきました。いやいや、本当に、私も忘れかけていた感じを、ものすごく楽しみました。もう、あんなハチャメチャで面白かった日々は帰ってきませんが、あの頃共有した体験は、いつまでも私達をつないでいてくれています。そして、過去ばかり見てるわけでなく、各自がそれぞれに、今の生活をとても誇りに思い、今が好きって言えることがまた素晴らしいなあって感じてます。みんなのシンデレラタイムは12時半、幕を下ろしました。タクシーを見つけ、先輩方をお見送り。後輩は、並んで、深々とお辞儀をすること。いまだに、こんなクラブ内のお作法というかルールが染み込んでいる私達。後輩を嵐山まで送り(京都大縦断の日でした)深夜のドライブ。一人っきりになって、あの学生の日の自分に語りかけました。あんたは、あの頃、社会に出たら色んな事が激変するのを怖がってたけど、よかったね。そう悪くないよ。あの頃と違うのは、こうして祭りが終わっても、ホッとできる「私の家庭」がある事じゃない。また、明日からはりきっていくよ~♪
2006.09.02
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私はバツイチです。だからか、離婚を考えてる人の話の聞き役になってしまう事が多いです。別れる理由は様々だけど、私の判断は明快。「家庭内別居」「もう少し籍は抜かずにいようと思う」という言葉が出ているうちは、「もう少し、様子みたら?」って答えてます。私からすると、そんなんヌル過ぎ!もう、顔を見るのも嫌どころか、同じ空間にいるのも嫌で、籍が一緒なんてありえない。もし自分にお金がどっさりあるなら、手切れ金くれてやるから自由にしてくれって思うくらいまでいかないと、「別れ時」じゃないと思う。(これは、もちろん夫婦として嫌って話で、解散したらもう何とも思っておりません)***********************************今日、中学時代からの男友達が我が家にやって来ました。彼も離婚予備軍です。この夏、突然妻が実家に帰り、理由を聞くと、好きな男がいる事と、多額の借金をしてしまいどうしたらいいのかわからなかった事などを話したらしい。しかも、逆ギレされて、途方にくれた様子の彼…。「当然、別れるんやろ」と私。「それがもうしばらくは籍抜かずに、妻が自立するのを待つことにしてん」と彼。数年前に建てたマイホームの処分がままならないこと。小さな子どもがいるし、もう少し様子をみたいこと。数百万におよぶ妻の借金(生活費に使った…そうだが)も全部払ってやり、妻の相手の男に関しても、一切追求してないこと。「で、俺が家出て、一人で住んでるねん」「給料も全額渡してやってる。金ないことには別れるにも準備できひんから」なんじゃそりゃ?私の中では(まだ、あんたは妻の事好きやねんって!)と言いたくて仕方なかったわ。さらに、「週末は家に帰って過ごしてる」と聞き、その思いは確信に変わりました。だって、すごくないですか?普通なら、夫にたたき出されてもしょうがないパターンだもん。借金精算してくれて、経済的に自立できるまでは家にも住まわせてもらい、生活費も支給されるプレ離婚状態。(ちなみに、妻の恋愛の相手は、家を出た彼女を受け入れ拒否したらしく、しれ~っと友人宅へ戻ってきたのもすごいわね)話はずれるけど、既婚者が婚外恋愛してしまう場合、ハラはくくらなあかんと思います。家も大事やけど恋人も大事なんてのはパス!できれば、ちゃんと妻か夫に、「好きな人がいます。別れてください」という位の方が私としては理解できます。そりゃ、身内にすごいダメージ与えるのは必至でしょう。慰謝料に養育費にと、すってんてんになっても仕方ないでしょう。そんな自分を受け入れてくれる恋人だったら、幸せかもしれないですね。できれば、婚外恋愛の対象者にも、きちんと配偶者と別れてからアタックすべきですよ。「君が好きだから妻子を捨てた」とか言い訳せずにね。もしかしたら、ふられるかもしれないけど、知ったこっちゃありません。保険をかけといて、うまくいったら乗り換えるという根性がみっともなくて嫌いなんです。そんな人は、恋愛以外でもズルしそうですもん。で、友人は結局どうしたいのか?それにしても、何で借金に気づかなかったのか?妻が出してたかもしれない小さなサインを見落としてたのかもしらんし。それにそれに、男の事に関しても、なんで聞かないの?気にならないの?ちゃんと、相手に自分の気持ちを伝えて怒ったのか?そのあたり、やんわりと意見しましたが「すべて家の事はまかせてるし、給料だって自由にさせてるのに、何が不満だったのか わからない」そうです。この男、確かに不器用なんだわな。基本的に無口で、物静かだし。私の方が「男気にあふれている」そうだし、「アニキ」として振る舞ってきた経緯があるんで、だんだんイライラしてきました。言っておきますが、この会話をしながら私は昼飯をふるまい、洗い物をし、ウーの世話もやってるのであります。ウーも退屈して、泣き出すし、どんどんひどくなり小一時間大泣きするはめに。立て抱っこして、ゆすっても泣き止まず、狭い部屋の中をぐるぐる歩く私。(あ~疲れた)つい、友人に「あんた、こどもにミルクやったりしたことあんの?」と聞いてしまう。だって、「大丈夫か?」とか言葉をかけてくれるでもなく、じーっと部屋の隅に座ったまんまだし、「じゃあ大変そうやから帰るわ」でもなし、食べた食器を流し台へ運ぶわけでもなし…私は彼の「つれ・友人」。今日は、ゲストとして家に来てる。まあ、悩みを抱えてる状態だから、ぼーっとしてても仕方ない。でもでも、こんな設定の時、わがダーリンならば、よその子どもは抱っこしないにせよ、声がけはするはずだし、よっしゃ、片付けはやるから任せとき!と動くだろうなあ。私がわがままなんかも知れないけど、自分の夫でも、私の事を「おかあちゃん」扱いはしないのに、何で、友人に「嫁プレイ」めいたことをしてるのか?女の友人なら、家に出入りする仲だったら、結構お手伝いしあったりするのにねえ。我が家の男性客は添乗員が多いから、とにかく気もまわるし、よく動くパターンが多い。だから、こういう男に、はがゆさを感じるんでしょうね。かわいそうに、いつのまにか、私にチェック入れられてしまった旧友。もう日も暮れて、夕飯の時刻だが黙って座ったままの彼。「ついでやし、何か食べて帰るか?ピザでもとろか」そのまま、時間が流れる。飲み物がないので、ここで初めて指示を出したの。「そこのコンビ二で買ってきてよ」ちゃんと、行ってきてくれました。言えば、やるタイプなのかもしれない。でも、子育てメインの妻にとっては、言わなくても察して動いてほしい!っていら立つ時もあるんじゃないかな?今まで、男友達に対してこういう目線で見た事がなかったのですが、私の中では、(もし、この子の妻だったとしたら?)という密かなシミュレーションはどんどん進んでいきます。届いたピザも、違う種類のを頼んだんだけど、「かえっこしよう」みたいなノリはなく、黙々と食べていく。ウーの相手で手が止まる私のペースもお構いなしで。これは、奥さんだったら、さびしいなあ。ピザのおまけについてきたスナックも、二つあったのに、一人で食べちゃった。ウー父だったら、一枚のクッキーでも、わって半分こにしてくれるんだけどなあ。嫌な私ですね。こんなところで比べる対象じゃないはずなのにね。極めつけは、洋式トイレの便座。これって、もめてるお家、ワリとありません?うちは、いちいち何も言いません。夫が使った後、そのまま便座があがっていても、私が使う時に下げちゃうし、夫はその状態の便座をまた自分が使う時に上げています。でもでも、人が来る時や、自分達がお客で行く時は、その家の流儀もわからないし、きちんとフタを閉めた状態にしておきます。これなら基本形でしょ。で、友人は、便座をあげたままでした。がっくり。つれの家だからと、甘えているんでしょう。ですが、もし自分の夫がよそのお家でそんな使い方をして、その後に私が発見したら、怒るポイントであります。ちゃんと本人に「フタをせよ」というべきなのかも知れないけど、それもなあ…。あ~~~~~、人間がちっこい私。でも、こんなしょぼい事が積もって、他の男がすごく良く見えるなんて事、あっても不思議じゃないですよう。彼は、真面目で働き者で、彼なりに家族のことも愛してるんだろうけど、その辺の温度差があると辛いよねえ…。衣食満ち足りていても、心が満ち足りてないとなあ。お金がなくても、いつも笑いがあって、いっぱい会話があってという状況の方が勝っちゃう時もあるような気がします。とにかく、今回の事は、もう少し整理してから、本人に言いますわ。奥さんの事好きやったら、みっともないくらいに大騒ぎして、好き好き・愛してる!って言うべきですもん。とりとめのない日記、すみません。
2006.08.31
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あ~、そう簡単に性格というか、感覚?ってかわらんもんですね。私は今まで、24時間テレビって自分から見た事なかったですし、仕事としても絡んだ事もなく過ごしてきました。「障害児の母」になって、もしかすると自分も共感できるかも?なんてちらちら見てしまいましたが、やっぱり、ふ~~~んって感想でした。あ、でも、昨日の午後のダウン症を持つ人達のダンス集団・ラブジャンクスの出演は楽しみにしてました。なかなか青年期のダウン症の人を紹介する番組は少なく、若い男の子らしい夢(プロのダンサーになりたい)それに対しての努力などの場面には自然に感情移入できました。でもね、でもね、簡単に「プロになれるよ!」的な励ましはせんといてよって意地悪な私は思ってしまったなあ。そんなんやったら、彼をジャニーズに入れてくれるん?たしかに、踊りはうまいけど、個人技もこなせるけど、まわりと合わせるのが苦手だったり、そもそもまわりとコミュニケーションとる事も結構しんどそうなこの体質の人達が、既存のアイドルダンスユニットのように「仕事」として活動するには色んな考慮が必要そう。すごい、ステージはカッコ良かった。いけてる演出と、舞台効果の力もあって、きっと出演者達も普段以上にいい踊りを披露できたと思います。アイドルとの共演、ものすごい歓声。ダンス終了後、カメラをのぞきこんだり、緊張もとけて楽しげにウロウロするメンバーもいました。ねえ、いつもいつも、こんな風にありのままの彼らを映し続けてくれる?マイペースでゆっくりで、なかなか理解してもらえないこの人たちの行動を、今日みたいにゆとりのあるカメラワークで、追いかけてもらえる?この24時間の「祭り」が済んだら、いつもの番組編成で、1秒に神経を使うテレビの世界に戻って、ダンスを終えたメンバーが興味しんしんの行動をしたら「早くはけてー!(退場しろ)」「カメラに入ってくるなあ!」って、どなるんちゃいますか?福祉のために、募金を集めるという番組の趣旨はえらいなあと思います。でも、今日だけ障害者や弱者といわれてる人をもちあげんといてって、考えるのは可愛くないですかねえ。なんか、ウーがもう少し大きくなって、勘違いして「ぼくはダウン症だし、病気だから、入院したらボウケンジャーが来てくれる」とか思っても困りますし。アイドルのお見舞いもいらんわあ。ほんまにオムツかえてくれたり、風呂に入れてくれて「お母さん、今日は友達とランチでも行ってきて」って交代してくれるなら嬉しいですけど。あと、私が個人的に気にいらんのは、おそろいのTシャツ。あんなん着ないで普通にやれよって思います。芸能人のマラソンも、一体誰のリクエストで決行されてるのかわからんし…。(単にマラソン中継の番組ならいいんですけどね)年に一回どかんとやるより、毎週レギュラーで民放も福祉関係の「おもろい」番組作ればいいのに。それこそ、ジャニーズさん、よろしくお願いしますわ。
2006.08.27
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記憶をたどりながらの続編です。あの、雨の降り続いた日々はどこへ行ったのか?洗濯難民として、振り回されたあの時がウソのように、大阪は連日快晴です。野菜の値段もめっちゃ高くてまいったなあ。家庭菜園やってる方からいただいたりすると、本当に嬉しかったわ。このところ忙しかったけど、たまには手料理って実感できるものをと思い、時節柄、ぜいたく品である野菜を使ってラタトゥイユなんぞ作る事にしました。さーて、ズッキーニを調達するには、少し離れたスーパーへ行かなくてはいけません。先日のコインランドリーの近所の店をあたる事にしました。「きゅうり一本57円」と書いたワゴンが目につきました。最近では、この値段でも安い方だったんで、一応私もチェックしに、近寄ると…まっ黄色の上下ジャージ(背中にトラの刺繍入り)、健康サンダルにいかついサングラス(オレンジ色)の体格のいい男性が首を傾げながら必死にきゅうりを選んでいます。あ、あれれ?この人って、こないだコインランドリーで会ったお兄さんちゃうのん!汗だくだくになりながら、熱心にきゅうりを手に取る姿は、申し訳ないけど笑えました。こちらの気配を感じたのか、お兄さんはハッと顔をあげ、一瞬私を見て(正確にはメンチきられました)、さらに、思い出したのか顔が崩れて、歯を見せて笑いました。「あー、こないだの」「本当に先日はありがとうございました」「いやいや~あれは、まいったなあ。あ、すんませんけど、きゅうりって、どれを選んだらええのかな?」一緒に選んであげました。黄色いジャージの中身は黒字に金文字で、闘魂って書いてある(龍も飛んでいた)Tシャツです。黒のポロシャツにジーパンというフツーの姿の私とのツーショットを不思議そうに眺めていく他のお客さん達。ちゃうよ~私の夫やないで~(汗)って空気をつい、出してしまったため、お兄さんは、「すんませんなあ。わしみたいなのんと連れ合いて思われたら迷惑やわなあ」とぼそぼそ言って、「ありがとう、助かりました。きゅうりの酢のもん食いたいな思うて…何もわからんもんやから」ペコって頭を下げて、去って行きました。可愛いなあ。きゅうりの酢の物が食べたくて、自分で買いに来たんだなあ。昼間のこじゃれたスーパーのムードと自分がちぐはぐな事は承知している彼。きっつい格好してるけど、やっぱり、いい人やなあ。そして、やっぱり亀田三兄弟のお父さんをデカクしたような男。今回のやりとりだって、そう悪くなかったでしょ?だけど、何べん出会っても、恋愛感知器は作動しないんだなあ。
2006.08.03
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BCGの予防接種から帰った後。様子が変です。ミルクの飲みが悪く、ずうっとグズグズがおさまりません。床に寝かせると、大音響で泣くので、抱きっぱなしです。私は、昼ご飯を食べそびれ、トイレに行く以外、ひたすらウーを抱いておりました。寝てくれたらいいのに、興奮がおさまらないのです。もう、腕はしびれ、腰も痛くなり限界です。夕飯の用意もできず、困りはててウーを抱きしめたまま、壁にもたれて座り込んでしまいました。すると…ウーは泣きながらも私の胸の上でごそごそと居場所を定め、小さなため息をついて、泣き止みました。ちょうど、私の心臓の位置に顔を埋めて、目をつぶっています。これって、カンガルーケアじゃないですか!NICUで初めて体験した時、必死にウーが私のお乳を探していた姿を見て、涙が止まらなかったのでした。カンガルーケアっていうのは、1976年にコロンビアのボゴダの病院で始まった未熟児のケアの事です。保育器のない病院で、ママの胸に赤ちゃんを抱っこしてもらったら、様子が良くなったので、どんどん広まっていったらしいです。これは、ミニベイビーならではの楽しみじゃないかなあ。私は、病院で上半身みんな脱いで、オムツ一丁のウーをしっかり密着させて胸に抱きしめ、冷えないように、大きなバスタオルでくるまって過ごしたものです。気がつくと、お互いの温もりで、トロトロと眠くなりなんとも心地よい時間を共有したーって気分を味わう事ができました。しばらく忘れていたけど、ウーは、しっかり私の体にくっついて、心音を聞きながら眠りについています。ああ!可愛い。去年の今頃は、まだお腹の中だったのに。感無量。よーし、そおっと布団に寝かせます。が、「うわああああああああーん!!!」と、サイレン級の大泣きで、再度自分を抱くように要求するウー。もう、すっかり、外は暗くなっていて、何の用事もできていない事に愕然としますが、泣く子と地頭には勝てぬというではありませんか。よしよしと、抱き上げますが、さっきのようにカンガルー寝を希望しているようです。私の服の胸のあたりは、すでにウーの汗と涙とよだれでべトべトになっています。何といっても暑いし…。でも、ウーは自分の要求が通るまで泣く声を弱めません。仕方ない。再度、胸の上にうつ伏せにして抱いてやりました。すうすうと寝息をたてるウー。しばらく、そのままで過ごしたんで、もう大丈夫かなあと思い布団に寝かせようとしました。トイレにも行きたかったし…。お腹も減った。早く父ちゃん帰ってきてくれい。本当にそおっと置いたはずなのに、「うぎゃああああああああああああーーーーー!!!!!」絶対、近所の人は私が幼子に虐待してるって思うに違いない声で泣くのよ。おまけに、私のシャツつかんでる。私が泣きたいってば。左肩にえいっとウーをかつぎ、トイレに行く私。インド人だって、トイレは片手しか使わないって言ってたじゃないか。あ~あ、80年代のバブリーな時代に、デザイナーズブランドの服を着てカフェバーでアンニュイな夜を過ごした私が、90年代には、仕事が私の彼氏やからとうそぶいて、女友達と気ままにオヤジギャルやってた人がよ、21世紀に入ってからは立派なお局となり、仕事と結婚したと言われたこの私が…今こうして赤子を抱いたまま、片手で用を足しているのだもんな。こんな未来が待ってるなんて、夢にも思わなかったぜ!もう、疲れてきたんで、自分も枕を重ねて横になり上半身を高くした上にウーをのっけてみる事にしました。以外にもウーは馴染んで、ごそごそと位置を調整し、顔を埋めてネンネの体勢をつくります。時計は午後10時をまわっています。注射のショックのせいだよね。びっくりして、私と離れるのが怖かったんだね。寝息をたてるひらべったい顔を見ながら、心の中で問いかけました。♪ピンポーンドアホンが鳴ります。ウー父が帰ってきました。し、しかし…ここで起き上がると、またウーが泣いて一からやりなおしです。(許せ!夫よ)鍵を持ってるくせに、めんどくさがりのウー父はドアを開けてもらいたがります。いや、明らかに誰かが家に居る時ぐらいは、やはり出迎えてほしいって事ですよね。あきらめて入ってきた彼は、重なって寝ている母子の姿にぎょっとしてました。
2006.08.02
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さて翌日。朝から、近所の小児科にウーを連れてBCGの予防接種に行きました。夢に見た注射。これさえうっておけば、集団保育の場へも参加できるという(地元の保育所の規定です)パスポート。会社へ出勤するウー父も、初めての予防接種に立ち会う事にしました。実は、近所の小児科で診察を受けるのは初めてです。K病院は心臓、Y病院は甲状腺と発達全般、塚口病院はダウン症児の赤ちゃん体操教室(その都度、気になる事はもちろん診てくれますが)、先日デビューした近所の耳鼻科。あと、地元の保健所による3ヶ月に一度の療育相談での検診。つまり、風邪や下痢などの普通にありがちな症状の時に、かかれる先生が今までいなかったんです。心臓手術後、それはそれは気をつけて回復期を過ごしてきました。赤ちゃん体操で会う親子さん達は、同じ症状の者同士だから、衛生面でも子どもの扱い方でも気をつけて育てているんで感染症を分け合ってしまう事もないんで安心です。心臓病仲間の親子さんも言うにおよばず、病院にいた時と変わらない厳しさで子どもを守る方ばかりだから、こちらもリラックスして会う事ができました。でも、健康なお子さんは、もっと伸び伸び育っているはず。うちの子がかかると一発で命を奪われそうなウィルスでも、健常児なら鼻風邪程度で済むらしいですし。だから、ここまで親戚の小さな子たちにも会わせず、徹底的に感染症をブロックする生活をしてきたんです。一度、熱を出した時は、そのまま痙攣を起こし、救急車で運ばれ、入院となってしまいましたし、病棟にロタウィルスや肺炎での患者がいっぱいで、うちの子も追加で腸炎になってしまうし懲りましたからねえ。だから、「ちょっとした症状」の時ってもんがなかったので、近所のかかりつけ医がなかったのです。今回の先生は、保健所の担当医からの紹介でした。とても評判のよい先生であること。子どもの心疾患が専門の方だから、個人病院だけど心エコーもきちんと診て下さり、その場で結果もわかる事。これは、有り難いです。K病院は検査も予約が必要ですし、結果は後日、担当医から説明されます。ふと、気になった時に心臓のチェックができるなんて助かります。これまでも、ウーの病院や先生は「当たり☆」な方ばかりでした。本当に、どんなに医療技術が進もうと、やっぱり人の力が一番だと思うんです。特に、治る事の無い我が子・ウーのような場合、ずっとお付き合いしていく相手になるんで私としても、選ぶ時は慎重になります。今回、思い切ったリサーチをしました。一人でこの小児科の足場確認(自宅から、どの経路で何分かかるか?駐車場の有無、一人で連れて行きやすいか?公共の乗り物はあるか?など添乗員時代からの習慣です)に加えて、診察を終えて出てきた親子に声をかけました。「あの~、私、初めてここにお世話になろうと思うんですが、どんな先生ですか?」相手は、一瞬びびってましたが、私が怪しくないとわかると、「ああ、大丈夫ですよ。とにかく優しい先生だし、院内も清潔で明るいし、けっこう子どもに合わせて融通ききますよ」と答えてくれました。****************************************そんなわけで、ウーの注射。受付の印象も良かったし、この評判のよい先生は、何と我々が診察室に入ると、立ち上がって自己紹介をされました。「○○と申します。初めまして。よろしくお願いします。」白衣も着ておられません。こざっぱりした綿シャツにズボン。笑いじわが、いい感じの方でした。ウーの病歴に関する書類を見ながら、丁寧に確認をしてくださり、その間ウーにも優しい声がけをして下さいます。ウー父も、すっかりこの先生に魅了されたようでした。今後の予防接種のプランをたててくださり、いよいよ、初予防接種です。ここまでは、ご機嫌で抱かれていたウーが、腕の消毒をした瞬間ひいいーっと泣き声をあげました。まだやっちゅうに…。ところで、今ってツベルクリン反応ってのやらないんですね。いきなりハンコみたいなアレを押しちゃう。未経験のウー父は、顔を歪めて、息子の体験を見守っています。ぎゃんぎゃん、泣き喚くのですが、今の私は痛みのわかる、怖さのわかるようになったウーの成長が嬉しくてたまりません。涙をぽろぽろこぼしながら、必死に私にしがみついてくる姿のいじらしさ。接種後、しばらくは待合室で事後観察するように言われたので、興奮状態のウーを夫があやします。ウーったら、少しでも一人で寝かされたりすると、うぎゃあと抗議の声を出して抱くように要求します。仕方ないねえ、よく頑張ったんだし、今日はずっと一緒にいるからね。そのまま、夫を駅まで送り、ウーと二人で帰宅。本当の悲劇はここからだったのです…。
2006.08.01
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24日。アナウンスを教えに行っているスクールは先週から夏休みに入ったはず。なのに…たった一人、テストに落ちた学生がいたので、急遽、夕方から補習をしに登校しなくてはならなくなってしまいました。ショック!今日は、ウーの赤ちゃん体操の日。いつもは朝一番に受付をして、体操→診察→ウーを夫に任せてスクールへ移動というパターンですが、夏休みだし、少しゆっくり出かけようと考えてたんですよね。昨日まる一日ゆっくりと休んだものの、一人で連れていくのは不安だなあと思っていたら、ウー父も同行してくれる事になりました。夏休みに入ったからか、いつもより人が多い赤ちゃん体操教室の会場。最近よくお話をするお母さんがウーを見て「ぷくぷくになったねえ!」と声をかけてくれ、お互いに子どもを並んで寝かせておしゃべりしました。もう一人お母さんが加わり、今、高這いで移動しているお子さんの事など色々ダウン症児ならではの育児アドバイスを聞かせてくれました。離乳食は、あせらなくてもいいこと。食べる段階の順序がめちゃくちゃでも本人が喜んで食べたらOKなこと。(たとえば、おもゆは受け付けないのに、カボチャの裏ごしは食べるとか)舌の使い方が苦手な子が多いから、ごく小さくて平らなスプーンを選んで、舌にのせてやるように含ませるとか役に立つ情報でした。あと、リハビリは、うまーくサボるように!なんて話も出て皆さん笑ってたのが面白かったです。「なーんもできない我が子も、それはそれで可愛いんだから、無理にこうしなきゃって訓練にばかり追い立てられてたら、気が変になりそうになるもん」だそうです。なるほど、訓練するのは、その状況ではよろしくないからやるんでしょうからね。こっちだって、コンディション悪い時には、この体じゃあいけないってんですかい?って逆ギレしかけてもおかしくないかもなあ。さて、ウーの順番がきました。「うそ立ち」の事を報告すると、訓練の先生が大ウケしてました。「ウー君、いい格好して見せたかったのねえ~」あれ、今日のウーは様子がおかしい。先生をじいいいっと正面から見つめて、へーんへーんとすすり泣きです。「うそー、ウー君!人見知りするようになったんだねえ、すごいよ」私が抱き上げると泣き止むのですが、体操となると、また泣き出すウー。結局、教室を出るまで落ち着きませんでした。嬉しい成長なんでしょうが、大変なもんですね。身長は64センチ、体重は6200グラムになってました。(もはや、母子手帳の成長曲線など無視である!→ダウン症児のデータの中でも小柄なウーだが、ダウン症児のグラフにはおさまってるし、いいのだ)やったね~、どうりで少し重たく感じたはず。それに、首がようやく据わりましたって判定されました。9ヶ月にして!本当にのんびり過ぎるよ、ウーたん。でも、良かったなあ。かぶりものの服も着せられるしね。さらに、離乳食もOKが出ました。わ~い。明日からいよいよ果汁飲ませてみます。補習だって、ルンルン♪とこなしてきました。すごく、いつもより優しい先生だったはず。
2006.08.01
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完全復活です。中途半端な自分の体力が呪わしいっす。いっそ、完全に倒れられたら、どんなにいいだろうって思ったりします。でも、自分で誓った事だからなあ「ウーの為に絶対私は死なないし、倒れない!」ってですよ…。振り返って、書くことにします。22日まで目いっぱい働いていた私。この日はかなりへこんでしまう事がありました。8月20日、21日の朗読ライブに向け、週に2~3日、車で一時間かけて稽古に行ってるんですが、この日の練習の時に、私の読み方がいかにもプロくさいから、もっと自然に読んでほしいと要望を出されたのでした。「技巧に走りすぎる」自分では無意識でしたから、確かに最初は謙虚に意見を聞いておりました。しかししかし…「心がこもってない」の一言で、私とした事が、泣いてしまいました。あのなあ、心こめてないわけないやんかあ!(気分は大文字ゴシック体です)それに、冷静に考えてみると、プロなんやから、こなれた読み方するのって当たり前やん。技巧があるから、お金いただいて原稿読ませてもらってるんだし。泣いたのは、本当に恥ずかしい事でした。私は仕事の現場でも、人前では涙こぼした事ないんですもん。皆さんに謝り、次の仕事に向かいますが、ずっと言われた言葉が胸に残り、テンションがあがりません。もう、ぐしゃぐしゃの顔と気持ちでスタジオに行くはめになりました。精一杯、気分をかえて、「おはようございまーす」と入っていったところ、何と関西ナンバーワンの男性ナレーターにして、私の大学の放送部の先輩であるFさんがいました。この方、関西人でテレビやラジオをつけない人以外なら、毎日必ずCMや番組ナレーションで声を聞いているに違いない超売れっ子です。声もいいけど、人柄も最高。何というか、頭も心もやわらかーい。で、偶然にもこれからの仕事、私と一緒に吹きこむらしい。うっそー!緊張する~。ある自動車メーカーのCMですが、サウンドロゴといって、社名や商品名を耳に残るように仕上げるのです。男女の声を重ねようというわけで、一緒にマイクに向かい、タイミングを合わせて何パターンか録るのです。明るめに、トーンをあげて、ソフトに、かちっと、ファンキーに、などなど挙げられるイメージにそうように声を出していきます。夢中でやってるうちに、先ほどのみじめな気分も消えていきます。私は、ただの普通の姿の女だけど、マイクを通り抜けていった私の声は、若い美女にもなり、年配の知的な女にもなり、おバカな娘にも変化するのです。やっぱり、この仕事は最高!Fさんにこの日の出来事を聞いてもらうと、「あのなあ、俺らはマイクと音響効果と企画力があってはじめて開く放送界のあだ花や。『自然に』とか『自己をさらけだす』表現って何や?自分自身が売りの有名役者やタレントならいざ知らず、押し付けがましい自然より、心地よく感じる作りこんだ世界を提供する方が俺はエエと思うよ。それに、ナレーターは役者やないねんから、地声で舞台に立つ必要はない」との返事でした。私もワガママなんですが、弱った心に、自分を肯定的に見てくれる先輩の言葉はものすごーーーく嬉しいものでした。(朗読ライブ、降りようか)という思いもよぎりましたが、それはあまりに責任感がなさすぎるというものですからね。どうやって、折り合いを付けて今後やっていこうか?そればかり考えて家に向かう車の中…ん??目がぼうっとするなあ。また少し行くと、こめかみがズキズキ痛い。やたらとノドが乾くし。信号で停まっていると、一気に脱力感が襲ってきました。あかんあかん。コンビニの駐車場に入り、冷たいお茶を額にあてながら椅子を倒して休憩しました。30分くらいぼーっとしてから、気合を入れて帰宅。「おっかえり~☆お疲れさん」この日、スイスの添乗から戻ったウー父とウーの顔を見たとたん、熱がガーッと上昇してきました。計ると38度超えておりました。布団の中で、私はべそをかきながら、また同じ話をしました。「あんたな、間違えてるで」ウー父は優しい声で言いました。「そもそも朗読グループを主宰してる人の作品やねんから、あんたの意思は関係ないねんで。その人の考える舞台を盛り上げるための『あんた』なんやから、気い良う協力してあげなさいや。あんたは仕事場で自分の表現できるねんから」ああ、私の太陽・ウー父。彼に諭されるのは、本当に嫌じゃないのですよ。燃えたぎり、荒ぶる私の消火法をよーくわかっている人です。薬も効いてきて、私は眠りに落ちていきました。(そーかもしれない、そーかもしれない。父ちゃんの言うとおりかも…)
2006.08.01
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行ってきましたよー、近所のコインランドリー。まだまだ大盛況でした。なんか、洗濯難民の主婦って(自分も含めて)悲惨だわあ。まだ降り止まない雨の中、大きな手提げ洗濯カゴを両手に下げて行き、空いた乾燥機があると、ダッシュで駆け寄るの。もう無法地帯。まず、私が駐車場に入ると、ひとつ空いたスペースのところに、おばさんが両手を広げて(タイタニックのへさきでやってるようなくらい)何か口をパクパク言ってます。??なに??何かあったのかと、窓を開けて、少し近寄ったらば「ここは、うちの場所やからこんといて!」と叫ぶではありませんか。「え?車どうかされたんですか?」と私。「今な、家に電話して娘がおっつけ来るから、ここはうちのやねん」は、はあ?????そうこうしてるうちに、私の後ろにも車が入ってきました。「でも、そんな場所とり、聞いた事ないし、順々に空くでしょうから、とりあえず、そこに入れさせてください」とお願いしました。「ぜえええったい、あかん。この雨の中どんな思いで場所とってるかあんたにはわからん。もう、みんなにはあきらめてもらってるから、あんたも従ごうてもらうわ」後ろから、クラクション鳴らされ、バックしようにも、おばさんがどかないので動けません。そのうち、いかつそうな兄さんが降りてきておばさんの姿にギョッとしました。「なあ、このおばはんがどないかしたんか?」と私に質問してきたんで今までのいきさつを教えました。兄さんは、おばはんの方へ近づき、「わけわからん事するな!入った順やねんから、そこどいてくれ」と一喝してくれたんです。よかった。これで解決やわ…ん???「兄ちゃんがヤーさんでも、うちはどかへんでえ!!!」兄さんもポカーンとしてます。「わかったから、方向かえるのに、そこいったんどいてくれや」おばはんは、さらに、「いーや、あんたら、うまい事いうてここに停める気やろ。だまされへんで」なんちゅう難儀な人に出くわしてしまったんでしょうね。さらに、後ろの車の人も加わり、状況を見て、少しづつみんなでバックしてくださり、そのうち、駐車スペースも開いて、兄さんは交通整理までしてくれました。「わし、店の人に言うて来るわ。こんなん許されへん」兄さんは抗議しに行きましたが、まさか、こんなに混雑するとは思わなかったムニャムニャ…と店員は言い訳するばかり。「さっきは、ありがとうございました」と私がお礼をいうと、「かまへんかまへん。でも、こういう店のダンドリの悪さがハラ立つねんや。この、乾燥機の奪い合いにしたかて、混んでる時は、整理券配ってな、はよ来たもんが、ワリ食わんようにせんとあかんやろて思うだけや」本当に、店内に入ったら入ったで、順番とか関係なく、素早いもん勝ちって状態なんで、どんくさい人はいつまでも難民のまま。兄さんが、さっと取ってくれた乾燥機に洗濯物を入れて、店内は座る場所もないので車で待つ事にしました。うそー!まだ、おばはんは「今さっき出たところの娘の車」待ってるよ。傘はさしてるけど、新しい車がくるたび、傘を置いて両手を広げてる。10分ほど経過した頃。やっと、おばはんの娘がやってきた。嬉しそうに傘を振るが、その時、駐車場の入り口近くの車が出たもんだから娘は、当然自分に近いそのスペースに停めてしまったんです。おばはんの怒りっぷりったら、見ものでした。「お母ちゃんが、どんな思いでここをとっといたと思てるの!こんなに濡れて、みじめな思いもさせられて待っとったのにからー!あんた、あそこに停めて!停めなおして!」この場面見たら、実の娘さんが気の毒で、さっきの振る舞いは許してやる事にしました。乾燥した洗濯物を取りに再び店内へ戻ると、今度はおばはん、よその人のビニール袋を盗ったとかで、責められておりました。同じタイミングで戻ってきた兄さんも、私に目配せしてきました。娘さんは、すみませんって何度も謝ってました。もう、こんなに疲れる体験をしたのは、家に乾燥機がないからだ…。肩がぶつかりそうな狭いスペースを確保して、タオルをたたみながら、ウー父に交渉しようと心に決めました。洗濯カゴ提げて、店を出ると、後ろから兄さんが「なあ、全部、雨が悪いねんや。ほな、気いつけて帰りやー」と声をかけてきました。今、思い出しても目がウルウルしてきます。雨の夜の出会い。私を助けてくれた男。夫と息子を捨てて、新しい愛の始まり…に、ならんかったのは、この兄さん、亀田三兄弟のお父さんをさらにデカくしたような姿だったからなのでした。(あのお父さんがアカンといってるわけではありません。私のタイプではないというだけのこと)
2006.07.18
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連日の大雨、嫌になりますね。仕事がなければ、部屋の中でのんびり過ごすのも悪くないんですが。昨日も、今日も靴がぐしょぐしょで、鬼毛は爆発しまくり、常に服は湿っていて気持ち悪ーい!化粧まで雨風のせいで、まだらになってるしい。そして、何より私を絶望させているのが、洗濯物の山。一昨日空が少し明るいからと、ベランダの屋根を信じて干していったら大雨と強風にやられて、やり直すはめに。仕方ないから部屋に干してたら、今日になっても乾いてないっ。変なにおいついたら嫌だし…。昨日、今日の分と洗濯物は待ってくれない。増えるばかり。ダメ~耐えられないよ。って事で、カゴや、紙袋にぐいぐい洗濯物詰めて、近くのコインランドリーの大型乾燥機をアテにする事にしました。車を駐車場に入れようとしたら、満杯。店内を見ると、マシーンはフル回転。まじで?8台もあるのに。順番待ってる人もいるじゃありませんか。だめだわ、こりゃあ。別のコインランドリーに行くと、ここも満車。みんな考える事は同じだよね。しかも、連休の後だし、洗濯物てんこもりよね。でも、もう一軒、ここだけは暇に違いないと確信している寂れ果てた商店街の中にある店を目指したところ、「ごめんね、今順番待ちで、1時間はかかりそうやわあ」と、店の人。そんなわけで、家に帰ってきました。また後で、近所のコインランドリーに再挑戦します。疲れてがっかりでしたが、少し嬉しかったのは、乾燥機のない家は、けっこうあるんだという事実です。ウーが生まれてから、洗濯女と化した私は、「あー、ドラム型の静かな節水のやつで、乾燥機ついたエエ洗濯機欲しいわ」と念仏のように朝晩ウー父に唱えていたんですが、つぶれないかぎり買い換えるのは勿体無いしで、現状維持なんです。サマージャンボ宝くじが当たっても、堅実なウー父は「じゃあ、乾燥機だけ、買い足そう」って言いそうですわ。2億も3億もあるのにねえ。あかん、あかん、妄想の季節がやってきたようです。
2006.07.18
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と、いっても忘れ物をしたわけではありません。今日は朗読二回目で、仕事場に向かう電車の中で原稿を読んでおりました。家を出る直前まで練習していたのに、何とこの文字で私の頭が停止しました。「傲慢」あれ?何て読むんやったっけ。さっきまで、読んでたやん。だから、フリガナつけてないんでしょーがー。え~と「ほ、ほうまん?」ちゃうちゃう、そんなはずないって…あ、「さんまん?(汗)」な、わけないやろー。こそーっと、携帯を取り出し、メールの変換で上の読みを確認するも、「放漫」「散漫」ハズレです。もう、服の中を汗が流れ落ちる程パニくってきました。どうしよう、どうしよう。♪チ~ン♪(一休さんが、アイデアを思いついた音)電車を降りたら、本屋に行って、漢和辞典を見ればいいやん!ドキドキしながら調べると、「ごうまん」と、ありました。よかったあ!でも、情けないですよね。こんな字をド忘れするなんて…。店を出てから、忘れないように4色油性ボールペンで、左手の甲に「傲慢」と青色で書き、「ごうまん」と赤色でルビをうちました。これで一安心。録音もスムーズに終了し、またまた気分よく帰りました。地元の駅を降りて、スーパーに寄りました。タイムサービスの野菜のかき揚げが美味しそうです。トングをつかもうと手を伸ばしかけた時、おばちゃんの手が横から滑り込んできました。ああ、負けた。と、思ったとたん、おばちゃんがゲラゲラ笑い出し、私の左手を自分の方に引き寄せました。へ?何?この人。「おねえちゃん、なに、これ?おまじないかあ?いきなり、傲慢って書いてあるからびっくりしたわあ」(私は両利きなんですけど、左手がつい出たんですよね)すると、店のおばちゃんまでが、寄ってきて、いやあ~とか笑ってます。レジにまで広まり、私の「傲慢」を見ようと楽しみにしている気配がひしひしと感じられます。カゴを置いて、出ていこうか。でも、今日はポイント5倍デーだし。この人達に、なぜ「傲慢」を手に書き込んでいるか説明できれば良いのでしょうが言い訳も見苦しいしなあ。ホントに小さなスーパーなんで、これから私は「傲慢」の客として彼女らの頭にインプットされるにちがいないわ。あ~もう私のバカバカバカ!!!!ド忘れさえしなければ、こんな目に合わなかったのに。大きな字で色ペンで書くんじゃなかった。そして、手に書いた事もすっかり忘れてしまったばかりに、二次被害に合うんじゃないか!私は、またまたギャラリーを無視する事に決め、手の甲に「傲慢」と書いてあるのは人として当然であるという顔を作り、レジを突破しました。お財布をあけるのも、苦手な右手を使いましたが、支えている左手の方に視線が注がれておりました。帰宅後、クレンジングオイルで「傲慢」を落としながら、少し泣きべそをかきました。
2006.07.06
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