修羅の道-奴殺死の地獄日記

修羅の道-奴殺死の地獄日記

第一章 真紅の世界.2


そこには無造作に喰い散らかされたポポの死骸の山だった。
死骸はズタズタに引き裂かれており、一般人が見たらポポかどうかを判別するのさえ難しいだろう。
ここにいては危ない!ハンターの感がそう叫ぶ。
奴は死骸の中から、まだ新しいものを見つけてポポノタンを剥ぎ取り、その場を去ろうとした。
「ギャオォォォォォォ!!!」
振り返るとそこには見たこともない生物がいた。
黄色い外殻に鋭い爪、退化しかけの翼。
「なんだアイツは!」
そう叫んでから後悔した。
そいつは口を開けながら、今まで感じたことのないような殺意をまき散らしながら、突っ込んできた。
「早くも奥の手だ!」
奴はポーチに手を入れると、球体の物質を取り出した。
そう、言わずと知れた戻り玉である。
「はっ!」
戻り玉をたたきつけキャンプに・・・戻れなかった。

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