修羅の道-奴殺死の地獄日記

修羅の道-奴殺死の地獄日記

第二章 覚醒.4


バサルシリーズを見に纏うデルタという少年は、背負っていた武器を取り出した。
「見たことが無いでしょう。これが僕の相棒ヴォルカニックイーターです。」
その武器は銃口が三つあり、マカライトでコーティングされているのか、青く輝いているロックイーターだった。
「ちっ!なんなんだよあれは!」
奴は懐から小樽爆弾を取り出し起爆し、爆風で散った雪に隠れた。
「無駄です、ヴォルカニックイーターは一回のリロードで三つある銃口、全てをリロードできるんです。」
そう言うと周囲を無差別に散弾で30発ほど発砲した。
「さて、死体が残っていればいいのですがね。」
「残念、まだまだ死ねないねぇ。」
「後ろ!」
ドスッ
盾で後頭部を叩かれたデルタはその場に倒れた。
「長期戦は苦手なんでな早めに決着をつけさせてもらった。」
「あの散弾の雨をどうやってかわしたんですか?」
あれで気絶していないとはタフな人間だ。
「あれさ。」
そう言うと奴は散弾で蜂の巣と化したドスギアノスを指さした。
「さすがですね。でもまだあなたは勝ってはいない。」
その台詞と共に奴は絶望を見た。

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