孤独(see you again) ・ 核心 ・ 無題 ・ めだか
~・~高校じだい~・~・~・~・~・~
今日もハレの天気予報
空にはうすい雲のベール
早春の卒業式
みんなさよならとi言う
私がここにいることを
みんなは知らないのに
便利な電車が過ぎていった
電車が通った後には
風がふく
いつもそう思っていた
少し曇ったそらのした
小さな駅で電車待ち
早春の卒業式
みんなさよならをする
この線路に向こうには
いつでもみんないるのに
私がここにいるのに
私は信じる。
こころの奥には本当の自分がいる
月日を重ね、変わっていく私の心にも
深く深く 本当の自分がいる
厚くかぶさる虚我に負けない
本当の自分がいる
今はわからない遠い未来に
なんとなくでもつかめたその時
私の生き方をまた考えよう
その時まで
今の自分を疑わずに進んでみようか
曲がりゆく虚我に悩まされても
いつか素直な自分に出会える日まで
このまま苦労して進んでいこう。
夜ふけて
しばたくまぶたの君は美しい
今日もまた 涙とともに濡れた
君が愛しい
何も考えられなくなった時
君は美しい
表情に心の底までも映し出す
今日も会いたい・・・
心の底が私の瞳に映る時
きっとまたわからなくなる
なされるがままの自分でありたいと
少しばかりでも思うのでしょう
いつも下を向いて、君に会えない
夜ふけて
しばたくまぶたの君は美しい
君に会って明日を考えられなくなったとき
私も少しはりこうにみえるでしょう
めだかよめだか
私の小さな水槽で
そんなに太ってしまって
めだかよめだか
小さなおまえの子供らは
おまえを恐れ檻の中
小さな水槽のめだかよ
おまえの子供らは
その水槽の隅っこの
水の表面に浮いているばかり
おまえに悪戯はないけれど
生命(いのち)の中で子供らは
悲しくも親のおまえを恐れている
ああ、めだかよ
私はどんなに心安らいだ事か!!
小さなめだかと太ったおまえをみて
本当に今日も優しくなれるのです

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