13ヶ月と13週と13日と満月の夜


子供っぽさを感じた。

薄すぎる色の表紙と
それを包むカバーの色が綺麗だった。


だからわたしはいつも、出会うお年寄りみんなにできるだけ親切にしようと思う。
だって本当のことはだれにもわからないんだから。
決して。
もしかするとあの人たち、心はわたしと同じくらい若いのかもしれない。
そう、本当のことはわからないし、決して知ることはできないんだ。
だれのこともね。
この世界中のだれのことであれ、その人の心を知ることはできないんだと思う。

13ヶ月と13週と13日と満月の夜
アレックス・シアラー著 求龍堂出版



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