国司（～守）
小国から大国まで幅が結構ありますからな。
小国は下国ともいいます。大体、従６位下です。主な国は、
伊豆、伊賀、淡路、対馬、和泉など。
貰ってる人は江戸時代では、松平伊豆守信綱（知恵伊豆）、
板倉伊賀守など。
中国は正６位上で、おもな国は、安房、土佐、薩摩、佐渡、長門など。
貰ってる代表者は、真田安房守昌幸、本多佐渡守正信、山内土佐守など。
上国が１番多く、全部で３５あった。おもな国は、山城、尾張、三河
加賀、紀伊、安芸、越後など。従５位下。
代表的人物は、松平三河守元康（=家康）、大久保加賀守、松平安芸守（
浅野本家）など。
大国は１番大きい国ということで、従５位上。
おもな国は、大和、武蔵、陸奥、越前、播磨、肥後、下総など。
代表的な人は、松平大和守斉典（越前支流前橋藩主）、松平肥後守容保、
松平越前守慶永（参議兼任）など。
この大小の決め方はどうやら次のとおりが通説。
住民の多少（人数）、開墾がいき届いているか(石高）で決まったようである。
なるほどね、下総など、人口は多いし、石高も高い。
対馬など島だし、人口も少ないし、石高も少ないからな。納得。
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