よびりん人生大学

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相手の古傷にふれないように



拙著の読者の30代の女性からの相談です。

私は、母子家庭で、小さな子供二人を育てています。
今の職場は、私のようなものにとっては、条件がよく感謝しているのですが、
店長さんが、気難しい人で、なかなか打ち解けてくれません。

今までもたくさんの方が店長と、ささいなことで口喧嘩して
辞めていきました。
私にも、キツイ言葉で接されます。
私は子供のためにも、少々のことには耐えていくつもりですが、
思わず、キツイ言葉に涙ぐんでしまうこともあります。

家で、「おかあさん元気だしてね。」と小さな子供に慰められて、
また泣いてしまいます。
こんな私ですが、なにかアドバイスをいただけないでしょうか?

1 キツイ言葉を言う人=腹はない人=でも寂しい人ですよ。

「そうかもしれません。店長は、
ずいぶん子供のころに苦労されたらしいのです。
私も、同じ境遇ですから理解できます。」

2 おそらく今まで辞めていかれた方は、なにげない一言で店長の心を傷つけたのだと思います。

3 人は古傷に触れられたくないものです。

4 人は、自分の過去のことで、嫌なこと、失敗したこと、惨めなこと、
都合の悪いことは隠そうとするのです。

5 本当はコレをさらけ出して「あっほ~~~~~~~!!」と言えるようになるべきなのですが、店長さんは、まだ
そこまでは達観されていない発展途上の方なのだと思います。

6 貴女は、店長さんの良き理解者になってください。

7 年齢は下でも、店長さんのお母さんの気持ちで接してください。

8 店長が、触れられたくない話題は、すぐわかります。

9 人は、都合の悪い話題や、過去の古傷に会話が
進むと、なにげなく、その話題から話をそらそうとするのです。

10 ですから、無神経に自分の主張を通そうとしたり、
話題を自分中心に持っていかないことですよ。
大人の対応をしてくださいね。
役職はたとえ上司でも、大きな心で店長の心の支えになってくださいね。(^^)
寂しい人なのですから。


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