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ぼくのそばにおいでよ 加藤和彦 加藤和彦 大先生の記念すべきファースト ソロアルバム。これは邦楽ではありません、いわゆるJ・POPSでもありません。大先生が、一歩でも近づきたかった「向こうの」音をエンジニーアの伊豫部氏と試行錯誤して作り上げた見事な作品なのです。その姿勢・・・少しでもいい音で、いい音楽を伝えたい・・・は 最後まで大先生の追及なさったことでした。マーティンD45の美しい響きの「ひるねのミカ」。なんと歌詞が12番まである フルオーケストラ サウンドが せつなく響く大名作「9月はほうき星が流れる月」。ディランの「廃墟の街」にインスパイアされたと思われるギターがカッコイイ「日本の幸せ1」。ドノヴァンの「コーデュロイの少年」にリスペクトした 「日本の幸せ2」。レイ ブラッドベリのSFにヒントを得、ジャパニーズ エスニックとも言えるサウンドを持つ「アーサーのブティック」。CSN&Yより いち早くカントリーフレーヴァーを取り入れた タイトル曲「おいでよ僕のベッドにおいでよ」。全てがセンスに溢れ月日の流れを感じさせないのであります。色んな音が溢れるのは今も昔も変わりありません。その中から何を選ぶかは本人のセンスでしかないのであります。ここにはすでに大先生ならではの流行り廃りの無い音楽があります。尚CD化にあたってボーナストラックとして記載されている、「僕のおもちゃ箱」 はオリジナル ヴィニール盤(LP)にも収録されています。初回プレス盤を持っている私が確認しました。1969年発売
Feb 27, 2010
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ザ フォーク・クルセダーズ 紀元貮阡年フォークルは初めっからロックバンドだった。これはフォークバンドのレコードではない。「ドラキュラの恋」のサウンドはドアーズ、「花のかおりに」はビージーズ、「何のために」はビートルズ・・・当時はパロディーだと言われたが、その咀嚼の様はパロディーを超えたリスペクトとよべる作品に仕上がっている。加藤和彦大先生はずーっと作曲していたかに思われがちですが、実はこのアルバムが作られるまでは本格的な作曲はされておられませんでした。「イムジン河」の発売中止の為に急きょつくられた「悲しくてやりきれない」がその第一作だった事に今更ながら驚く。あまり語られる事は無いがそれぞれの楽曲に付けられた英語の副タイトルが又ふるっている。「帰って来たヨッパライ」は I Only Live Towice「コブのない駱駝」は Magical Mystery Camel...小技の効かせ方は当時から優れていた、そのセンスの良さも。唯一フランス語の副タイトルが付けられた「オーブル街」。それからの大先生の大航海を暗示するかの曲。フランス楽曲のようなメロディーにさりげなく入るアコーディオンならずテープの逆回転サウンド、この曲には北山 修ではなく松山 猛が詩を付けている。当時のライヴでも大先生のカバー選曲は素晴らしく、ジャックスの曲やカルメンマキの曲等を演奏されておれれました。またバックに西岡たかしやジャックスのメンバーなどを起用なされ、サイケデリックなサウンドを繰り広げてみせられました。この後発売された二枚のライヴアルバムにそれらは収められている。当時アコースティックギターならフォーク、エレクトリックならロック等といわれていた世間をあざ笑うかのようにフォークルは、いや 加藤大先生はアシッドミュージックを演奏されていたのであります。フォーク クルセダーズは断じてフォークバンドでは無かった。1968年オリジナル ヴィニール盤発売
Feb 24, 2010
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Live at Otooles Tavern by Rick Danko&Richard Manuel 当たり前の事なのだがレコードと言う物は記録である。まだ来ない他のメンバーを待ちくたびれた二人がちょっとウオーミングアップしている。そんな雰囲気のレコード。1985年のライヴ、リチャードの自死前年である。ピアノとベース、時にギターだけの二人だけのライヴ。削ぎ落としたサウンドが身上のザ バンドのレパートリーが何曲か演じられている、さらに削ぎ落とされたサウンド、リチャードがどれだけあのサウンドに貢献していたかが良くわかる。ヴォーカルの素晴らしさは改めて言うまでもない。しかしあの チェスト フィーヴァーをガースハドスンのオルガン無しでここまでカッコよくロックさせるなんて。ザ バンドの隙間だらけに聴こえるが実はとても精巧に作られていたあのサウンドの秘密が此処にあった。リック ダンコもリチャード マニュエルも もう天国の扉を開いて逝ってしまった。そんな二人だけのライヴが記録されていたなんて。これは奇跡である。「まだあいつら来ないなー」なんて言いながら今頃天国の楽屋でこんなセッションしているのだろうか・・・ 当たり前の事だがこれは単なる記録では無い。2009年発売
Feb 22, 2010
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