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予報士試験の傾向と対策

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気象や天気のキーワードや用語を「あいうえお」順でまとめました。
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気象予報士試験の傾向と対策



■学科試験

「予報に関する一般知識」と「予報に関する専門知識」に分かれています。一般知識は気象学の基礎知識や気象業務法などの法規知識について、専門知識は気象観測、予報の基礎知識などについて出題されます。どちらも15問ずつの多肢選択(5択)のマークシート方式で時間は60分です。

一般知識は、過去の問題をみると出題範囲からまんべんなく出題されていますが、基本的な知識を把握していれば合格ラインに達するでしょう。最近は、計算問題が少なくなり公式やグラフの内容理解を問う問題が多くなっています。過去の問題をじっくり検討してみてください。中学・高校の理科の復習をすれば充分と思われますが、専門知識や実技試験の基礎となる内容なのでしっかりと理解しておく必要があります。法規に関しては、4~5問出題されるので得点源になります。

専門知識は、気象観測から予報までの基本的な内容について出題されます。専門用語や見たことのない図があり戸惑うこともありますが、実技試験の図表を理解するために必要な内容ばかりですので、実技試験のためにもじっくり取り組みましょう。毎日、いろいろな局の天気予報(特に解説つき)を観ると勉強になります。設問は、しっかりとした理解がないと正解できない ようになっています。この専門知識の試験をクリアできれば、合格がかなり近くなります。



■実技試験

「実技試験1」と「実技試験2」に分かれています。それぞれ75分です。日本付近の代表的な気象現象について、気象図約10枚からその実況を把握、分析し、今後の予想を的確に行えるか確認する試験です。気象図の読み取りの速さが必要となります。エマグラムや高層天気図等、平面の気象図から立体的に状況を把握し、今後の予想をすればよいのです。似たような図表が多く、解答も記述式のため時間がかかりますが、学科試験の知識を活用してパターンを覚えれば、それほど難しくありません。ポイントを挙げておきます。
 ・気象現象の把握(日本海低気圧、寒冷渦、梅雨前線、台風・・・)
 ・現在の状況把握(前線、気圧の谷、雲域等の立体的な把握)
 ・発達の有無(低気圧の場合、各種の図から判断)
 ・今後の予想と防災上留意すべき現象の予想
 ・解答の文をパターン化しておく。



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