毎年この時期になると井上揚水の「少年時代」をよく耳にする
この曲を聴くと16年前の事を思い出す。
16年前の今、この曲が流行っていた頃に結婚したからだ。
結婚16年といっても、実際には35年来の知り合いでもある
妻とは幼稚園が一緒だったからだ。
そう考えてみたら随分長い間、妻とは時間を共にしてきた
しかし、ここまですべてが平穏無事に来たわけではない
夫婦の危機もあった。
妻の病気もあった。
自分の仕事の問題もあった。
しかし、何とかかんとか二人で乗り越えてきた
そこには昔、二人で約束した事があったからだ
それは、たった一つの短い約束である。
「俺が妻よりも一日でも長生きして、妻の最後を看取ること」
たったこれだけの約束ではあるが
自分にとっては重い約束であり、目標でもある。
今夜もテレビからこの曲が流れてる。。
この約束を再確認するように促されている感じだ。
その約束を果たすために自分には何が出来るのだろうか・・・